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2017年4月11日 (火)

面積の割に開架本が多い窮屈な図書館になるかも

構想案違反の上平図書館は、本当に18万冊置いたらドンキ図書館。ウソならナーンダ本館並みか

8/9 開架数までウソついたら、相当なワル。検証する人を求めています。

5/9データ訂正により本文訂正。さいたま市図書館要覧データに間違いあったため等。文末に開架率のウソを追記。

初めの構想案5000㎡、開架28万冊、開架率60%、駐車場100台から、
複合化により1Fのみ図書館で2130㎡、開架18万冊、率42%、駐車場84台へ。
参考) 現本館2337㎡、開架12万冊、開架率40%、駐車場57台。
 
 という上平新図書館のお粗末プロセスは既出なので省しますが、近隣の人気がある、または類似面積図書館との比較をすると時代錯誤な姿が見えてきます。
Photo
上平新館よりも開架冊数が多いのはさいたま市中央(浦和駅前)と川口中央(駅前)です。単純に延べ床面積で開架冊数を割ったもの。1㎡当たり40~60冊が多いですが、広いレンジでは40~80冊レベルになります。
 
・実際に行ったことがないので分かりませんが、データからは図書館のコンセプトを蔵書たくさんなのか椅子や机が多いのかという違いと見ます。
本の収納密度が低いと開放的なイメージを与えます。
反対に収納密度の高い図書館はぎっしり詰めて、背の高い書棚、人が集うよりも本重視である姿をイメージします。
 
・上平新館は85冊と非常に多い。
これは学習室(104㎡)が面積外の二階に別離していることも僅かに影響します。ただしそれはこの図書館の姿なのですからそのまま計算します。
 
郊外に建てながら、埼玉県で一番窮屈感のある中央図書館として有名になります。
たぶん現代の図書館設計者からは「?」とか「!」という評価でしょう。
5
・現本館は6段書棚と9段壁面書棚です。
・上平は今風バリアフリーの背の低い5段書棚。
次は、「言い訳」として出してきた「開架面積」(基準の不明確な面積指標です)で比べてみます。
 
ようするに、本当に18万冊置けるのかヨ?!、ということ。
実は開架面積1.5倍、本も1.5倍なので単純密度は同じになっています。
が、段数は6から5へ17%減なので現本館の密度をイメージして5段で18万冊置くには1580㎡必要です。これは280㎡超過なので、棚間隔を狭くする必要があります(してはいけないこと)。
あるいは18万冊は怪しいのです。前述した1.5倍密度が同じことから、単なる掛け算で18万冊を出したかもしれません。
 
例えると古本屋みたいな窮屈感。ドン・キホーテ風の圧縮陳列図書館とかになります。「シマムラ図書館」改め「上尾市立ドンキ図書館」。   脱線しましたが、数字が示すムリ筋な計画の迷走の果てとみます。
 
・駅前分館や大石分館が収納度が高い理由とは。
 分館は閲覧や学習机スペースが少ないために、高い値になります。駅前分館は文庫本が多い印象を受けます。大石分館は児童書が32%も占めます。共に一般書よりも薄い本です。
 
●逃げるための文
 一歩進めて、本当に18万冊あるの? 完成後に上尾市民の誰か、数えてみませんか?
 基本設計の概要を公開しますのページには次のように書いてあります。
 ・・・開架冊数は約18万冊を目標に検討しています
 
 「目標」と「検討」をごちゃ混ぜにした文章など世間では通用しません。いつも逃げることを考えたような答弁に、市民も聴き慣らされています…。 しかし利用者説明会(h28/4)では18万冊と説明し、但し書きはない。 説明会資料p11へ
 後から上記文を書き加えていますから、これが手口ですか?
 
 当然、減る可能性あり。
 「○○のために16万冊に留めておきます」とか。アドバイスすれば閉架中の薄い児童書、文庫本を優先開架すれば可能です。
 
 床面積も狭く、駐車場台数も少なく、飲食施設も貧弱化、本の数まで怪しい・・・いろいろな数字を政策正当性に挙げながら、一つ一つ崩れていく姿を今まで指摘しました。それらは責任を取らない気楽さであり、市長案件という政策的合理性を欠く無理筋の計画だからでしょう・・・。
 ネットで得られる程度の情報で問題点が次々指摘可能な計画、という稚拙さが全てを物語ります。
 
●構想案で宣言した開架率(開架数÷全蔵書数)。
 60%が日本図書館協会の基準と書いて新館正当性を言っています(ここのp2とp8)。問い合わせてもそんな基準はないという返事。さいたま市でも「カイカリツ?、何それ」って感じ。ぜひ他市にも聞いてみてください。
 
 権威筋の名や理解できない数字を使って相手を騙すのは、詐欺師の手口です。
 これは一般論ですが…
 
 それにしてもさいたま市の図書館要覧の基本的な数字に間違いがあったのには驚きました。先方が進んで教えてくれたのは救いでした。
間違いを素直に認める行政なら少しは許す気になれますね。
 
参考
 
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コメント

マニュフェストではなく
マニフェストです。
英語は「manifesto」なので。

ウーン?
ツッコみ甘いなー・・・(>_<)

上尾市役所の正式資料にマニュフェストって書いているでしょう。
そっちに言ってよね。
だって留学してないもん…

よくある表記ゆれ問題だからパスして。
(シミュレーションとシュミレーションみたいに)

本質は
「本人も気づかない・・・違反」のがイイかな。

またきて。


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かまちょ図書館

  • はるかさん
    上尾市民として市政とりわけ図書館問題を熱く語っています。ぜひ飛んでください。 かまってちょうだいの意ね。
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