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2018年7月22日 (日)

夜間休日に議会を開き、村民参加を促す喬木村が珍しがられる限界日本

本当の問題は議員の成り手不足では無いと思う

「なり手不足の地方議員」毎日新聞2018.7.13 より。

2015年の統一地方選では無投票の町村が二割超あった。人口減と高齢化によるものだが、競争なき議会は無関心を招き不要論へつながると警告する。議会改革に乗り出した例として、喬木(たかぎ)村の下岡幸文議長の話しがあった。読んで驚く。つまり市議会議長よりも優れた村会議長がいる

喬木村は長野県南部の飯田市に隣接する6200人の村で議員12名。要約すると…

 夜間・休日議会を始めた。開閉会は平日、一般質問は土日のいずれか。

 委員会は平日夜7時~9時。時間数が短いから事前に案件について議員が賛否と理由を提出し、傍聴者と職員にも配布、集まったら討論に入る。

前年の村議選が無投票になったことが契機と言う。いままで村の八地区から地区推薦で出してきたが、候補者を出せない地区が現れた。自治会の集まりに出るのは男ばかりで女は候補者にすらなれない。地区推薦に頼らない方法を模索したという。上の①は兼業の人への対応でもある。

リタイアしてから村議になるため当選しても直ぐ辞めるから蓄積にならない、名誉職と思う人もいたりして執行部の追認機関になっていると嘆く。議員と村民が意見交換をする機会は稀だ。村民は遠慮し、議員はオブラートに包んだことしか言わない。議会改革が定着するまであと四、五年はかかる。

私は村議会を変えることで、村民の意識を変えたい。「自助・共助・公助」ってあるでしょう。村民の多くが期待するのは「役場や議会が何とかしてくれ」という公助なんですよ。いつまでも村に頼るんじゃなく、村民にも政治参加してもらい、一緒に村政を作っていきたい。

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上②は反転学習と呼び先進的な大学では前からやっている(個人的にも仕事で前から使っている)。課題を事前に読み込んできて集まった限られた時間を討議に有効活用するスタイルだ。つまりは予習。
 喬木村議会
HPへ行くと、一般質問が題目だけでなく内容まで公開されており、質問の具体性や良否で議員能力が見えてくる所がイイ。

記事は「成り手がいない」という警鐘だが、ことの本質は頭数ではない。地域エゴの代表者しか選ばなかったから地方自治の衰退が起きたのではないのか。記事で、全国の地方議員が視察にくるが彼らの危機感には温度差を感じると氏が語っているのがそれだと思う。

 隣の記事には、議会の一会期が一カ月位あると兼業できないから毎週木曜日を議会の日として、通年議会にせよという提案もあった。

 前記事のコンパクトシティじゃないけれど、本気になれない所は静かに消えていくしかないと思う。

関連 上尾市議会の改革案などの目次ページ

「なり手不足 地方議会はどうなる?」(NHK)

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  • はるかさん
    上尾市民として市政とりわけ図書館問題を熱く語っています。ぜひ飛んでください。 かまってちょうだいの意ね。
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