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2018年7月31日 (火)

粗大ごみの持ち込みで燃え上がる愛市への片想い

久しぶりの持ち込みによる減量効果は60kg

昨年末の市長選のとき、西貝塚環境センターのゴミ焼却炉の故障が相次いで市民にゴミ出し制限を呼び掛けたり、他市への委託をして1200万円がかかった。

当時は、ツートップ逮捕直後で西貝塚が汚職の舞台ということもあり、世間やネットでは「いっそ政治のゴミも燃やしちゃえ」、「いやいや粗大ごみじゃないよ」とか「汚物だから下水道に流せ」、「詰まったらどうする」とか別な意味で炎上していた気がする。

実は今年5月にも一基が故障したらしいが大きな影響は無かったようだ。1998年稼働と言うからまだ20年だが、素人目にも負荷の激しい施設だから故障しやすいとは思う。という事で6/11に上尾市と伊奈町は広域ごみ処理に向け、新たな処理施設の建設に向けた基本合意を結んでいる(以下は東京新聞より引用 )

  • 両市町は2005年から検討開始。ごみの減量が進んで計画が一時滞ったが、両市町に現在ある施設の老朽化などを踏まえて決めた。両市町は、し尿処理や斎場などで既に広域行政に取り組んでいる。
  • 2019年度までに建設候補地を決める。当面は、現施設の延命を図りながら、1520年後の整備を目指す。 (完成は2030年代だよ!)
  • 西貝塚環境センターは1998年から、伊奈町の町クリーンセンターは1989年から稼働。2017年度の可燃物、不燃物の搬入(処理)量は、上尾市が53,000トン、伊奈町が13,000トン。

 Photo  久しぶりに粗大ごみを持ち込んだ。三回目くらいかな。

 先日の大阪地震とか西日本の水害の影響だ。あのような光景を見ると、不要なモノはさっさと処分したくなる。今回は大型キャリーバックと学習机で60kgと少ないけれど、かさばるから捨てたかったわけ。少し補修すれば(しなくても)使えるはずだが再利用(取りに来る)という仕組みがあれば楽だ(たぶんネットにあると思うけど、そこまでは検討しなかった)

RV車ならそのまま積めるが、二階から降ろしたり、今はセダンのために机を分解しなくては運べない。構造やネジのハメ合いがなかなかよくできているなと感心しながらの分解作業となった。見かけは軽くても一枚板もあり予想以上に重かった。

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 最後は、焼却炉の入り口となる踊り場みたいなところに無造作に投げ込むわけだが、その瞬間が何とも言えない。夏場の生ごみの日のせいか、きつい匂いが鼻をつく。たいへんな仕事場だ。

 で、ここは177億円の建設費だという。次回はもっとかかるだろうし、まだまだ15年間はメンテしながら使うわけだ。老朽化するハコモノ維持費は重くのしかかるのに、(上平の)根拠の怪しい新複合施設などもってのほかじゃねー、と改めてバカらしく思うわけ。

 そして、し尿処理、斎場、ゴミ焼却場といわゆる忌避施設で広域共同事業化しているくらいなら、いっそ合併したらと思う。あげおといなだから、「あい市」で決まり。

 
 マジ、究極のシティセールス。

 『あい市で会いましょう』ってね。・・・商標登録済だから 

2018年7月26日 (木)

上尾市Web発表の一貫性の無さ。図書館報告は静かにバージョン3へ

何事も無かったかのように更新する姿勢(市政)

追記あり

6/14日に畠山市長が図書館問題への結論を議会答弁したが、その一週間以内(?)に最初に報告をだしたのは図書館部門のWebページだった。
 その早い報告に感心した、と同時に内容は下のA部のみだけと思う。こんなに大きな問題をたった数行の報告に、「答え」しか書かない答案みたいな違和感も受けた。今思うと、そういう時は必ずコピー”すべきだったな(今はキャッシュも無い)(^-^?) 

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 しかし、7/1には上のB部が加筆された内容になったと思う。つまりバージョン2になった。右肩に「7/1更新」とあるから、上の指摘は勘違いでは無いだろう。
 ただしこれでも粗い報告だ。Webは紙報告のような紙数制約が無いから、もっと具体的に書けるはずだ。と思っていたら、昨日7/24に下のような(市長写真付きの)具体的理由を書いた報告になった。バージョン3である。こちらへ6/14から一体何日かかったのだろう・・・。
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誰も気にしないことかもしれないが、なぜこうも頻繁に改定したのか不思議じゃないか!。
 苦情が入り、その苦情が正論だから市政は姿勢を改めたのだろうか(としたらその苦情の市民はたいしたものだ)。本当の理由は分からない。ただし、V
er.3に至るまで時間がかかり過ぎるから、相変らずリーダーシップ不在ないしはスピード感の欠如を感じる。時間がかかることが避けられないのならば、正式報告まで「こちらをどうぞ」とリンクすれば済むだろう

もう一つ大事なのは、この報告を担当部門サイトと市役所メインページのどちらに載せるべきかという問題である。市長選挙の争点にもなったテーマであることからすれば後者が相応しい。市長室のページが最適である。
 今は市のトップページの「重要なおしらせ」からのリンクだが、「お知らせは」はドンドン新規更新されて古いモノは下へ追いやられるから、せめて9月議会までは目立つ所に載せてほしい。

で、ここからホンネを述べる(笑)。

バージョン3へ進んだのは評価するけど、これでも物足りない。行政とは不特定多数から集めた税金の再配分が仕事なのだから、この案件の使途説明として、今まで投資してきたカネを分かり易く概略説明し(一円単位ではなく百万円で)、見直し案の行方に拘わらず回収不能なコストの推定幅くらいを明記すべきだと思う。

それを見て、「もったいないじゃないか」と"何も知ろうとしないくせに平気で文句だけを言う市民"がいたら、『シマムラさんが食べちゃいました』って答えりゃいい。

バージョン4を期待する・・・ 

追記 上記のバージョン3には議会で答弁した理由の一つ「本館は市の中心部が自然」を削除している。これは島村案の否定を意味する重要な価値ある正式答弁なのだが、今になりハッキリ言い過ぎたと後悔したのかもしれない。としたら、態度が後退している。

以下 掲載日:2018年7月24日更新 の全文  

工事再開でも、中止でもなく、現在の計画を「見直し」といたします

 昨年11月から工事を一時中断していました「新図書館複合施設整備事業」について、市議会6月定例会で、工事再開でも、中止でもなく、現在の計画を見直しするという判断を表明させていただきました。
 主な理由は、市財政に与える影響です。現本館のランニングコスト(維持管理費)が、年間約2億3千万円であるのに対し、新図書館複合施設は、1億6千万円増の年間約3億9千万円となる見込みです。また、事業再開に当たっては、資材の価格上昇などにより、約1億円増の約39億円の総事業費が見込まれます。毎年度の維持管理費約3億9千万円は市債など特定財源の活用が期待できる施設整備費とは異なり、一般財源により賄うことになり、大きな負担になると考え、見直しが必要ではないかと判断いたしました。
 事業予定地であった上平の土地は、地権者の方々にご理解、ご協力をいただいた上で市が取得したものです。これを活用せず、そのまま放置しておくという選択肢はありません。地域の特性、そして公共施設マネジメントを踏まえた上で、図書館分館機能を含む複合施設として、市民の皆さまに喜んでいただけるような施設を今後検討していきたいと思います。また、図書館の本館の位置は、当面現在のままとしたいと考えています。
 市民の皆さまには、今回の判断につきまして、ぜひご理解いただき、引き続き市政に対するご協力を賜りますようお願い申し上げます。

市長 畠山 稔

2018年7月23日 (月)

この熱さを「災害」というわりに、電力使用率は話題にならない

東京電力のでんき予報を久しぶりに見る
 無風のときは歩くよりも自転車に乗ると熱風の中を漕ぐことになり、もっと熱く感じる、今日この頃です・・・
 挨拶は、「暑いですね」 から 「干からびてますか」へ。
 
 今日は熊谷市で日本最高の高温を達成したという事で話題になった。従来の記録である四万十市の41.0を0.1上回ったという事で、ほとんど100m競争の世界だ。 しかし四万十市で41とは出来過ぎだな…
 
 個人的には41度も39度も大して変わらないと思うのだが、平熱の高い人ほど楽だったりして・・・
 これほど連日の猛暑なのに、最近は電力消費が不足するというニュースが丸で出ないし関心にも上らない。久しぶりに東京電力のサイトを見たら、7月は電力使用率で「厳しい」という95%を越したことがない。
 
 本日も93%である。
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 この比率だけで評価すれば、95%超は今年の1月に4日あるだけ。この7月は7/2月に94%が最高だ。ただし分母の供給力を今は増やしているためもある。
 
 もちろん原発は入っていないはず。
つまり稼働しない原発があること自体が災害のタネになる。

2018年7月22日 (日)

夜間休日に議会を開き、村民参加を促す喬木村が珍しがられる限界日本

本当の問題は議員の成り手不足では無いと思う

「なり手不足の地方議員」毎日新聞2018.7.13 より。

2015年の統一地方選では無投票の町村が二割超あった。人口減と高齢化によるものだが、競争なき議会は無関心を招き不要論へつながると警告する。議会改革に乗り出した例として、喬木(たかぎ)村の下岡幸文議長の話しがあった。読んで驚く。つまり市議会議長よりも優れた村会議長がいる

喬木村は長野県南部の飯田市に隣接する6200人の村で議員12名。要約すると…

 夜間・休日議会を始めた。開閉会は平日、一般質問は土日のいずれか。

 委員会は平日夜7時~9時。時間数が短いから事前に案件について議員が賛否と理由を提出し、傍聴者と職員にも配布、集まったら討論に入る。

前年の村議選が無投票になったことが契機と言う。いままで村の八地区から地区推薦で出してきたが、候補者を出せない地区が現れた。自治会の集まりに出るのは男ばかりで女は候補者にすらなれない。地区推薦に頼らない方法を模索したという。上の①は兼業の人への対応でもある。

リタイアしてから村議になるため当選しても直ぐ辞めるから蓄積にならない、名誉職と思う人もいたりして執行部の追認機関になっていると嘆く。議員と村民が意見交換をする機会は稀だ。村民は遠慮し、議員はオブラートに包んだことしか言わない。議会改革が定着するまであと四、五年はかかる。

私は村議会を変えることで、村民の意識を変えたい。「自助・共助・公助」ってあるでしょう。村民の多くが期待するのは「役場や議会が何とかしてくれ」という公助なんですよ。いつまでも村に頼るんじゃなく、村民にも政治参加してもらい、一緒に村政を作っていきたい。

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上②は反転学習と呼び先進的な大学では前からやっている(個人的にも仕事で前から使っている)。課題を事前に読み込んできて集まった限られた時間を討議に有効活用するスタイルだ。つまりは予習。
 喬木村議会
HPへ行くと、一般質問が題目だけでなく内容まで公開されており、質問の具体性や良否で議員能力が見えてくる所がイイ。

記事は「成り手がいない」という警鐘だが、ことの本質は頭数ではない。地域エゴの代表者しか選ばなかったから地方自治の衰退が起きたのではないのか。記事で、全国の地方議員が視察にくるが彼らの危機感には温度差を感じると氏が語っているのがそれだと思う。

 隣の記事には、議会の一会期が一カ月位あると兼業できないから毎週木曜日を議会の日として、通年議会にせよという提案もあった。

 前記事のコンパクトシティじゃないけれど、本気になれない所は静かに消えていくしかないと思う。

関連 上尾市議会の改革案などの目次ページ

「なり手不足 地方議会はどうなる?」(NHK)

2018年7月21日 (土)

コンパクトシティは掛け声だけでコンパクトランド化する日本

国は本気でコンパクトシティ化をする気が無いのでは
 
 コンパクトシティ化が良いと言われて久しいものの、都市を新しく作るわけではないし、住民の移住が伴うためにそう簡単ではありません。平方から駅前の中古マンションに移住した老夫婦がいました。病院や買い物の便を求めてというのが理由ですが、住居の売買を伴うので稀な例かもしれません。
 
 先日来、日経新聞で京都大学諸富徹教授のコンパクトシティを考えるという連載がありました。
 前記事で去年は37万人減と書きましたが、この連載によると2020年代は毎年50~70万人、30年代以降は70~90万人の人口減少とあります。つまり中核都市レベルから県単位の消滅へ進みます。
 だから広く伸びきった公共施設やサービス網を狭くまとめないと維持ができませんよ、というわけです。でも実際は、2000年に大店法を廃止して市町村が大規模店進出の規制権限を失ったと指摘するように(中心部の空洞化)、コンパクトシティ化を巡っては国は逆方向の政策を同時に進めたと厳しく指摘しています(第5回)。
 
 良い例として富山市では公共交通機関による一局集中ではなく多局型を目指し、成果(居住エリアへの人口集積)が出ていることを紹介しています。中心部への移転にはプラスの経済的インセンティブ、郊外開発にはマイナスのそれを与えることが必要だと説きます。
 
 その最終回が↓。さいたま市の事例があります。それは上尾市でも同じ問題なのですが、果たしてどう対応するかが問われます。
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 実は、ある方から10回分のスクラップ記事をもらったので、お礼も兼ねて書いています。
 で、思ったのですが自治体行政はとかく無責任になりがちだから、静かに衰退・消滅していくしかないだろう、国も 『住民エゴでできないよね』と承知しているのでは、と。
 
 なぜなら、止めるつもりの無い東京一極集中を見れば分かること。これこそ国の政策、コンパクトランド構想ではないかと思います。だから議席が一つ残ったことに安堵するレベルの地方有権者意識ではムリです。
 
 感想もコンパクトにしたかったのですが、ダメでした。
 
 そして、みもふたもない感想は暑さのせいです・・・

2018年7月17日 (火)

上尾市の人口減少を告げる統計あげおのアレ

大谷地区の独り勝ちと比較されるアソコ

先日、国の人口減少が9年連続というニュースがでたものの、耳タコ話なので関心は薄かったようです。簡単にまとめると年37万人の減少は過去最大、出生は95万人、死亡は134万人でした。外国人は過去最多の250万人で7.5%増ですが、毎日の「チャイナタウン化する東京、高知県民より多い!在留中国人73万人時代の衝撃」という記事は目を引きました。

減少数をもっと身近に喩えるべきでしょう。こちら方面ならば高崎市、川越市、越谷市レベルが消える規模ですが、いずれは毎年、県一つ分へと増えます。なお上尾市の人口推移のうち、最新の自然動態はこちらに更新済みです。

 今回は「統計あげお/H29年版」から人口予測を取り上げます。本を二年ぶりに買い求めました。ネットで見られますが300円の本の方が読みやすいからです。市政の基本データを網羅してありますから良い本です。でも年間10冊も売れないそうですから、もったいない気がします(白表紙は汚れが目立つことと、Excelも公開して欲しいですね)。なお蓮田市は500円です。

●統計あげお

p19に10年先までの地区別人口推計が出ています。2018/1/1と比べると…
市人口は-3100人と微減(-1%)ですが、大谷以外は全て減少です。グラフの棒は増減人数、地域名の%は増減比率です。

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元々人口が少ない平方はマイナスが加速し、上平地区は-5%ですが減少人数は同レベルです。大谷地区が一人勝ちなのは区画整理事業や上尾道路の成果なのでしょうか、その辺りは知りません。

経済予測は外れますが人口推計はまず当たります。取り上げた理由は、上平の新図書館計画が見直しとなりがダメなら次は新分館とか地域施設化を言い張る人がいるので、データ視点でみたわけです。人口増加と言うのはもの凄いことですから、この強気の数字を使って大谷地区の住民はいろいろ"オネダリ"しても罰は当たらないでしょう。市長地元という点でも前任者とかぶります。

●市役所名物のアレ

Photo実は元表のH40年の明細と合計が合いません!。この本を買って一番最初に見たページでミス発見というのは、なんだか赤い糸で結ばれているような寒気がします。よって、明細の間違いもありうるのでグラフは正確さを保証できません。

余談ですが、ムカーシ新刊本を発売日に買い求めた時のこと。ページをめくっていて前後の内容がつながらない所が出るわ出るわ。苦情を告げた電話口で担当者は絶句。印刷は24頁単位とかで紙を綴るのでその版組データを間違えて製本してしまい大乱丁のまま店頭行きとなったようです。ソフトの解説本なので一番に出すことを焦ったことが背景にあり、原稿のミスとは違います。

それと比べるとこの上尾本はたった三百円でミスはモグラみたいにアチコチに隠れていますから回収騒動はないでしょうね。

2018年7月15日 (日)

ザ・パークハウス上尾が挑む三度目と失われる大切なもの

倒れても起き上がる姿に共感する?

追記12/5 東洋経済…三菱地所、上尾マンション「損切り」の顛末 という経緯記事 (初期の基礎の噂は本当だった。今は安心ですよ)

追記11/1  マジェステック・シティPJの看板

追記10/29 上尾プロジェクトというタカラレーベンの案内がある

追記10/11 建設工事は継続中です。名前は替わるでしょうね。ここは他社資産(負債)を三菱がやむなく吸収した物件ですが、果たして「立つ鳥跡を濁さず」と言えるかな・・・。

追記10/7,8 ザ・パークハウス上尾は中止(←計画を見直し販売を見送る、とのみ表示)。二度あることは三度という稀な例です。8/31付け通知はこちらへ(ツイッター写真)。口コミサイトにはタカラレーベンの名前も…。ずーっと変わらないのは周りの白壁だけになりました。

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夏には塀にパース写真が貼ってありましたが、その跡形もなく三菱は上尾から撤退のよう。譲渡後に建設続行か否か詳細不明ですが、「ご近隣の皆様へ」の内容は意味深です。事実は小説より奇なりですが、せめて古代人の生活ゴミが出たとかならよかった・・・

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なんとなくドストエフスキーの「死の家の記録」を連想するのは不謹慎ですか、住みません()

追記8/2 モデルルームは中山道向かい側に建設中です。

 

(以下は7/15の元記事)

ファミリーマート上町2丁目店が突然、解体工事をしていたのにはビックリ、まだ10年も経たないと思う。ローソン、ファミマ、数年前にセブンイレブンが200mの道路で連なるものの、立地が一番良いここが解体とは腑に落ちなかったが、隣接マンションのモデルルーム用だと想像すればタイミングが合う。

建てるのは1カ月、撤退は2週間の姿にさすがコンビニ(便利)とか、さすが三菱と感心するが、ネットで見たらザ・パークハウス上尾HPも有り、駅頭で宣伝ビラのうちわを配っていた。Photo

時代に翻弄されたこの土地については何度も記事にした。10年前はベリスタ上尾として生まれるはずだったが建設会社も販売元も倒れ凍結マンションとなった。金融恐慌の身近な景色(基礎途中の野ざらしマンション)

2012年に三菱地所がザ・パークハウス上尾として再開したが直ぐとん挫、その後はこの空き地を「上尾市の三大ハゲ」と勝手に命名したものだ。最近では図書館を入居させる公民連携マンションとしても書いた。

二回目の中止は「基礎に瑕疵があった」という噂と駅前タワマンとの競合を避けたというものだ。真偽不明だが、今回は基礎撤去の新設計であり競合も無い。ただし近隣として苦情を言えば、元からあった大型賃貸マンションの解体工事や今年の基礎解体工事と二回も周辺住宅を地震並みに揺さぶってきたのに、関係者はタオル一本も寄こさない・・・( ゚Д゚)

ザ・パークハウス上尾の物件や期待・評価は検索すれば多くあるのでそちらへどうぞ。三菱地所のパークハウスにザを冠したブランド名は異なるグレードを示すらしい。2020年1月入居予定、183戸と上尾では大規模、価格も63㎡~94(29005200万円台)とある。坪単価で評価するらしいが、最近は売りやすくするのと少子化で面積が狭くなった気がする。ここにも小さくなる日本を見るようだ。

一番喜ぶのは上尾市役所だろう。3人世帯で550人、固定資産税も大きい。次に町内会長(たぶん独立区かも)と周辺の飲食店かな。しかし駅8分でこの価格だと戸建てとの競合もありそう。駅前タワーマンションも一年以上販売していたわりには完売では無かったと思う。最近は市民の移転需要というのがあるかもしれない。

それにしてもザ・パークハウス上尾HPを上尾市シティーセールスを担当する職員は見た方が良い。垢抜けしたデザインだけではなく徹底してプラス思考で訴求する点を。平凡なものを非凡に見せ、目障りなものは絶対見せない工夫とか、こそばゆい文言とか粉飾すれすれで (^-^?)。ただし上尾の訴求としてスポーツ施設の写真を載せなかったのはミスだと思う。

で、タイトルに書いた失われるものとは、ここにあった郵便ポストのこと。Photo_2

ぐるっと君並みに一日数回しか来ないアナログ箱”だが、今でも愛用者がいるんだ。モデルルームが終わったらまたコンビニ復活とはならなくても、〒Pは復活することもあると期待する。

なぜならここはそういう場所だから。

最後にザ・パークハウス上尾を購入検討する人も来ると思うから書いておくが、この10年間、150m超の白壁で覆われてきたものの只の一度も落書きをされたことは無い。
 ただ「風趣を継ぎ、洗練を磨く。」はこそばゆいワ・・・

 

2018年7月12日 (木)

暑中お見舞い申し上げます。

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関連記事 議事録を読む前に。  畠山、中途半端ない

 

不合理性の少ない順

 本館目的で買った土地(2.2億円)の返品交渉をする。

 中期塩漬け。本当に最適な使い方や需要が見えてから作ればよい。例 県のスポーツ医科学センター誘致

 PAPA内分館、北上尾駅前分館の検討。

 上平公民館の増床検討、200㎡ほど増やす余裕はないのか。

 建築面積1000㎡未満、平屋に限定。上平図書館分館、青少年センター等

 2000㎡、一部二階建て。上記に加え第二体育館的施設案

 3000㎡超・・・ごね得、モラル崩壊へ

①の背景は前市長が本館用として取得し、畠山市長は「本館は市の中心部にあるのが自然」として止めたことによる(自然という表現は"間違い"と言わない行政習慣だろう)。畠山氏は現所有者よりも前所有者(地主)への過剰な配慮をしているので返品はそれにも合致する。損失がでたら本件の撤退費用とみなせばよい。

⑤以下を畠山氏は政治的駆け引きで決めると思うが、ハコに何を入れるかを「ゼロベースで聞くつもりはない」と答弁したように、面積と間取りは自分たちで決め、内装を市民に聞くレベルだろう。ところで島村案の5200㎡、建築費21.4億円を元に面積比では各4億、8億、12億円となる(設備費は除く)しかしボロな現本館や各分館とのバランスが保てないと不公平感をもたらすため、上平地域専用と広域用のバランスが問われる。

例えば島村案には若い親子が集う空間もあったが、近隣のアッピーランドと平気で重複しており、少ない利用者を奪い合うことなどお構いなしだった。今回もそれを要求する市民や(実現したら)”私のてがらと吹聴する議員がいそうだ。

 青少年センターについてネットに情報がまるで無いと"はるか氏"が嘆いていた気がするが、そのプレハブ施設も長寿命化等の検討をしたか疑わしい。同所の一番のネックは駐車場不足であるが、夕方利用者が車で集まるのだから現本館40台分や中央小などの空き場所で解決できる。この程度を怠るのは庁内の縦割り主義や他部門へ口出ししない体質なのだろう。なお青少年センターを移転したら、残りは教育センターのみとなりこれまた矛盾した施設利用になってしまう。

市民のニーズを丁寧に聞いていたらカネなんかいくらあっても足りないが、断る勇気が(政治に)無いから、自分達の雇用もマズイと分かるまで肥大化するのだろう。

「財政立て直し」という畠山判断とは矛盾しない答えが必要になるのだから、施設統廃合した新複合館の維持費は前よりもマイナスでないと辻褄が合わない。でないと、一番得をしたのは畠山稔氏になる。

2018年7月 8日 (日)

あの日の畠山市長の様子は本当だった

勝ちも負けもないまま進むプレーヤーの閉塞化?

※第二回政策会議(見直し案)の議事録と批評が かまちょ図書館で貸出中 ! 議事録への直リンクはここ(A4x3)  関連 畠山市長の見直し案の議会答弁

情報公開請求者は武勇伝のごとくあちこちに配布したらしいが、それなら(上と守る会を除き)他からもネット公開したり、批評がでてもよいもののそんな気配はない。「本館は今のまま」で戦勝気分なのか。貰った資料を抱え込んだままの人は自己満足か宝の持ち腐れであり、「市民はこんな長文読まない」という思い上がりないしは勘違い、ないしは情報を出し渋る行政と同じゃないか。

余談だが、企業内でも似たようなものがある。部長を集めたグループで資料を一枚のみ配る。額を寄せて覗き込むようにさせて、互いに協力しながら読解することを求める。しかし彼らは「直ぐ人と同じものを持ちたがる」(コピーする)。そういう人に限って「もらって安心する」だけ。これを若い人達に適用すると、スマホで一枚の資料をバシャバシャ撮影して手元画面ばかりをのぞいている()

●ターニングポイントは終点ではない

松澤副市長は本件を俯瞰的な視点から3つのターニングポイントで捉えたのは流石だ(詳しくは議事録1)。それに倣えば島村案から畠山見直案に切り替えた今が「第四ターニングポイント」であり、上尾劇場の芝居はまだ続く。

事業規模は不明だがテーマとしては高度になったと見るべきだろう。つまり上尾市における公共施設の集約化、最適再配置、維持管理の最初の事例になる。都市計画ではコンパクトシティと常々言うから、口先なのか本気なのかも試されよう。
 とカッコよく書いたがそれは建前で、形を変えたハコモノ行政であれば市民のモラルハザードを生む(うちの地域にも寄こせ運動へ)。

●これが強みかもしれない

 本件のクライマックス6/14日の小林議員への市長答弁である。関係者の皆が注目していた。その朝に市長と遭遇した方から「いつになくそわそわしていた」、「落ち着きがなかった」との感想を後に聞いた。ただ原稿読むだけなのに変だね、勘違いじゃないのと思った。

 その観察眼は見事だった。

Photo

 あの朝、畠山市長は明らかに緊張して答弁をした。6/14ビデオ映像は正直である(20’00”、スピーカーoffに)

  答弁が終わって正面に礼、次に画面右手に礼、最後に後ろの議長に礼をして去った。オイオイ右手はあんたの部下だけよ。何で礼するんだよ(生を見ていないので誰が居たの?)。

 でもね、こういう市長様の姿に胸キュンする人がいるらしい(^-^?)。
 ちなみに部長連中なんぞは正面一礼のみ。

 かくして、この日に先立つ重要会議でのおはようございます現象」も我ながら腑に落ちるわけである。この二つを失笑で済ませる人もいるだろうけれど、23万市民のトップであると考えると結構深い意味があるかもって思うから書いているわけでして・・・

だから「おやすみなさい」。

 

関連 畠山市長決断の政策会議議事録を読む前に

2018年7月 7日 (土)

建設中止の一つ、ランニングコスト比較表の意味を解説する

 
 第一回会議の配布資料であるコスト比較表が本館を守る会に公開されています(こちら)。

●本当はカネじゃない

上平案件の年間維持費3.9億円と現本館2.3億円の比較表である。議会では市長は差額1.6が一般財源(主に地方税などの収入)を侵食するなどを理由にした。その時に、耐用55年だから210億円になると誇大PRしたが、本来なら年間利用者の8割・35万人に55年間も迷惑をかける、と詫びるのがサービス提供者の目線である。

●この表、もったいない

しかし、もっと大切な意味があるのに使われないのは残念だ。「図書館はタダではない」という事を知らしめることだ。現本館の2.3億は月1900万円となるだけでなく、事業の活動量で割れば来館1人当り500円、貸出1回当り1000円、貸出1冊当り340円となる。こういう喩えを市民に伝えて悪いことは無い(なお民間と違って減価償却費は含まない)

●八百長市政に説明責任も監視責任もあるわけない

実は、この試算は3月に井上議員が問うている件でもある(こちら)。しかし島村市政がなぜサボり、賛成派の新政クラブや公明党議員はなぜ質問しなかったのか。理由は、試算結果が建設機運に水を差すからだろう。都合の悪いものにはフタである。

行政は絶対口にしないが、本件は初めから終わりまで「無責任」を原動力に作られてきたことを最後に証明したわけだ。それを支えた元凶は知の発信拠点とか子供たちのためにと奇麗ごとでホンネを隠して私物化をする政治屋とその奇麗ごとの裏を知りつつも見ぬふりをする市民ないしはコミュニティ(既得権益層)である。

恐ろしいのは、人事権を握られた行政マンはアホにも仕えざるを得ないが、その方が楽であると安住する行政マンが増えると、市政劣化は我々の予想以上に加速することだ。

●返す刀が自分に当たる

穰館を財政立て直しで斬り捨てたのだから、つぎに提案する稔館(新複合施設)はコストが厳しく精査されるだろう。果たして既存施設の統廃合に終始してプラスマイナスの結果、減少効果をもたらす自信があるのだろうか。微増ならよしとするなら、財政立て直しが聞いて呆れる。

たぶん、前任者なら1.6億円など借入でごまかして突破しただろう。他を削ってねん出も可能と思うが、八方に良い顔をする人にはできない。財政健全化は人から嫌われる人でないとできない。

注)畠山氏の公約には具体的な数字や指標があるわけではなく、財政立て直しという耳ざわりの良い言葉のみである。

2018年7月 5日 (木)

ショーサンプラザ30周年のイベント 吉備路ひとり/永井みゆき

上尾ショーサンプラザ誕生30周年と歌謡ショー
 

上の階に用があって買い物していたら、なんだか賑やかなカラオケの声、と思って下をのぞいたら歌謡ショーでした。

 Photo
 
 吹き抜けのため上階ほどよく聞こえる、というかうるさい位です。でも素人ではなくてプロの歌声だから聞いていられます。
 誰が分かりませんでしたが、下に降りてポスターを見て、「吉備路ひとり」・・・。
変わった名前だ。
「劇団ひとり」って居たな~と思っていたのですが、とんだ間違い 
 
 顔しか見てなかったから左下の名前を見逃した。
 永井みゆきチャンという歌手でした。美人でしたよ・・・
 Img_1561
 
 曲名の吉備路とはきび団子の岡山県ですが、どんな道なのかな?。今どき、ひとりで歩くのは危険だと思うから彼女が心配です・・・ 
 まぁ、CDを買ったら一緒にお供できるという企画でしょう。だから中高年の男がいっぱいいたわ  
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 ショーサンプラザ誕生30周年の垂れ幕が立派でした。
 この間、上尾市政誕生60年とかあったからその半分ね。1988年頃の竣工だから、バブルの最盛期。 という事は、人口は今より少なくても賑わって活気があった頃だろうと想像します。その頃の写真展でもしてくれたらと思います。
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 このイベント会場はとてもいい感じだと、いつも感心します。今の時代、こういう吹き抜けとステージを一体にした造りは珍しいのではないでしょうか。そして大家のショーサンプラザがこうしてイベントを企画するのがイイですね(PAPAはどうしているのだろう?)
 なんとなく昭和感を覚えます。 イベント情報はこちら
 
 うちの子供も幼稚園のイベントで歌ってました。そんな日はヨーカドーの買い物も混んでいた気がします。 一時、アリオが出来てここのヨーカドーは撤退するのではと、まことしやかに噂されましたが、持ちこたえているのは結構なことです(食品以外は苦戦でしょうけど、丸広の方が心配…)。
 
 ただし築30年なのだと思うと、ここを取り巻くマンション群もそれと同い年なのでしょう。 とにかく、写真を見ているとこの風景はインスタ映えします。上尾にこんな垢抜けしたところ在ったのかって。
 市役所も吹き抜け在りますが、あそこは抜けてるだけです・・・。
 
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 垂れ幕のキャラクターは何なのだろう。
 ヒヨコみたいだからヨーカドーの鳩の子か?、天ぷら粉とも関係ないし、分かりませんが、アッピーは相手にされていないようです(笑)。
 ジョイントできていないね
 
 

上尾市の政策会議議事録-1、建設再開なし決定の朗読劇

前記事 議事録を読む前にのつづき
関連  畠山市長の見直し案の議会答弁

議事録ソース(こちら)からテキスト抽出して再掲。レイアウトと文字修飾を施してある。急ぐ方は市長発言(赤)のみの拾い読みをどうぞ。会議内の資料は省略。末尾に寸評。

1 日時 平成3064()1630分~ 1730

2 場所 庁議室

3 出席者  畠山市長松澤副市長、池野教育長、中島市長政策室長、粟野行政経営部長、須田総務部長、小林教育総務部長 (事務局) 秋山秘書政策課長、藤波秘書政策課主査

4 議題 新図書館複合施設整備事業の今後の方向性について

5 議事録 

市長政策室長:

新図書館複合施設建設に関する政策会議を開会します。限られた時間ですので、スムースな会議運営にご協力をお願い申し上げます。初めに、市長からご挨拶をお願いいたします。

市長:

おはようございます。私が市長に就任し、早くも5か月が経過しました。
新図書館複合施設建設につきましては、「見直しを含めた検討をする」と選挙公役で掲げさせていただきましたことから、これまで、建設に関して過去の経緯や課題などについて教育総務部のヒアリングを行うとともに、建設賛成・反対の市民団体の方々からもご意見を、お聞きしてきたところでございます。また、県外・県内の図書館、本市の本館・分館を視察し様々な視点から検討をしてきたところでございます。さらに41日からは松澤副市長が就任し、私同様、ヒアリングや市民団体との面会を行うとともに、様々な図書館を視察していただきました。

私としては、市民にとって、またこれからの上尾市にとって、誤りのない判断をしたいと考えておりますことから、この政策会議において忌憚のない意見をいただき、一定の方向性を出したいと思っています。本日はよろしくお願いいたします。

市長政策室長:

ありがとうございました。それでは、この政策会議の開催依頼をしました小林教育総務部長から、「政策会議提出事項様式1」に基づき、その趣旨を説明願います。

教育総務部長:

それでは説明いたします。【趣旨説明 政策会議提出事項(様式1)

新図書館複合施設整備事業につきましては、平成299月議会において、工事請負契約の議決を経て、契約を締結し、着工したところですが、同年1030日、前市長・前議長の逮捕を受け、116日に工事中止の通知を請負業者に送付し、一時中止としたところでございます。

そして、12月の市長選挙において畠山市長が新市長に就任し、新たな体制のもと判断をすることとなりましたが、平成302月の定例記者会見におきまして、市長は5月か6月頃には一定の方向性を示したいとの意向を発表したところでございます。また、先日の記者会見では、「検討中」と説明がありました。そこで、上尾市として最終的な意思決定をするこの政策会議において、検討し、上尾市としての方向性を示すため市長に開催のご依頼をさせていただいたところでございます。以上です。 

市長政策室長:

それでは、初めにこれまでの経緯と課題について教育総務部から説明をお願いします。事前に皆さんに資料は配布してありますので、説明は簡潔にお願いします。

教育総務部長:

資料につきましては、過日市長より、指示がございまして、この政策会議で検討するため作成したものでございます。それではこれまでの経緯について説明をいたします。

【資料説明  新図書館複合施設のこれまでの経過】

市長政策室長:

説明は終わりました。質疑・意見等ございましたら挙手をお願いします。はい副市長。

副市長:

私がこれまで教育総務部からヒアリングを受け、議会の会議録など様々な資料を読み込んできた中から感じてきたこととして、新図書館建設には3つのターニングポイントがあつたと考えております。

一つ目は、平成26122日の政策会議において、4つの図書館建設候補地の中から上平公園西側に場所が決定したとき。

二つ目は、平成274月に単館構想だったものが、公共施設最適化事業債を活用するため複合化へ方針転換したとき。

三つ目は、平成2911月に前市長・前議長の逮捕を受け、建設を一時中止したとき。

これら3つのターニングポイントを意識しつつ、この事業の課題は何なのか明確にする必要があると考えております。

そして当然ですが、建設するとした場合のランニングコストを明確に示す必要も意識するべきだと感じております。以上です。

市長政策室長:

副市長から3つのターニングポイントが示されました。本日出席されている方々には、様々な角度から資料に基づき検証していただいていることと思います。

そこで、3つのターニングポイントを念頭に置きつつ、テーマをまずは「建設再開」「建設中止」「計画の見直し」3つの方向性が、選択肢として考えられるかと思いますが、意見を伺いたいと思います。それでは、はじめに「建設再開」とした場合に想定されることについて意見を伺います。

総務部長:

現在の新図書館複合施設の工事を再開した場合、総事業費につきまして、現状の金額のままで行けるのかどうか教えてください。

行政経営部長:

設計に関係することなので、私からお答えいたします。再開後に改めて工事の一時中止期間に生じた経費及び物価や人件費の上昇分に対し、増額の変更契約が必要となりますので、現状の金額では工事再開は難しいと考えております。それに伴い、なるべく早い時期に、増額の変更契約と継続費の補正を議会に提出し、議決を得る必要がございます。

総務部長:        具体的にいくら位上がるのか分かりますか。

行政経営部長1億円程度かと見込んでおります。

総務部長:

するとすでに議会承認を得ている契約、現在契約済み額合計約236千万円の契約額に対し、さらに1億円が上乗せになるということを議会だけでなく、市民にも良く理解を得る必要がありますね。それと再開を決定したとして、いつ頃から工事は再開できるのでしょうか。

行政経営部長:

建設再開の決定後に、工事業者は人員確保等の調整や資機材の調達に入りますので、工事の再開は、再開決定からは最短でも6か月後と考えております。当初の予定が、31年秋ごろ運用開始としておりましたので、12か月、1年程度は工期がずれ込むことになります。

総務部長:

9月議会に提案するとして、8月中には業者と協議し仮契約を締結しなければならない訳ですよね。それまで業者の方々は待てますか。場合によっては業者側から契約解除を求めることもありうるのではないでしょうか。

行政経営部長:

業者の方々に対しましては、3月定例会終了後に説明会を開催し、5月から6月に一定の方向性が示されることの報告を行いました。工事再開の具体的な時期が示され、増額変更も対応されることになれば業者側からの解除はないものと考えております。

総務部長:

すると今のままの金額で工事を進めてくれという内容の場合は、対応できないということで、契約解除もありうるのでしょうか。 

行政経営部長:  はい、その可能性はあると思います:

総務部長:

工事再開を進めるためには、工事費の増額と工期の大幅な遅れが前提ということになる訳ですね。私からは以上です。

副市長:

建設再開する場合、これまでランニングコストが公式に示されていませんが、新複合施設全体としてはどの程度を見込んでいますか。

教育総務部長:

試算した資料がございますので、配布し説明をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。

【資料配布 現本館と新複合施設のランニングコスト比較表】

あくまでもランニングコストのみの比較となっており、試算ですので、大まかな数字となってしまいますが、現本館では、人件費、施設管理費、関連機器の保守管理・リース料、図書資料購入費等もろもろで、平成28年度決算ベースのランニングコストが年間約2.3憶円となっております。

3月議会の時点では、施設の維持管理費、人件費、図書館運営システム使用料、図書館カウンター業務委託料等で約3.2億と合わせて、これ以外に主催事業等の経費やそれに伴う人件費等は別途経費として計上されるものがあるとの報告をしておりました。

これに対し、現段階での新複合施設のランニングコストは年間約3.9億円を見込んでいます。これは現本館と比較して年約1.6億円の増額となります。増額の主な要因ですが、①建物の容積が増大すること②青少年センターとの複合化により、開所日数、開所時間が現状に比較し増えることなどにより、施設に対する管理料、光熱水費、新たなシステムに対する保守・リース料等が上がると分析しております。

また、この約3.9億円という数字の中には、現本館に分館機能を残した場合の数字は含まれておりません。現本館の延床面積が2,337㎡ですので、現本館に残せる面積が240㎡と認識しておりますので、約10分の1で、単純に面積案分いたしますと、約2,300万円上乗せとなります。

新施設の耐用年数は55年となりますので、55年間のランニングコストは約210億円となり、建物のライフサイクルコストは、総事業費約39億を加算しますと、約250億円と計算上、算出されることとなります。なお、この計算には修繕料や、委託料等の値上がり分は含まれておりません。

副市長:

よくわかりました。今回ようやく、ランニングコストがある程度見えてきました。これは次の市議会6月定例会の一般質問でも聞かれるでしょうし、しっかりと試算をして答弁できるよう準備をしておいてくださぃ。それと同時に我々も、この金額をどう考えるか。毎年3.9億円もの市民負担を良しとするのか、しっかりと検証する必要があると思います。 

市長政策室長:     市長いかがですか。

市長:

私は、工事請負金額の増額、またランニングコストの増額といった事実については、市民感情として受け入れがたいものがあるのではないかと思います。また、議会も同意が得られるか、疑間が残ると思います。

また、新図書館建設にあたり、来館者数を90万人と見込んできたことへの疑問点も、多くの方々から指摘されていますし、議会でも取り上げられてきました。この点も含め、皆さんの率直な意見を伺わせてください。

行政経営部長:

確認ですが、現在の図書館本館の貸出状況、利用状況はどうなっていますか。

教育総務部長:

平成29年度の本館の貸出状況ですが、年間約20万人、利用状況は、来館者数となりますが、年間約40万人という状況です。

行政経営部長:

新図書館建設当初、つまり単館構想の時点では、駅近隣の立地状況にある川口、浦和で従前に比べ、3程度の利用者があったということで、当市の場合、駅からの距離を考え、2の年間約90万人という見込みを立てていたと理解しています。これについては、希望的な試算ではなかったかと感じています。

 たとえば、その後の答弁にもありましたが、上平公園や、アッピーランドなどの利用者を算出根拠としたことは、かなり厳しい予測であったのだろうなあと感じています。

副市長:

90万人の来館者見込みを今後も維持するならば、これは、畠山市長の決断となります。再開するのであれば、少なくとも来館者数見込みは見直しをかける必要性があります。

市長:

そうですね。90万人は厳しいでしょう。また工事中止期間が延びたため、契約金額が上がります。新しい図書館だからランニングコストも上がります。というのも、厳しいですね。

市長政策室長:

ここで、建設再開について、ここまで現れた課題を整理したいと思います。建設再開に向けては、4つの課題が出ました。まず第1点は、工事費の増額。第2点は、工期の大幅な遅れ。ここまでは、市が工事を中断したことにより生じた課題だと思います。

次に、これまであまり検証されて来なかったことによる課題です。第3点は、ランニングコストの問題。第4点は、来館者数見込みの問題。建設の再開を判断するためには、これらの課題をクリアにし、議会と市民への理解を得るため相当の覚悟が必要となると思われます。

市長: このまま「建設再開」という選択肢はかなり厳しいという認識を持ちます。

市長政策室長: それでは「建設再開は、なし」という考えについては、いかがですか。

(特に意見なし)

では、そろそろ時間になりますので、本日の段階では、「建設再開」はないものと仮置きします。残る二つの選択肢、「中止」、「見直し」についてですが、委員ごとに、意見を整理いただき、本日仮置きした判断も含め、後日、改めて、協議することとしたいのですが、いかがですか。

(特に意見なし)

それでは、委員ごとに、考えを整理いただき、日程を調整し後日、会議を再開したいと思います。

以上

6 結論

○新図書館複合施設については、「建設再開」の選択肢はないものと仮置きし、後日政策会議を再開する。

○次の政策会議では、「中止」、「見直し」について検討を進め、結論を得る予定とする。


傍聴席から

・午後四時半なのに「おはようございます」って・・・

教育総務部長様、いくら概算とはいえ、現本館2337㎡が分館化240㎡になった時の維持費を面積按分で答えるとは、凄くね。(なお、この様なときは按分と書き、上の案分は間違い)

・何カ所かで、90万人と答えちゃったことを悔いているが、これで計画続行ならこれは畠山市長が認めた数字になりますよ、と副市長が言った所は笑えた。

・建設を再開する方がブラスである、或いは肯定的な発言が目につかないことから分かるように、会議の前に「再開しない」が既定路線となっており、決定プロセスを文書化するための、7人による朗読劇だよね。

 結論は賛成だし、マァそれ(形式主義)が悪いとは言わないけど、喧々諤々のような公開できない議論じゃなく、まとめと確認の議論だから迫真の演技ではないね…

 次回からは擬音を入れることを勧めたい。

 市長 「ガチャ」 ・・・コップを投げた

 総務部長 「バンバン」 ・・・机をたたいて主張

 教育長 「Zzzz」 ・・・寝てる

 室長 「シクシク」 ・・・泣きながら懇願

こう言う工夫が市政に無関心派を引き込む工夫なんだと思うこの頃・・・

2018年7月 4日 (水)

畠山市長の政策会議議事録を読む前に

7人の幹部だが、どうしても気になることが・・・

 本館を守る会に情報公開で得た政策会議の内容がアップされています(こちら)。情報公開請求という面倒な手続きを経て得られたものですが、本件の反対運動をしてきた市民による成果です。ということは、建設推進派の人もこれを請求していないと釣り合いが取れませんね。 (リンク先はpdfのためスマホでも読めるように、後日ここにテキスト化します)

失職した島村市長の政策会議(上平に立地決定)しか読んだことが有りませんが、本稿ではそれを前回と称し、比べれば内容のみならず会議のあり様までユニークです。以下は内容よりも俯瞰的な感想です。ただしその前に一言書かなくちゃ…

議事録には16時半からと書いてあるのに、市長冒頭あいさつは「おはようございます」。

つまりナンダ、ようするに上尾市役所は飲食店、風俗店などの夜の商売スタイルなんだ 。マァ同じような接客業だからな 
 (ホント、上尾市役所の公文書はユニークだわ。退屈させないように!させたり、?させたりの仕掛けに感心する。集めて本が書けるワ )

 

6/4月と6/7木の二回に分けて行われています。

第一回目が「建設再開はしない」という結論です(仮置きとの表現は行政語かな)。第二回目が、見直し案なのでしょう。

メンバーは市長以下7人の幹部です。以前が全員の取締役会だとすれば、今回は常務会のような感じ。意見を言わないとか当事者意識が希薄な人が混じる会議ほどバカげたものはないから、とても良いことです。

最も大事なことは、前と今回では(多分、全員)メンバーが違うこと。議論の中身も前の「島村ヨイショ会議」とはレベルが違います。前は島村市長が完全に仕切っていることが伝わります(周りはポチばかり)。今回は中島政策室長が進行役で公平感があります。

ただし両日とも一時間ですから、なんとなく落とし処が決まっているような展開に読めたのは、7人に「失礼」でしょうか。以前、公務員の人が『役所の会議って形を作るとそれで進めるみたいなところがある』と語ったことが有り今でも意味が分からないのですが、これがそうなのかな、と思い出しました。

さて、維持費などを否定理由にするのは当然なのですが、ハコモノ固執派なら「市民の文化教養のためなら他を削ってもヤルのが政治」と幾らでも言い繕えるわけです。それと前の推進役部長を参加させて欲しかった気がしますが、それは罰ゲームというものでしょうか。

前回よりも会議の質を高めているのは松澤副市長の存在と思います。この方は畠山氏の指名人事で県庁辞めて来ています(帰路のキップはある)。でも気になるのは、メンバーはその地位や部門を超えるような発言は避ける傾向にありますね。役人社会の習い性でしょうか。だから常々、役人組織と言うのは組織としての能力が個人の能力の積算にならず、機会損失を起こしていると思うわけです(上品に書いた例)

議事録は平易な内容ですから(次記事に掲載予定)、ぜひ中身をお読みください。時間があれば前のヨイショ会議と比べることをお勧めします。その記事を書いている時に、こんな結末になるなんて夢にも思いませんでした。

事実はブログより奇なり。


最後に、畠山さんの健康問題ではないことを祈ります、よね。

それと、一人居眠りしているみたいね・・・

関連

本館を守る会による議事録公開

政策会議議事録・上尾市の新図書館の上平立地決定 

埼玉県庁の松澤純一氏が上尾市副市長に就任

2018年7月 2日 (月)

広報あげお7月号から見える物足りなさと試される人々

先日、広報あげお7月号に関して「北川氏との対談」の件を評価しましたが、同号のメインは市政60周年関連でした。あまり関心は無かったのですが、よく見るとおかしな点があります。そして市民はどう思ったのか気になります。
 広報7月号はこちら

その一

表紙(ここ)は市庁舎の現庁舎、旧庁舎の対比写真です。Befor Afterですね。つまり市役所誕生60周年のお祝いか

 違うでしょう。市民に焦点を合わせるべきでしょう。

もちろん「前はガキ、いま爺さん」という顔写真ではボツですよ。市民生活の変化を対比するのは難しいですから、私なら中心部の上空写真を対比して載せたいな。開発された面積の広がりと高さ(マンション)が60年の際立つコントラストになるかもしれません(想像ですが…)。↓クリック拡大(市庁舎除いています)

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とに角、60周年の対比が自分たちの職場というのは主客転倒です。いや「相変わらず主ですよ」という暗黙のメッセージかも。受け身の市民は危ないな・・・(^-^?)

その二

市政で重要なことを年譜(ここ)にしてあります。最後の所に昨年の「市長議長同時逮捕事件」がありません。ネガティブなことは書かない、という姿勢ではないらしく昭和48年の上尾事件を写真入りで載せています(上尾暴動よりは穏便です)

W逮捕はNHKのトップニュースにもなったわけで、上尾史に深く刻まれた事実です。市政開闢以来の大事件っていうやつでしょう。

遠い過去の暗部は書くけれど、生々しいのをスルーしたのは関係者への「配慮」ですよね。二人の氏名を書かなくても表記できる事件です。結局、逮捕された前任者たちの影響が残っている、と思われても仕方ありません。

イヤなことを無かったように扱うのと、イヤことに正面から向き合うとでは大違い。当人たちが忘れたいだけで、市民が忘れてよいわけはありません。"上尾行政"はまだ自分たちが試されている、という事が分かっていないと感じる60周年広報でした。

 

上尾市役所に埼玉県警が家宅捜索に入ったのですよ。忘れたい人はグルでしょう。「アッピーの結婚」を書くなら、その媒酌人が逮捕されたの忘れるなよ、記念にどうぞ・・・

S2 S

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  • はるかさん
    上尾市民として市政とりわけ図書館問題を熱く語っています。ぜひ飛んでください。 かまってちょうだいの意ね。
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