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2016年7月の8件の記事

2016年7月21日 (木)

武雄市図書館の貸出統計にみる増加と減少の悩める姿

他市民が45%も利用するツタヤ式・広域市民図書館。
 
※ 7/29 時間当たりの利用者人数と貸出数の表を追加。 7/25 蔵書数等変更(コメントに、はなかっぱ氏より県資料リンク提供あり)。新聞データとの齟齬もあり県資料へ統一、かつ蔵書数に視聴覚資料を、貸出数に団体貸出を含めて再計算し内容変更。
 
Photo_2 武雄市といえばツタヤ図書館で有名ですが、図書館要覧(年報)と呼ぶ一年間の図書館活動を総括した報告書がWebでは見つかりません。
いち早く市役所はFB対応にし、佐賀県はICT教育に力を入れている割に、この程度の資料を図書館HP上で開示できないのは竜頭蛇尾です。民間委託以前の問題です・・・。
 
●貸出統計データについて
 主に佐賀新聞ニュースのデータを使いましたが、蔵書数が不明のために重要指標の蔵書回転率が算出できませんでした。データ元が判明したので、2011-14は「佐賀県の生涯学習・社会教育」に統一。2015は未開示であり、蔵書数は22万5千冊と仮定(図書費予算から推定)。 参考リンク元は末尾に掲載。
 
年度 2011
委託改装前
2013
CCC開業
2014
二年目
2015
三年目
A来館者数 255,828 923,036 800,736 728,248
 前年比 -4% 261% -13% -9%
B 貸出利用者数 82,539 167,899 153,545 150,476
 前年比 -1% 103% -9% -2%
C 図書貸出数(団体含) 352,312 555,104 480,153 460,931
 前年比 -2% 58% -14% -4%
D 市内 利用者
 市外 〃
 県外 〃
79.1%
20.5%
0.3%
56.5%
32.1%
11.4%
54.8%
32.0%
13.2%
55.0%
31.7%
13.3%
E 当市民の利用人数 B×D 65,288 94,863 84,143 82,762
 前年比
下段は2011年比
-0.6%
(D79%仮定)
45.3% -11.3% -1.6%
27%
F 一回当り貸出数  C/B 4.3 3.3 3.1 3.1
G 蔵書数(視聴覚含)  190,142 212,304 220,512 仮225,000
蔵書回転率 C/G 1.9 2.6 2.2 2.0
H  当市民の貸出数 C×D 278,679 313,634 263,124 253,512
 前年比
 下段は2011年比
-2% 12.5% -16.1%
-5.6%
-3.7%
-9.0%
当市民の蔵書回転率 H/G 1.5 1.5 1.2 1.1
 佐賀県の市町全体では2014年度の蔵書回転率は1.75
 
(1) 開業前と、開業後三年間の比較表を上から見ていきます。
  • 全体として、開業効果が薄れて二年連続で利用度は減少。それは予想通りと思います。開業年度の92万人来館と17万貸出人数を比較すると、いかに見物人が多いかが分かります。
  • 来館者数は、ツタヤ書店やスターバックス等の商業施設利用のみの来館者も含まれるため、図書館の評価には使えません。ツタヤ側は最重要視していると思います。
  • B貸出利用者数の減少幅(-2%)よりもC貸出数の減少(-4%)の方が大きいのは、一人で複数冊借りるためでしょう。
  • 開業前(2011年)と比べ、G蔵書数の18%増に対し、.利用人数は15万人で1.8倍、貸出は46万冊で35%(12万冊)増です。本以外の誘因が大きいことの証明です。
  • 全体のG蔵書回転率は2.0なので「並み」レベルと思います。人口の少ない市町は低く目で2未満が多いです(個人的見解)。 分館政策と一館主義の違いもでます。人口の多い都市部では三回転位の値がでます(武雄市だと3倍は66万冊)。
ここまでは、ツタヤへの指定管理者任命と大改装の効果が有ったと言えそうです。その投資額は別として。
 
(2) 市立図書館と言う名の広域図書館の商圏
  • 利用者属性を見ると、武雄市民は全体の55%しかいません(同比率は新聞から引用。Bの構成比率として使います)。
  • 市立図書館で市外利用者が45%もいるのは珍しい例と思います。一般に、図書館の利用実態を分析する時に市外利用者の多寡をさほど考慮しないと思います。せいぜい10%前後?だからと個人的に思うのですが・・・
  • 結局、武雄市図書館の人数や貸出数の大幅なゲタは、周辺市民の来館が急増したものです(爆買インバウンドみたい・・・)。 市外の人に大変喜ばれた施設となりましたが、ツタヤが45%に近い比率を事前に見積もっていたとすればたいしたものです。流通業の商圏分析と同じです。
  • 車で行きやすいのか、周辺市の図書館(or書店)が貧弱なのか知りませんが、いずれにしても他市民45%は異様であり、ここに「武雄市ツタヤ図書館」の本質があるように思います。
    つまり民間発想では商圏を広くして人を集めようとし、公益発想では縄張り内のみを重視する。
     
    (追記: 地図見たら一目瞭然・・・商業施設やスポーツ施設が集積してます。)

(3) 武雄市の税金で運営されているわけですから、武雄市民に限定した利用実態を見てみます。
  • E武雄市民の利用人数(年間延人数)は、Bの総人数×55%で推計。 直近の83千人は開業前より 27%も増と良好です。 新規客が増えたり、既存客のリピート回数が増えたと思われますが、その内訳は分かりません。
  • 武雄市民の貸出数も同様に算出すると253千冊です(これは実データを開示してほしいです)。 開業前よりも 9%減です。既に2年目(-5.6%)から減っています。
  • 武雄市民に限れば、利用人数は27%も増えたが、読書冊数は9%も減った、となります。理由は、F一回当たりの冊数が4.3から3.1へ1冊も減ったからです(他市民も同じ貸出習慣と見なす)。
  • 一人一回当たり貸出冊数が3.1というのは図書館としては普通レベルと思います。一般に子供は多く、大人は少ないですが、貸出期間が限られるので概ね3~4冊(点数)と思います。
  • 貸出数が二年目から減っているのは意外を通り越して深刻です。通う回数が増えると、一回当たりの冊数が減るのは自然ですが・・・理由はそれだけでしょうか。 よそ者には分かりません・・・
(4) 開業前後では大きく変わった営業時間効果は如何に。
  • 開館時間が10-18時の8時間から9-21時の12時間へ4時間延長。50%増。
  • 開館日を295日から365日へ70日、24%増。 委託前換算で年14ヵ月!
  • 時間数×開館日数では1.86倍の拡大。委託前換算で年22ヵ月相当。
       2011        2015       改装前比 
開館時間 8 12 1.50
稼働日数 295 365 1.24
K 総時間 2,360 4,380 1.86
8h換算日数   548日  
月数換算   22.3カ月  
 E 当市民利用人数 65,288 82,762 1.27
 H 当市民貸出数 278,679 253,512 0.91
 当市民 利用人数/h
  当市民 貸出数/h
28人
118冊
19人
58冊
0.68
0.49
全体利用人数/h
全体貸出数/h
35人
149冊
34人
105冊
0.98
0.70
   
 時間帯の来客密度が違ったり、平日と休日の繁閑差は二倍以上もあるでしょうから、時間数や営業日数を増やしても、比例して利用増になるわけではありません。
 といっても、1.86倍はとんでもない供給能力のアップです(サービス過剰と思う人は、その分を図書費に使えと言いたいでしょう)。 他の公共図書館では「できない(やりたくない)」方策です。 この大幅な能力アップだけでも、(直営のままでも)利用人数と冊数が増えて当たり前です。なにしろ、開いていないのは深夜早朝だけというフル稼働施設です。
 
 しかし、貸出数という肝心な成果は見かけ(人数)とは逆に、約9%も減少。 1.8倍の稼働時間拡大効果が質(読書数)に出ていないことは明らか。市民(客)が集う場としては良くても、この点が問題にならないのはヘンです・・・
 
 表下側は施設の稼働効率です。「一日当り」単位では開館時間数が違うので使えませんから一時間当たりで見ました。 武雄市民限定の1時間当たりの利用者数と貸出数は2011年比で大幅低下。「一人でも多くの市民が受けられるサービス追求」が主旨であっても、効率が悪すぎです。 他市民含む全体でも貸出効率は悪化。
 12時間・年中無休がどんな動機から生まれたのか知りませんが、CCC側の民間発想からはあり得ないと思うのです。或いは低固定費で長時間営業するノウハウ(?)があるから受諾したのでしょうか・・・。  
 
 時間延長×年中無休×サービス向上×商業施設併設 ⇒ 市民の読書数減
 
 よほど読みたい本が無いのか、他市民が借りてしまい順番が回らないのか、本のリフレッシュがされていないのか、選書に問題があるのか、館内はお洒落だけれど置いてあるのは古本市みたい・・・、等々が想像されます。行政が原因追求すべきでしょうね。
 時間と空間の拡大だけで、蔵書数を大幅に増やしていないのが気になりますが、市民に限定した蔵書回転率1.1はかなり低いです(一倍割れ寸前)。
 
(5) 武雄市民のURB値を推定する
 
 URB値とはブログ主独自の測定指標です。Uは一年間に一冊以上本を借りた人の数(ユーザー)。Rは、Uの人が年間に何回借りたかの(リピート)数。B(ブック)は一人一回当たり何冊借りたかというもの、上表Fです。
 U×R×B=総貸出数  です。 詳しくは下の関連記事へ
 
 Uは市町の管理能力の差で開示できたりできなかったりします。カード登録人数は休眠利用者も多いため参考になりません。5万人程度の市町では、ザックリ人口の20%と推定(私の近隣で5~7万人の市町3つの例を参考)。  RはE/Uです。
 
年度別のURB  2011   2013   2014   2015 
武雄市人口(1月末)
 
51,479 50,896 50,675 50,309
実利用者数 U 10,296 10,179 10,135 10,062
年間利用回数 R 6.3 9.3 8.3 8.2
一人当り冊数 B 4.3 3.2 3.1 3.1
 
 これより、市民の2割(推定)、一万人が年間8回借りに行き、一回に3冊借りている、となります(R*Bで年25冊)。我が家の近隣と比べても似たような値でした。 Uは自治体の規模によりますが、RとBは読書習慣や図書館の魅力度に左右されます。
 平均値どおりの人は少ないかもしれませんが、性別・世代セグメント別に把握すると利用実態の把握や貸出増加策の参考になるはずですが、目標と責任があいまいな行政はやらないでしょう…
 
(余計ですが・・・、車社会と思うので単純にRを都市部並みに12回(月1)は無理ですね。Bを4に戻すには蔵書を増やすしかないでしょうか?地域性もあるので分かりません。ヒアリング・アンケートすれば原因が分かりそうなものですが・・・。
 少子高齢化で読書人口は減り、かつ本を読まない傾向が増えてますから図書館ニーズは低いはず(下の文化庁調査より)。総需要が減っているのに、図書館造りたい気運が自治体に増えたのは「上品」を被ったハコモノ動機か功名心と思うのです・・・。)
 
 
●おわりに
 武雄市についてはHPをFB化したことで知りましたが、その時の市長がツタヤ図書館を導入し、辞職後はCCC傘下企業に再就職しています。規制緩和の旗振り役・竹中平蔵氏が辞任後に人材派遣会社の役員になったことを思い出します。
 ICT先進県と胸を張るならば、佐賀県は全市町に「県庁に報告するだけでなく市民のために図書館要覧を開示すべき」と指示してほしいですね。冒頭のリンク先で2011年以前はリンク切れだったり(その後修正)・・・不正アクセス高校生の稚拙さだけが目立ってます・・・
 
 ツタヤへの指定管理料は5年間で5億5千万円。あと2年で契約更新を迎えます。本や雑誌が売れない時代、図書館の指定管理業務と言うのは本の流通業者にとって魅力的な新市場です。この辺りは週刊東洋経済(2016/7/23号)を。
 
●他の参考元
・図書館の自由と武雄市図書館と図書館戦争のようなもの
 
 
関連記事
 
 
 

2016年7月19日 (火)

芥川賞受賞作品、コンビニ人間って自分のことか?

一瞬、自分のことが書かれた小説か、って思う人も多いんじゃね。

そんな勘違い続出をもたらすタイトル。
ベストセラー間違いなしかな。
 
村田沙耶香著。

2016年7月18日 (月)

リアルなビジネスゲームでなければ管理職は真剣になれない

経営全体観なのか財務数字なのかの悩みどころ

年商6千億円規模の企業の物流系管理職のみを集めたビジネスゲーム研修例。
何回もやっていて、一回の人数は20~30人前後と幅があります。30人位まで増えると議論に参加しにくい人が出やすいので、20人位が好ましいです。
グループ数は4~5チーム編成とし運営上、経営サイクルを回しやすくしています。

 
最近、なにやらビジネスゲームと冠した研修が増えた気がします。Webで見に行くと、カード型が多く、本来の伝統的内容とはやや異なります。「ビジネスゲーム」という語感とイメージが良いためか、その名を冠しています。
 
当ブログで紹介しているのは、伝統的な経営モデルで競争をしながら経営の学習をする研修事例ですから、そういった今風のスタイルにはやや違和感を持ちます。
大切なのは経営モデルにリアリティがあるか否かです。とりわけ管理職層を相手にする場合は必要です。でないと、「なんだゲームか」と言われます。
 
その必須要素として少し挙げると・・・
  • 単一製品×複数市場か複数製品×複数市場
  • 売上債権と仕入債務の有無
  • 製造業なら、材料、仕掛品、製品の形態変化
 
他にもありますが、特に下の二つはタイムラグの問題です。
タイムラグ機能が豊富にあるか否かはリアリティに直結し、経営の意思決定の難しさを演出します。「今、決めたことが時間のずれを伴って実現する」からこそ現実味を帯びるのです。
つまり『先を見る目』が要求されます。これが単調な現金決済モデルではお買物ゲームになってしまいます。
 Simg_93743
ところで、一日コース(今回はRoboMaker)を管理職相手にやる場合は学習目的として二つの選択肢があります。(入門コースという位置づけですが、他のゲーム研修と比べたら難易度ははるかに高く、それでいて最低3~4サイクル実施)。
 
ザックリ、経営全体観の養成なのか財務(会計)学習なのかと言う点。経営教育としてのビジネスゲームですから、言わずもがなですが、一日コースでそこを重視しすぎるとテーマが広すぎて、なんとなくわかった気になるだけ。面白かったけれど、具体的な学習達成感が得られないという面もあり得ます。
 
実は管理職と言えども「会計面」が苦手の人が多いですから、計数教育を重視する場合もあります。そのレベルを素養として持っている管理職には「経営模擬演習」としてのビジネスゲームに没頭できます。その当たりの個人差は激しいです。

 で、今事例の会社では研修事務局からの建設的意見を取り入れながら、説明ドキュメントやスライド、シミュレーションのアウトプットなどを徹底的に改善し、知らない事(会計)をスムーズに学べるようにより改善することができました。
 
長くやっているとひとりよがりになりやすいものですが、開発講師としては大きな収穫でした。特にコア教材のF/Sシートに「勘定式」表現を徹底導入したのは正解でした。
 

2016年7月17日 (日)

佐久インターのおぎのやが閉店・解体中でした

「峠の釜めし」おぎのやの佐久インター店が解体中にびっくり

上信越道の碓井軽井沢から9本のトンネルを抜けるとそこは佐久平。
そのまま浅間山を右手に見ながらの高速ドライブもいいけれど、やや単調なので佐久ICか小諸で降りて、浅間サンラインやのどかな田舎道を行くことにしています。
人によってはその方が単調に思うかもしれませんが・・・
 
先日、佐久インターで高速を降りたとき、目の前の光景にビックリ。ある筈の、おぎのやの巨艦店がありません。
 Img_9390
『ただいま解体中』。
 
一瞬、建て替えかなとも思いましたが、店名の看板に乱雑に×印を付けていたので、撤退なのでしょう。店舗閉店という光景は、日常的に珍しくもありませんが、大きなお店が突然亡くなるとビックリします。
Img_9391
食事だけでなく土産物の買い物やトイレ休憩に最適なお店だと思っていたのですが・・・残念です。
 
混雑する季節にしか行かないので、年間通しては見かけによらず不採算だったのかもしれません。
上信越道の開業当初は賑わったものの、佐久ICがたんなる通過点となってしまったのでしょうか?
 
広い敷地ですが、更地にして返却なのか売却なのか、どうなんでしょう。
 
後は何ができるのでしょうか?
 
何もできないのでしょうか?
 
出来たとしても、その施設もせいぜい20年ほどの寿命では・・・そう思う地方経済の風景です。

2016年7月15日 (金)

苔むす小諸城跡、懐古園へ立ち寄る

ただただ懐かしい思い出の地、小諸懐古園

 
先日、長野からの帰りに、天気も良いし時間も余ったのでぶらっと寄り道しました。隣の上田城は大河ドラマ「真田丸」効果で賑わっていても、小諸城までは及ばないようです。
なぜ小諸城址公園と呼ばずに懐古園というのか知りませんでしたが、今回、知ることができました。
 三の門。Img_9449
 
自分の中では、三回は来たことが有ると思っているのですが・・・。
一番目は、小学生の頃に遠足できたことがある気がしてなりません。断片的にも思い出せないのに、なぜか来たはずだと懐かしい感じがします。
 Img_9400
二回目は大学生の頃に写真を撮りにきたこと。懐古園の風景よりも、草笛を吹く名物和尚さんを撮ったことをハッキリ覚えています。当時は知りませんでしたが、横山租道禅師という方です。
 記念碑がありました。
Img_9410  
三回目は、長女が小さい頃に帰省がてら遊園地に寄った気がします。多分アルバムでも探せば記録はあるかもしれないけど、ほとんど覚えていません。
 
苔むす石垣や朽ち果てそうな感じの風景が見られますが、それがとてもいい、と思うのは年をとった証拠です・・・
 Img_9401
 
Img_9446  
Img_9419 黒門橋
 
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島崎藤村の「千曲川旅情のうた」でも有名です。
藤村記念館にも立ち寄りました。学生時代に「破壊」や「夜明け前」を読んだものですが、今は書店には文庫本として置いてあるのでしょうか。ほとんど読まれないでしょうね・・・
Img_9412
手前の緑が巨大で、肝心の千曲川の水量は少なくて、がっかりな眺望でした。
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富士見台より
Img_9421 小諸市動物園
Img_9423 長野県では最古(懐古ではない)の動物園だそうです。
Img_9424
断崖絶壁みたいな所にあって狭いから動物の種類は少ないけど、小さい子供連れなら楽しめるでしょう。ライオンもいました。
近くには遊園地があります。そちらの方が昔は有名だったかもしれません。
 
本丸跡と懐古神社
Img_9444
 
Img_9443
 
よくもこんな崖地に城を築いたなと感心します。
今なら建築許可おりません・・・
 
Img_9450
 

2016年7月11日 (月)

上尾市の参議院比例区の各党得票数とシェア比較

天気が良かった割には投票率はどんより曇ったままですね

本当は年代別の投票率が知りたいですが・・・地方レベルではそんなデータは開示されません。
18歳の投票率は18%、60歳は60%と予想してましたが、どうなんでしょうか?
( 追記 投票率 18歳は51.17%、19歳は39.66%。合わせて45.45%)
上尾市の投票率は50.63%で全国平均より低いです。前回52%、前々回57%よりも低いです。ヒョットして参議院では過去最低ですか、上尾市選挙管理委員会殿・・・ 
 選挙啓発活動は失敗ですね  
 
(1) 円グラフは主要政党の上尾市における得票シェア
 都道府県の開票を見てわかるように、地域ごとの政党シェアは随分と差があります。今回は「改憲勢力2/3」が分岐点のように言われましたが、実は投票数を議席数に比例配分したらそんな簡単には達しません。
 一票の格差だけでなく、勝者総取りみたいな一人区(小選挙区)と複数人の中選挙区という、勝者が自分で作る選挙ルールが作用して偏りが発生します。
 
Photo
 
 ともあれ、上尾市と埼玉県、全国別の比例区の得票シェアは微妙に違います。違いは都市部と農村部ではっきりしています。全国の1%は56万人です(全国データはネットで拾ったものですが出所が良くわかりません。総務省の開示ページは遅いです)。
 
2 
(2)過去三回の参議院選挙の比例区の投票数の推移
 
Photo_3
 離合集散して比較しにくい党もあります・・・。全然変わらない横棒があります。凄いと思うか違和感あるかは人それぞれですが、全有権者に投票を義務化するとどうなるんでしょうか?。
 
 答えは、国勢調査を兼ねることができます。
 
 今回、諸派の中にはとんでもない政党名が有りました。誤認前提は明らかですが、上尾市内に1000人位います。その中のかなりの人はオレオレ詐欺にあいやすいかもしれません。自覚ないでしょうけれど・・・
 
 
えっ?、
もともと選挙って詐欺だろうって 
 
 
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2016年7月 5日 (火)

有効求人倍率が高いという自慢話しとネット

労働力人口は5年前から300万人も減った(H27年の国勢調査)
 
選挙のせいだろう。有効求人倍率が1以上の高い値であることをアベノミクスの成果として聞くことが多い。でも、ネットで見ると批判記事のほうがはるかに多い・・・
有効求人倍率=有効求人数÷有効求職者数
 
経済の数字に関する議論は、裏表どちらからでも自分に都合の良いように誘導しがちだ。煙に巻かれやすい。
しかし有効求人倍率が過去20数年で最高と言うのはノー天気な話だ。ハローワークの窓口での数に過ぎない。就職できた数ではない。まして多くの非正規の人がアベノミクスの成果として心地よく聴いているはずがない。
 
概ね次のような反論が多い。ブログ主の見解も少し入ってます…
 
・求職者の絶対数が減っているという(分母が小さくなれば倍率は高くなる)
 
・日本の人口ピラミッドを見ればここ毎年65歳超でリタイアする世代は200万人前後もいるが、いま18歳や22歳で新規に就業してくる世代はたった120万人程度しかいない。とても穴埋めできない。
つまりは有効求人倍率の上昇は経済問題ではなく人口問題だと言われる。なお地域によっては団塊の世代と新成人とは2倍以上の開きがある。
 
・5年前と比べて労働力人口は300万人も減っている(2015年の国勢調査の速報値では労働力人口は6075万人である)。
 
・2012~15年で非正規雇用が167万人増え、正規雇用は36万人減少している。不安定な雇用の人が増えただけというわけだ。
人件費(固定費)を変動費化できる非正規雇用者増は企業側に寄り添う政策である。実は2015年度の企業業績は過去最高を上げた。某証券会社の推計では東証1部上場企業(金融を除く)の2016年3月期は売上高が前年より1%増の491兆9560億円、営業利益は10.2%増の33兆5550億円と過去最高。
 
・建設業の人手不足が激しいが、震災後の復興事業や東京オリンピック特需によるもの。そして求人倍率の高いのは建設業や介護職等であって、人気のある事務職は0.3と低い。
 
・求人と求職の数ではなく、実際の成約率つまり就職率は10%程度に過ぎず大した変化はないらしい。

2016年7月 2日 (土)

左側に外部プロジェクター画面があるときの拡張表示利用

画面の解像度の設定で、モニターをドラッグ&ドロップして位置を変える

発表者用プロジェクターは発表者の右手側に位置する方が、右利きの人には使い易いと思う。自然と体が右向きになれるから。

 
でも会議室や研修室では様々な事情でそうもいかない。慣れれば大したことはないけれど、図のような左側にある場合の拡張表示での利用はやや戸惑う。
 
Spc
というのは、自分の作法ではWindowsのタスクバーは画面左側に置いているから・・・。タスクバーが画面下か上に置いてあれば、あまり違和感はないだろう。
 
使い方としては、外部モニタ(プロジェクター)をつないでから、Windowsキー+Pキーで拡張表示に切り替えておく。
 
また、Windowsのディスプレイ、画面の解像度のダイアログボックスで、次のようにディスプレイ表示の変更において、モニタ絵をマウスでドラッグ&ドロップして位置を変えればよい。
Photo
(この図は上記のスクリーン図とは無関係のたんなる説明用)
 
複数画面が同時に使える拡張表示にしておくと、プロジェクター画面にはずーっと特定のPowerPointスライドを表示したり、デスクトップアイコンが表示されない壁紙だけのスッキリ表示にもできる。
 
そして、手元のPC画面では誰にも見られずに自由な作業ができるというわけだ。複製モードではこんな利用はできない。
意外と、こんな使い方を知らない人がいるようで、最近下の記事にアクセスが多い。というわけで、改めて先日の研修中に写真を撮っておいたわけ。
 
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