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2014年11月の15件の記事

2014年11月29日 (土)

お得なリコールとなったレッツノートのバッテリーパック交換

リコール騒動でバッテリーパックの新品交換に当選しました

 
 
パナソニックのパソコン、レッツノートのCF-S10やCF-N10シリーズのバッテリーパックの一部で発火・発煙トラブルがあるらしい。
 
その第一報の5月にわざわざバッテリーを外して確認したときは、型式の一部が該当外だったので、リコール対象外で残念だった記憶がある。
 
 購入時にはレッツノートのバッテリー持ちの良さに驚いたものだが、買って丸三年もたてば、バッテリー性能もへたばってきた。まだ5時間程度は持つと思うし、実害は何もないのでわざわざ新品を買うほどでもない。強いて、短時間になるけれどより軽量型バッテリーを買うことを選択肢に入れていた・・・・。ちなみに本機は三年間まったくトラブルが無い。
 Photo  
今回、追加の措置が取られて回収範囲を広げた第二報がパナソニックより出た。
なんと我がレッツノートS-10、バッテリーCF-VZSU60AJSがめでたく当選した。
ラッキー。
 こうやって、リコール対象に選ばれることを喜ぶ人だっているはずだ。それもかなりの数。
 
と言う分けで、先日ネットで申し込みしたら、ナント今朝ヤマト便が来た。ハヤすぎ!
あわててバッテリを外して交換・返却・・・
 
新しいバッテリーも長持ちするように80%充電にして使うように再設定した。
 
車のリコールは事故の元になるので怖いけれど、PC程度ではそんな恐怖は無い。どうせトラブルが発生しているのは0.00**%の確率に過ぎない。ほとんどは関係ないはずだ。
でも製造ロットでいっしょくたに皆なまとめて交換対象にする。これが今日のリコール回収の実情のようだ。
 
昔なら、保証期間を超えているのだから、黙っていても問題なかったろうし、使う方もそんなものかと思っていた。個人的には今の在り方はいささか過剰のような気がするが、訴訟社会とは高コスト社会なんだろうと思う。
 

2014年11月27日 (木)

ニフティの格安スマホのニフモはZenfone5付で月額2697円

ニフティのニフモは周回遅れの登場だが、良いスペックのZenfone込みで低価格
 
ビックローブが始めた頃はニフティに期待していたけれど、当のニフティにはそれどころではない噂話があってやや諦めていた。でも本日ようやく格安スマホ、ニフモの登場でした。なかなかイイね。 
 
ASUSのSIMフリースマートフォンzenfone5採用だ。
 
料金体系はいろいろあるが、一番高くても
NifMo基本料金+スマホ分割支払額(24カ月間)で月額2,897円(税抜)
 
 内訳は、 2Gプラン900円+音声700円+ゼンフォン5が1297円=2897円
Nifmo
キャンペーン割引もあるようだし、ニフティの会員だとさらに200円引いてくれる。合わせて400円引き?なのかな とすると 2497円/月 ならば安いね。
後発参入ということで、低価格設定だ。
 
格安スマホの登場時は、ハードのスペックがイマイチ問題だったけれど、最近は高くなっている。今回のはAsus製だから悪くないと思う。
 
強いて、cpuや画面解像度がスペック的に、最新の高スペック8万円前後と比べると落ちるけれど、実用的にそんなに問題なさそう。なおゼンフォンは総額でも約3万円だ。
 
あらためて調べると、ゼンフォン5は脱キャリアの機種として評価が高いようだった。
 
Zenfone5
 
OS Android™ 4.4.2
プロセッサー Qualcomm® Snapdragon™ 400 1.2GHz
メインメモリ容量 2GB
液晶ディスプレイ 5型ワイド TFTカラータッチスクリーン IPS液晶(LEDバックライト)、Corning® Gorilla® Glass 3
解像度 1,280×720ドット(HD)
記録装置 16GB
Webカメラ 800万画素Webカメラ内蔵(アウトカメラ)、200万画素Webカメラ内蔵(インカメラ)
センサ GPS(GLONASSサポート)、電子コンパス、光センサ、加速度センサ、近接センサ、磁気センサ
無線LAN IEEE802.11b/g/n
Bluetooth®機能 Bluetooth® 4.0
ポインティングデバイス 10点マルチタッチ・スクリーン(静電容量方式)
インターフェース microUSB×1 microSIMスロット×1
バッテリー駆動時間 Wi-Fi/約11時間 モバイル通信時/約6.5時間
バッテリー容量 2,110mAh
サイズ 高さ148.2mm×幅72.8mm×奥行き10.34mm
質量 約145g
ATOK(エイトック)標準搭載・・・ここに本気度が感じるね
 
日経トレンディ
 

2014年11月25日 (火)

久しぶりにジムに行って、最後は電灯消して帰った

何週間ぶりか、ジムへ行ってきた。

雨のためか空いていた。

久しぶりだから、あまり無理しないていどにやった。

 

 ノルマのような、10分バイク、腹筋60回、ダンベル系60回、30分走・・・

 
帰る頃には誰もいなくなって、電気消して帰った・・・なんとも暇なスポーツ施設だ。
 
穴場です。公的だからね
 
夕方から夜にかけては、仕事帰りのサラリーマンで混むらしいみたい。

2014年11月23日 (日)

円安差益還元セールはないのか輸出企業よ

輸入業者に円高差益を迫りながら、円安差益還元を求めない空気は何んだろう

 
 
 円安がとまらない。為替って、一端動き出すと凄い。威勢のいい向きは130円/$なんて声まである。そんな声もまともに聞こえてしまうものだ。
 どのくらいが適正なのかは誰も分からないが、もはや加工貿易国ではない日本だから、円安は国内消費者には円安デメリットとしてのしかかる感じ。例えば原油が下がっていても円安でその値下げ効果が減っている。
 
 円高になると、輸入業者や小売業は円高還元セールをやるし、国民もそれを求める。それは当然だと思う。為替の利益の多くは一企業の努力で得られた利益ではないのだから。
 
 今回の円安局面では、反対の円安差益があまり表に出ないのは、国民としては少しお人よしすぎないだろうか。円安になっても実は輸出数量は大して増えていないようで、結局は単価(為替)で金額が増えて儲かっているに過ぎない、という経済記事を読んだことがある。
 
 トヨタをはじめ、輸出企業は過去最高益を上げている。少なくとも為替で得られた利益の多少は国内に還元しても良いだろうと思う。輸入業者が円高差益還元をしたように・・・。その声が上がらないのは、輸出製造業の政治的立場が強いからなのか。それとも円高局面では損したからその穴埋めという事なのだろうか。利益は税金で返すと言っても、法人税は減税だよね・・・
 
 アベノミクスとか日銀量的緩和と言っても、結局はドルのアメリカ政府が容認しているからこそできる円安だと思う。アメリカ経済が堅調のうちは良いのだろう。でも史上最高値圏のNYダウが下落へ転じれば、円安局面は終るのかもしれない。
 
 それまではドル預金しか思いつかないなー・・・・

2014年11月22日 (土)

大吟醸酒の長者盛は小千谷市新潟銘醸の秀作でした

健康に気を使うようになると飲酒も減ってきた。簡単に飲めるビールが多いけれど、先月、NHK朝ドラ「まっさん」の影響で何年振りかでウィスキーを買った。それもニッカウィスキーの余市にした。テレビの影響が凄いのか、たんなるミーハーなのか・・・
  
 
でも最近、久しぶりに飲んだ日本酒の大吟醸、長者盛には少々驚いた。
先週訪れた、社)小千谷法人会の代表/吉澤貞夫氏が社長を務める新潟銘醸の逸品。同社ホームページでは数々の賞を取ったことがうたわれている。
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まず箱を開けて、口上紙があり、ご挨拶を受けることとなる。
『 しんしんと雪が舞い落ちる厳冬の頃 大吟醸美禄長者盛は仕込まれます。・・・・ 』
 
容器も洒落ていて洋酒を思わせる斬新なもの。実際、味香を楽しむために冷で飲むことを勧めているので、この紫がかった容器デザインは趣向に合っていると思う。
 
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おちょこよりもグラスで飲む方が似合う日本酒だと思う。
 
酒の表現は難しいけれど、上品な香りと口当たりの良さ、それに非常にサラッとしていて純度の高さを実感できる日本酒である。

2014年11月21日 (金)

上尾市中央図書館構想案へのパブリックコメントをメールで提出

市のはずれに作る中央図書館建設構想案、といっても建設は決まってるね。

 
市民に意見を聞いて建設賛成・反対を問おうとしているわけではない。
既に上尾市議会で中央図書館建設計画は可決されているのです。市民からしたら、もはや「建設ありき」なのです。
肝心なのは、大きな投資額で郊外に大きな図書館を作ることと現在の本館が廃止される事は表裏一体なのです。それが上尾市民に広く理解されているとは思えないな。
 
 Photo_2
 
そこでパブリックコメントなるものを聞くのは、なんとなく市民に寄り添うポーズだけみたいに見えてしまう。つまり形式を重んじる行政手続きの世界観である。
 
細かな設計段階で、市民の意見のうちにイイものがあれば、少し取りいれましょうという程度の気がする。
 
でも、まあ意見を言えて・質問もできる(?)ようなので提出した。メールで書いた。読み易いようにpdf文書も添付した。
 
図書館の担当者レベルでは、今までも質問に対して熱心に答えてくれるのだが、その上の階層或いは政治家が図書館の在り方をあまり理解していないように思える構想案だ。衆議院選挙も始まるが、どうも議員とか政治家と言う人間の能力レベルが低く思えて仕方ない今日この頃です・・・・
 
さぁてと、パブリックコメントに書いた多くの質問に、丁寧に答えてくれるのだろうか。見ものだ。
 
後で構想案への見解を書いてみたいと思うが、とにかく、アウトプット効果をまるで気にしない(=責任を取らない)公共投資なんて、サルでもできる、とは言い過ぎだろうか・・・、そりゃあ言い過ぎだよね。ゴメンナサイ・・・・ 
 
 
 

2014年11月20日 (木)

e-ラーニングのフォーラムで見た学校IT化の進展ぶり

近畿大学付属高校の3000台タブレット授業とか広尾学園のICTによる進学校化変身に驚く
 
 

2014e-ラーニングフォラーラムで聞きたいと思っていたのは、グロービスのe-ラーニングとか後述するゲームフィケーションの発表だった。

 
その幕間つなぎに聞いた広尾学園の発表に驚く。聞いたことがある学校名だが、十年前は定員半減状態で学校存続の窮地に追い込まれたらしい。資金繰りに窮したようなことを述べられたような感じに聞こえたのだが・・・その当時、偏差値は算定不能レベルとか!
 
その危機から今日への復活ではICT教育が寄与したらしい。一人一台のipadでの授業内容、とても学校とは思えないレベルまでやってた。大学の先生が来たりとか、オール英語とか、文部省の授業範囲とは関係ない先端テーマとか、びっくりしたね。たんに難関大学への進学率アップ策と言う範囲じゃない。高校教育のグローバル化だね。
 
今は進学校への躍進ぶりを遂げたようだ。保守的な教育界にあっては驚きだと思う。
東京の学校だから、私立だから、ここまでやれた、というのは当たらない。発表の先生は断じていた。 あとで知ったが、関心のある人は詳しくはこちらへ
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近畿大学の付属校の例は3000台導入と言うスケール感があるが、コンテンツを自主的に作る教職員の積極的な姿勢が印象的。制限かけないでipadは生徒に自由に使わせているらしい。
二つの高校の事例は、コンサル会社や大学の先生の発表よりもインパクトがあった・・・・入場者も多かった。
それと偏差値って、テコでも動かないと思っていたけど、中短期で10ポイントくらい上げる事は可能なんだね。
こんな例を見ると教育格差が進むようにも思うが、そうではない。タブレットなど安いもので経済的負担による障壁にはならない。むしろ、新しいことに挑まない教育側の姿勢が格差をもたらすのだと思う。
 
 
無料セミナーということもあり最近はレジメが無いので、やたらとスマホやタブレットでパチパチ写真を撮る人が多い。
こちらもデジカメでスライドを撮影した。
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ところが座る場所によっては、前の人の頭が邪魔になる・・・
 
会場のソラシティカンファレンスを出て、昼時以外でも御茶ノ水界隈で食事するときは、今年覚えたばかりの明治大学の食堂へ行った。空いていた。
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これ500円、少し重かったな。若者向きだった・・・
 
 

2014年11月18日 (火)

ブログのアクセス久しぶりに一日3000件突破した

日曜日の上尾シティハーフマラソン記事、午後からアクセス急増は読み通り

ローカルな恒例の行事なので、毎年のようにブログ記事にした。
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結局一日で、というか実質は午後だけだが 3030件のページビューがあった。
久しぶり。今年の最高だった。数年前のジョジョ立ちゴールの箱根駅伝以来だ。
 
走る人は、ブログやツイッターに投稿しているけれど、その数はあまり多くない様な気がする。
こちらは、走らない人なのだが、例年よりも、写真を多く載せた。特に競技場での様子を入れた。
でも狙いは、結果に関する情報提供だった。もっと他のエントリー種目もアップすればよかったかもしれない。来年はそうしよう。
 
それにしても、翌日も引き続き多い。軽く1000件は突破する勢いだ。その理由は大会運営者にあるのだけれどね…

2014年11月17日 (月)

小千谷商工会議所のビジネスゲーム・セミナーの風景

幅広い業種と年齢層、現役社長から平社員まで多様な参加者のビジネスゲーム
 
初めて新潟県小千谷市へ行った。と言っても、暗くなって着き、暗くなって帰るからあまり記憶がないが、タクシーから見る駅前商店街の有様はどこの地方経済でも見られる光景だった。行く前に小千谷市の人口グラフを見て改めて驚いた。下図はクリックで拡大。
Photo_260-64歳が最多数で、0-4歳はその半分以下だ。これも地方の実情だろけれど、このまま年齢階層が単純に上に伸びたら・・・ぞっとする。 需要を構成する一番の要因は人口だと思うが、人口減少とは需要減少社会の意味になり、人口依存度が高い産業ほど辛い未来になると思う。
なお20-24歳の急減ぶりも驚く。まさか早死にしたわけではないだろう。進学等で若い人たちは都市部へ出てしまうのかな。
 
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商工会議所でのビジネスゲーム(経営シミュレーション)研修は久しぶり。前は福岡商工会議所だった。それは本研修が不特定多数の人を集めてやるような内容ではないからだ。
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小千谷商工会議所の小千谷法人会会員への公開セミナーとして実施。
 
商工会議所らしく幅広い業種が集まる。サービス業が多く、次に建設関係、商業関係となった。製造業は少ない。農業法人の人もいた。年齢は20代から60歳までと親子ほどの差だ。女性が7人もいた。
そして困るのは、代表取締役社長や部長職の人もいれば一般社員もいるという階層の広さである。
 
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講演会なら不特定多数でも良いが、マネジメント教育なかんずく経営数字を勉強する研修では、背景もスキルもバラバラなのはやりにくいものである。しかも、一日研修なんてめったに受けたことが無い、という人ばかりだった・・・
 
しかし、それでもやれてしまうのが当ビジネスゲーム(経営シミュレーション)研修の強みである。はやり言葉でいうと、ゲームフィケーション機能があるためだ。
勘違いしてほしくないが、ゲームごっこ研修とは異なり、あくまでもシリアスゲームである。深刻、ではなく真面目なという意味。
 
今回はPRIMO-1 を使った(事前に参加者ブロフィールが掴めないので、どのコースにするかは悩んだ)。なお、本モデルはボード型ビジネスゲームではない。
 
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26名なので5社編成、経営サイクルは4期間として、一応形式的だが中間決算も入れた。最後のまとめをする時間を十分取りたかった。
 
初めは皆さん、戸惑いながら或いは恐る恐る入りながらも、熱心にやっていた。昼休みも早々に取り掛かっていた人もいた。
 
現職の若い社長さんもまだ借入交渉したことが無いらしく、アノ時は緊張したと後で告白していた・・・。 債権回収、棚卸資産の増減とキャッシュフロー(資金繰り)を体感できたことだろう。マーケティングの4Pもこんな形で学習すると、身近に感じるかもしれない。
 
最後の発表も書画カメラ付きの二画面でやれたから、プレゼンスタイルはバッチリだ。
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実は一般企業の研修よりも充実した環境であったと思う。
広い研修室、タイピン式ワイヤレスマイク、二台のプロジェクター、無線LAN、カラーコピー、飲み物サービス等々、足りないものは何もない(強いて時間か・・・)。
事務局殿に感謝である。
 
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実は、上役から「おまえ、行ってこい」という命令で来た人もいて、公開セミナーならではの困った点もある。帰社したら「実はあなたが出席した方が相応しいですよ」と報告するべきかもね。
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久しぶりの商工会議所でのビジネスゲームだった。普段は大手企業ばかり相手にしていたので、やや適応性に不安があったが、杞憂だった。あらためて通用するという確信が持てたのは良かった。
対象者に応じてコース・プログラムは対応できるように作られているが、一番相応しいのは、中小企業の事業二世とその予備軍や幹部候補者層、管理職層の順だろう。
 
 
アンケートより(今回は商工会側のアンケートのみ)
 
・参加前は良くわかっていないこともあり、とても不安でしたが、グループを作り繰り返す中で、チームワークも生まれ、売り上げが発表される際はハラハラしました。とても没頭でき、勉強になる貴重な時間でした。有難うございました。
 
・スピードが早く理解が及ばない点がありました。ビジネスのスピード感の大切さを学びました。理解できる迅速さを身に着けたいと思います。
 
・講師の方の説明がとても分かりやすく、時間配分もしっかりしていたのでとても良かったです。最初は難しそうに感じましたが、先生のシートが大変親切で分かりやすく、やっていくとどんどん理解がしていけて本当に良い研修でした。
 
・シミュレーションを交えての講習とグループワークでしたので楽しくでき、あっという間のセミナーでした。ありがとうございました。
 
・一日の研修で、一日乗り切れるか心配でしたが、楽しかったです。会社の一か月の流が良くわかりました。
 
・財務諸表の読み方が分かりやすく学べてよかった。
 
・今までなんとなく理解していたつもりだったことの理解が進みました。
 
 
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●経営不振による本社リストラ策として良い案を思いついた・・・次のコース運営に活かせそうな演出的アイデアだ。-机  
 
 
 
 
 
 
商工会議所  ビジネスゲーム研修  経営シミュレーション研修 

2014年11月16日 (日)

2014上尾シティハーフマラソンのどこよりも早い結果速報

川内優輝選手を見た。初めて陸上競技場まで出かけた。ハーフの結果速報

2016年の結果はこちらへ(2016/11/20)   
 
上尾シティマラソンの結果は電子タグを使ってリアルタイムに集計していると思うが、その公式の外部発表はマラソンと比べてもずいぶんと遅い。一日以上はかかるようで、そのアンバランスにいささか呆れる。
 
 公式記録は陸連の承認が必要なのかもしれないが、せめてインターネットが普及して電子計測している時代なのだから、暫定速報値として早く開示しても良さそう。
というのは、例年このシティマラソン記事に対し、「記録」の検索ワードでアクセスされるからだ…
 
 というわけで、2014年度は何処よりも早いハーフマラソンの結果速報を、下の方に載せてみた。と言っても一部ですが・・・
 
 例年通りの秋晴れの良い天気で9時スタート。
先頭集団は、箱根駅伝の大学内選抜を兼ねたような、あるいは調整のための大学陸上部の大集団が延々と続く。
Img_7378 その中に、ヒーロー川内優輝選手も走っていたけれど、撮りそこなった・・・。動画にしておけばよかったかも・・・
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初めの数キロは、揃いのユニホームで走る大学陸上部の隊列が見ごたえある。箱根駅伝の各区間距離が20km強なのと、時期的な都合でこの上尾ハーフマラソンが選ばれるようになったのか、あるいは大会主催者が熱心に招待したのか、いまは恒例の風景だ。
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 その後は、一般参加者の速い方、つまりは健脚を競うマニア的なランナー層が走り、その後に、いわゆる市民ランナーの大群が続き、その中にはホンモノの一般人が走る、という絵になる。ハーフも5kmもいっしょくたに走っているから、訳が分からない・・・
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歩行者天国、というのは最近は聞かないが、本日の中仙道は走行者天国だ。
途中二か所ほど、町内会なのだろうか?、お囃子がウキウキ感を奏でる。
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特に、川内君が出るようになってからは毎年見ているけれど、この後、家で一服してから初めてスタート・ゴール会場である上尾陸上競技場へ行ってみた。
既に、5kmコースの人が続々と帰ってきている。
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ハーフのトップランナーがトラックに戻ってきた。激しく一位争いを繰り広げ、早稲田大学の高田選手が大東文化大学の市田選手をゴール前で抜いて優勝。
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その少し後には、川内優輝選手の姿もあった。
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表彰式の準備。
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一位はトロフィー、二位と三位は楯、その差は大きい。四位以下は携帯サイズの楯、サイズは小さくなるがその差はデカイ・・・
式典には市橋有里選手もでていた。鮮やかなウェアで目立つ・・・
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事務方の気の配り様! ↑
ちゃーんと選手名の読み仮名が付箋紙に書いてある・・・ 字が読めないわけじゃないよね。
 
女子の部では伊奈学園の選手が目立った。
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●ハーフマラソンの大学生の部の入賞者の結果 
外に貼り出してあったリストです。クリックして拡大すれば見られます。
1位 高田 康暉 早稲田大学 1:02:02
2位 市田 孝  大東文化大学  1:02:03
3位 工藤 有生 駒澤大学   1:02:18
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●男子陸連登録者の結果
1位、京都市 アラタ  池上秀志 1:03:28
2位 草加市 モントブラン 森 貴樹 1:06:01
3位 横浜市陸協 冨張 裕紀 1:07:12
Img_7443_2川内選手の名前が見当たらないのは、よくわからない。 
(その後ニュースによると川内優輝は10番目ゴール、1時間2分55秒は自己三番目の記録で高評価とのこと)
 
まあ、そのほかの年齢階層別もあるのですが、個人情報なので・・・、どうしても知りたい人は現地の掲示板へ。
 
 
走った人には、キゥイとかリンゴがふるまわれます。Img_7454 ただの人はもらえません・・・。
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ちゃんとロッカーも整備されている。まあ数は足りないだろうけど、凄いね。
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出店もあって、昼時ということもあり、結構にぎわっています。走らなかったけれど、赤飯と団子を買いました。
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たまの機会という事か、先導赤バイの警察官と記念写真の人もいたりする。
Img_7466 個人的には、スビード違反で切符切られる場面を想像してしまう・・・
 
AM11:10
風が冷たくなったので帰ろうとするが、まだ走っている。
Img_7467 AM 11:20 
上町一丁目当たり、最後尾かも。走行者天国を満喫かな。
Img_7470 AM 11:22
そこのけそこのけ最後尾車が通る。
 
無慈悲にも、車道から出て歩道を走りなさい・・・って言ったような気がした。
Img_7472 ごくろうさん。
 

2014年11月14日 (金)

研修満足度4.9がでた、経営シミュレーション(ビジネスゲーム)のアンケート

久しぶりのハイスコアがでた。
 
先日の10期間続く企業塾での経営シミュレーション研修のアンケート結果である。
 
毎年、同じ企業に同じ内容で同じようにやりながら、最大値の5を選んだ人が24人中21人もいた。もともと、将来の幹部候補となる選抜者相手の研修だから、受講者のモラルやレベルが高いのだけれど、まぁ悪い気はしない。
 
最後に配ったアンケート項目はたくさんあるが、一番単純な満足度の項目で、普通は平均4.2-4.6位のところを、今回は4.9と高い値が出た。
 
重ねて良かったのは、たんに丸印を付けるだけでなく、たくさん自由記入のコメントを寄せてくれたことだ。
 
・経営や現場で必要な数値の計数方法や計画の大切さを学べたことが、実践に生かせると思います。
・シミュレーション形式にすることで、実感がわきました。チームで繰り返し実行していくことで、チームワークや各自の成長にもつながりました。今まで形式だけで見ていたP/LやB/Sをナマの物として感じることができました。実際の事業活動と資金繰りがどう関係しているかを理解できたと思います。
 
なかには、こんな風にと言う提案らしきものもあり、参考になるアンケートだった。

2014年11月12日 (水)

自信過剰解散だろうと思う。国民が国を憂い、政治家は自分を憂う国

年の瀬の忙しい時に、投票率も低く、政治に嫌悪して無関心層が増えることを期待するのだろうか?

 
 尻尾が犬を振ると言うように、金融(為替差益も含む)は活況を呈するものの実体経済(経済のすそ野たる中小企業)にはインフレ圧力と増税圧力が押しかかる、と見受けてしまう。
 
 それなのにテレビの街頭インタビューには、このまま借金膨らみ将来の国が不安だから、仕方ないから消費税上げた方がいいんじゃない、と発言する人もいる。必ずしも大企業のサラリーマンや資産家とは限らない人のようだ。
 給料以上に円安インフレと公的負担は重くなりつつあると思うのだが・・・。そのうち、円安倒産なんてのが起きるのだろうね。
 
 ところが、当の政治屋は自分の給料や議席数は維持したままだ。あるいは才能が無くてもそれなりに政治家を続けられるために、官僚や行政マンから嫌われないよう(進言をもらうために)、彼らの組織にはメスを入れないままなのだ。
 
 つまり消費税で収入増だけを図り、無駄な費用という支出削減はしない。無駄な費用とは、既得権益を排除することだから。
 
 皆とは言わないが、政治家の多くは消費税を上げたい派でも先送りしたい派でも、痛みがない。自分が再選できるか否かだけが、心配の種。でもその選挙費用すら政党交付金という税金が使われているし、それを何とも思わない有権者もいる。
 
 世界には投票権すらない国家があるけれど、日本は民主主義があっても得票率が60%なんてレベルだ。それでも高い投票率なんて言われちゃう。
 でも若い人は政治に関心がないと、そのツケが中高年になった時にドンとのしかかると思うよ。
 
 天に唾する、って意外と身近な気がする。
 
 それと、中国側の反日姿勢の反作用として、日本も国家主義的な熱気が少し生まれたけれど、今はどうなんだろうか。
 
 あれから、少しは冷静になれたのだろうか。
 或いは、程度の差こそあれ結局は相手と同じようなものだったのだろうか。そうだとしたら、民主主義も全体主義も関係ないことになる。
 もう一つ、政党得票率が40%台でも議席数は60%なんてことが本当に起こり得るのが小選挙区制の怖さだ。一見、民主主義の手続きでも実は独裁制を生むことがある。
 
 
 

2014年11月 9日 (日)

10年続く、企業塾と経営シミュレーション研修

大手流通業の企業塾「ビジネスリーダー養成」は今年で10年目へ

 
 
 ひところ流行だった企業塾。将来の幹部候補生養成とか「ビジネスリーダー養成」というのがうたい文句で、選抜者対象の長期研修に人気があった。
半年前後の長期研修の中では、本経営シミュレーション(ビジネスゲーム)研修は総合演習的な役割を果たしてきた。
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でもリーマンショックを境に、企業塾の多くは消えてしまった。続かない会社が多い中で、この企業グループは今年で10年目を実施中である。多分来年も…
 
10年もやっていると、相手の担当者も何人も替わり、長期研修の講師陣にも入れ替わりがある。 
 
今回も25名前後で丁度良い編成となる。
毎回、二日目からは管理会計を導入して限界利益と貢献利益分析を入れるが、一昨年あたりから、新シートを導入によりディスカッションの種を与えることができ、かなり戦略的議論を重ねた形でシミュレーションができるようになった。
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 特に、第五会合で「マーケティングと戦略」をやっているので、その応用として取り掛かれるのはコースの有機的なつながりが取れたと言える。
 ほぼ、研修スタイルとしては完成した感じがする。
 
 気になっていた株主総会用の「まとめと発表方法」、そもそもは書画カメラ付きプロジェクターが無くなった、という事情もあるけれど・・・。
特殊フィルムシートに壁書きするという今時珍しいスタイルだが、私の方もようやく慣れた。
 静電気で壁に貼りつけるフォリオコンタクト(ドイツ製)はまるでホワイトボートを使うみたい。
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 競争の激しい流通業において現場主義の会社らしく、パソコンでプレゼンなんて上品なことは少なく、こんな旧来型スタイルの方が性に合っているのだろう。確かに狭いPC画面を眺めるよりも、議論はしやすい。
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 最高は四枚書きあげたグループがあり、PowerPointスライドにしたらもっと多くなってしまうだろう。自然と、パートごとに発表者が替わるスタイルをとるグループもあった。結構、質疑応答があって予定よりも長引いてしまったけれど、まあ良しとしよう。
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 成果物を各人にコピーはできないけれど、スマホで写真にとればよいから、実は今日的なのかもしれない・・・
 
 シミュレーションの内容では、コトラーの製品市場戦略が体現されたようになり、全方位型に近いリーダー企業、特定市場に特化したニッチゃー、行ったり来たりのフォロワー、残念ながらチャレンジャー企業といえる存在が無かった。
 
 しかし、そんなことは主たる目標ではない、あくまでも経営数字への理解度向上に尽きる。
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Ave.4.9は過去最高。しかもいっぱいコメント書いてあった。同じことやっても、受け止め方違うものだな、とおどろく。
手 19、併 5
 
 
流通業のビジネスリーダー養成講座、企業塾、経営シミュレーション研修、ビジネスゲーム研修の事例
 

2014年11月 6日 (木)

東邦レース上尾工場…昭和33年上尾自治だよりに見る、稀有な姿

コーセー化粧品上尾跡地がイオンモール上尾になることから、気になったその前の主、東邦レースという会社
 
追記 2018/6/23
 ・東邦レース関係で尋ね人のコメントがあります(コメント欄 syuu氏)。
 ・イオンモール上尾は再々延期となり不透明です。記事1記事2
 

 古い記録でローカルな事となると、Web検索では分からない。結局、古い話(と言っても戦前戦後レベル)は、地元の市町の広報誌が最後のよりどころになった。
 
 思うに、上尾市(他の自治体も)は古い広報誌などをpdf文書化したらどうだ。Web開示は問題あるか否か不明だが、せめてCD-ROM化すべきだ。そして図書館に置き貸出可とする。そうすれば、かなり見られると思う。今のままだと、閉架されたカビ臭い古書みたいなものだ。
 さらに、地元ボランティアやNPOに索引インデックスづくりをさせれば、もっとイイものができる。
 
以下、上尾自治だより 昭和33年4月15日  (第38号) より引用。 ただし本文は縦書き。
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 東邦レース株式会社は、当町が県の推奨に基づいて率先誘致に成功した工場であり、当町が県下に誇りうる工場でもあると言えます。
 同工場は昭和二十七年末当町に移転を開始、昭和二十九年七月全面的操業を開始して、逐次工場の増設拡張に努めつつ今日に至っております。
 同工場は町の東南方中仙道沿いに敷地二四、一〇〇余坪を有し、工場の建物は近代的な建築美を誇っており、従って、工場内部の構造も従業員の作業活動に十分な配意が施され、その他の施設についてもあらゆる点にわたって細心の注意がはらわれています。
 また、従業員の厚生施設は、県下の工場にはみられないほどに完備されており、これも同工場が他に誇りうるもののひとつであるといえましょう。
 以下、提出された資料によって工場の規模と内容等について列挙してみます。
 
▽本社
東京都中央区日本橋小伝馬町一の二
▽上尾工場所在地
 大字上尾宿一八一〇(電話上尾六八・二五一番。大宮二六五〇~五番)
▽資本金
 四〇〇〇万円
▽経歴
 明治二十二年創業。本年は創立六十九周年。上尾工場は昭和二十七年末着工、昭和三十二年十二月しゅん工。
▽生産品目
 刺しゅうレース。ダブルトリコット生地。
▽生産能力
 刺しゅうレース月産二五万平方ヤード。ダブルトリコット生地月産一〇,〇〇〇ポンド。
(注) 刺しゅうレースは六〇%。ダブルトリコット生地は一〇〇%輸出に向けられ、主なる仕向地は、東南アジア、近東、アフリカ、豪州、北米方面。
▽規模
 敷地 二四四一八坪
 建坪 六六一八坪
(注)総て建物は鉄筋コンクリート造りで、東大第二工学部の星野昌一教授の設計による冷、暖房、換気設備、採光、色彩効果等最新式の近代建築学の粋を集めています。
特に寄宿舎、社宅、食堂、浴場、医務室、洗たく場、教養設備等厚生施設を完備した点、わが国においてはまれにみる構想でもあります。
▽主なる生産設備
 刺しゅうレース機五〇台(一〇ヤードの標準台数換算六八台)
 ダブルトリコット機一二台
(注)刺しゅうレース機五十台中の二十五台は、当社が多年研究の結果、完成した国産レース機で三十一年末より増設したものであり、目下引続き増設中です。また、刺しゅうレースは当埼玉県の特産であり、全国産量の六十%を生産しております。
▽従業員
 職員四十四名(内、女一名) 工員六九六名(男三四、女六六二名) 計七四〇名(男七七、女六六三名)
▽上尾工場の組織
 取締役社長(工場長兼務)   三木 亦市
 常務取締役          坪田 武夫
 同                浅井 進一
 取締役製造部長 谷川 正義
 同   営業部長 岸   富夫
 同   総務部長 諏訪 健次 
 常任監査役 浅井平八郎
 常任相談役 能勢 茂八
 常任顧問 河合 英吉
 製造課長 石川 彦三
 技術課長 若原 武夫
 生産計画課長 木下 利栄
 会計課長 尾本治三郎
 用度課長 井上 昇
 原料課長 荒  明武
以上
 一世を風靡した先端工場が上尾町にとって自慢の種であったようだが、戦後の経済流転は激しく化粧品会社、そしてショッピングセンターへと変わることなど想像できなかっただろう。
 東大の先生による最新建築物などは不鮮明な記事内写真に残るだけ、目に留めるような遺物はなにもなく、今は更地になり果てている。
強いて、古い塀は往時の名残なのだろうか・・・・
 
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2014年11月 3日 (月)

累犯障害者、誰も書かない、知らなかった世界を書いた衝撃の本…山本譲司著

ここまで悲惨な境遇があるのか、と息をのむルポルタージュ

 
この夏の神戸の小学生の痛ましい事件に関してネットを回っていたら、犯人が知的障害者らしい(真偽は不明)ことでたどり着いた本。随分と前の本なのに、全く知らなかった。
 
Photo_2 小説かと思って借りたら、とんでもなかった。久しぶりに、衝撃的な感想を受けた。
まず作者の名前に引っかかっていた。本を読んで、アアあの、とおぼろげながらも思い出した。最近も政治と金の話題が再燃しているけれど、著者の山本譲司氏は秘書給与事件で服役し、今は作家になっていた。
 
小説でもこのテーマを書くのは及び腰になりそうだ。だから人々の目に触れることがない、閉ざされた世界を見たような気分になる。
 
レッサーパンダ帽子殺人事件についての内容は衝撃的だった。事件そのものではなく、犯人の生い立ちに驚く。   
犯人Yは知的障害者だった。それが分かるとマスコミは記事にしなくなったらしい。
 
 
父親はパチンコに明け暮れ、母がパートで働いて家計を支えた。Yは父親から暴行を受けていた。小学校と中学校は普通学校に通ったが成績はオール1(特別学級の方が良かったように思えるが)、頻繁にいじめにあい家に閉じこもりがちになる。高等養護学校へ進むが三年時、母の病死後は、家出や放蕩を繰り返す(父を避けるためのようだ)。
 
卒業後に就職するが、職場でもいじめにあい長続きはしなかった。
その後、軽犯罪等を犯すが知的障害のため保護観察対象になる。しかし観察と言っても形式的なもののようだ。この当たりが大きな問題のように思えた・・・。
 
父親と妹と三人暮らしが続くが、Yは時々放浪生活を繰り返していたとある。
 
妹は小さいころから家事を手伝い、母が亡き中学卒業後には進学することはできず、働いて家計を支えた。信じがたいことだが、21歳の若さでがんを発病しながらも働き、その収入に金銭感覚のない父親が寄生していたとある。
 
一家には障がい者手帳も無く、年金や医療費免除も生活保護も受けていない。制度すら知らずにいた。
 皮肉にもYの殺人事件を契機に、一家に転機が訪れる。支援グループの力で福祉の対象となり、父親も58歳にして初めて知的障害であったことが判明。つまり妹は小さいころから父と兄二人の障害者の生活を支えていたことになる。
 
「生きてきて楽しいと思ったことは一度もない」と語る余命いくばくもない彼女の夢は「病院では死にたくない、最後に一人暮らしがしてみたい」というものだった。
そんな彼女を共生舎という支援グループの人々が必死で支えた様が書いてある。ボランティア達と共に映画、花火大会、文化祭、ディズニーランドや温泉等々、日本中あちこちにでかけた。
 
「初めて本心から笑顔を見せた」ばかりか「もう少し生きてみたい」と望むようになったと支援者が語る。そんな彼女には、事件前に兄からの金を無心する電話を断ったことが引き金になったのでは、という悔恨がある。そして人生の最後に光が差し伸べられたことも、事件が契機になっていることへの(被害者への)負い目を感じていたとある。
このような過酷な境遇を背負って生きながら、なんと美しい心根を持っていたのかと敬服する。半年ほどして、希望通り一人暮らしの体験をしながら、皆に見守れて短い人生を終えた。
 
偶然のように殺された19歳の女学生、そして困窮した家族を支えたYの妹、二人の女性の死は悲しいことだが、その背景は障がい者への福祉の手が及ばないことにある。
 
本書には、健常な生活をしていると信じられないような他の事件や事例もたくさん取り上げられており、刑務所が唯一のセーフティネットになっている実態がある。福祉行政の不備と非難するのは簡単だが、根幹は自分もそうなのだが、社会が見て見ぬふりをしていることにあるように思えてならない。
 
この事件をネット検索すると、匿名を良いことに忌まわしいことを平気で書く人が多い(?)ことに暗澹とするが、Yの妹のケースにあるような行政よりもフットワークに優れた実名の市民ボランティア達が現実に活動しており、救われる気がした。
 
 
丁寧なルポルタージュの作品だと思う。山本氏の活動にも敬意を表したい。
 
 

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