2019年4月24日 (水)

教育長に対する住民監査請求の結果-10、事例、上尾市、却下

請求人の主張をほぼ認めるも、結果は「棄却」by 上尾オンブズマン

教育長シリーズはこちら。監査全文はこちら (7頁,5Mb)、パスワードsabori

「池野教育長の空白=サボリの10時間」について、給与の一部返還を求める住民監査請求を行い、結果が4/18にでた。監査委員の「判断・意見」は私の主張をほぼ認めつつも、結論は「請求棄却」となり矛盾をはらんでいる。監査委員が認めざるを得なかった「不都合な真実」を、二回に分けてお伝えしよう。

■監査委員の「判断」・「意見」とは

1.判断(1)から引用p.6 「この勤務状況を整理した書類がなかったことについて、教育委員会は適切な管理を欠いていたといわざるを得ない。」

2.判断(2)から引用 「教育長は、出張用務を終えたときは、その概要を教育委員会等に報告しなければならないと考えるが、そのような報告を行ったとする書類を確認することはできず、適切な復命が行われたとはいえない。」

3.意見から全文引用p.7 「本件監査の結論としては、上記のとおりであるが、監査を実施する過程において、教育長の勤務状況や出張の復命について、関係職員の説明をそのまま肯定することができるような直接の証拠は乏しいものがあり、市民の目線に立てば、教育長が職務に従事していないとの印象を与えたものと思われる。また、教育行政の責任者として、服務規律の厳正な確保を指導する教育長の服務に係る記録の管理が不適切であったことは、大変遺憾である。

 教育委員会事務局は、請求人からの行政文書公開請求等により改善の機会を得ていたにもかかわらず、事実確認や見直しを怠ったことが原因となり、今回の住民監査請求につながったと考えられ、市民にこのような疑念を生じさせないためにも適宜改善し、適切な管理に努めるべきであったと考える。
 ついては、教育長の服務に係る記録について検証するとともに、今後の管理体制の構築と適切な運用を図るべく措置を講じることを強く求める。」

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 監査委員の構成(税理士、新政クラブ元議員、嶋田議員)は第三者委員会では無いのだから、「棄却」は必然かもしれないが、「意見」の二つの朱記部(上)は、私の27種類に及ぶ証拠書類の賜物であると自負したい。

■池野氏の見苦しい「あとづけの言い訳」

 監査委員による確認として、「関係職員への事情聴取によると、池野氏は5/11の13:30~17:15は、翌日の地域行事出席の勤務時間に充てると職員に報告した」という。しかし「関係職員の説明を肯定する直接証拠は乏しい」と書くように、信憑性は無いのだ。

 その関係職員とは誰、報告された職員とは誰なのか。私の8か月間の調査中、教育総務課の担当からはそのような話はただの一度も無い。結果後に担当に確認したが、「私も初めて聞いた」とのことだ。

 また、5/16は出張と称して7時間の空白が生じたが、公務として博物館に行ったことを、生涯学習課長に口頭で報告したと今回、持ち出してきた。実は、私は今回に先立つ本年1/19に情報公開請求をしていたのだ(下記)。

上記の事実や証拠書類等から、池野和己教育長の2018年5月16日の10:08~17:15までの時間は、<所定の給与を受給しているにもかかわらず、池野教育長が「全国都市教育長会議」に出席すると称して、勤務の実態が無く、全く空白になっている時間>であることが露見したものであると請求人は主張いたしますが、請求人のその主張に対して反証・反駁するに十分な証拠書類・文書・資料等で、上尾市教育委員会が保有するもの。

 これへの回答は「文書不存在」であり、私に「反証・反駁することはできません」と明言した。「公務で博物館に行き、口頭で報告した」が本当なら、この時に説明できたはずである。まさに語るに落ちる後で考えた言い訳となり、見苦しく、恥ずかしい。「厳正な服務」を強いられている多くの教職員は、こうした「でたらめ服務」を知ったら、「ひどい話だ…そんな池野教育長にはいろいろ言われたくないよ」と率直に思うのではなかろうか。

 2へつづく


参考 教育長の推定年収1126万円、うち賞与290万円/データはこちら。上記の監査請求では時給換算値4542円。

 ブログ主により原文を簡略化してあります。
 証拠が無い時に自前の証人(部下)を立ててアリバイ工作する手口は、"教育者"に相応しく言えば「答案用紙を後から差し替えた」ないしは「テストの自己採点」です。どちらが腑に落ちますか。アドバイスを込めたコメントは明日の記事へ。

 

 

2019年4月23日 (火)

地方議員が実態を暴露する-NHKの地方議員二万人アンケート

恥呆議員と書いても罪は無い、という証言録。

調査は全国の地方議員 3万2,450人、調査有効数(率) 約1万9000人(60%)。

Photo_12

さすがNHKのアンケートです。下は議員が答えた自由記入欄の内容のほんの一部、上尾市議会はおろか日本各地でアルアルなのです。

60代 / 男性

「ベテラン議員の中には居眠りをしていたり、議案質疑もする事なく、一般質問も市職員に作ってもらっている議員がいる」

40代/男性 
「レベルが低い。居眠りは当り前、会議の欠席が多い人もいる。議案書や書類が読みこめない人、議場に置きっぱなしの人もいる」

70代 / 男性

「議会で居眠りばかりしている議員1名と、全く発言しない議員がおり、何故このような人が議員として存在できるのかわかりません。税金ドロボーといわれても、そのとおりだと思います。当人は何とも思っていないようだ。この様な人を見抜けない住民が一番悪いと思います」

50代 / 女性

「国会もそうだが、女性が少ない『おっさん議会』が地方議会の現状である。議員は『市民の代表』なのだから議会は多様な人々の集まりであるべきだが、上記の理由で多様性に欠ける。『円滑な議事進行』を優先するばかりに質問や討論時間を削減したり、議会がセレモニー化、形骸化している」

50代 / 男性

「飲酒運転をしても、隠し続ける議員がいるし、それを協力している議員もいる。他にも警察事件になるような事をしている議員がいるので許せない!質があまりにも悪い!出世しか考えていない議員がいる!保身ばかり考えている議員がいる!」

 もっと呆れたい方は、戦慄の自由記入欄へ(NHK政治マガジンへ)。最後を読むことを推奨します。また有益なデータもあるサイトです。いずれ上尾市政のことをNHKニュースポストに投稿してみます。


 上尾の三月議会、居眠り議員に想うこと。

 寝ていることを怒る傍聴人がいて、事務局に「&a('ω')l#^( ゚Д゚)fQ&」と怒りの矛先を向け、事務局から休み時間に当該議員へ告げるようです。(注意ではなく、そう言われてますよ、だと思う)。その傍聴人はよくクレームを垂れるらしいが、気が小さい人だと思う。そんなに腹が立つなら、「こらッ! コーイチ起きろ」と傍聴席から怒鳴りつければよいのです。皆驚きますよ(笑)。そして議長がその人を注意したらバツが悪いでしょう。

 私も初めて傍聴した時は、怒りの「モグラたたき」を考案したものですが(こちら) 、今は理由も分かっているからお〇カさんは相手にしません。

 一つは議員の質が、下から拾い上げたように低いこと。集中力は学力に比例すると思います。もう一つは、正常な人でも「中身の無い朗読劇」を黙って聞き続けるのは苦痛を通り越してバカバカしく(眠く)なります(上のアンケートにも告白あり)。だから居眠りはダメで内職は良いとは言えないでしょう。

 本当の原因は3番目の人が書いています。

 議員は有権者の鏡です。

 三年間一度も質問しなかった渡辺議員が(こちら)、三月議会では思い出したように一般質問をしました。年末の選挙に出るサインでしょうね。「知らないことが無いから質問しない」と思える有能な方に、毎回二千人が名前を書くのです。瓦葺の有能な名士なのでしょうか。

 或いは、四年間何をしてきたかに関心はなく(つまり見抜くも何も、無い)、予算獲得・地域間談合の参加権かもしれせん。しかし日曜日の統一地方選挙、県内の市議選、20市議選の平均投票率は40・44%(前回43・20%)です。都市部に近いほど低く最低は川口市34%です。こんなに低くても連続当選できる人は、「あの人は行ったのかな」と内々で容赦ない噂が交わされる狭いコミュニティ(地域と宗教)に依存する方でしょう。

 アメリカの調査では低所得層ほど投票率が低いようです。それは頷けます、低所得層ほど肥満というのは統計的にでていて肥満は貧困病と言われます(過去記事)。

本稿は、内容が拡散しました・・・(>_<)

週末には池野教育長への住民監査請求の意外な顛末を報告しますが、ホント忙しくて、上尾で書いてくれる人いないのかな・・・( ゚Д゚)

関連 上尾市議会の改革案の目次 

 

2019年4月21日 (日)

あげお未来創造市民会議は進学校か底辺校か

Aさん Bさん Cさん Dさん

プロローグ・・・上尾の進学校か底辺校か?

10年に一度のプロジェクト、第6次上尾市総合計画策定「あげお未来創造市民会議委員」の募集がありました。上尾市HPで知ることはまずムリ。トップ(画面)に置かない習慣は、トップが言わない限り直りません(洒落)。

Photo_11  気づかない民がいても、市は困りません(笑)

4/19で締め切り、5人枠に十数名の応募です。なお、行政経営課の募集ページは翌日に削除されています。なんと仕事が早いことでしょう

広報あげお4月号のp7(こちら)にありますが、市民参加という独立ページを持つ編集方針がないから、この手の募集は気付きにくいです(これは専門性の欠如ですね)。

市民枠の人は、小論文「持続可能なまちをつくるための私が考える処方箋」を800字以内で書く必要があります。

選定基準があるはずですが非公開なので、仮に何百人が応募したところで、何を語れる人(肩書ではない)が選ばれたのかは不明です。だから、採用論文は公開すべきです。恣意性を排除するためにも。もちろん、市ご用達の指名市民枠(25人)にも論文を課して公開すべきです。

行政の公平性とか透明性とはそういうことなのですが、古い体質は一向に進化しません。

「願書出したら、ハイ合格」は底辺校。

 


選ばれても選ばれなくても、公開することがこの街の民度を上げるために不可欠です。応募した皆様へ、思いを込めた処方箋ならぜひこちらへonbe001@yahoo.co.jp 上尾市で数百人は読みます。

過去には、本館を守る会で2017年の「市民会議 応募者論文」を公開しています。

2名枠に7人が応募で、うち5人が公開し、うち一名が選出です。

 こちらへ

 

つづく

 

2019年4月19日 (金)

上尾市役所の人に贈るある住民の意見

今の行政の一番の問題点は、一番基本的な仕事であるはずの各種議論ができない(議論を通じて良い案をまとめようとしない)、議論に必要な資料を作る能力が極端に不足している。

大金を払い外部を使って企画案を作り、それを消化しないままで仕事をしたと思っている。スケジュール管理ができない、幹部に部下を教育する態度が見られない(幹部に問題意識が全くない。甘い環境に浸りきりのため批評されている内容すら理解できない様子)、 立案能力が不足(にもかかわらず能力向上のための方策が見えない) 。

これらを体系的にかつ、根本的に直すことができるのは、町民から選ばれた町長と議員しかいないと考えます。


 

如何ですか!? 最後の文に間違いはありません。

 

これは議会改革アンケートからの引用なのです。

長野県飯綱町の。

正しくは「地方議会を再生する」相川俊英/集英社新書のp93より引用です。

 

書かれたことは上尾市役所にも当てはまります。ただし最後の願いは無理。

上尾市議員の多くも、世間並みの議論やドキュメントを作る能力がありません。畠山市長は八方美人で気を使い過ぎ、根本的に直す(改革)力はありません。先の小林議長との対立は、議長があまりにも露骨で短絡的だったからであり、前任者と同じくなることを避けたのです。畠山氏の態度は小林さんには意外だったのでしょう。

新政クラブの介入が減る分は楽ですから、政策フォーラムが与党化すると、行政はぬるま湯になる可能性もあります。そもそも庁内改革はしていないので、島村時代とはあまり変わりません。

例えば、市政始まって以来、ラスパイレス指数が高いことへの言い訳を書きました(こちら)。県下1位で目立ったからであり、目立たないと書かないのです。

もちろん、市政の怠慢事例はいくらでも材料に事欠きません。機会をみながら埋め草的に紹介します。

なお、上の本は面白かったので後に書いてみます。

 

 

2019年4月18日 (木)

統一地方選挙、前半と後半を一緒にやれば投票率が上がるのに

有権者よりも選挙互助会?

 統一地方選の前半戦は知事選や県議選、政令区や政令市の選挙だった。今は後半戦、首長と市町村議員の選挙をしている。

 たった二週間の違いなら、なぜ同じ日にやらないの?

 一番高い投票率は国政選挙だが(それでも50%)、地方自治体の選挙はとりわけ都市部においてはとても低い。

 だから県会議員選挙と市議会議員選挙を同じ日にやれば、相乗効果で賑わって選挙ムードが高まり、必ず投票率は高まる。そればかりか、普通の市レベルだと5000万円から一億円くらいの選挙費用の節約になるはず。

 そうしない理由は、古くに決めた特例法によるらしい。自治体側が勝手に市議会の解散を二週間早めて前半戦でいっしょにやる、という合理的な選択はできない。

 分けた理由は分からないが、政治家が作ったのだから選挙互助会目的だろう。

 例えば、同日選挙では人ごとではなくなり、県議選の応援に市議会議員が応援に行けなくなる。

投票率が上がり、選挙費用も節約できる、という有権者のためよりも、現職優位になる方法こそが日本の民主主義の原点らしい。他にも「カネがかかり過ぎないように」という美名の下に、自由に選挙活動させない制約もたくさんある。

 結局、ほくそ笑むのは、現職議員、次に選挙の請負業者、最後は投開票に駆り出され一日五万円?の臨時給にありつける人達かもしれない。 

 投票率の低さは現職優位となるが、地方に行くほど無投票選挙になりがち。それは地方の衰退に比例していて、なんだか自業自得の悪循環に見えてしまう・・・。

 


以下、日経記事より。

41道府県議選で無投票率が26.9%に達し、過去最高。

町村長選は全体の45.5%(55町村)で無投票当選。

町村議選は93選挙区の988人が無投票当選となり、総定数の23.3%は過去最高。8町村議選は定数割れした。

町村議選で定数割れは北海道厚真町、興部町、中札内村、浜中町、長野県辰野町、山ノ内町、愛知県幸田町、熊本県津奈木町。

関連 上尾市の4つの選挙費用

 

 

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    上尾市民として市政とりわけ図書館問題を熱く語っています。ぜひ飛んでください。 かまってちょうだいの意ね。
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