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2019年5月22日 (水)

上尾市議選の思惑と審美眼-1 沈む指定席

1指定席(本稿) 2投票率式 3ピンキリ 4新人過去 5狙うNHK  6定数 7未定

沈む指定席。

夫々の胸中は天国から地獄までの差があったろう。わずか一年半で田中・鈴木・秋山(か)・町田・秋山(も)議員ら五人が市議会を去ったのは異例だ。

そこへ戸口・海老原議員を補うが、三月議会後に新政クラブのSさんが病気となり、6月議会は議員26人だろう。それでも滞りなく市政が行われると「ホラ30でも26でも同じじゃん」と世間は見るわけで、痛しかゆしである。

さて、年末の市議選には現職26名の他に10人を見積り候補者36人と予想するが(後記事)、4~5期もやっている現職は議長・副議長の肩書を得ずに引退はできない、という動機(未練)もあるだろう。その現職の中で、新井さん、星野さん、渡辺さん、尾花さん、更には深山さんも含むかも知れないが、(公道からお宅が見えないような)地域の大地主や名家の方は得票数の減少はあっても再選を果たすだろう(鈴木茂氏もこのカテゴリーだった)。

彼らの多くは4年前の無風選挙でも8年前より票を減らしたが、それでも二千票超を集める力がある(文末)。それを不快に思う人もいるが、地方に行けば地域の名士が議員になるのは珍しくない。都市部ではそのような人よりも政党候補が増えるから、上尾は中間的な存在である。というわけで、彼らの5議席は不動である。

昨日、片山善博教授が産経に面白ことを書いていた。年4回の定例会方式は田植え後の6月、草取り後の9月、収穫後の12月、旧正月の諸行事を終えた2月に開かれる。かように農繁期を避けたのはなり手として専業農家を想定していたからだろう、と。できすぎ感があるが、自治の始まりとはそんなものかもしれない。

話しを戻すと、政党は公明と共産で10人が指定席並みだ。国民新党は党色よりも地域代表な面というか縄張り意識がある人もいる(海老原さんは地域依存が弱い)。つまり残り15席は表面的には自由席に近い。

今年は選挙が多く、県議選37%(前回39%)、参院選?(51%)、県知事選?(27%)、そして12月には市議選?(36.8%)と続く(末尾に参考記事)。衆参同時選挙となれば、市議選に向けた政党系候補は浮足立つ。なにしろ応援演説やビラ配り活動が12月の自分用になるから

最後が市民生活に一番近い市議選なので、投票率が高まれば良いが、四回目で選挙疲れや不感症となるリスクもある。直近の2011年が40.5%、2015年が36.8%であり、春の統一地方選も軒並み低投票率に歯止めがかからない。あの市長と議長同時逮捕という全国版の大恥事件があっても、出直し市長選は35.2%。三人に二人は無関心を決め込んだ。あと五人位逮捕されないと40%に届かないのが上尾かも(笑)。

強固で多数の無関心が、限られた地域代表者を優位にして上尾の新陳代謝を拒む。個人に喩えれば、生活習慣病から抜ける気力が無いのだから病院行である。

ところがよく見ると、指定席の人たちもうかうかできない。比較可能な四人(尾花さんは前回初当選)でみると、四人の合計票はその四年前よりも13%減である。

上尾の名士 2015年 2011年 増減率
新井 きんさく 2,546 2,980 -15%
深山 たかし 2,309 2,460 -6%
星野 良行 2,139 2,414 -11%
渡辺 こういち 2,106 2,547 -17%
合計 9,100 10,401 -13%

全体の有効投票数7%減よりも大きく減らしたのは彼らの地盤沈下を意味する。果たして、座り心地の変化に気が付いているだろうか。地域代表者を名乗るならば地域内で二人立たないと競争原理が働かないが、その一角が崩れる可能性もある。

つづく

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  • はるかさん
    上尾市民として市政とりわけ図書館問題を熱く語っています。ぜひ飛んでください。 かまってちょうだいの意ね。
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