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2019年5月10日 (金)

上尾市教育委員会の「不都合な真実」-12

上尾市図書館が5.1を休館にした「本当の理由」とは ―by 上尾オンブズマン

 図書館は「教育機関」であるから、その役割は市教委HPに記載されている。通常は月曜休館だが、10連休では5/1(天皇即位日)が休館となることに違和感を持った。図書館利用者には天皇即位は関係無いからである。近隣市町でも休館としたのは上尾だけであった。

 だが、上尾市が5/1を休館としたのには表向き以外の別の理由もあったと思われるのである。今回は、教育機関としての上尾市図書館が抱える「不都合な真実」についてお伝えする。

■上尾市図書館の2019.5/1休館の「理由」と他市町の状況は?

 図書館だより「はる号(4・5・6月号)」には、「5月1日(水・天皇即位の日)は全館休館します」とだけあり、これが表向きの「理由(?)」らしい。貸出カウンターにも同様のメモが置いてあり、係からも口頭で告げられたが、休館する理由の説明は無かった。

 近隣の5/1開館状況は、さいたま市(改修中1館を除く)、桶川市、伊奈町、川越市、県立図書館(久喜・熊谷)いずれも開館。5/1を「天皇即位日」との理由で休館としたのは、草加市であった(志木市も休館だが、理由は「館内整理のため」)。

■図書館休館の「本当の理由」は、カウンター業務にあたる職員のシフトの問題?

 筆者は、情報公開請求により、市図書館が5/1を臨時休館にすることについての「起案・決裁文書」を入手したところ、次のような事実が判明した(主なものを抜粋)。

(1)上尾市図書館規則に従えば、2019.4.23から5.12まで連続で20日間開館することになり、今までそのような長期連続開館の前例は無い。

(2)図書館カウンター業務は、上尾市都市開発株式会社と委託契約を締結し、同社スタッフ(全員女性)が従事している。勤務の傍ら、育児や介護にあたる者が少なくない。

(3)5/1を休日とする法律の付帯決議に、「当該期間中の長時間労働の抑制」が言及されている。

(4)連休中は帰省等によりシフト勤務できるスタッフ数が限られる。

(5)上尾市都市開発株式会社からは、当該期間中の勤務ローテーションを組むには困難な部分がある旨、相談が寄せられている。

 以上から、「天皇即位の日」だから休館にしたわけではなく、スタッフの勤務シフトの問題であることは明らかである。ここには、上尾市図書館が非正規のスタッフに頼らざるを得ないという「不都合な真実」が見えてくる。

■上尾市教委は、非正規職員に依拠しなければならない実態を検証すべきである。

 上尾市図書館規則で「(図書館長は、特別の事情があるときは)臨時に休館日を定めることができる」とされていることから、今回の長期連休で言えば、4/30と5/7を休館にすべきであったのではないかと筆者は考える。

 現在、上平新図書館移転の問題はW逮捕により次の段階に来ている。市民のために、どのような図書館にしていくのかが問われなければならないが、職員や現場スタッフの問題を抜きにして図書館のあり方を論じることはできない。上尾市教委は、現在の非正規職員に依拠せざるを得ない実態をすぐに検証すべきであり、市民目線に立った図書館にしていくための努力をすべきである。

 実はこうした問題は図書館に限ったことではなく、上尾市立小中学校の現場でも同様なことが起こっている。県費負担の教職員(正規職員)ばかりでなく、市費の臨時的職員や支援員(非正規職員)が今の学校を支えていると言っても過言ではない。そのことについては後日お伝えしたい。


 

●会計年度任用職員

法改正があり、2020/4月から会計年度任用職員制度というのが導入される。如何にも役人が作った用語だ。

非正規公務員(非常勤や臨時職)の雇用が大きく変わり、任期は一年(会計年度)で自動継続ではなく能力等を見て再任用される。フルとパートの差はあるものの通勤・期末・退職手当などがでる(らしい)

当然、指定管理による外注化は関係ないから、委託元との雇用契約になる。市役所の中もいろんな委託先の人が働いていて、最低賃金898円の人もいるだろうが、市役所がパート時給の実態を知ることはない。

 

関連 

4-上尾市のラスパイレス指数が高い理由と対策のゆくえ

 

 

 

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コメント

謹啓
平素貴重な活動をありがとうございます。
オンブズマン氏の監査請求により公費の無駄使いと役所の腐敗が露見しました。

意見陳述は裁判と同様に

請求人(原告)と関係職員(被告)
がお互いの主張を出し合う場です。
卑劣な後出しジャンケンをやった上尾市の監査は無効で実際にはオンブズマン氏の勝ちです。

監査に意見は不要です。

意見は逃げ道として用意してあり監査制度の欠陥です。
本件でも税理士がつい本音を漏らして認めている部分が意見にあります。
これこそが措置であり我々市民は欠陥の意見に従う必要はないのです。
措置できない意見こそが措置

我々市民は措置請求が通ったと判断して良いのです。

オンブズマン氏の正論は市民が支持する。

https://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/220101/files/2013040500728/jyuminkansa-kijyun.pdf

>卑劣な後出しジャンケンをやった上尾市の監査は無効で実際にはオンブズマン氏の勝ちです。

以上のコメント、ありがとうございます。 今後どうアクションを起こしていくにしても励みになります。

教育委員会は4月定例会で、唐突に「関東(横浜)&全国(岩手)の都市教育長協議会について」という「報告」を出してきました。これには、教育総務課以外の課長も少なからず「?」と思ったようで、ある課長は「いきなり、何かと思った」と述べています。 
なぜ約1年も前の横浜&岩手行きを今報告したのか決裁文書を開示させました。報告した理由は全く書かれていませんでしたが、明らかに監査結果を受けてのものである、という認識は市教委事務局にはあるようです。
監査結果がボディーブローのように、徐々に効いてきているという実感です。

一方、教育委員は、相変わらず黙して語らず。「なんで今頃報告するのか?」との質問もすることなくスルー。
あたかも、「私達はお飾り教育委員ですが、それが何か?」というオーラが教育委員会には漂っていますね。

市教委事務局が監査を受けてどう対応していくか知りたいので、毎月毎月情報公開請求をしていくつもりです。


>監査を受けてどう対応していくか知りたいので、毎月毎月情報公開請求をしていくつもりです。

 そろそろ、「猿でもできる情公開セイキュー」を書いたらどうですか。

 ネットからいつでも、どこからでも クリックと文字入力で簡単にできます。請求が増えれば、行政にも少しは緊張感が増すはず。

ノウハウ書いたら、オンブズマン失業しますか・・・・(^-^?)

今日、気づきましたが、教育委員会H.Pの教育長の挨拶文が更新されていました。
確か1週間前に見た時は、更新されていなかったと思います。

体裁が悪いからでしょうか?
「掲載日2019年4月1日更新」となっています。
2ヶ月近くズレていても御構いなしなのですね。(-_-;)

なるほど。

下の「私役所」からキャッシュ5/28を見ると、前年の内容です。つまり先週末に直したわけで、それでも更新日を2019/4/1とするのは偽装です。

教育者らしくないけど、グーグル先生を騙せない。

私役所様、ありがとうございました。
凄い!こんな風に分かってしまうのですね。これじゃ、タジタジですね。(^^)

その後、本日気づきましたが、掲載日が訂正されています。
「2019年5月28日」となっています。
どなたか、指摘をお伝えされたのでしょうか?とりあえず、直ったのは、良いことだと思います。

>どなたか、指摘をお伝えされたのでしょうか?

A庁内 「お前の所、書かれているぞ」
B担当 「やべ」
いつもんこんな感じですよ。遅ければ遅いほど、AとBの疎遠さが分かります。

>良いこと
 そんなわけねー(>_<) 
まめさん、全PTAと子供たちに伝えて、
「提出日に課題出せなくても、上尾の義務教育は 二か月位、平気だから」
これはマジよ。
提出遅れで 怒られたら 「池野君もやっている」と。


5月11日(土)「あげお お土産 観光センター」オープニングセレモニーに、教育長が参加されているのなら、ご自身の「あいさつ文」くらい、掲載確認を済ませてからではどうですか?と、大半の方は思うでしょう。
全国的に教育委員会の不祥事も目立つ部分あり、信用は下がっていると思います。
現場の校長の中には、どうしたら今の学校が良くなるかを自ら提案して、保護者にも意見を聞いてくれて、今までには無かったことをやってくれようとしてくださる方もいらっしゃいます。
このように、現場で頑張っている方々の上に、嘘偽りをしてしまう方がいらっしゃるのは、お気の毒です。

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かまちょ図書館

  • はるかさん
    上尾市民として市政とりわけ図書館問題を熱く語っています。ぜひ飛んでください。 かまってちょうだいの意ね。
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