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2016年4月の10件の記事

2016年4月29日 (金)

町内会総会と会費と世帯加入率

公民館の2階床が抜けるんじゃないかとハラハラした町内会定期総会

追記 もしも上尾市民なら問題の本質である文末の事務区記事を推奨。
 
久しぶりに当番で出席しました。祝日のためビックリするくらい大勢の班長が集まりました。
100人は超すのではないか・・・と同時にこの安普請のプレハブ二階で床が抜けないのかなと心配しましたが、誰もそんな恐怖は口にしません・・・、隣は墓地ですけど・・・
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前列に陣取るのは老人会と区別つかない面々。男性の出席が多かったです。回覧板配るのは女房、会議に出るのはオレ・・・ですか?
 
当節、町内会不要論や入る入らないが話題になりますが(末尾にリンク)、予想に反しシャンシャンでは終わらない総会質疑を聴いていると多様な人が居るのだなーと感心し、それをまとめる町会長や役員さんたちもご苦労な事です。
 
日頃疑問に思っていたのは、町会(自治会)費の多寡です。行政とは直接関係ないため各町会の会費実態は不明です。(助成金と言う補助金を出している以上、把握すべきと思うのですが)。
概ね月300円から400円ぐらいでしょうかね。当地は何年か前に400円に上げて、年会費4800円です。
 
町会加入は強制ではありませんが、人数ではなく世帯に掛かります。子どもがいる世帯はイベントも多く会費以上のメリットがあります(多分。子ども会費が追加かな?)。二世代住宅も一人当たりが割安で済みます。
しかし単身者や高齢者世帯では町会活動に参加しないかぎり、回覧板で毎月の市広報誌の類くらいしか得られるものがありません。単身世帯は統計的にはすごく多く、上尾市全体では25%、つまり4世帯に一つ。
行政の広報誌はほとんどネットで見られます。高齢者だと情報弱者として敷居が高いですが、足腰元気なら窓口に行くとタダでもらえます。
道路の街灯が町会費で維持されていますが、そのありがたさは人それぞれでしょう(本来はインフラとして行政の担当でしょう)。
 
町内会への加入率が気になりました。
●2016/1/1(H28)の上町人口3,141人、世帯数1,414、平均世帯人数2.2(2014年の市平均2.37)
27年前の平成元年と比べると、人口は16%増、世帯数は53%増、世帯人数は0.7人減です。概ね三人世帯が二人世帯へと縮小した感じです。
なお、平均年齢は45歳、高齢化率23%、ともに市平均よりわずか高い。
早い話が、昔は三人で300円だったのに今二人で400円負担、割高感があります。国民年金のみの世帯ではなおさらです。
 
個人的には減額措置があっても良いかなと思います。或いは昔の300円に戻すとか。そうすると行事予算が縮小されますが、行事が多すぎて町内会の役員・係員のなり手が無い、という笑えない話もあるようです。
予算を減らせば行事も簡素になり、役員の負荷が減り、結果、末永く維持できるのではと思うのです。当節は、夫婦共働きが当たり前、昔のようには行きません。
 
●町内会加入率=70%
 本年度予算の世帯数982を使用。約7割ですが意外と低かったです。賃貸住宅が多い地域はこの数字が低くなるでしょう。
 
総会では、建設的で厳格な運営を求める意見も出ましたが、役員や各班長の負荷が高まるようなことは避けたいですね(配る回数が減る方に一票!)。
カネを集めていると言っても、善意で維持され、顔が見える組織です。「なあなあ」こそが前提の集まりだと思うのですがねー・・・。自治会活動で金銭的な不祥事が起きるのは、ルールの甘さよりも人事が長期固定した時ではないのかな。
 
●気になるのは次の被災者になる想定です
 上尾市のハザードマップの濃淡色なんて当てになりませんよ。天災は人智を超えているというのが、3.11や(地震発生率が少ないはずの)熊本地震の教訓です。次は「アンタよ」と言われている気がしますが、中央小学校以外に広い逃げ場所が有りません。
近くに車中泊できるスペースありません・・・。町内会の力を超えます。
 
●もっと気になるのは、上町地域の商業ビルの斜陽化です
 アベノミクスなど何の足しにもなりません。既に空き家は見慣れていますが、この地の賃貸商業ビルの空き室増加が酷いです。法人町会費どころではなく、市税収に響きます・・・
 
 
NHKクローズアップ現代
参考

上尾市に今も残る事務区長制度を伝える古い記事

2016年4月27日 (水)

悲報。内山高志まさかのKO負け

誰も内山が負けるとは思っていなかったはず、だから余計にショック
 
強いだけでなく人柄も好感が持てる、一番お気に入りのボクサー、内山高志が防衛回数で具志堅を上回ると思っていたので、あっけないピリオドだった。
悲しいね。
 
挑戦者のジェスレル・コラレス(24)パナマはスピードが速い。インビジブルという売り文句通りだったと思うが、その特徴が分かっていたはずなので、対策が甘かったのだろうか。
 
内山選手は36歳とボクサーとしては高齢なので引退するのだろうか、それは分からないが、プロで初めての敗北の夜、相当悔しいだろう。
 
でも長い間、強いチャンピオンであったことは確か。
 
ご苦労様。
 
もらった色紙と写真は大事にしてますよ。
ゆっくり休んでください、内山君。

2016年4月24日 (日)

上尾市の新図書館説明会の中身はどうでしたか

市民が大勢聴きに来ましたが、内容は充実していましたか?

4/24(日)に1回の予定が、希望者殺到で三回まで開くのですから市が行う説明会イベントとしては大成功です。ですが集まった人たちの頭の中は市当局とは同室異夢です・・・
 
あいにく時間に間に合わず、資料だけもらいました。 
教育委員会主催で幹部職まで出ていたようなので、出てみたかったなーと悔やみます。
ずーっと尋ねたい質問があったのです。
それにちゃんと答えられるか否かで文教政策にどれほど精通しているか、判断できると思ったのですが・・・残念
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説明会資料はPowerPointスライド用と思わしきもののコピー。月曜日には、pdfにして市Webに載せてほしいね。出なかった人にも告知するためにね。直ぐできますねよ・・・。
説明会資料の一部・・・ダウンロード (仮)上尾市中央図書館基本設計
 
前段の新図書館にまつわる経過説明は従来の公式資料や議会答弁にもあるレベル。説明はしているが具体性が乏しいものです。現本館に関する箇所は、やや作為的な内容です。駐車場満車の写真には、年間で何日間かつ何時間あるとは書いてありません。2F会議室での(受験)勉強で満席写真もありますが、残念ながら稀です(残念とは、もっと勉強してほしいという意味です)。 ちなみにピーク需要に合わせる施設など過剰だと思います。
現本館の利用実態の真実は右肩下がりです。 
 
例えば、候補地四案の比較は詳細な比較表がないと、プロらしい比較検討をしたのか不明です。それを非開示して『総合的』の常套句を使うから、市民からの信頼感が得られないのですよ。つまり合理的判断ではなく恣意的ではないのか、と・・・
現本館に立替える案も、建築基準法制限とか敷地面積の限界という表現だけで、詳細は不明です。
 
建物パース図は総二階の一部吹き抜け構造。完成時には見た目は凄く人気がでると思うけど、この手の構造は一階の騒音が筒抜けになるのがデメリットです。
床はなるべくカーペット張りにしてほしいです。 関連  海老名市立ツタヤ図書館の見物記
 
上平公園近くという場所がらのため来館人数にはやや相乗効果が見込まれます(平日の公園は閑散としているため多くは期待できませんが、好天の休日は少し期待できるかも・・・)。問題なのは泥靴で入ってくる無神経な人も現れますから、その点は対策とってほしいね。
 
上平中央図書館の場所がようやく判明しました。やはり角地でした。地図を見る限り「中央」の名称は上尾市の中央ではなく、上平地区の中央と言う意味かもしれません。クリックで拡大。
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土地面積は7152m2、2168坪。用地取得費が22,000万円と聞いたので坪10.1万円。市街化調整区域ですから市なら何でも作れます。不動産関係の方なら値段評価ができるでしょうね。でも高いのか安いのかではありません。公共事業が湧いて出れば二億円、そうでなければずーっと畑です・・・
本文とは関係ありませんが、上平公園の周辺には立派なおうちが点在しています。似た風景として郊外のスーパーや家電量販店の近くにも立派なお屋敷がありますね。こちらは民間の世界ですけど・・・
 
p11の新図書館と現本館施設の比較表
  新図書館複合施設 現本館 現、上平分館
敷地面積m2 7,152 2,418  
坪数 2,168 733  
駐車台数 84 57(うち借地分40)  
駐輪台数(バイク含む) 200 30  
閲覧テーブル席数 館内 90、テラス 20 46  
図書館部分
開架面積m2 1,300 800 133
蔵書数 (万冊) 43 30 2.5
開架冊数 18 12  
閉架冊数 25 18  
 
一番の要約ですが、数字を真に受けてはいけません。上平公民館の図書分室は廃止になるのだから、現本館の横に並記しておきました。なお現本館の蔵書数は最新H26年要覧では34万点ですが・・・
気になるのは現本館は開架閉架で合計30万冊。対して新館はあと13万冊置けるとはいうものの、初年度に13万冊も本を買うわけはないでしょう。仮に単価千円なら一億三千万円の購入費。そのあたりの計画はまだ先ですね。
仮に購入無しとすると、開架18、閉架12で面白いことに現本館の逆になりますが、実は本を探すのは書棚を徘徊するよりも蔵書データベースからの検索が一般的です。その意味では開架冊数や開架面積に拘るのは新しいことに挑戦できない構想力の限界だろうと思います。
 
開架冊数は50%増し、面積比でも40%増しになりますが、相変わらず、新図書館になってからの利用数の目標見積もり数字がありません。どんなにコンセプトを高らかに謳っても、定量的な見積もりが無ければ奇麗ごとです。この先もずーっと目標数字は開示されないのでしょうか。
責任が問われなくて済むからですか?
 
桶川マイン内にある大幅リニューアルされた桶川駅前図書館にいけば、駅前図書館という立地性抜群の効果を見ることができます。
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図書館は教育施設ですが業としてはサービス業です。サービス業は人の集積のあるところで商売繁盛しますよ。
 
次記事 
 

上平公園と丸山公園の鯉のぼり掲揚はクレーン車出動です

屋根より高すぎる鯉のぼり、余生は公園デビューで活き活き

少子化が進むと鯉のぼりが減ります。住宅が密集すると鯉のぼりが減ります。
 
上尾市でも少し前までは、郊外にいけば農家のような広い屋敷のあるお宅では、竿を立てて鯉のぼりを揚げる習慣は有ったものです。
でも、息子夫婦も出ていってしまったとか、近所に家が立ち並ぶとかで、だんだんと見る機会が減りました。しいてマンションのベランダに見かける小さいものくらいです。
 
個人の庭に竿を立てる方式だと高さが限られるので、大きな鯉のぼりは、風を受けにくく、だらんと垂れ下がり、漁村の干物みたいです・・・ 
 

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5月の子供の日に向けて、4月下旬には上尾市の上平公園と円山公園に鯉のぼりを揚げます。初めて、その掲揚作業を見ることができました。
 
てっきり地上でロープに鯉のぼりを結び、ロープの端を塔先端にかけて(或いは事前に掛けておき)、片方のロープを巻き上げて揚げる、と想像してましたが、ご覧の通りのロープを張ってからのクレーンによる高所作業でした。
 
 
ビル建設に使うようなクレーンですが、作業の担当者にとっては、この仕事は楽しいものでしょうね。 地上には誘導員二人も配置していました。
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上平公園では二本揚げています。
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クリックで拡大
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下図
鯉のぼりが強風でからまないように、心棒のような透明樹脂の板を入れて取り付けます。それでもからむことがあるようで、そんな時は市からの出動要請があるらしいです。一回いくらの費用か知りませんが・・・
 
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えさを求めて飼育員の所へ集まってきているように見えます・・・
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とても珍しい鯉のぼり掲揚イベントでしたが、告知されているわけでもなく、見物人も少なく残念な気がしました。近所の幼稚園でも園庭に揚げるでしょうけど、スケールの大きいこの作業も見ていて面白いものです。
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上尾市の上平公園と円山公園に揚げている鯉のぼりは市民からの寄贈品。もはや泳ぐ機会失った鯉のぼりの再生ですが、元の主の老後とダブります。色あせているモノは、それだけ何度も子どもの頭上で泳いだであろうことが伺えますが、新品同様なのはどんな事情があって手離れされたのかと、一つ一つに深い思い出がありそうです。
 
たぶん円山公園の方が、水と緑が豊富なので鯉のぼりは見栄えがするでしょうね。
 
旧記事: 

鯉のぼりを見かけなくなったのは少子化のためかな

 
 

2016年4月16日 (土)

大地震の後で地震発生のメカニズムを後講釈する限界

熊本の次は、自分が「被災者」になるために
 
へんなタイトルだと思う。
でも「被災者にならないため」は虫が良すぎる。
ノーマークみたいな所で大地震が起きれば、日本の何処に居たって被災者になる確率は同じなのだと思うしかないだろう。
 
気象庁は熊本地震について、後から大きな地震M7.3が起きたため、14日の震度7(M6.5)を前震に切り替えた。
先日の地震後は今後震度6程度の余震が起きる可能性を言っていたから、油断した人も多かったことだろう。
テレビは一日中、地震学者が地震のメカニズムをああだこうだと解説しているけど、結局予知なんてまるでできっこないという無力感として聞こえてくる。
 
本震余震型ではなく前震本震型らしいが、今後さらに大きいのが発生しなかったら確定するだけであり、いずれにしても後から言えることでしかない。或いはもっと異なった様相を呈するかもしれない。
 
むしろ3.11以後の最大級の地震がノーマークのような地域で起きたことの意味のが重い。
週刊誌のコラムにこんなのが有った。
東京圏つまり首都直下型地震の確率が高まっている(横浜市78%、さいたま市51%、千葉市73%、東京都庁46%)というもの。
で、どうするか?
発生確率の低い地域へ引っ越すこと。その中に熊本市(8%)が入っていた。
コラムタイトルは「賢者の知恵」と称しているが、結局は「凡人」だった。
 
地震予知などできるはずないのだから、その研究はやめて対策費に充てろという学者もいる。そんな無力感も漂う、連日の地震報道だと思う。
個人での対策は限界があるけど、家の耐震化でカネが負担な人には、一室だけを強固にする方式が紹介されていた。いい案だと思う。
 
個人的には、家の中から使わないようなモノを捨てて少なくすることかな・・・
 
 
関連記事

2016年4月14日 (木)

上尾市新図書館の建設概要案と複合施設の説明会は満員御礼

上平の上尾市中央図書館の建物概要案と新図書館複合施設整備の利用者説明会

 
知らない間に、図書館のWebサイトに新図書館の建物概要案がアップされていました。そして、市民向けに説明会をするらしいです。良い事ですが、急に告知してやられると参加する機会に恵まれませんね。
申込み多数のため、4月24日(日曜日)に二回目と三回目も追加実施するようです。申し込んできました。当たるとイイナ・・・
それにしても割安なマンション分譲でもあるましい、そんなに人気あるのかよ
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説明会には「新図書館複合施設整備」という長い名前が付いてます。
複合施設というのは、当初の単独図書館案だと国の補助金や自分で作った上尾市公共マネジメントに矛盾するため、青少年センターという現在プレハブ施設(壊しても、何処に移しても差し障りない・・・ように見える施設と合体して体裁を整えたからだと思っています。・・・ひどいこと書いてスミマセン・・・ 
 
上尾市に限りませんが、公共施設の長期的な更新費用の負担が重荷になっており、新たに作る公共建築物(ハコモノ)は、更新前よりも縮減する(基本的には面積減らす)や複数施設を一施設にまとめること(複合化とか多機能化と言ってます)で費用を減らそうとしています。
 
というわけで、二年前に書かれた中央図書館建設構想には無かった複合図書館となりました(予見できなかった点では構想能力も執行能力も疑問が残りますよね)。
上の図を見れば青少年センターは「借りてきた猫」同然ね・・・ 
 
新図書館の住所は上尾市大字西門前字南前580番1他とあります。今まで税務署用の臨時駐車場の所と思っていたのですが、上図の道路付は角地です。
畑に見えたところなのかな・・・畑地では住所表示が無いので良くわかりません。
 
ネットでは近くの西門前字南前619番7(一種)の公示地価は、113,000円/m2、坪37.3万円でした。畑はもっと安いですが、田畑は農業やる人にしか売れなかったりするので、公共事業が天から降って来るのは宝くじみたいなものだよ、って昔、田舎の親戚がそう言ってましたっけ・・・ 
 
 
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2016年4月12日 (火)

管理職手前の生産系社員へのビジネスゲーム(経営シミュレーション)研修例

以前、とある自動車メーカー(管理職相手の三日コース)をしたときもマイカーで出かけたことがあります。研修所は本社工場とは別の場所でしたが、他車(!)のため、なんとなく気が引けました。

工場だと守衛に見とがめられて、その車はアッチ、と中に入れてもらえず外の駐車場になりますが・・・外車だとあまりうるさくないと聞いたことがあります。営業マンが訪問する時、他車の場合はレンタカーにすると言ってましたが、今でもそうなんでしょうかね。
今回は車とは関係ないので大っぴらに行けました。
 
生産分野の管理職一歩手前の層を一堂に集めました。といっても多すぎるので何回にも分けてのこと。一回当たり25名強ですから、多いです。
 
日頃は数量と時間情報ばかりに追われている人達のため、カネ勘定は苦手。事前学習としてビジネスゲーム研修の教材一式を前単元の研修時に配布して、指定された個所を読むことを課しています。
 
全員100%やって来ると良いのですが、歩留まりの問題が出ます。研修を企画した事務局の「親こごろ子知らず」という人は若干はいるものです(管理職クラスになるとそれは無いのですが・・・)。
理解度の低い人に足並みを合わせる護送船団型研修ではないので、事前学習をおろそかにした人は刺激的な研修に苦労します。
 
RoboMakerの標準タイムスケジュールより一時間ほど不足しますが、シミュレーションは四サイクルが目標。特に製造原価のプロセスと在庫過不足の損益やキャッシュへの理解がポイントです。3サイクルをゆっくりやる方が良いのか、4回で経営体験を堪能するのが良いのか、と悩むところです。
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最初は難しかったが、最後にはおおむね理解できたという感想が多かったです。
が、研修でこんなに疲れるとは思わなかった、という人も多かったようです。
 
当年度の経営目標の数字が広く共有されていないのが残念でしたが、そのための意識転換の研修に成ればと思いました。数字に強いことと業績は比例します。
 

2016年4月 9日 (土)

海老名市立中央、ツタヤ図書館の見物記と貸出統計

貸出や蔵書よりも集客重視の見た目に拘る中途半端な書店兼図書館
 
先日、商用ついでに海老名市中央図書館へ立ち寄りました。佐賀県の武雄市についで有名なツタヤ運営図書館ですが、ずさんな運営ぶりも話題になってました。果たしてどんなものか、と見物してきました。
 
海老名市の委託管理者は(株)図書館流通センター(TRC)とCCCの共同事業体。丸善とCCCの共同は公共事業のジョイントベンチャーみたいですが違和感あります。民営委託の目的には低コスト化やサービス向上がありますが、この分野の二大資本が結託したら競争原理は働かないと思うのです・・・
 
以下、夕暮れ前の1時間半程度の探訪記。
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アクセスは、海老名駅歩7分と近そうですが、小田急線とJR線の中間にある公共施設が集積する殺風景なエリア。住宅地や商業施設からはやや離れており、暇つぶしに立ち寄るというよりも、図書館に行くという強い目的が無いと行かないような立地に見えます。
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古い建物をリフォームし、元のプラネタリウムのドームや階段がデザイン的にあか抜けしています。吹き抜けは解放感がありますが、騒音が共有されるという点が気になりました。
 
中の写真撮影は禁止、なので当図書館Webからの引用画像。
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一階は図書館、ツタヤ書店とスターバックスが混在、それこそ施設の顔ですが、やや詰め込み風な印象です。 高そうな文具陳列もあります(インテリア効果に見えます・・・)。スターバックスは賑わっていて、読書や勉強をしている若い人が多く、ドリンクは館内で自由に飲めるそうです。
 
●図書館ホームページ内の「アクセス・MAP」ページ内に館内ストリートビューがあり、各階を内覧できます。
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 地下一階から最上4階の児童書の各フロアーにはお洒落な椅子があります。閲覧や机には仕切板がないため、正面の他人が丸見え。凝ったスタンド照明を付ける一方で、この程度のコストを削ったのが不思議です(実用性よりも見た目重視かな・・・)。
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しかし利用者の少ない時の大きなテーブルは見栄えがします。カーペットが敷いて無い1階では、椅子をずらした時や歩く音が気になりました。
 
 問題視されたのはNDC図書館分類法ではなくツタヤ独自の本屋式分類です。個人的には、Amazonと図書館Webサイトで検索して借りることが身についているために分類の良否は分かりませんが、図書館としての互換性は欠けます。
 
 書棚には空きが目立ちましすが蔵書に特徴がありました。
 試に自著を検索したら使われるはずの無い(PowerPoint2002本)が有り、PC本コーナーにはWindows98やホームページビルダー7の本がありました。ブックオフかよって、幻滅。 武雄市図書館でも古本を処分的に並べて問題となりました。たんに棚を埋めたいがためでしょうか・・・
 
手の届くはずの無い最上段はダミー本。映画シーンを思わせるように壁一面を飾るのは見栄っ張り屋さんの背伸びみたい。「圧縮陳列のドンキホーテを連想」は言い過ぎでしょうか。
 
書棚に特注の検索端末がハメ込まれています。入力は50音配列のみ(?)、画面は垂直のためにタッチするのも見るのも使い勝手が悪いです。プリンターから出てきたのはスーパーのレシートを超えるデカく長い紙でした。
 
貸出は、日本国在住者ならだれでもよい、と言っても次に来る当てもなく、一見の客です。
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●そもそもの目的は何
 座って読める場所が多く、PCが持ち込める机、タブレット貸出、Wifiもあります。これらは真似できるレベルなので、上尾市でも実現してほしいです。
 
図書館で人気があるのは新聞や雑誌コーナー。その雑誌類が奥まったところに直線配置でした。 たまたまか利用者は少なく、平日午後の遅い時間、高齢男性が多いと予想しましたが、若い層が1階に多く見えただけ。立地が悪いのでしょうか。
 
なお蔦屋書店側の本を、立ち読みではなく「座り読み可」にはビックリ。商品販売の収益性はあまり気にしていないのでしょうか。
4階の児童書フロアは立派ですが、子供だけでは来られないでしょうから平日の稼働率は低いと思います。むしろ上尾市のように市内の主要地域に児童図書館を分散配置した方が子供や母親には実用的と思います。
 
海老名市のツタヤ委託図書館は一体どんな行政目的で作られたのでしょうか。投資額や年間費用と効果見積もりはどうなっているのでしょうか? 民営化として指定管理者を募集すると、時にはトンデモ会社が名乗りを上げる事があります。行政側に目利き能力が無いと、やられちゃいます。図書館なら「住民委託」でもイイじゃないかって想うのですが・・・
 
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●海老名市図書館年報
 受付で「図書館要覧を見せて」と頼んだら、意味が通じません。店員さんがバックヤードに行き、待たされました。市担当者に電話したらしく、図書館年報と言い、有馬図書館にあるとのこと。旗艦図書館に要覧が置いてないのです。
本当は、「Webで見られますからこの端末でどうぞ」と答えられても良かった気がしますが、4月からは置くでしょうかね。
 
●年報よりの貸出統計データ(市全体)
海老名市人口は13万人。人口規模の割には大型施設と思います。
・H23に貸出数が13%も急伸したのは、一人当たりの貸出制限を5から10冊に変更した効果と思う。
・H26は11月までの値*。12月から工事休館。ツタヤ効果はH27年後半から。
   
海老名市図書館年報より H22 H23 H24 H25 H26/11
人口 127,493 128,157 128,531 129,193 129,397
登録者 87,884 90,328 92,780 87,907 90,216
(うち市民) (73,099) (75,172) (76,684) (73,206) (76,618)
貸出冊数  553,843  627,514  629,208  603,927  575,317
前年比伸び率   13% 0% -4% -5% *
蔵書数 387,059 393,675 395,197 398,458 393,295
年間購入冊数 10,364 10,112 9,205 7,392 8,502
蔵書回転率 1.4回 1.6回 1.6回 1.5回 1.5回
人口当り貸出数 4.3冊 4.9冊 4.9冊 4.7冊 4.4冊
人口当り蔵書数 3.0冊 3.1冊 3.1冊 3.1冊 3.0冊
登録者当り貸出数 6.3冊 6.9冊 6.8冊 6.9冊 6.4冊
 
・人口当たり蔵書数は近隣(ブログ主の市町)と比べてやや多いかもと思うが、反して人口当たり貸出数は少ない。6冊~7冊位あっても良いと思う。
・従って蔵書回転率(貸出数÷蔵書数)は1.5と低い。せめて2.0まで上げるには、H25年値では貸出数約80万冊となり、20万冊足りない。
・登録者には休眠利用者も含まれているだろう。実態を示す実利用者(一年に一度以上借りた人)の人数は不明。
・実利用者数を人口20%と仮定したときの図書館利用指標のURB値を推定。
 実利用者数U=25839人、年間利用回数R=6.8回、一回当たり貸出数=3.5冊
 図書館指標URBの意味は、こちらへ
 
意外でした。貸出数が少ないことにつきると思いますが、多分その詳細データを分析してもツタヤ図書館にすることとは無関係な気がします・・・。
 
4/18追記
●海老名市中央図書館の貸出統計の分析
貸出の利用にはAV利用を除く。H26年度は11月まで稼働*。
 
中央図書館 H22 H23 H24 H25 H26*
貸出数 434,635 485,313 489,951 474,359 (365,830)
蔵書数 253,806 258,360 262,325 264,751 263,918
回転率 1.71回 1.88回 1.87回 1.79回 1.39回
貸出者数 148,278 145,252 149,503 144,397 (122,159)
前年比伸び率   -2.0% 2.9% -3.4%  

・蔵書回転率は1.8レベルまであり、市全体が1.5と低いのは、有馬図書館の利用度が低い(回転率1.2)ため。
・利用データ(貸出数や人数)は概ね横ばい。利用者数が増えているわけではない。
・仮に蔵書回転率2.0を達成するには、H25年比で55,000冊貸出増が必要。
・平成27年秋からツタヤ図書館が開館したため初年度の成果が見もの(通常は開館効果が出る)だが、3-5年位の中期で見ないと分からない。
・蔦屋効果として蔵書回転率が2.5位まで上がれば政策的合理性があったと思うが、2に近い程度なら、改装費用を全額蔵書に充てた方が市民には喜ばれたのではないか・・・
 
なお図書館の評価は貸出数と利用者人数であり、入館人数は民業ツタヤ側の経営指標と思う。
 

2016年4月 8日 (金)

上尾市上平公園の桜…2016年

今年は桜の花が長持ちしました

今日は上尾市内の小学校の入学式の日。
だいぶ散り始めて、色も浅くなっているものの、まだまだ桜の木にはたくさんの花びらがついていました。入学式の日まで桜の花が残っているのは珍しいです。
去年は3月末が満開でしたから、随分と違います。
 去年のブログ記事・・・ 

上尾市内の桜の名所・・・駅東側のお勧め場所

 
2016年は桜の開花時期に極端に暑くなる日が続かなかったこと、途中に肌寒い日を交えたこと、強い雨や風の日も少なかったことなどで、桜が一週間以上楽しめたような気がします。長持ちしましたね。
 
こんなことなら、千鳥ヶ淵にでも行けばよかったかな、とも思ったけど、やはり青空の良い天気は少なかったのは残念。
晴天の写真ならば、空の青さと花の薄いピンクや白のコントラストが映えるのですが・・・・曇り日ではやや眠たい感じに仕上がります。
 
上平公園の写真をアップ。
 
4/2土曜日
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4/8金曜日
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2016年4月 3日 (日)

小田嶋隆氏の超反知性主義は本よりも日経コラムの方がいいね

日経ビジネスオンラインの人気コラムを本にした

 
本人いわく、引きこもり系コラムニスト小田嶋隆氏によるコラムが日経ビジネスオンラインで毎週末に記事がアップされます。人気があるためランキングでは頻繁に上位に来ます。
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人気の理由は、漠然とした違和感を持ちながらも日々の話題を受け入れてしまいがちな中で、ユーモアと彼独特の視点で切り込み、モヤモヤ感を払しょくしてくれるからだろうと思います。
過去記事を再編集して集めたのがこの本らしいです。でも本を買わなくても日経サイトで新しいコラムが読めます・・・。ラジオでも月曜日かな、彼が出る番組があります。
 
読んだこともある内容とそうでないのが混在した感じですが、Web記事と比べて何か物足りないため、読むペースが上がりませんでした。
 
どうやら、元記事に手を入れたらしいです。面白い与太話がカットされていて、その饒舌さが無いために、Web記事の印象からは随分と堅く重苦しい内容に変質しています。
 本当は、もっと快活に語っているのに。
 
本書で印象に残ったのは、「美しいニッポンの本音」の中のヤジが飛び交う国会審議の様子についてのくだり。
 
・・・「お互いに手の内を晒した質問と回答について、それぞれが手元ペーパーを読み上げ時間通りにやる、BGMすら流れない朗読劇だから・・・
 
市議会を傍聴した体験が蘇りました。
 
反知性主義とは本来は、現在の主流の知性や理論を壊して次へ進みたいという別の知性の事らしいですが、日本では理論や合理性を無視する態度、つまりは感情的で無知なる言動を意味するようです。
たんなる遠回し的な言い方かもしれませんが、「反」だけを付けたためにヘンな感じを受けます。

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