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2018年1月14日 (日)

島村前市長の二回分の退職金返還をあらゆる視点から検証すべき

一回目のカネが最後のカネと無関係と言うへ理屈は何だ?
 
記事ソースは文末に。 
2017.12/12 東京新聞 3600万円返還請求は困難
 
 上尾市のごみ処理施設の業務を巡り、業者から賄賂を受け取ったとして十一日、受託収賄罪で追起訴された前市長の島村穣被告(73)。二〇〇八年に初当選し、今年十月に逮捕された時は、三期目の任期途中だった。既に一、二期目の退職金計約三千六百万円は受け取っているが、業者との不適切な関係は一期目から続いていた可能性が浮かんでいる

専門家「自ら返すのが筋」

「業者から問題のある金を受け取り、退職金まで受け取るのはひどい話。返還する義務はないのかもしれないけれども、自分から返してほしい」と憤るのは上尾市で飲食店を経営する女性(32)

島村前市長は一二年、一六年に再選。県警の調べでは業者社長とは二〇一一年〜一二年ごろに知り合った。捜査関係者によると、社長は「知り合った直後に前市長に数百万円渡した」などと供述しているといい、二人の不適切な関係は、このころから始まった可能性がある。
 業者は一二年二月からごみ処理施設の入札に参加、その後も複数回、参加し、落札したこともあった。
 起訴状などによると、島村前市長は今年一月の入札で業者に予定価格などを漏えい。一八年に発注予定の業務を巡り、業者から便宜を図るよう依頼され、今年五〜六月、三回にわたり計六十万円を受け取ったとされる。いずれも三期目の任期中の出来事だ。

退職金を支払う県市町村総合事務組合の条例では、禁錮以上の刑が確定すれば、犯罪を行った任期分の退職金は原則支払われず、返還請求もできると規定。組合はこの条例に基づき、刑が確定すれば、三期目の退職金約八百万円は支払わない。
 既に支払われた一、二期目の約二千六百万円について、組合の担当者は「犯罪の疑いがあるだけでは、返還を求めることはできない」と説明する。

地方自治に詳しい昇秀樹・名城大教授(行政学)は「条例では返還の請求はできないが、自主的に返すのが政治家としての筋。条例についても市民が納得するよう考え直す契機になる」と指摘している。
(島村前市長は、市長室で業者から現金を受け取ったこともあるという)


参考)市長退職金は四年任期ごとに支払われ、90万円×19.32=1738万円(手取りは1300万円弱かな。出典はここ p8)

 誰が読んでも腑に落ちない関係者の回答だ。三期目は支払うことは無いはずだが、1期と2期の分をどうしたら取り戻せるかを上尾市民は考えるべきだと思う…。

 法廷で明らかにされるだろうが、明石産業からカネをもらったという前提で考える(仮に明らかでない場合は市民が事実究明のために訴訟するのだろうか)

 まずは脱税。贈与とみなせば当然納税していないから贈与税の申告漏れ。重加算税とかになりそう。賄賂が贈与というのは変だが、もらっても罪ではないなら(無申告だから)税法違反になる。今から慌てて修正申告するかな。

 次に、政治資金規正法違反はないのかと思う。
 さらに、利害関係者からカネをもらった(接待受けた)のが本当に罪にならないのか、公務員法に何ら反しないのか。行政関係者ならすぐ答えがでるだろう。時効があるのか?。
 しかも二つの任期(8年内)で行われていたようなので悪質性が高い。これが不問に付されるのなら、公務員の違反と何なのかと問いたい。政界では、対立政党や相手議員の失点を探し些細なことで攻めまくることがある。それに倣えば、この事案が何に反するかを条例の隅々まで照合してみる価値はあるだろう。

 刑事罰とは違うとしても、逮捕市長に対して「贖罪として返還したらどうか」と冷静に伝えることはできるはず。それは公文書でなくても。彼は保釈後に「地域のために頑張ります」とか言っていた(こちら)。 一番ダメなのは、記事にでてきた役人みたいな姿勢、何も言わない事だ。イヤな役回りはしたくないという公務員の無責任さである。

 早急に市民サイドから声を上げてもよいだろう。投票率が低いだけでなく、不正に寛容ならば上尾市民のモラルも彼ら並みとなる。

 当然、田中守元議長にも当てはまる。直ぐに会派を除名処分した新政クラブはどう出るかで正義感が問われよう。去年の秋ごろかな、ある党議員がミスを謝罪したのに問責決議まで責めまくったように、次の議会で討議対象に入れるべきだろう。あの時は市職員を貶めた角で怒ったと聞くが、これほど市民を貶めた事案は後にも先にも無いのだから。

 思い出したのは何年か前に記事にしたけど、ある地方議員が数年間病気で休んでいても数千万円の給料を満額もらったという例だ。支払い停止にするという規則が無いから払う、と言うのが役人天国の世界だ。民間ならあり得ない。

氏名 任期(就任から退任) 年数
下里 金太郎 S30.2.13 S38.2.12 8
斉藤 一布 S38.2.13 S43.1.2 4.9
下里 光徳
   (金太郎)
S43.2.18 S47.2.17 4
友光 恒 S47.2.18 S63.2.17 16
荒井 松司 S63.2.18 H8.2.17 8
新井 弘治 H8.2.18 H20.2.17 12
島村 穰 H20.2.18 H29.11.8 10

●東京新聞の記事はこちらへ(外1.3Mb、田中議長の興味深い記事もある)
 朝日新聞も連載で関連記事を出している。汚職の構図/上 同じく/下

●上尾市スターウォーズ決戦


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