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2016年5月の10件の記事

2016年5月27日 (金)

ソニーがPS4好調で黒字回復しても、凋落を巡る議論が尽きない

ソニーが好決算から最高益に挑むも、中長期的には不透明

 
減益決算が相次ぐ中で、ようやくソニーの決算が注目を浴びているようだ。 
2016/3月期 連結営業利益2942億円、最終利益1447億円(前年-1259億円)
2017/3月期 連結営業利益3000億円・・・会社側業績見通し
熊本地震が無ければ4000億円のレベルと言うらしい。
 
好調の要因はリストラ効果や分社化などいろいろあるが、ひときわPS4が絶好調とのこと。スマホゲームが盛んな国内では据置型ゲーム機はあまり話題にならないが、5/22には世界の累計販売は4000万台を超えたとのこと。過去のプレイステーションでは最速の売行きという。
 
PS4累計販売数の1000万台の大台ごとの販売推移(SIE)をみると、確かに好調。
Ps4
グラフにすると直線的だが、実は2015年の年末年始商戦(11/22,23~1/2,3頃)が猛烈に販売が増えていて、この40日間で570万台売った(1日13万台強)。その商戦後は凪のように緩やかだ(3万台/日)。
いずれにしても半年で1000万台売っているので、次の5000万台達成はグラフでは2017年1月頃と予想されるが、PS4人気が加速しているので年末商戦中に実現しそうだ。
秋には仮想現実用の眼鏡型端末「PSVR」も投入されるから、追い風も強い。それにしても国内販売はどうなっているのだろう・・・
 
単にゲーム機本体やソフト販売だけではなくPS+のオンラインの月額利用料金(500円未満)がおいしい利益をもたらすのだろう。本年度のゲーム事業の営業利益は5割増の1350億円と見込む。
 
相変わらずソニーの利益トップは金融業のままだが、それに近づいたことは良い兆候だと思う。
でも、最近またまたソニー凋落に関する記事が増えている。特に役員OBからの内部を知った意見が際立つ。
過去を批判するだけの視点ではなく、ソニー凋落の原因解明とその対策がされない限り、一見好調に見える今の決算でも、またまた業績の下方修正を繰り返す会社に後戻りする可能性がある、と思う。
サンヨー、シャープ、東芝等々の二の舞だけは避けて欲しいというのが本音。
 
 
関連 

2016年5月24日 (火)

コーポレートカラーの赤い部屋でのビジネスゲーム

生産系中堅社員層へのビジネスゲーム研修は定番コースのRoboMaker。

ゆっくり回して3サイクルをノルマと決めて臨みましたが、ピッチが上がって結局は4サイクルまで実施。この点は一安心しました。皆さん、熱心に学んでいました。
 
 
慣れてきたところで終るのは一日研修では仕方ないことです。
しかし、慣れる前に終わってしまう事は大問題・・・
一体何やったんだよーってね。
やはり4サイクル位やらないと「やった」という実感も少ないし、学習効果も得られません。シミュレーションとしても在庫ショートや資金ショートの醍醐味が有ります。
 
最後に、当社の連結損益計算書におけるコスト構造の特徴に一言触れました。
実は大企業と言えども、自社の決算をしげしげと見ている人などごく一部。せめて自分の給料と業務コスト位どこに含まれているかは知っておいて欲しいですね・・・
 
気になっていたことが有ったのでコメントしました。
最初はマーケティング費用が一番多いだろうと思っていたのですが、さにあらず。
販管費の中の最大費用は販売人件費でも広告宣伝費でもない。
運搬費。
その売上高比率にもビックリ。
運送業ですか・・・って言いたくなりますが、その中身は外部からは不明。
物流費は売上に比例する変動費的部分が多いけど、それだけではここまで膨らむのだろうか。
 
同一業界の他社を見ると、これまたコスト構造の特徴が違うようなので、運搬費はこの企業の特徴かもしれない。
 
粗利率の高い業界だなー、その分、マーケティングコストがかかるなーと10数年前に見ていたのですが、最近は業界全体の様相が変わっていることに驚きました。
かつてのような高収益は望むべくもありません。
 
2016/3月期決算の発表が相次いでいます。アベクロ金融政策の「賞味期限」は過ぎました・・・

2016年5月23日 (月)

上尾市の昼夜人口と移動(通勤・通学)実態 -4

東京とさいたま市へ各2万人
  
上尾市民が通勤や通学でどこの市町村へ通っているのか、逆にどこの市町村から上尾市に通っているのかを分析したものが、上尾市地域創生長期ビジョンに少しあります。
 
(1) お粗末な昼間夜間人口の分析 p22-
 
普通は次の単純式ですが、なぜか地域創生ビジョンp23の昼夜間人口比率84%の算式は、上尾市役所の職員でも満足に説明できる人がどれだけいるか疑問です…。
 
昼間人口=夜間人口+他地域からの通勤通学者数-他地域への通勤通学者数
昼夜間人口比率=昼間人口÷夜間人口
 
84%は近隣と比べても低いほうらしいです。つまり外へ出かける人が多い。
同じH22年度の国勢調査を使っていますが、統計結果は市のビジョンと埼玉県の「昼夜人口見える化ツール 」(Excel)では異なります。県ツールには詳しいデータがあり加工もできるのでそちらで見ます。
 
同比率は、
・宅地開発の盛んな伊奈町は意外と高く96%
・桶川市は85%
・蓮田市は81%
昼夜人口比率が低い自治体の特性とはどんなものでしょうか。地域への愛着や帰属意識が薄く、投票率が低いとか、或いは空き巣被害が多とか・・・
 
下は上尾市から外への通勤通学者数のみのデータです。
 
市外へ通勤者  62,453 41,934 20,519
市外へ通学者 8,833 4,731 4,102
(うち15歳以上) 8,311 4,491 3,820
 (うち15歳未満) 522 240 282
合計 71,286 46,665 24,621
(男女比率)   65% 35%
市民で市内勤務 39,260
市民で市内通学 20,027
通勤も通学もしていない 73,560
労働力状態等不詳 19,793
人口(夜間人口) 223,926
 
昼間の移動71,000人は市人口の三分の一。思った通りに多いなという印象。ベットタウン市です。
通学者数は高校の数で決まりますが、15歳未満とは私立小中学校なのでしょうか。女の子を通わせる傾向にあるようです。
 
(2)どの市町村や県へ通勤通学しているのか
 素人目には高崎線に乗ってみんな何処へ行くのか?の方に関心があるので、それが下表です。もちろん電車以外もです。データは県ツールより。
 
  上尾市に常住している人の通勤通学地 上尾市に通勤通学している人の常住地
上位 市区町村名 人口 市区町村名 人口
1 上尾市 59,287 上尾市 59,287
2 さいたま市 北区 6,101 桶川市 4,357
3 さいたま市 大宮区 5,182 さいたま市 北区 2,772
4 桶川市 3,870 伊奈町 2,449
5 千代田区 3,291 鴻巣市 2,288
6 伊奈町 2,944 北本市 2,275
7 港区 2,539 さいたま市 見沼区 1,857
8 さいたま市 浦和区 2,524 さいたま市 西区 1,448
9 中央区 2,465 久喜市 1,057
10 新宿区 2,409 蓮田市 1,049
11 さいたま市 見沼区 2,380 熊谷市 981
12 さいたま市 西区 1,983 川越市 937
13 川越市 1,891 さいたま市 大宮区 896
14 さいたま市 中央区 1,679 行田市 763
15 豊島区 1,558 さいたま市 岩槻区 667
16 渋谷区 1,433 川口市 624
17 北区 1,318 加須市 622
18 川口市 1,268 春日部市 572
19 台東区 1,262 さいたま市 浦和区 562
20 さいたま市 岩槻区 1,138 さいたま市 中央区 469
21 その他 24,051 その他 8,480
130,573 94,412
 
左側が外へ出る人数。さいたま市や東京が細分化されているのでやや分かりにくいです。
・上尾市ビジョンp23では、さいたま市へ通勤通学する人は約22,000人です。
・埼玉県ツールでは、東京都へ通勤通学する人は約21,000人です。
・桶川市には上尾市民が500人いて、上尾市には伊奈町民が500人隠れています・・・
 
(3)データ独占時代から市民へ解放される時代へ
 
 残念ながら上尾市のデータはpdfが多く、コピペしにくいものが多いです。そんな恨み節もあって県庁ツールを使います(全国規模のデータも入っています)。ただし上記のように市と県で同じデータを使いながら答えが違うということもあり、単純に鵜呑みはできません・・・
 
地域創生ビジョンは調査会社への外注費と内部費用(職員人件費ですが当案件のコストに算入されない)で作られているでしょう。一方、一部とはいえ県の統計ツールのようにオープンで優れたものをタダで使えるという事は、何を物語るのでしょうか。
県ツールは各自治体職員が「作成作業」に活用して作業時間を短縮し、分析と問題解決への時間に注力してほしいと言うものだと想像します。
 
しかし、個人的にはもっと違う見方をします。
今まで情報を占有していた行政マン(短期ローテーション人事のために専門家と言えるのかは不明)とは別に、一般市民が(各人のキャリアを背景にして)その領域に立ち入ることができる時代の到来なのだと。
それを心外(侵害)と思うようでは新しい道が開けません。
多様な意見に翻弄されたくない実務者の立場も分かりますが、行政と市民が一体となる新しい姿を模索することも必要だろうと思います。徐々に自分達だけでやれる余裕はないはずでしょうから…
 
 
つづく
 
 

2016年5月22日 (日)

上尾市の将来人口(自然動態の予測と待機老人)-3

出生と死亡の人口自然動態の推移(上尾市地域創生ビジョンより)
 
更新 2018/7 (2)の出生と死亡グラフに婚姻数も入れて最新データ。他のグラフは直していない。
 
 

(1)自然動態・・・p6
 
 ビジョンp6は過去の(出生-死亡)自然動態に関する分析です。下図はH12(2000)~H25(2013)のグラフです。クリックで拡大。
Photo_5
 
もっと古いデータは触れていないので、以前、調べた内容を再掲すると・・・。
 昭和の上尾の人口急増期S58(1982)年では年1600人も純増です。その後減り続けてはいますがそれでも1000人超の純増がH12(2000)年まで続いていました。下図の青色参照。
 Photo_4
 
 1980年から2007年までの約30年間における、自然増の内訳として、
赤ちゃんは2100人前後で安定(その後は1700人台へ緩やか減少)。
死亡数が500人から1800人へ3倍強も増加
 つまり人口の多い世代が亡くなっていくために自然増がマイナス圏へ突入するのは時間の問題。産婦人科よりも葬儀屋が繁盛します。
ですが、『将来の利用者』としては老人ホームも葬儀屋利用も火葬場も待機させられる受難の時代です。 待機児童に替わって待機老人が社会問題化します・・・ 
 
 さて、今までの綱引きは赤ちゃんの連勝でしたが、ビジョンにはH25(2013)年に両者が1700人台で同数(先頭のグラフ)、と書いて現状報告を終えています。
 
  です。
 上尾市地域創生ビジョンはH27/12発行。(調査会社が)作り始めたのは何月か知りませんが、同年6月に「統計あげお」は発行済み。同統計p10には大量データに埋もれるように次の記念すべき数字があります。
 
 H27年(2015) 出生1742-死亡1871= △129
 
上尾市は2015年から、とうとう自然減の世界へ、
 オギャー <  ナムー   のレッドゾーンに入ったのです
 Photo
上尾市の歴史的な転換点です。この事実を書かずして長期ビジョンとはお粗末・・・
 
と言うよりも、ひとごとかな・・・
 
(2) 出生・死亡・婚姻数の推移 2018/7 更新
 
 1982年からの出生と死亡数データにExcelの線形予測近似曲線を当てはめたもの。折れ線が実数、直線が予測線。データは統計あげおより。クリックで拡大。
 Photo_3
 
  1. 出生数は2010年ごろから予想線よりも下振れをし最近は更にキツく、落ち込みは深刻だ。
  2. 死亡数は最近は予想線よりも上振れしている。R2乗値が1に近いことから死亡予測線は精度が高い。なお出生数の下振れの方が早く発生している。
  3. 予想線の交差よりも早く、2013年に 死亡>出生 という自然減に入った。
  4. 出生数のバラツキが大きいのは社会的要因(景気や政策)の影響を受けるためと思う。であれば下落を緩やかにできるはずだが、過去7年の低迷は政策を投じているとしても効果がでていない。
  5. 婚姻数が92~97年だけが突出している(97年は金融不況に入る頃)。婚姻が二倍に増加しても出生数はさほど増えていない。その後の婚姻数は急増前よりも多い千件を超す水準ではあるが、赤ちゃん増産という結果にはなっていない。その理由は?
●結局は転入増を目指すしかない。つまりは魅力ある街づくり。
 ってことは、他市民を誘惑することなわけ。
 
 
(3)上尾市の出生が少ない理由
 
 p8の合計特殊出生率(一人の女性が一生の間に産む子供の数の平均値)は、上尾市は1.2~1.3で推移しH25年の1.27は、全国平均(1.43)や埼玉県(1.33)よりも低いとあります。
Photo
 p16では、出生は0-4歳がH26年9046人が30年後に約6000人34%減少すると予想しています。これは前述した出生率が低いことと女性(15-49歳)の転出が増えるためと分析しています。
 出生率が低いのは何故でしょう?
 女性の転出が多いのは何故でしょう?
 気になります。
 
 
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2016年5月15日 (日)

上尾市の人口減少と現役老人比率(地域創生ビジョン)-2

上尾市の総人口は30年後に18%減の18万人台(地域創生長期ビジョンより)

注) 市の文書と独自グラフが混在しています。
 
面倒な数字を見なくても下の人口ピラミッド図を見れば人口が減るのは当たり前です。特に、団塊世代と団塊ジュニア世代(1971-74年で各年200万人超の世代)が突出しているのに「団塊の孫世代」が存在しなかったことが一番の痛手と思います。
 
団塊ジュニアは長い日本経済の低迷期に青年期を過ごしたことが少子化・晩婚・非婚化が進んだのだろうと想像します。 もしも「団塊の孫」人口が少しでも突出していれば日本の人口減少は穏やかになっただろうと、死んだ子の年を数えるように思います。
 価値観の変化もあるけど、ようは国の経済運営の失敗だろうと思うのです・・・
 
4
 
(1)推計人口の推移 (地域創生長期ビジョンp14)
 ビジョンには5年おき30年後までの予測を年齢三区分の棒グラフで示してあります。 30年間で総人口は4万人(18%)減と推定しています。クリックで拡大。
Photo
 これでは深刻さが伝わりませんので、増減人数に着目したのが下図。開始のH26度はH21年(10/1日)との比較。
Photo_2
・老年人口(65歳以上)は団塊ジュニアが高齢化するまで増え続けます。
・子ども人口が増えることはないと予想されます。小学校編成に影響し、更に転出リスクが増えますから、この層の減少要因の分析と対策が一番の課題です。
生産年齢人口は、老年層へ移る人数より、年少層から上がってくる人数が少ないため確実に減ります。 既に11年前(2005)から減少していますが、市民税の税収減としては現れてはいないと思います(多分)。
 
(2) 一人の老人を何人の現役(生産年齢人口)で支えるのか p14
 
Photo_2
 人口減少は経済問題です。いろんなビジネスの一番の需要要因は人口そのもの。公的部門では福祉政策の重荷となります。
 今の年金は世代間相互扶助ですが、現在(2014)は2.6人の現役で一人の年寄りを支えています。実はこの現役÷老人比率には生産年齢人口を使うために高校生や大学生も含まれており、実態はもっと厳しい値になります。そもそも2.6人では騎馬戦としても成り立たないレベルです。
 
 1990年は11人・・・上尾夏祭り(神輿)レベル
 
 2014年は2.6人・・・騎馬戦レベル
 
 2044年は1.5人・・・おんぶレベル
   :
       :
 2060年・・・1人・・・姨捨山レベル  ←ブログ主予想。
 
 危ないから運動会のピラミッドの段数は減らせ、とは言うのに、社会全体の話となると見て見ぬふりをされます。国予算の40%は将来世代への借金のため、危機感が希薄化するようにできているからでしょうか。 これでは一方通行の婆抜きゲームです・・・
 
  しかし、親の介護を抱える世帯ではこの値以上にきついものがあります。
 
 
 
 

2016年5月14日 (土)

上尾市の将来人口予測 -1

過去ではなく将来を見る、上尾市人口推計のいろいろ
 
2001年頃たまたま日本の人口減少について見る機会があり、総理府統計のExcelデータからグラフ化してスライドにしました。まだ関心薄い問題でしたが、結果にはビックリ。
2001

当時(H13)ではピーク人口をH19年12,778万人と推定してますが、現実はH20年の12,808万人がピーク人口です。ほぼ予測通りです。でも100年後予想値は今の予測の方が減少幅が大きいです。

それから15年。

2年前に図書館問題を機に上尾市人口推移を見始めましたが、過去統計を眺めていても、「死んだ子の歳を数える」ような気になります。

Photo_2逆に、将来の人口推計を見ていると「生れぬ子の年を数える?」なのかもしれません。こんな言い方では、身も蓋もありません・・・

 

現在、上尾市の将来人口の推計(人口減少)については下記が有ります。

・「統計あげお(h26年版はp19)には平成33年までの毎年の6年先分。ただし地域別明細があります。たった6年間では毎年の人口変化は緩慢にきまっています。普通は、将来を5年間隔刻みで中長期予測するものですから、カネをかけて作る割には役立つように見えません(小学校入学者数の予想をしているわけではないです)。無駄な仕事の典型みたいです…
 

 なかなか良くできています。旧版よりも強化されました。H52年(2040)までを年齢4区分で全市町村が見られます。各市町村はカネをかけて独自に予想するのではなく、これを利用して人口問題への分析と対策の方に時間を割くべきです。なおパラメータの設定で結果はいかようにも増減します。引越を検討している人は参考になります…

・「上尾市地域創生長期ビジョン(H27/10、行政経営課)の中にあるのが上尾市の将来人口に関する一番詳しい分析資料です(国の予算で作られたようです)。H56年(2044)までの30年間予測です。今後の多くの政策に影響するデータですが、市の行政マンが広く読んでいる様子は乏しいです。「縦割りですから・・・」と聞こえてきます… 

なお、昨年のH27年国勢調査の結果を反映した予測が作られると、さらに現実味が増すのかもしれません。

人口の絶対数で見れば人口減少は始まったばかりです。しかし上グラフで分かるように、質的な人口減少は15年以上前(生産年齢人口のピークのP点2000年)から始まっています。働き手が減っているのですから、総人口の減少よりも深刻に捉えるべきです。

 

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関連

上尾市人口は23万人に届かずにピークを打ち人口減少か(埼玉県人口推計ツール) -5

2016年5月10日 (火)

悲報か誤報か?上尾運動公園プールが廃止の方向へ

埼玉県は公共施設の老朽化対策費の重荷に耐えきれず
 
子どもが小さい時は、出かけたものです。
ずーっと昔は冬季はスケート場だったのでは?。そのスケート場が廃止されてからは釣堀営業してますよね?
生き残りをかけていろいろ苦労してきたことが伺えますが、とうとう命運尽きましたか・・・
 
でも、ニュース記事では「さいたま水上公園」と表現してないので、別のプールでしょうか?!
この点では誤報なのか勘違いなのかわけ分かりません・・・ 
廃止確定した時は訃報ですね。
 
さいたま新聞よりの引用 ・・・要約化してます。
 
・県有施設136施設1464棟を対象にアセスメントを行い、上尾運動公園プール(上尾市)と大宮公園体育館(さいたま市大宮区)について「廃止を含めて検討する」。他にも8施設についても集約化や転用、廃止の方向性を示した。 
 
・行政利用施設は築40年以上の建物が5割に上り、そのうち築50年を上回るものが16%を占めるなど、老朽化が進んでいる。
 
・2013年度の県有施設の維持管理コストは約295億円で、対策を講じなければ14年度から30年間の累計コスト額が計1兆7568億円に達するとしている。年間平均では約586億円になる。 約2倍!
 
上尾運動公園プールは、2014年度の利用人数が約8万5700人、近隣地域にレジャープールが増えていることなどから利用者が減少。建設から44年が経過し、老朽化も進んでいる。
 
大宮公園体育館は、14年度の稼働率が76%(首都圏の122体育館の平均は72・8%)で、一定の稼働率があるものの、上尾運動公園(95%)や熊谷スポーツ文化公園(84%)と比べると低い。周辺にはさいたま市立大宮体育館があり、県が維持する必要性が薄れているとした。
 
 
一夏2ヶ月程度の利用期間で9万人弱ですから、健闘しているようにも見えますが、後の10ヵ月の稼働に苦労します。 でも、一つくらいのプールは市営化してでも残してほしいですね。プールは夏遊びの象徴であり、小学校のプールとは規模が違います・・・
 
毎日新聞ニュースには10施設名が俎上に挙げられています。
 
埼玉県が廃止などの検討対象とした施設
    <施設名>          <方向性
所沢航空記念公園野外ステージ(所沢市)転用か廃止
大宮公園体育館(さいたま市)      廃止
上尾運動公園プール(上尾市)     廃止
山西省友好記念館(小鹿野町)     廃止か転用
西関東連絡道路建設事務所(皆野町)  集約化
消費生活センター熊谷(熊谷市)     集約化
熊谷点字図書館(熊谷市)         集約化
川口保健所(川口市)            集約化
食肉衛生検査センター川口分室(川口市)集約化
東部環境管理事務所(杉戸町)      集約化
 
公共施設の老朽化対策の財政負担は県に限りません。上尾市でも深刻な問題です。人口急増期前後にどんどん作った施設の更新需要(再請求書)が来ていて、とても払えねー、というわけです。
でも、その前に市役所や県庁自体も縮小か集約化か転用か廃止に入れてね・・・
 
 
関連

2016年5月 8日 (日)

ドアエッジモールの取り付けは安くて簡単

たった1000円でできるドアエッジモールの取り付け

知らないというのは恐ろしいもの、こんなものがカー用品店で普通に売っていたので驚きました。昔はディラーオプションで付けた記憶があるけれど・・・。
 
いろいろな種類があり、どれが最適なのかよくわからないまま、なんとなくU字型モールがよさそうなので試しに買ってみた。
色はクローム、6m巻の長さで1000円と安いです。
メーカー専用品はもっと高品質な材質かもしれないが、見かけがこの程度のものが正規で売られていたら取付工賃込みで何万円もするのだろう。そう思うと、素人客はイイかもだったなー。
 
気になって駐車場や道路の車を見ていて発見したのは、最近はドアモールしている車はほとんど無いってこと!。
 Img_9214
まぁ、お試しにやってみました。
両面テープ無しで強引にドア端にU字型モールをはめ込みました。今頃の暖かい時期がよいです。フロントに置いて太陽熱で少し温めてから作業開始。
試に、両面テープなしでもがっちりはまったものの、両端部分の板厚が薄いのでそこから外れやすかったな。
結局は、同梱された両面テープを使用。テープは必要最小限に少なめにしました。後で外すときのこと(?)やそのうちテープにゴミが付着して汚れがめだつかもしれないというため。
 
ドア端面に両面テープを山折して貼り付けますが、表面側の糊代をやや控えめに短くしました。テープ端面による汚れがめだたないようにという配慮ですが、本当の良し悪しは分かりません。
Img_9221_2
さすがに6mはワンボックスカー用なのでセダンには余ります。捨てるのももったいないのでトランクルームの縁取りにも使いました・・・・
自分でやったので見かけは大満足ですが、一夏、一冬越してみないと耐候性は分かりません。
劣化して貧相に見えたり、かえって汚れが入り込んで目立つようになったら、外します。
或いは貼り換えるかも。

2016年5月 5日 (木)

スターウォーズ最新作「米国の衰退」の予告編が人気です

ダース・トランプ卿は、ヘイトパワーで米国をダークサイドに引き込むか

 
スターウォーズ/フォースの覚醒のDVD/ブルーレイが5/4日発売になったらしい。映画館で見たけれどマンネリ感があるためか、昔のような感動は無かったなー、というのが素直な感想・・・。と言っても借りて見たいね・・・
 
でも今は新作予告編の方が人気らしい。アメリカ大統領選挙はスターウォーズもどきです。
 S
ダース・トランプ卿が最右派のクルーズ卿を倒し、共和国議長になったとのニュースがあった・・・
使ったのはフォースなのかマネー・パワーかは不明・・・
 
そしていよいよ三人の争いになったらしい。
 
ヘイトスピーチパワーのトランプはアメリカをダークサイド(暗黒面)に引っ張り込むのか?。それとも単に共和帝国を分裂させるのか。
 
対する、ジェダイの騎士は誰?
風貌からして最年長候補のサンダース卿はヨーダそっくりさん。
 
ヒラリー・クリントン妃は世渡り上手な3POかな。
 
誰が勝つにしても、タイトルは「米国の衰退」で決まり。サブタイトルは、目覚めよ・・・。
 
ニュースはトランプ卿と3POの戦いになると伝えている。
 
舌戦なら3POの楽勝かな・・・
或いは、どちらが嫌われているかで決まりそう。
アメリカの事情は知りませんが、上映は18禁ですかね。

2016年5月 1日 (日)

功名が生む上尾市中央図書館に背負わされた貸出し目標の重荷

上尾市中央図書館が果たすべき貸出数と利用者数の目標値試算
 
 
Photo_3  基本構想案では「赤ちゃんからお年寄りまで・・・市民の学びたい気持ちに寄り添い・・」と高らかに謳うのですが、定量的な目標が見当たりません。
二転三転して新図書館は「複合施設」化したために、単館としては曖昧になりやすいです。「くらしに役立ち、市民とともに歩む図書館」と言うので、とうとう移動式図書館かと連想しました・・・ 。
 
 
新施設の玄関口で数えられる「来館人数」はグンと増えますが、図書館としてのパフォーマンスは貸出統計で見るべきです。
 
2014/4-2015/3の図書館要覧(下表)の実績を使い、現本館と上平公民館図書室の合計を現状とします。新図書館の蔵書数は最大43万冊(達成時期は未定)です。蔵書回転率で4つのシナリオを見てみますが、その前に、
 
●蔵書回転率=貸出数÷蔵書数 … 一年間に全蔵書が何回貸出されたかを示す
値が1は蔵書数=貸出数です。実際は特定の本が何度も借りられ、誰にも見向きもされない本もたくさんありますが、ストック(蔵書)とフロー(貸し出し)の比率なので、図書館マネジメントでは重要な指標です。経営分析の資産回転率と同じです。
 ざっくりみられる点でも便利ですが、必ずしも回転率が高ければ良いわけではありません。貸本屋のように人気本ばかりを増やし、不人気本を廃棄すれば回転率は容易に高くなります。公共図書館ではそんなことはないと思いますが、本記事末尾のような異常値も発生します。
 
図書館の管理指標 2013年(参考)  2014年 2014年  
  本館 本館 上平分館  (合計) 
蔵書回転率 2.0 2.0 2.2 2.03
蔵書(本以外含、千)① 338 343 25 368
貸出数、千冊・点 ② 692 690 55 745
利用者数、千人 ③ 215 220 15 236
一回当たり貸出数 3.2 3.1 3.6 3.2
 
●楽観、中間、悲観の3シナリオ 
蔵書数×回転率=貸出数 です。
回転率の中間値を現状の2.03としましたが低すぎるレベルです。多額の投資をして現状と同じでは、投資効果がないのですから(市説明では蔵書を増やすことは述べても、アウトプットの貸し出しを増やすことは明文化していません)
 
楽観値を2.5にしました。35億円の高額投資ですからもっと高いハードルを「彼らに」に課しても良いのですが・・・。なお、さいたま市や川口市では市全体値で2.8です。
 
 
悲観値として1.5も考えられますが、個人的にはそんな低値しか出せない図書館を持つ自治体は論外です。というわけで1.75に留めました。
全体的にはやや甘めな値かなとも思います・・・。
 
●一回当たりの貸出数は現状の3.2冊を使用
 貸出数÷3.2=貸出延べ人数となります。
蔵書が増えて施設が立派になっても、貸出二週間の制約がある限り一回当たりの貸出数が大きく増えることは無いとみます。 ただし、新上平の立地性が気軽に行けないと判断されると、以前よりも一回当たり多数冊借りる傾向がでやすいので若干上昇するかもしれません。
 しかし反動として、読まずに返却することが増えたり、返却が遅れて本が滞留することで全体の回転率を低くするマイナス効果が危惧されます。
 
●試算結果について
図書館の経営管理指標 達成目標値
①②③の単位は千  駅前値  楽観値   中間値   悲観値 
蔵書回転率 3.00 2.50 2.03 1.75
蔵書(本以外含)① 430
貸出数 ② 1,290 1,075 873 753
利用者数③ 403 336 273 238
一回当たり貸出数 3.2
2014年比 貸出数 545 330 127 7
  その増加率 73% 44% 17% 1%
2014年比 利用者数 167 100 37 2
  その増加率 71% 42% 16% 1%
 
楽観値: 回転率2.5のケース
2014年比で、貸出数で33万冊、人数で10万人増となり、ともに四割増。この程度の目に見える値がでないと新館投資の成果とはいえません。
 
中間値: 現在と同じ回転率2.03のケース
貸出数は今よりも17%増、127千冊増となります。利用者数は3.7万人、16%増です。単純に蔵書数に比例した結果です。
 
悲観値: 回転率1.75のケース
政策的に失敗です。
投資額の請求書を立案者に送らなくてはなりません。
 
●駅前値: 回転率3.0のケース
 浦和パルコのあるさいたま市中央図書館、川口駅キュポラの川口市中央図書館、そして同じ「中央」を冠した上尾市中央図書館の比較になります。
 さいたま市中央図書館の蔵書回転率は3.2(H25年)、川口市の中央図書館は3.5(H24年)とそれぞれ単館として非常に高いパフォーマンスです。図書館で2以上を出すのは大変なことと思うので、プラス1回転分は立地効果と想像します。
 
Photo  仮に上尾市も駅前図書館(丸広やショーサンプラザに入居)であったならば、これに近い値が期待されます。その貸出数と利用人数は上表にみる7割増です。
素晴らしいモノを作ってくれたと市民や中高生の賞賛も絶えず、胸像建立の声が沸き起こるでしょう。
また駅前に文教性のある新しい顔(施設)を作ったというシティセールスにより転入人口の誘因にも寄与します。
 
もちろん、これは白昼夢です 
 
ところで草加市中央図書館の蔵書回転率は2.1(H25年)止まりです。蔵書60万冊を超す駅前の多層階大型館です。行ったことも無いので分かりませんが、たんに駅前一等地だけではなく知恵も必要なのでしょうか・・・。
近間では、桶川市がマイン内に駅西口図書館(蔵書11.5万冊)を大幅リニューアルしたばかりです。丸善桶川店(50万冊)と併設です。初年度はどんな結果でしょうか、開示が待たれます。
 
●本当はコワイ、駅前館
 実は5.8というものスゴーイ高回転率をたたき出す図書館が上尾市にあります。
 
施設が狭いため蔵書数は少ないですが、他館にある本の予約受取・返却場所として、貸出数の下駄をはいているのが東口駅前図書館です。
蔵書施設は離れていても、ネット検索と予約により(蔵書場所へ行く必要は無く)、物流としての受渡し場所の立地性が良ければ読書サービスが十分果たせるという典型です。
クリーニングの受取店みたいです
。或いは図書館のAmazon化です。
これを徹底すると、蔵書回転率が無限大というバーチャル図書館もできます(^-^?)。この駅前受取方式を採用しているのは浦安市立図書館 (7:00--21:00)です。
 
ようするに今のシステム(他市も?)は貸出数を出口(受取館)でカウントし、蔵書館の成果とはなりません。正確には各館の相互貸借を相殺するか、或いはカウント方式を蔵書館基準にすればよさそうですが、それでは分館での利用度合が測れません。
 
蔵書の一番多い本館は書庫としての供給元ですから、実質の貸出数はもっと多いわけです。現本館の回転率が低いのはこのカウント方式のためでしょう。というわけで、旗艦図書館のみを単館として評価する時は、回転率が低く出やすくなります。
逆に、広域利用による他市からの借り入れ分は、蔵書と見合わない貸出数となり、回転率を押し上げます。ようするに蔵書基準での純粋な回転率は不明なのですが、毎年同じ方式でやっている限りは、時系列の評価には使えるでしょう。
 
ところで蔵書を増やした上平中央館ができると、駅前館の回転率はより高まるはずです。それは、中央館の存在の希薄化(書庫としてのみ認知される)を意味しますから、なんとも皮肉な現象です。 浦安並みに駅前館の1Fは夜九時までどうですか 
 
2020年に、ケガの功名になればいいんですけどね・・・

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