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2014年2月13日 (木)

山中伸弥先生とは型破りな研究者なのだというのが良くわかる本

山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた/講談社

理化学研究所(理研)の小保方晴子チームが作製した新しい万能細胞(STAP細胞)が注目されているが、本書はiPS細胞の生みの親である山中伸弥先生へのインタビューによる書である。
易しい語り口でiPS細胞の研究については書かれているが、けっこう破天荒な物語なのが面白い。

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バンド活動や柔道に明け暮れた青春期、そして「ジャマナカ」と馬鹿にされた臨床医時代から研究職への転換。
海外留学先を求めて、やったことのない実験をやったとハッタリかませたり、手当たり次第に応募したりと、白衣の研究者然としている姿からは想像できない物語が山中氏の口から綴られている。
 
日本人に欠けているのはビジョンとプレゼン力だという。
 
それにしても、先端研究の分野にも拘らず論文発表はタッチの差で一番になれるか否かの世界のようである。
 
STAP細胞成功の件では若い女性研究者ということでマスコミは「リケジョ」を軽々しく煽っていたけれど、見向きされることなく失敗ばかりの実験を繰り返すことはよほどのタフでないと務まらない。
 
この本に書かれた山中氏の言葉の数々に感銘するのは、なんといっても彼が大発見をした人だからであると思う。きっと彼以上に努力した人は無数にいるだろう、でもどんなに努力しようが、結果を出さないと見向きもされない世界なのだと思う。

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