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2017年11月18日 (土)

止まった上平と動き出す上町物件をつなぐ縁

かつてライバルだった場所の明暗

12月決戦メニューより  少し長いです(工事停止は1番のみ)…

 偶然か同じ時期に、上尾市には建設停止に追い込まれた物件と10年の凍結からようやく動き出した物件がある。一見無関係に思える二つの土地には、競い合った過去がある。

1.建設を止めた上平新図書館 STOP

市長議長の逮捕後の11/2の全員協議会において、鈴木茂議員は図書館建設は用地取得疑惑があるのだからいったん凍結すべきと問い、遠藤副市長は契約成立なので進めるべきだが、調整が必要ならすると答えるのが精いっぱい。なんと11/6の図書館で行われた市民会議でも黒木館長は粛々と進めると言った。

しかし今週、上平の工事はストップした。

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作業員宿舎だけが建ち、機械や人はいない。市長選候補者、鈴木茂と畠山稔の両氏は共に凍結させると明言している。だから当局は一時的に建設停止をしたのか。公式説明はない。

本件は逮捕の件とは無関係だが、注目度はそれ以上に大きい。市民感情への配慮ではなく、強引に進めて、後で執行責任を問われることを避けたいという保身優先だろうと思う。

●早期実現を求める人々の声

こうなると田中守氏の偽造署名が入っていた早期実現を求める請願11000名の人々は工事再開せよ抗議するだろう。そんな運動体は帳簿上の話で実態は見たこともないというが、いまこそ表にでるチャンスだ。ここには上尾市の著名人達が主要メンバーに名を連ね「知の拠点」と息まいていたが、「恥の拠点」ではないのか。

改めて書くが、本件は島村市長が第二体育館構想(上平)のとん挫で持ち出したハコモノであり、市民からの要望案件ではない。今どき、駅近くから遠くに図書館を移すなんてことを正気で考える首都圏自治体はない。昔は静かで緑豊かという単純発想で郊外立地だったが、今は建て替え契機に人の集まる所に持ってくるのが当たり前、ということは素人でも知っている。

なお豊洲は建物完成後に問題化したので止められなかった(膨大な埋没コスト)。本件は間に合う。無駄の上に無駄を作ることをバカという。回収不能な投資資金は無関心と無責任を決め込んできた上尾市民へのペナルティである。

この地の塩漬化は避けられない(市街化調整区域で流動性がとても低いのだから、公有地買い上げは天の恵みではないのか)。建設業者も長い付き合を重視して法外な違約金を求めることは無いと期待したい。ただし、本件までもが事件化したり行政手続きに不正があったら損害賠償を背負う者が「必要」になる。

2.解凍される凍結マンションの歴史

2008年、上町の酒造会社の跡地2000坪に藤和不動産によるベリスタ上尾というマンション開発があった。しかしリーマンショックで一気に不況へ、建設会社の新井組は倒産、藤和不動産も三菱地所に吸収されて消滅。

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基礎途中のまま4年ほどの塩漬後に、仮称ザ・パークハウス上尾という計画が始まる。本体工事を再開する前にモデルルームが完成した。場所は今は無き上尾興業ビルの正面。いよいよ騒々しくなると思った矢先、始まったのはモデルルームの解体工事だった。壊すために作ったのかよって、目を疑う光景である。

二度目の流産の理由は謎のまま。その頃、住友不動産の駅前タワーマンションの開発が始まっていた。噂だが「アレは基礎に○○があったらしい」と聞く。それが無くても、基礎コンクリートや鉄筋はむき出し、養生のしようが無い。こんな不良資産化した物件をずっと持ち応えられるのはさすが三菱、と感心するだけである。中小ならとっくに手放し、体裁の悪い住宅開発に陥っていた可能性がある。

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貼り紙は基礎の撤去工事を告げている。下には新築工事に伴う・・・とも書いてある。オールクリアーだ。看板には着工304月、竣工323月。 (ホンネは三菱公園にして欲しかった。どうか近隣住民が憩えるスペースを作ってほしい)

上尾に三菱のマンションができるのは悪くはない。以前、パークハウス・ブランドは大宮が北限、上尾はムリだよと言われたが、それは外れたようだ。

ただ、「上尾」がマイナスになった。

この物件に忘れたい過去を書いて失礼なので、誰も言わないことを書こう。この十年間、囲いの白壁にはただの一度も落書きされたことはない。

3.候補地の一つだった

この地は新図書館建設の候補地の一つだった。当時のE教育総務部長が三菱地所と折衝していた(市長べったりと思っていたので意外)。庁内には上平に反対する幹部もいたが不透明な形で上平に決定し、前途洋々の土地に変身した。しかし同時期に明暗が逆転したのはまことに皮肉だ。(当然、決定プロセスで市長に寄り添う、早い話が茶坊主がいたはず。その実態が明るみにでることに内心穏やかではいられない)。

強いて言えば、行政の恣意性(ないしは無責任性)と民間の合理性の差だろうか。人材の質の差だろうか…

蛇足ながら、気になるのがイオンモール上尾の休眠状態。当初2017年開業が19年へ延期されたが工事はまだ。白紙撤退なら、プロのデベロッパーから見てこの辺は将来性無しと烙印を押された気分になる。

出来たらできたで、交通渋滞やオーバーストアによる価格競争で閉鎖に追い込まれる他エリアがでそうな気がする。

でも、上尾市政がまともになれば人口増だって夢ではない。大宮以北では唯一生き残れるロケーションの優位性もある。それには今の上尾市政は人的資源を有効活用できていない。

市民よりも能力の高い市長にしなくてはならない。

関連 上尾市の三大ハゲ直列は何の兆しか

政策会議議事録・・・新図書館の上平立地決定

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コメント

ちわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっす!
この記事に対しての、
今朝、2時過ぎかな?コメント欄が無かったような気がします。

秋さんの台湾日記しました。

アメブロも今朝、書いた気がします。

こん-----------------ばかわ

何の意味か不明だ、話がつーじねー・・・( ゚Д゚)

「じゃんけんぽん市長選」 の返し もっとひねって返すぞ

こんどもみのる

あいこでしげる


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