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2019年10月 6日 (日)

悩める公共施設の統廃合問題と駅前図書館

昨日、私・宮入が代表を務める「図書館本館を守る会」の主催で出前講座「公共施設マネジメントの概要」をやりました。

こちらに報告がありますから、もう書く必要が無いと思っていたのですが・・・

図は参考 クリック拡大

Photo_20191010093601

かまちょ図書館で丸広の空床に触れる記事があったので、昨日、私が市担当者に述べたことを補足しながら、かまちょ図書館の記事へのコメントを、以下に書きます。

市担当者に来年開業のイオンモール上尾による上尾の商圏影響を危惧し、駅前商業圏の維持として、丸広やショーサンプラザなどを含めた賃床政策を勧めました。

駅前の空洞化なんて一昔前まではあり得ないことでしたが、今は駅前一等地でも商売が成り立ちにくい経済構造になっています。例えば、西口の交番に近いパチンコ店の入る商業施設も、二階のつたやレンタル店が撤退後は埋まる気配がないところに、下の飲食店まで閉店のようです。東口の宝石ツツミの後も空いたまま。そもそもタワマンのAGOタウンも埋まるのに時間がかかりました。

そこへイオンモール上尾の登場ですから、駅前商圏も影響を受けます。

さて、今年の1-3月に公共施設の関連で、民間床活用として本館のPAPA一時利用案が出ましたが、そのころ駅前の二大家が黙っていたはずは無いと推測します。しかし、集客効果との見合いをしない、単純な入札では安い方に流れます。

日本全国、駅前からデパートが撤退する例が多いですが、丸広上尾店は自前資産なので維持しているのかなと想像します。しかし、オンワード(樫山)の業績不振からブランドや店舗の削減へというニュースをみるにつけ、デパートの中核である婦人服売り場は厳しい環境にあります。

丸広に図書館という案については、床の耐荷重制限があり、現本館の書棚をそのままはムリ。今の時代の新図書館はバリアフリーで五段位が多いですが、丸広に入れる場合は、書棚レイアウトをゆったりとるために蔵書数よりも滞在型図書館になるでしょう。

ワンフロアーすべて市で借りる力は無いと思います(賃料次第です)。昔はシャワー効果と言って、集客施設を最上階に持って行き、帰りの動線で買い物に誘導する考えがありました。もうそんなことは通用しませんが、それでも1階に図書館というのは商業者からは疑問です。利用者には超便利です。

しかし一番の課題は、他の施設も同居させたり、駅前図書館を廃止し建物は民間へ貸し、現本館の跡利用(地下は書庫専用でしょう)と絡むので全体の構想絵をしっかり描けないと難しいです。

個人的には、駅西口の出張所と左右の土地がもったいない感じです。コンビニ誘致、出張所はショーサンプラザへという案を昔に書きました。これからの時代は公共資産の収益化は避けられません。

行政にも経営感覚をという流れです。

 

 

 

 

 

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上尾_市議選」カテゴリの記事

コメント

>蔵書数よりも滞在型図書館になるでしょう。
>それでも1階に図書館というのは商業者からは疑問です。
1階の図書館はあり得ないでしょう。かといって従来の図書館は、上階でもそぐわない時代になったのかもしれません。
ニーズとしては、蔵書数を誇るのではなく滞在型重視の図書館、Cace付き交流スペースなどでしょうか。
若者達の活字離れは想像以上に進んでいるようです。このことは別途ブログで予定。

南浦和のまるひろは、1階の食品売場以外はほぼ全て専門店が入ってい
ますね。その専門店もブランド物や高級品の店ではなく、しまむらや100均
等の庶民的な店。詳しくは分からないが、まるひろは自前の売り場をやめ
て、専門店を入れてその家賃で稼いでいると思われます。大分の地元有
名デパートも、子供の頃は上階まで売り場があったが、何年か前に行った
時は、上階は事務所として貸し出されているようでした。経営するための
苦肉の策なんでしょうね。
上尾のまるひろも今後はどうなるか知る由も無いが、南浦和の様にいずれはなるのかな?とも。それでもテナントがふさがるのか?

上尾には大きな書店が無いので、時々桶川マインの書店に行ってついで
に図書館ものぞきますが、駐車場もあり買い物も出来て便利ですね。図書
館のみならず、公共施設にお金をあまりかけずに効果がある良いアイデアはありませんかね

南浦和の丸広の様子、ありがとうございます。知りませんでした。
百貨店とは何でもあるという意味でしたが、専門店の台頭で家電やカメラなどを失い、その後は紳士服と続き、50貨店になっていきましたので、テナントを呼んでの不動産業になるしか無いようですね。
しかし百円ショップは本当?、意地でも入居お断りと思うけど(笑)
郊外では富裕層に特化するわけにもいかず、とにかく大変な時代です。医療と官公業のみが栄えるようではお終いですね。

>公共施設にお金をあまりかけずに効果がある良いアイデアはありませんかね
あるはずです。
だって、まだ本気で考えたことが無いからです。問題は本気で考えようとはしないことかな。
丸広に図書館などをというプランは、タイミング次第だと思います。
失するとダメでしょうね

「上尾駅西口駅前にビルを建てるべきだ」という話があったと、今年の3月
議会で話題になりましたね。「お灸とお土産」とかいう。建設ありきで、使い
道は決まっていないというパターンだったのでしょうけど。今のままの空地
ももったいないが、何も考えていないのでしょうね

駅前施設ではないが、大石支所や平方支所などの、支所+図書館+消
防署という組合せも不思議な組合せだなと思います。支所+図書館、支
+図書館+公民館だったら分かるけど、文化施設に消防署という上尾な
らではの創意工夫か?

ある議員は新井市長時代から、職員は委縮して自由な空気が消えたと言います。
だとすると、事なかれ主義(保身)が横行するから、メリハリある提案をしなくなります。ヤル気があってもハコモノ企画をすると必ず政治介入があり、面倒な事に巻き込まれたくない、心理も働くでしょう。
自覚無きままに組織が無能化します。これは市長が代わらないとどうにもならない。


をそういくふうを漢字で正しく書けない職員もいるであろう市役所。
一人くらい「この組み合わせ変じゃね」っていわないのかな。
大卒がいじめられる風土じゃ、こんなもんです。
就職する人って、実態知らないのかな。

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