2010年1月 6日 (水)

わが谷は緑なりき 

初めて、「わが谷は緑なりき」という映画を見た
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1941年 アメリカ  HOW GREEN WAS MY VALLEY ジョン・フォード監督作品 アカデミー賞

言わずと知れた名作だ。炭鉱労働者の一家の運命を末っ子の少年を中心に描かれている。
ネットで調べたらDVD用と思われる2つの写真があったが、娘と神父のロマンのような話題ではなく、父と子の物語といってよい。
冒頭とラストシーンは父と子の物語そのものである。

勘違いもあるかもしれないけれど・・・

父権が厳然として存在した時代の父親象と純粋な少年が描かれている。母は食卓に最後に座り、誰よりも早く席を立つ、と少年は回顧していた。

Photo_2利発な少年は家族の中で初めて学校へ行った。いじめのことが描かれているが、気になった点があった。
優秀な成績にもかかわらず、父は「大学に進んで、弁護士か医者になるか・・・」と問うたのに、少年ヒューは父や兄と同じ炭鉱で働くと言った。その時、父は好きなようにしろ、とあっさり認めた。
炭鉱に斜陽の影が見えていた時に、現実的ではないような展開と思った。

炭鉱労働者、父と子の敬愛、ストライキ、下層階級、娘のロマン・・・
見始めてすぐに鉄道員を思い出した人も多いと思う。

残念ながらカラーではないので、緑美しい風景と黒のボタ山の対比が見られない。
真っ黒の姿で帰宅した男たちと、日常をこなす女たち、一家は貧しくても信仰を重んじ、品や規律ある人々として美しく描かれている。

人々が祝や労働の時に自然にうたを歌うなんて・・・いいもんだ。そんな風景を子供のときに見たような記憶があった。

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