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2014年10月20日 (月)

一か月に一冊も読まない人はマァ半分です・・・文化庁調査

全ての年代で読書離れが増えた

ソース  文化庁 平成25年度「国語に関する世論調査」  

結果の概要(16歳以上、2028人)によると、国民の読書離れは進む一方です 
 
 
① 1か月に何冊本を読むかについて聞いたところ
 
「読まない」が48% 、  11年前と比べると10ポイントも増えた。
 
Photo_2
 
② 11年前の調査と比べれば 「読まない」と回答した人の割合は70歳以上が60%で最高、一方20代が41%、40代が41%で他の年代より低い。
 
2_2
 
調査書のこの解説少し変だ。甘い感じを受ける。
確かに20代と40代は他の世代よりも低いが、11年前は「読まない人」が最も少ない世代である。この層が10ポイントも増えたことは深刻なのだと書くべきだろう。
 とにかく全ての年代で 「読まない」の割合が増加している。
 
③ 人生で読書はいつ頃がよいか
「10 歳代」 44.8% 
「年齢に関係なくいつでも」 20.2%
「9歳以下」 16.6%
「20 歳代」 10.7%
 
④ 読書量は以前に比べて減ったか増えたか
「読書量は減っている」 65.1%
「読書量はそれほど変わっていない」 26.3%
「読書量は増えている」 7.4% となっている。
過去の調査(平成20 年度)と比較すると,余り変化は見られない。
 
⑤ 読書量が減っている理由(選択肢の中から2つまで回答)を尋ねたところ
「仕事や勉強が忙しくて読む時間がない」 51.3%
「視力などの健康上の理由」 34.4%
「情報機器(携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、パソコン、ゲーム機等)で時間が取られる」 26.3%
「テレビの方が魅力的である」 21.8%
「近所に図書館や本屋がない」  3.8%
 
スマホで読書が減る、という回答は5年前よりも11ポイントも増えたのはうなづける。
 
⑥ 電子書籍(雑誌や漫画も含む)を利用しているか
  「利用する(計)」の割合は17.3%
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●文化庁役人に替わって、まとめちゃうと
 
高齢になると(老眼が進んで)本を読まなくなるのは体感で分かる。だから高齢者に読書を勧めても意味がない。だから本を読まない国民比率は高齢化に比例して50%を超すのは時間の問題だろう。5年後は「国民の半分超が一月に一冊も読まない」のタイトルが踊るはず・・・
 
若い世代はスマホ利用で読書離れが加速すると言われるが、実は⑤の「仕事や勉強に忙しい」が一番の阻害要因なのだろう。それは避けられないことか、或いは昔よりも余裕のない社会になったのか、どちらだろう。
顧みて20代の頃は小説は全く読まずに実務書をたくさん読んだものだが・・・
 
肝心の、どうやって読書を増やすかを問うていないのは、文化庁として無責任であり気楽なな仕事ぶりだ。「読書することの意義は10代にある」はうなずけるけれど、答えたのはとおの昔に通り過ぎた人々であり、他人事のようであり無力感を感じる・・・
 
ちなみに図書館の存在は思ったよりも小さいようだ(確かに図書館の利用分析をすると人口の20%以下だ)。
 
2016/10/6  リンク切れにより、冒頭の文化庁URLを訂正

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