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2019年7月20日 (土)

上尾市行財政マネジメント-2秦野市のジレンマ

フロントランナーは挫折した?

1最適化債のウソ 2秦野市(本稿)

7/20便宜的な記入 新聞には元市長側弁護士がカネを持参して市が受け取ったと外形的な報道がある。上尾市土木課はA氏塀工事を受注して、その代金を請求したという話なのか(つまり株式会社上尾市だ)。それとも本件の問題性に沿って「損害賠償の請求書」を送付して、納付させたのか。一体どんな、伝票処理、どんな公会計処理をしたのか。あの塀は、たとえ私有地にあろうが上尾市のバランスシートに計上された固定資産だぞ。計上していない点で公文書偽造、計上された資産の売却なら公開のオークションにかける案件だ(私有地に作った公有財産!)。

金利相当分が無いらしいので、前者の取引かもしれない。つまりこの受領手続きは小さなムラ的決着であり、近代的な行政都市ではあり得ないと思う。最終的に元市長側が払うのは良いのだが、調査結果を待つまで保留すべきという市弁護士の指示は無かったのか。 

貧すれば鈍する、ドツボにはまった上尾市行政。


--本稿-- 

書きたいことを書こうと思っていたその日、6月議会でAKB事件が暴露されました。3月議会の「お灸とお土産」騒動に続き、モラルと知性の低い人が市政内外に巣くうために前に進めません。しかしこれが上尾の現実、付き合わざるを得ません…。

さて、3月末の朝日新聞の記事が衝撃的でした。

公共施設を削減した「鬼」課長 市長交代で部署ごと解体

図書館本館をPAPAへ一時移転させる計画の時でしたので目を引きましたが、それ以上に、秦野市のことを知っていたために、タイトルは衝撃的でした。そして今、「あげお未来創造市民会議」が始まったばかりとタイムリーなのです。

秦野市は2010年に新規のハコモノ建設はゼロにすると宣言し、その後も公共施設の最適配置を目指す自治体のトップランナーとしてとても有名です。その鬼課長が各種講演に引っ張りだこだったことはネットで分かります。

Photo_20190716222901 人口16万人、予算520億円、都心から50kmですが首都圏のベッドタウンとして上尾と似た状況です。 記事を要約すると…

1970年代に人口急増し小中学校が造られ、図書館や体育館などが続いた。延べ床面積は30万㎡。これらの建て替えや大規模改修には、今後40年間で758億円と試算。人口減少や財政を考えれば、今のハコモノを維持するのはムリ。そこで、11年には再配置計画をつくり実践に移した。

保健福祉センターのロビーに郵便局を誘致。賃料収入は補修などに積み立てた。幼稚園と統合後の保育園跡地は社会福祉法人に貸し、障害者福祉施設を民営化した。地元の自治会に無償譲渡した集会施設や児童館の建物もある。市役所の敷地へのコンビニ誘致も土地活用の一つ。
今年3月末までに削減した床面積は約3300㎡とのこと。

古谷・前市長は推進役である公共施設マネジメント課の志村高史課長を「」と呼ぶ。「始めたことはやり遂げようとし、相手が誰であってもひるまない」というほめ言葉。「彼を異動させろ、という話を市議からも市幹部からもよく聞かされたよ」と振り返る。

その公共施設マネジメント課は3月末、看板を下ろす。

古谷市長は4選を目指した昨年の市長選に敗れ、後任の高橋市長が仕事を行政経営課などに移す。「発展的な解消。理念は継承する」、計画については「見直すべき部分は見直す」とも話す。

横須賀市も17年、上地市長が前市長の計画を「凍結」した。前市長は公共施設の17%縮減を掲げ、廃止・縮小する施設の具体名を挙げたが、「縮減ありきだ」と議会や市民から反発を浴びた。市は新たな計画を検討中だ。

秦野市の削減面積は40年間で31%の目標ですが、8年で1%に過ぎないレベルでも反発があったようです。

記事は、『都合の悪いことも含めてしっかり説明すれば、市民のみなさんはきっと理解してくれる』と、問題一筋に11年かかわった志村課長の言葉で終わります。

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さて、わが上尾市役所はどうでしょうか。確か、昨年(?)公共施設の利用料金改定へのコメント募集があったと記憶します。先月は「補助金等に関するアンケート」を各種団体に送付しています。補助金・交付金の見直し(減額)に向けた動きが始まりました。

しかし、上尾市政は都合の悪いことを含めて説明していますか? 行政経営課は偽装計画を出しましたよ。

上尾の「みらい」を語る前に、現在を直視出来ていますか? (市民を集めた会議では)書いて、貼って、発表、拍手。時代遅れの新入研修レベルで「やった感」を得られて成功したと勘違い。

担う職員にプロフェッショナル性がありますか? 無いから、調査会社やコンサル依存です。

一年前、魚は頭から腐ると書きましたが、漸く尻尾まで腐っていたことが明らかになりました。そんな連中が、上尾の持続可能性を考えるなんて、それこそ上尾のリスクです。いずれ、「何を削れ」と市民から総スカンを喰います。

つづく

関連 公共施設の今後40年間投資総額の情けないミス

リンク先に上尾市の投資額がありますが、巨額に驚く必要はありません。市と国の負担割合を示せずに、さあ大変と煽ります。40年間の累計額は仮定に基づくものです。

 

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コメント

経費(市民の税金)で飲み食いすることに疑問をもたない職員は、そのまま受け取ってもおかしくない。てきとうに「雑収」で処理するのでは?
30分割で決裁処理するんじゃねえか。阿呆の集まりの職場だから。

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