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2006年11月20日 (月)

九州大学 IMAQ-2回目の講評

皆さん、今日は。最後は飛行機の都合でゆっくりお話できませんでしたこと、お詫びします。
幸い、間に合いました。タクシーだと意外と近いですね。
飛行ルートの下の学習はうるさいですが、でも近いというのも魅力的ですね。
さてさて、以下は各社別の講評です。
細部でデータの読み違いがありましたら、お詫びしますが、まあ気楽にお読みくださいね。

半分ジョーダンですから・・・ なお、一両日は内容が更新されます

九州大学 IMAQ 坂本さんのプログはこちらへ

●アルコPC

伝統的にR&D投資を怠る。当社セールは半年前のモデルを新製品と言って売り歩く日々。7月のみ研究開発2単位投入するも、その後継続せずに投資効果は霧散。交際費と消える。やむなく、低価販売に頼る。

上期はデスクPC販売に注力するも価格一辺倒で限界露呈。下期ライン売却しノート参入し功を奏する。エリア選択においては強みとなる主戦場が無い。ノート販売もセールスと広宣を全国均等に注力するがゆえに局地戦では先行二社の後塵を拝す。

旧デスクラインはOEM供給が主体の工場と化すも、採算割れの下請け状態。

老獪なる役員が実権を掌握し、二代続けての若手社長の登場は企業イメージと人的担保資産に利用されるのみ。借入金の形に、初代の美人社長は中州の??店に、二代目の好青年社長は○○店ホストへの売却が決まる。この会社、資金調達能力は高い。しかしながら経営陣の無節操ぶりは、倉庫の戸締りをしないこと、配当金よりも役員賞与が多い利益処分案に露呈。「あいた口がふさがらない」との株主の声がもっぱら。

今後は価格のみでは越冬ままならず。早急に注力すべきセグメント市場の確立、競争の武器たるマーケティング要素の確立が不可欠。あるいは他企業との業務提携も一考。デスクラインの更なる売却と合わせて老獪なる役員の早期退場を誰が促すかが正念場(売却額を退職慰労金に充当)

本当に望ましいのは需給関係を見る限り、デスク温存である。もちろんR&D投資は不可欠であり、安定顧客としての特定地域に特化するも選択肢となるだろう。

●匠パソコン

製品の専門化戦略に特化することで経営資源の効率的投入、この場合は製品差別化戦略が功を奏する。この業界の必要経費といわんばかり、あるいはパラノイア的にR&D投資は毎月2単位を投入。デスク製品レベルは来月より4.5を投入(鬼瓦とチキンレース)。非価格競争に強み。デスクのみで直近の粗利率は37%は見事。

市場選択においては都市重点にするも全国展開。稼働率は100%を維持し、量産メリット享受するが、コストダウン努力を怠るは画竜点睛を欠く。製品特化ならば更なるコストダウンが不可欠。このようにハイデザインの会社は往々にして「製造をおろそかにする傾向が強い」。どうだろう、身近な会社が思い浮かばないだろうか?。社風がそうするようだ。逆に製造部門が強い会社は垢抜けしないデザインが多いものだ。

懸念すべきは在庫の積みあがり。衰退市場ゆえのリスクもあり、価格据え置きのまま新製品投入も一考か?。現実のパソコン市場を見よ。新製品だから値上げすると言う企業は少ない。値崩れを防いで価格を戻しているだけだ。あるいは在庫ゼロを目指してOEM台数を積みますことも一考。

今後は特化した製品市場の行く末が懸念材料なるが、「残り物に福」も期待される。またデスク市場のリーダー企業としての振る舞いも熟慮。

 

●㈱鬼瓦

デスクラインを売却し薄利のOEM販売から撤退して、大阪エリアへの集中戦略により業績急回復。R&D投資にも強く、匠と先端商品を競う。リストラにより売上の大幅ダウンなるが、固定費の圧縮により資金繰りが好転。減収でも増益体制が築ける好例。もともとセールス部隊も弱小であるが、大阪に営業所構えて9人全員を投入。広宣も全投入。他社の撤退も功を奏して地域一番を勝ち取る。

 気がかりは、大阪は価格に敏感な市場であること、いつまでも今の価格が浸透するかは疑問。ラインの稼働率が安定せず機会損失を発生。匠との関西戦争の懸念。経営規模を縮小にもかかわらず、役員が当初5人のままと多いこと(互いに疑心暗鬼の可能性あり・・・誰が退任するの?)。

来期からは社名変更も一考か。有力なる案は「㈱虎印」または「㈱蛸瓦」。

 

SUGI

偏執的に高価格販売に固執するも、早期のノート参入により高収益実現。当初はデスク販売でR&D投資せずに高価格販売路線まっしぐら。値上げゲームに没頭する役員を他の役員が制止できずに、ヤオハンの後塵を拝す。またデスクラインの売却意思決定も遅れる。R&D投資もなく製品の競争力に見劣り。

ただしノート市場では市場のストライクゾーンを狙った価格設定。対してヤオハンに同病役員がいるために、当社の価格優位は高く、市場シェアトップを実現。ちなみに病名は高価格シンドロームと診断され、自覚症状と特効薬はない・・・

ちなみに同社については、パソコン市場の大衆化、ノート市場の拡大につれハードディスクの故障対策が高まるためにデータ復旧センターとの提携の噂がたえない。実現すれば有効な差別化戦略として期待されよう。そのためにはデスクラインは某役員のおもちゃ箱として温存しなくてはならないだろう・・・

 

●ヤオハン

最高利益達成。株式総会はまるで社長の独演会模様。ハイリスクハイリターンの典型。早期にデスクラインを二基売却し、市場撤退を果たす。ノート参入はSUGIと並ぶがR&D投資で先行し、来期からはレベル3を投入しなおかつ製造2ライン目の決断も良好。ノート市場の覇者を目指す。異様なる高価格政策を採るが、市場選択が拡散ではなく都市重点のために厚いマーケティング投資が功を奏する。

合理化努力も怠らず、利益の過半を内部留保するなど、堅実な社風。勝因はリスクに挑んだためであるが、背景には前職で敗北を経験した役員の知恵も寄与しているものと推定。当人達も安堵しているとの風聞がある。

しかしながら更なるノートラインの増設投資の決定や他社の相次ぐ参入は、利益の源泉たるノート市場の需給関係を崩しかねない。来期以降は、各社の全設備がフル稼働するということは夢のまた夢。激しい価格調整も迫られよう。さらなる差別化による非価格競争、手厚いマーケティング投資が対抗策になる。それに負けた所はは操業短縮に追い込まれ固定費の重圧に苦しむだろう。つまりは意外と短命なノート市場になるやとの憶測もたえない・・・。振り返ればこの8-9月期が利益のピークであった、との見方もあながち否定できない。

・・・

やっぱりジョーダンでしょう・・・・ 経験した人しか笑えない・・・・

今回は全面的なリストラをやったり、設備投資をしたり、縮小経営をしたり、地域特化や製品特化もありました。まあまあ、それはそれで面白いのですが、計数能力の勉強はいかがでしたか、どんな結果になるにせよ、損益と収支の違いは理解していないといけませんね。

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