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2020年5月21日 (木)

文春、黒川検事長のスクープ記事

「今週の金曜日に、いつもの面子で黒川氏が賭けマージャンをする」
こんな情報が、産経新聞関係者から小誌にもたらされたのは四月下旬のことだった。

久しぶりに週刊文春を買った。本屋が少ない上に営業している本屋が少ない!。丸広はいつまでも自粛していてかわいそう。ショーサンプラザで買ったが、その数分後には売り切れた。

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ビニールでパックされていたので店員に「ビニ本だな」と言ったら、懐かしい言葉ですねー(笑)と返された。コロナ対策で余計な手間暇を掛けているのは気の毒だ。

さて、前記事で産経の二人の記者のうち一人が通報したと書いたが、事実は上の通りだった。
登場する産経の二人のうち、Aは署名記事で「・・・黒川氏はゴーン被告の逃亡事件の指揮と言う重要な役割を担っており、定年延長という形を去らざるを得なかった」という擁護ともとれる内容を書いている、と文春は伝える。
同じくBは「検察VS小沢一郎」という本を書いている人で、黒川氏に最も食い込んでいる記者という。そしてCは朝日新聞の元検察担当記者だという。黒川氏は他のメディア記者とも賭けマージャンをしており、帰りは各社がハイヤーを用意すると伝える。


新聞社(記者)に思想信条があっても構わないし、それを承知で購読すれば良いと思うが、ジャーナリストとしての距離感は大切だと思う。政権の広報マンになっては新聞社としての価値は無い。記事を読む限りは産経の二人は問題なのだが、それを快く思わない産経内部からの密告なので、その点は意外である。(取材源を明かすこと自体が異例だという人もいる)

5/18月曜の朝9時頃だろうか、「改正案の今国会での成立を断念へ」というニュース字幕が出た時は驚いた。

文春側は、17日曜日の午前に黒川氏に自宅から散歩に出たところで、一連のことを尋ねている。無言だったというが、そこで初めて、週刊誌に掴まれていることを知ったわけで相当びくついたはず。

18日に今国会での成立断念後、黒川氏は周囲に「自分の人事で国会が混乱した結果責任がある」と語っていた。(朝日新聞)

読後感としては、文春のゲラが官邸に持ち込まれたからではなく、黒川氏が17日夜に観念したのではないか、と思うわけ。後講釈だが、あの風貌からは図太い人には見えない。

何日か前、ツイッターの反対意見の数の多さに、首相は「コメントを差し控える」でスルーしており、それは当たり前だ。匿名で複数アカウントを使い分け、イイねの自作自演をする人はツイッターでもブログでもコメント欄でも現れるのがこの世界である(身近な所でも何人か知っている)。

匿名の伝言ゲームは、都合の良い時だけ採用し、悪ければ嘘だという手軽な道具になるが、選挙に行く行為と、ボタンをクリックする行為には埋められない差がある。「嘘も100回言えば本当になる」がSNSの怖さなのだから、アマゾン内の商品コメントだってウソ(桜)に気を付けないといけないわけだ。

だから、元検事総長らの意見は100万倍も重みがあった。しかし彼らには採決権がないし、それで折れるようならこんな法案を持ち込まない。黒川氏が官邸の番人と目されたのは、「桜の会」問題で500人の弁護士らが訴えている件で、今後、安倍氏を守るための人事らしい。

ようは、慢心による自滅。

今後は懲戒免職? 立件? そして内閣支持率は下がるけど野党が頼りないから33%位かな。

検察の定年延長はこれで終わったが、官尊民卑な国家公務員定年延長(古賀茂明氏)に反対すべきだと思う。そして官公労に依存する立憲民主が世論から厳しく問われ、リベラルの頼りなさとなる。

 

関連 朝日新聞社員、賭けマージャン認める 4、5月に計4回

 

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コメント

霞が関の役人に、法務・経産・農水・警視庁と体育会クラブの付き合い来の知人がいる。ほとんどノンキャリアだけど。
30年前までは、ノンキャリの採用はいい加減で、練習後、当時の採用官に話を聞いたら、熊本の高校卒で面接会場に迷い、遅刻した入庁志願者がバドミントン部主将といいうことで、面接をパスさせたということだ。
みんなが飲みに行って、戻ってまた仕事という悪習がある省庁です。
聞けば、いくら好きでも、この時期麻雀するような奴は検事長にはなれないっていう意見がほとんど。直接知らないがそんなバカじゃないだろうと。
官邸に逆らえずにいいなりになっていたが、やっぱ危ないから、逃げる手段を麻雀仲間に相談した結果じゃないか。というのが真実ではないか。

追加です。
警視庁の知人は大学の後輩ですが、珍しくキャリア組です。
クラブの先輩の当て逃げ被害レベルの相談に捜査に介入したそうです。
現場はいい迷惑だったでしょうね。
アベお友達優遇政権はやり放題でしょうね。

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