カテゴリー「上尾市の私役所物語」の94件の記事

2019年9月15日 (日)

出前講座のご案内

以下は、本館を守る会 よりの引用。こちらより


10/5土、公共施設マネジメントの概要

という上尾市の出前講座を致します。

老朽化施設の統廃合は今の上尾市の優先的な重要課題です。ただし議会と市政が混乱しており、紆余曲折なで状態です。

実は、島村市長の上平新図書館建設も、途中からは公共施設統廃合の大きな計画を前提としたものです(それが良いか否かは別として)。

●上平用地に次の複合施設計画が動き出しています。専門家の会議は1回目で、計画自体の組み方を軌道修正になったようです。中身は不透明。

●今年は「4施設を統合した、新たな子ども・子育て支援施設を整備」が動き出しました。

総事業費18億2千万円 2023年開園予定。 西上尾第一保育所、西上尾第二保育所、発達支援相談センター、つくし学園

新設場所 大谷北部第四土地区画整理地内101街区 敷地5000㎡

そして、市議会選挙も控えており、本テーマに対する姿勢が重要ですがそれをきちんと語れる議員はいません。
まずは市民目線で、事実の把握から始めましょう。

1 日時 10月5日 土曜日、午後二時から三時半まで。

 講演は45分、その後45分の質疑応答。休憩後に懇親会(15分、参加自由)

2 場所 市民活動支援センター会議室・・・駅前図書館三階

3 定員 30人

4 無料 資料はレジメの他に、カラー概要版(がもらえる可能性ありますが、今の所未確定です)

5 申し込み  メールを希望します。ageoshi@gmail.com
       電話 773-4208 (9時~17時) 本館を守る会代表 宮入


 

2019年8月29日 (木)

住民監査請求は勧告を得た…上尾市政初である

金額は小さくても、正した影響は大きい。

前記事 監査請求の提出 意見陳述の日、後記事 監査報告書

8/28水の夕方、我々が提出した不正なブロック塀工事への住民監査請求の結果を受理した。即日に、その内容は畠山市長へも伝えられた。10ページに渡る報告書は後に全文公開するが、監査結果の結論意見のみは以下の通りである。市サイトでの公開は来週となるだろう。

請求棄却が当たり前の世界で、上尾市政初の勧告を得た。


第一 監査の受理

第二 監査の実施

第三 監査の結果

1 事実関係の確認

2 判断

3 結論

以上のことから、請求人の主張の一部に理由があると認め、市長に対し、地方自治法第242条第4項の規定により、次のとおり勧告する

(1)市長及び関係職員に対して、市が本件工事費用を支出した日から地権者が工事費用相当額として市に納付した日までの間に生じた遅延損害金69,810円を市に返還するよう措置を講ずること。

(2)勧告の日から1か月以内に措置を講ずるとともに、地方自治法第242条第9項に定めるところにより、その措置について監査委員に通知されたい。

解説 住民監査請求は市財産を毀損した時の賠償を求めるという限定的なものである。本件では我々の監査請求が公開されてから、地権者が全額(6,933,600円)を払ったため請求原因は消滅したかにみえたが、金利相当分(民法で5%)は埋められておらず、それを市長らで払えと言う勧告になった。 上の(2)はそれを一か月以内に行いなさいというもので、その結果は監査委員から我々に報告される。たぶん市長・副市長で払うと想像する。

 

4 意見

住民監査請求としては結論のとおりであり、一部地権者の利益のために公費を支出することは認められない。

市は、損害の補填とともに、市が定めた契約手続を免れるための分割発注や本来の手続を逸脱した見積徴取など、早急に改めなければならない財務会計行為が行われていた事実を重く受け止める必要がある。

また、監査における事実関係の確認の段階において、市の意思決定に至る記録がなく、事情聴取ではそれぞれの主張が異なるといったことが散見されており、監査の実施のみならず、職員の責任の所在や市民への説明責任といった面において、憂慮すべき事態である。

市長が「公正な政治」・「公平な行政」を掲げ、職員倫理条例の制定に向けコンプライアンスの徹底への取り組みを推進する中で、今回のような違法な行為により市に損害を与えるような事態に至つたことは、市政の信頼を大きく損ねるものであり、非常に遺憾である。市長においても原因の究明やその対策など再発防止に向けた対応を早急に講じ、市民の信頼回復に向けて全力で取り組むことを求める。

 

解説 市長や職員等への人事的な処分は請求外であり、また事件の真相究明をする場でもないが、意見陳述での追加証拠物や批判的意見(提案含む)についても監査機能の限界の中で丁寧に取り上げていただいたことに感謝したい(報告書外の口頭説明を含む)。その結果が上の意見となっている。なお嶋田一考監査委員は事故のため参加していない(監査委員報酬は払われてない)。

遅延損害金69,810円は不正支出金693万円の丁度1/100と小さいものの、勝ち得た勧告結果を上尾市政に大きく影響させるべきだと考える。

そして我々の視野の先には、官製談合の立件可能性がある。

 

関連 かまちょ図書館 調査報告書-その2

 

2019年7月25日 (木)

コンプライアンス研修とか意識改革とかは、思考停止の人の対策です

こちらの記事へ、まめさんからのコメントがある。

そこで指摘するコンプライアンス研修とは有名な北川正恭教授を招いた次の内容である。古いためかリンクが無いようなのでコピーしておく。ソースはこちらにある。

これを読んで今日を振り返れば、上尾職員がいかに問題が多いのか分る。個人的にはコンプラ研修のようなきれいごとは意味がないと思っている。当たり前のことを大袈裟に話すだけだから。

効かない薬を飲んで、効いたつもりを装うほど危険はない。飲酒運転が減ったように懲罰を重くすればよい。つまり、たった数行の条例を直せば済む事なのにね…

「上尾市職員コンプライアンス研修」を実施しました 掲載日:2018年2月27日更新

131343 2月26日、上尾市役所大会議室で「上尾市職員コンプライアンス研修」を実施しました。

これは、昨年10月のごみ処理施設の入札を巡る収賄事件を受け、上尾市職員一人一人が公務員としての倫理観・使命感を再認識し、市民の信頼回復に取り組むために実施したものです。

研修は、勤務時間外に任意で約80名の管理職・一般職員が参加し、元三重県知事で早稲田大学名誉教授の北川正恭(きたがわ・まさやす)先生を講師に迎えて実施されました。

講演では、三重県知事時代の経験を交えながら、コンプライアンス(法令遵守)の重要性、また、対話の大切さや思い込みによる既成概念を打ち破ることの必要性などが語られ、多くの職員がメモを取ったり、うなずいたりしながら、「生活者起点」を掲げ、常に自治体改革の最前線をいく北川先生の話に耳を傾けました。

最後に北川先生は、「今回の逮捕劇は、それを許してしまう体質や土壌が市役所内にあったはずである。今後は、職員一人一人が説明する責任感をもち、再発防止に向けた具体的な条例や制度を作っていくことが信頼回復につながる。今日は、上尾市役所が変わるためのキックオフ。皆さんで、新しい上尾役所を作っていってほしい。」と締めくくられました。

上尾市は今後、職員一丸となって信頼回復に努めるとともに、今回の事件で得た教訓を忘れず、市民の皆様にとって役に立つ所でありつづけるよう全力を傾注して参りますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

気になるのは、都市整備部の当該職員らがこれに出席していたのかです。

参加していたらコンプラ研修は役だたずとなります。

欠席していたら、研修に参加していたら「あんなことはしなかった」ですか? と尋ねたい。

たぶん、ムリですと答えるだろう。

 

 

 

 

2019年7月20日 (土)

上尾市行財政マネジメント-2秦野市のジレンマ

フロントランナーは挫折した?

1最適化債のウソ 2秦野市(本稿)

7/20便宜的な記入 新聞には元市長側弁護士がカネを持参して市が受け取ったと外形的な報道がある。上尾市土木課はA氏塀工事を受注して、その代金を請求したという話なのか(つまり株式会社上尾市だ)。それとも本件の問題性に沿って「損害賠償の請求書」を送付して、納付させたのか。一体どんな、伝票処理、どんな公会計処理をしたのか。あの塀は、たとえ私有地にあろうが上尾市のバランスシートに計上された固定資産だぞ。計上していない点で公文書偽造、計上された資産の売却なら公開のオークションにかける案件だ(私有地に作った公有財産!)。

金利相当分が無いらしいので、前者の取引かもしれない。つまりこの受領手続きは小さなムラ的決着であり、近代的な行政都市ではあり得ないと思う。最終的に元市長側が払うのは良いのだが、調査結果を待つまで保留すべきという市弁護士の指示は無かったのか。 

貧すれば鈍する、ドツボにはまった上尾市行政。


--本稿-- 

書きたいことを書こうと思っていたその日、6月議会でAKB事件が暴露されました。3月議会の「お灸とお土産」騒動に続き、モラルと知性の低い人が市政内外に巣くうために前に進めません。しかしこれが上尾の現実、付き合わざるを得ません…。

さて、3月末の朝日新聞の記事が衝撃的でした。

公共施設を削減した「鬼」課長 市長交代で部署ごと解体

図書館本館をPAPAへ一時移転させる計画の時でしたので目を引きましたが、それ以上に、秦野市のことを知っていたために、タイトルは衝撃的でした。そして今、「あげお未来創造市民会議」が始まったばかりとタイムリーなのです。

秦野市は2010年に新規のハコモノ建設はゼロにすると宣言し、その後も公共施設の最適配置を目指す自治体のトップランナーとしてとても有名です。その鬼課長が各種講演に引っ張りだこだったことはネットで分かります。

Photo_20190716222901 人口16万人、予算520億円、都心から50kmですが首都圏のベッドタウンとして上尾と似た状況です。 記事を要約すると…

1970年代に人口急増し小中学校が造られ、図書館や体育館などが続いた。延べ床面積は30万㎡。これらの建て替えや大規模改修には、今後40年間で758億円と試算。人口減少や財政を考えれば、今のハコモノを維持するのはムリ。そこで、11年には再配置計画をつくり実践に移した。

保健福祉センターのロビーに郵便局を誘致。賃料収入は補修などに積み立てた。幼稚園と統合後の保育園跡地は社会福祉法人に貸し、障害者福祉施設を民営化した。地元の自治会に無償譲渡した集会施設や児童館の建物もある。市役所の敷地へのコンビニ誘致も土地活用の一つ。
今年3月末までに削減した床面積は約3300㎡とのこと。

古谷・前市長は推進役である公共施設マネジメント課の志村高史課長を「」と呼ぶ。「始めたことはやり遂げようとし、相手が誰であってもひるまない」というほめ言葉。「彼を異動させろ、という話を市議からも市幹部からもよく聞かされたよ」と振り返る。

その公共施設マネジメント課は3月末、看板を下ろす。

古谷市長は4選を目指した昨年の市長選に敗れ、後任の高橋市長が仕事を行政経営課などに移す。「発展的な解消。理念は継承する」、計画については「見直すべき部分は見直す」とも話す。

横須賀市も17年、上地市長が前市長の計画を「凍結」した。前市長は公共施設の17%縮減を掲げ、廃止・縮小する施設の具体名を挙げたが、「縮減ありきだ」と議会や市民から反発を浴びた。市は新たな計画を検討中だ。

秦野市の削減面積は40年間で31%の目標ですが、8年で1%に過ぎないレベルでも反発があったようです。

記事は、『都合の悪いことも含めてしっかり説明すれば、市民のみなさんはきっと理解してくれる』と、問題一筋に11年かかわった志村課長の言葉で終わります。

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さて、わが上尾市役所はどうでしょうか。確か、昨年(?)公共施設の利用料金改定へのコメント募集があったと記憶します。先月は「補助金等に関するアンケート」を各種団体に送付しています。補助金・交付金の見直し(減額)に向けた動きが始まりました。

しかし、上尾市政は都合の悪いことを含めて説明していますか? 行政経営課は偽装計画を出しましたよ。

上尾の「みらい」を語る前に、現在を直視出来ていますか? (市民を集めた会議では)書いて、貼って、発表、拍手。時代遅れの新入研修レベルで「やった感」を得られて成功したと勘違い。

担う職員にプロフェッショナル性がありますか? 無いから、調査会社やコンサル依存です。

一年前、魚は頭から腐ると書きましたが、漸く尻尾まで腐っていたことが明らかになりました。そんな連中が、上尾の持続可能性を考えるなんて、それこそ上尾のリスクです。いずれ、「何を削れ」と市民から総スカンを喰います。

つづく

関連 公共施設の今後40年間投資総額の情けないミス

リンク先に上尾市の投資額がありますが、巨額に驚く必要はありません。市と国の負担割合を示せずに、さあ大変と煽ります。40年間の累計額は仮定に基づくものです。

 

2019年7月12日 (金)

サポーター市民と無競争組織がもたらす危機感なき怠惰。

この組織に自力更生はムリ。

追記 こちらのコメント文も推奨。
追記 7/14 12日付で市HPのこちらに簡単な報告がでました(言われて書いたかも)。読んでビックリ、「あの不正入札に係る第三者調査委員会からの再発防止策の提言を受けてやった」とあります。バカじゃないの、事件から二年目ですよ、提言されないとやらない。しかも数週間前にはAKB事件が暴露されていますが、それに触れないのですから、講師が立派な肩書でも、公務員による公務員のための税金の浪費儀式。会場費込みで約10万円とか。
ぜひ読んでください。この「ヤブヘビ」さが自律なき上尾市政です。前道路課長や都市整備の次長らはどんな気持ちで参加したのでしょうか。
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テレ玉ニュースより引用 こちら

上尾市再発防止へ コンプライアンス研修会/埼玉県
7/9(火) 18:31配信

口利きや談合などの不祥事を受け、上尾市は9日、再発防止に向けた職員のコンプライアンス研修会を行いました。
9日の研修会には市の特別職である市長や、副市長をはじめ課長職以上の職員など約130人が参加しました。研修会に先立ち上尾市の畠山稔市長は「西貝塚環境センターの入札問題や、先日のフェンスの不適切な工事などを受けて市民の皆様の信頼を失うこととなった。信頼を得なければならない公務員のあり方を今一度考え、信頼にお答えするため行動して頂きたい」と先の不祥事を交えて力強く述べました。
研修会では、人事院公務員研修所の講師でもある高嶋直人さんが「不祥事防止のためには全員が当事者意識を持ち組織全体で防止に取り組むことが必要。」と話しました。その上で「同調圧力に屈せず積極的に倫理意識を持つことが大事」とメッセージを送りました。不祥事を受け上尾市では現在、再発防止に向けて外部委員によるコンプライアンス審査会の設置や組織的なコンプライアンス推進体制の構築などを盛り込んだ職員倫理条例案を議会に提出し、制定に向け動いています。

 

市と役人は「不適切な工事」とか「不祥事」という言葉で、小さく軽く表現し、犯罪的行為の本質を隠そうとする。上尾市や畠山市長が本気ではない証拠を書いてみよう。

1.行政経営が主催する、上尾みらい創造市民会議というものが先月から始まっている。本ブログではその稚拙で高コストな仕事ぶりを具体的に指摘したが、先日で三回目が実施済みだ。集まるのは(市の下請けみたいな)市民が30人くらい。もちろん市民であることに変わりなく、これだけの人数を集める会議は珍しいはず。

 良識と常識があれば、会議の冒頭で主催元の粟野部長が公金不正事件について説明と謝罪をするだろう。しかしやらなかったようだ(この人の場合は原稿が必要)。実は、事前に市民側から、行政経営課長にその旨を提案されていたはずが、それができないのが彼らの実態である。もちろん、市から請われた30人だから、誰一人としてそんな事を質す人はいない。

 サポーター集団に守られた無競争組織がもたらす怠惰なのである。市長室から謝罪せよなんて指示が無いからとかの「やらない理由」を必死に考えている姿が想像される。そもそも今の市長室がそんな気の利いた事を思いつくわけは無い。

2.こちらの記事の再掲だが、6月議会に『不当な要求をされた職員は上司に伝え、上司からコンプラ審査会へ報告し、結果も職員ではなく上司に来る』というバカ丸出し案を平気で出している。これは継続審議へ。

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以上は、バカに付ける薬はないという例である。
そもそも二回やったらレットガードで退場である。
不渡り二回やったら銀行取引停止処分なのだよ。

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近いうちに重要なお知らせを書こうと思う。整い次第・・・

 

 

 

2019年7月 4日 (木)

自浄作用なき、公民ムラ社会

見て見ぬふりの同質集団がもたらす人災

関連 0-繰り返すタカリ  

追記 本件を上尾のAKB事件と命名する。Bはブロックであり業者名だ。さえない構成員を加味するとAKB18となり、思慮の足りない根強いファンの存在が上尾の問題である。まぁ解散も近いけど…


豪雨や地震が日本列島を襲うが、埼玉県南部は海と山が無いため津波・土砂崩れ・火山災害はあり得ない。平坦な地形だから電動自転車は重いだけである。災害ニュースを横目で見られるように、上尾市は天然のバリアフリーに恵まれており、その点でのインフラ投資額は少なくて済む。

その代り、上尾市政の人災は絶えない。

6/20井上質問で暴露された公金不正支出事件は、どんな条例や服務規定に違反し、どんな懲罰になるのか不明だ。しかし市長は認め、「・・・痛恨の極み」という陳腐な言葉とともに頭を下げ、弁護士をいれた内部調査で9月議会(8/30)までに明らかにすると約束した。

本件に市民が驚いたのは、一昨年の全国初・市長議長ツートップ逮捕からの信頼回復の途上にある上尾市役所の内部で利権政治が繰り返されたことにある。明らかに上尾市民を舐め切った犯罪的行為である。

●と言って警察は動くか

W逮捕劇がお見事だったのは内偵捜査の成果だが、今度のは議会で明らかにした報道済みの案件である。議会録画を見れば分かる事なので、証拠を持たない市民が警察に頼んでも捜査するしないには影響がない。「もう一度、段ボール箱を運び出す姿をテレビで見て、拍手したい」という人がいても、前とは筋が違う。10/30の逮捕劇

しかし、こんなバカが続発しても、誰も立件せよ上尾警察に怒鳴り込まない街だとしたら、「だから起きるのだろう」とへんに納得されかねない。或いは、『あの二人を排除してもこの街はまだ腐ってた。病巣は摘出しきれなかった』とアノ時の担当者は嘆いたかもしれない。ホッとしたのは前逮捕者らかもしれないな。

●住民監査請求で試される監査役と検査課

「市長へのハガキ」の回答以上に、上尾市役所から市民はバカにされっぱなしとなるわけだが、工事支出額6,933,600円(+利息分)の返納を求める住民監査「職員措置請求書」は既に集団で出されている。市長と関係職員に市への返納を求めたものだ。身内に甘い監査という面もあるから期待しない人もいるが、本件はそうは行かないだろう。

市の内部調査とは独立した立場で行うはずが、残念ながら監査役も監査室職員も工事書類を審査できるわけが無い(だろう)、結局は総務部検査課に依存するわけで、身内の検査になるばかりか、内部調査と同じ人が同じことをするのが危惧される。県のような上位機関に頼めれば良いのだが。

だから試されるは、監査委員の存在価値だけでなく、身内の恥をどこまで晒せるかという上尾市役所なのだ。勧告か棄却かという監査結果はニュース価値があるばかりか、事例として今後、他自治体にも広く読まれることだろう。

総務省データでは勧告が出るのは5%である。

8/30までに出る。恥の上塗りは無いと確信する。

●信用の無い人々…最悪の悲劇的シナリオは『三代にわたる市長の不正』

直接の当事者は、元A市長(息子が現職議員)、小林議員(後に議長)、都市整備部部長(定年退職)、道路課長(現都市整備部部長)、他数名。

注目は現・畠山市長の関与だ。6/20日の議会答弁がそのまま通るかは分からない。今のところは、『特定市民の威嚇的・高圧的態度には子犬みたいに委縮する上尾市役所の職員』という構図であり、新井・島村(田中)の25年間で作られた体質と見られているが、それでは身もふたもない理由である。
 たった一回の面会で、戸崎パークゴルフ場を全面36Hに変えさせた農地整備組合の市民らを連想する(こちら)。

その一方で、庁内を知る人ほど部門単独説を否定する。しかし、松澤副市長の目を盗んでまで畠山市長が本件を受ける可能性は低いとの見方もある。AK組から「市長も承知していた」との反撃が無いのが根拠になる。そうすると、曖昧でNOと言えない市長の態度がAK組と庁内に付け入るスキを招いたことになる。

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道路課と議長の長年の癒着説だって否定できないが、担当が(後からでも)市長に伝えたとなると悲劇的な結末になる。結局、組織的なウソがあったのだから、「今更何を語っても信用されない」状況だ。弁護士は第三者委員会をまとめた吉澤俊一氏なら歓迎する。

職員への聴取など1週間もあれば済むだろう。分割手口による随意化・検査逃れによる他の例がないかを調べるなら数週間はかかるかも。B建業が五年間で受注四倍は不自然だから、随意契約の他の入札案件も調べるともっと長い。なお、同社は本社屋が無いので、獲った仕事を下請けに流す鞘取り専業なのだろうか。

一般論で言えば特定客からの受注が急増したら、お礼をしたくなるのは人情。相手が断っても、ムリやり贈り付けるのがこの世界なのでは、と想像し、それが積もれば縁を切れなくなる。

以前、西貝塚の不正入札では議長に媚びた職員が出世したと聞いた。あの事件では政治屋のみが罰せられ職員処分はなかったと思う。今回も似るのは、当事者が昇進していることだ。つまり年齢と周りの評判による加齢人事が、緊張感とモラルの無い組織を作っていないか。それを否定できる職員はいるのか。

実は6月議会では職員倫理条例が審議されており、次のような市案があった。図は海老原議員レポート(2019-4号)より引用。

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議員からの不当要求があったら、職員はまず上司に報告し、上司はコンプライアンス委員会へ報告し、委員会からの対策が上司へ来る。

上司が議員と親密ならだめじゃん。「荒立てたくない」、「俺の立場はどうなる」という保身丸見えの対策を、この期に及んでも出してくるのだから、この組織に自浄能力は無い。だから、前回も今回も告発の手紙は内部からではなさそうと言われる。

余談だが、パワハラとは精神的・身体的苦痛を与えることを指すが上野千鶴子教授は、『宮仕えのつらさは自分より無能で横暴な上司に仕えるつらさ。それを「パワハラ」と表現できるようになったことは一歩前進です』と言う。

●自浄能力のないのは上尾市議会の多数派も同じ

1 委員会録画を始めた議会事務局の戦果

 行政ばかりを挙げたが実は市議会も同じ。6/26日のバカヤロー懲罰委員会の僅か数十分のビデオ(かまちょ図書館・7分のみ)を見ればわかる。当事者の不誠実な姿だけでなく、画面右手の新政クラブ・公明議員は黙って座るのみ。仲間をかばう姿勢が自浄作用の無さを示す。この録画は委員会録画開始の記念すべき作品となった。

2 議員の二親等以内の親族が経営する企業は市の請負工事を辞退せよ

 企業でも問題解決の場で「意識改革が必要だ」と対策のつもりで言う人がいるが、「自分は何も考えていませんよ」と周りに言っているも同然だ。コンプラ意識を高めて議員汚職が減るワケガナイ、対策とは具体的であるべきだ。今回のブロック塀工事も議長の親族会社に発注させた典型なのに、政治倫理条例に「二親等」の明記を拒み、審査会に弁護士を入れず議員のみの構成が良いと新政クラブが言うのは、周知のように自浄能力の無さを示す。

●金銭の賠償とその行方は

退職幹部への退職金一部返還は法的に無理らしいと聞くと、出直し市長選後にパラシュートで降りてしまった前副市長を思い出す。上尾都市開発の社長に天下りしていたが短期間で去った(理由は不明)。それに習うと一年限りの任用もあるかもしれない。

本件の693万円の損失補てんは、元市長が黙って払えば少しは汚点回復になるが、それが無理なら市長と職員らの埋め合わせと予想する(上記の職員措置請求書)。早い話、プールの水を出しっぱなしにして校長たちが弁償するように。その結果、ブロック塀は贈与となり申告が必要になると思う。元市長が、現市長と市役所幹部らからブロック塀を贈与されたなんて、話の筋を知らない人には理解できない「上尾の民話」である。

ちなみに、前の事件では逮捕議長には業者から七千万円も渡っていたとか、逮捕市長もかなり前からカネもらっていたのに(その授受の事件化はしていないため)退職金は満額だったり、罰金も50万円程度と限定的だった。

参考 国税に申し立てるサイトは匿名可→ 課税・徴収漏れに関する情報の提供

●一番の問題は人事的な処分にある

公文書偽造とかの些末なことに矮小化しないだろうか。労組出身だった市長がどこまでやれるかは分からない。副市長も何も問われないとは思えない。

●7/30火に全員協議会が開かれる、が

詳しくはそのうち議会HPにでる。小林前議長の出席を求めて説明を聞くものだが、本人は出ないだろうから議会には限界がある。選挙が近いから、新政クラブの元同僚らも小林氏をかばう気はないが、追求する気もないだろう。出てこないのを見越した協議会開催受諾なのでは…。

●そんな暇があるなら、契約書ひっくり返して調べた方がイイ?

すでに随意契約に関する公開請求は市民がやっている(公開請求のやりかた)。しかし道路工事の契約書なんか見たことが無い人ばかりで、困ってしまってワンワン・ワ・ワ~ン (^-^?)

 

2019年6月20日 (木)

図書館計画が文教政策では無かったを示すテクニカルな例

最適化債で見たのは、空っぽの世界

逮捕市長の上平・新図書館計画は表向きボツになりましたが、今につながる大切な事を書いておきます。
(但し上平の用地には新施設計画を相変わらず問題多い方法で行政経営部が進めています)。

島村さんは当初、5千㎡巨大単館構想でしたが、半年後に複合施設計画へと替わりました。(変更は行政経営部が主導したと推測します)。その結果、現本館の建物は他の施設と小分館、上町住民室(地元対策用)等からなる複合施設にするつもりでした。

議会では教育総務部(H部長)が、公共施設の統廃合をするときに国の最適化債を利用するため、分館として残すのは150㎡ほどになると説明しました。議員はもちろん市民も、「難しくてど良く分からないが、国からカネもらえるから狭くなるのは仕方ないね」というムードでした。

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最適化債とは人口減少に備えて老朽施設の統廃合を進めるために、費用の一部を交付税で補うものです。適用条件は概ね「統廃合前の床面積合計>統廃合後の床面積」というものです。

2017年3月に書いた(長文です)ように、施設ごとの面積値が公表されてから私的に計算したら、行政の解釈がおかしいことを発見しました。上町分館は理論的に2300㎡位まで可能です。

つまり「全体面積が1㎡でも減ればよくて、個別施設(図書館機能)の面積が減る必要はない」のですが、彼らは後者で理解していました。

その後、井上議員へメールをし、彼も半信半疑となり県庁を訪問して確認したようです。6月議会で従来の市説明はウソではと怒りました。それは井上レポートにあります。民間ならトップに誤った進言をすれば、左遷人事ですがH部長やS参事らは謝罪すらせず安泰(畠山市長には交代させられた)。もちろん多数派議員には難しくて理解できない内容です。

さて、伝えたいことは上の手柄話ではありません、ここからです。

「市の誤り」に気づいたものの、こんな基本的なことを上尾行政が間違えるはずはない、自分が情報不足による勘違いをしているとまずいので確認をしました。なにしろ市民と行政では情報格差があり過ぎですからね。背景を告げずに、制度を理解していそうな人に統廃合パズルの問題として尋ねたのです。

応えられる部門は一つしかありません。

その職員は教育総務部が勘違いしている、とは知りません。こんな狭い庁内が有機的につながっていないことを強く実感した瞬間です。縦割りを理由に、知見を共有しない体質が市民サービスの劣化をもたらす事例です。(蛇足ながら、このブログで指摘するミスは当該部門に伝えて直すのは、皆さんに見られているからです)

もちろん田中島村による愚か者の集合・八百長議会では、何でも通ってしまうわけですが、議会で恥をかかせることはできました。しかし、多くの関係者には忘れ去られています。

結論

彼らは床面積しか見ておらず、床の上でどのような人々が、どのような目的や気持ちで過ごしているかを一顧だにしないということです。だから懲りることなく、今回も予算案に「わざと三年もかける」陽動作戦を使って市民を騙し、反対運動の分裂を図ったのです。政策担当者が良かれと思ってやっていても、市民と向き合う葛藤の無い人ではマスター○○○○になるという見本です。またやりますよ。

この続きは、公共マネジメントのフロントランナーとして一躍注目されながらも、この三月に解散させられた秦野市公共マネジメント課の考察の中に、上尾市の恥ずかしい真実があることを紹介します。

 

2019年6月18日 (火)

上尾市民のための情報公開請求のやりかた

by 市役所、上尾オンブズマン

吉澤弁護士も勧めた上尾市民による監視。

追記 補足1にコメント、補足2は公開請求の件数について

前置き 分からないことは市役所に問い合わせますが、一発で担当課にたどり着くとは限りません。(上尾市は)短期ローテーション人事で職員が多数部門を経験します。良く言えばゼネラリストの養成ですが、その効果があれば一番目の窓口が違っても、『それは××課です』と二つ目の窓口が終着になり、たらい回しは死語になります・・・。

 さて事実系の疑問点は電話やメール、市長へのハガキ、あるいは登庁して尋ねれば済みます。しかしディープ情報や市政の在り方に疑問を持つときは「情報公開請求」が最強の公式ツールです。特に、八百長議会に長く慣れ親しんだ上尾行政には刺激的です。

大事なことを書いておきます。

第三者委員会の吉沢弁護士(現、埼玉弁護士会会長)は市民による監視も必要とNHKで言っていました。


1 情報公開請求の基本

  • 「なぜその情報の開示を求めるのか」の理由は問わない。
  • 対象は上尾市が保有する行政文書等であり、市民の共通財産。
    「実施機関(市長、各種委員会、消防、議会など)の職員が職務上作成または取得した文書、図画、写真などで、組織的に用いるもの」
  • あなたの個人情報は保護されて漏れることはなく、漏らした職員は処罰される。

2 行政文書の公開請求の方法

①入口はIT推進課。ここをクリックして申請トップ画面へ。

②トップ画面の「電子申請が利用できる手続き」内の「行政文書の公開の請求」をクリック。

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③「利用登録せずに申し込む方はこちら」をクリック

④「同意する」をクリック

⑤ 申込画面になり、必要な入力をする。

・行政と市民とでは情報格差が大きいため、基本的に請求したい文書は正確でなくとも良い(不明点があれば市から連絡が来る)。Word等で書いておいてファイル添付で送ることもできます。

・公開の方法・・・「閲覧」を選ぶと良い。

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もし「写しの希望」を選ぶと、ページ数が多い場合はコピー代がかさむ(請求される)から、「必要に応じてコピーを希望する」旨を上のコメントボックスにでも書くと良い。一階の情報公開コーナーにはコピー機がある。あるいはスマホで撮ってもよい。

 蛇足だが、埼玉県で一番強力な狭山オンブズマンはスキャナーを持ち込んで千単位ページを取り込んでいる。

3 結果の受け取りと注意点

 2週間ほどで処分(公開か一部公開か非公開)が決まり、通知が来ます。郵送よりも、都合の良い日を指定し、情報公開コーナーで受け取ることを勧めます。いろいろと担当者から聞くこともできますが、担当者の態度(言葉づかいではない)なども具体的に記録しておくと良いです。納得が行かない場合は管理職に説明を求めることも可能ですが、双方が冷静に対峙できるように努めてください。

以上

市長へのハガキでは『市政の在り方を問う』類になると議会答弁のようにかわすための回答しか寄こしません。市民と意見を異にしても、それを堂々と主張する能力はこの街には育っていません。


●補足1・・・上尾オンブズマン氏より

情報公開請求は市民にとって「知る権利」を行使し、「市政への参画」を可能にする合法的な手段である。

確かに「市長へのはがき」に対して文書回答を求めても、「何だこれは?」という回答しか来ないことが多い。
回答にがっかりするかもしれないが、実は、ここから先が、市民の「知る権利」すなわち「情報公開請求」の出番である。
2019.04.08 から、文書取扱規程が改正され、「文書は、経緯も含めた意思決定に至る過程並びに事務及び事業の実績を合理的に跡付け、または検証することができるよう、作成しなければならない」とされた。
  ↓
https://www.city.ageo.lg.jp/uploaded/attachment/54462.pdf

市長へのはがきの文書に対しては、右肩に発番もあることから、回答が不足であると思えば、その発番の文書の「決裁文書」を情報公開請求するのがよい。そこから先は、示された決裁文書の中の「理由」や「経緯」を見て、市役所の担当者の話を聞くことができる。

先日の住民監査請求では、監査委員が「請求人からの情報公開請求等により改善の機会を得ていたにもかかわらず、(教育長や市教委事務局は)事実確認や見直しを怠った」と、手厳しい指摘をしていることからも、情報公開請求の有効性が実証できると考える。

・補足2・・・年々増える情報公開の件数

行政文書の公開についての実施状況は総務課のこちら

 

平成25

平成26

平成27

平成28

平成29

 

66

118

127

200

258

258件は市内から152件、他(外部)から106件です。市民だけでなく外部の業者からもあります。相手別にみると、教育委員会が102件と圧倒、次に市長関係の中の都市整備部70件となります。そして情報公開請求の入り口はIT推進課にあります。

 

 

 

 

 

 

2019年6月16日 (日)

絶対に市民に見せてはいけない職員手帳

トントントン、ヒノノ、日野市だよ(^^♪

510h5axeiql_sx347_bo1204203200_ 是非、読んだらと押し付けられた本。絶対に人に見せてはいけない日野市の職員手帳・アマゾンはこちら

日野市役所の職員手帳が余りにもユニークな内容のため出版になったらしい。100ページ弱、中身はポップなイラストと軽快な文章でスラスラと一時間もかからない。職員向けの内輪話と日野市愛の再発見みたいな感じで書いてある。昔の「猿にもわかる」というタイトルを思い出したが、初めは文を「市民に見せては…」と誤読した。

昔、日野に職場があり、多摩川を渡る中央線の車窓からみる冬の富士山が眠い目を開かせてくれた頃を思い出した。しかし市役所のある日野駅に降りた記憶はない。通り過ぎるだけ、帰りの歓楽街は主に国立の一角と立川だった。

工業出荷額が都内一位・二位と書いてあって、そうだあそこは大企業の工場がたくさんあり、それが浮沈の激しい業界ではないから今でも存続しているのだ、と合点した。

読んでいてへーな点。

職員1400人のうち、出身大学は中央大学がダントツ75人。5番目に明星大学があり、二つとも近間の大学だよ。日野市に住む職員は45%もいる。データブックの面は無いけど、人口18.5万人でわずかながらも転入超過・出生超過、老年人口は24%だった。凄いね。財政データは無い。

一つ、がっかりな点。

「Q なんでそんなに縦割りなの?」の答えが「・・・一人一人が専門性をぐっと深めていかなきゃいけないので。」と自信満々なこと。それには在籍年数の裏付けが必要だし、日常経験からは納得できね(笑)。後、脚注文字が小さすぎて読めね(泣)、これは出版社が悪いね。

巻末に本書のきっかけが書いてある。

住みたいまちランキングで日野市が100位圏外(106位)だったのがショックだったのが契機となり世界に一つの職員手帳を作り出したという。多分、東洋経済やダイヤモンド社の仕業だが、あれは本を売るための企画であり、あんなものを真に受ける方が、それこそ行政の専門性が疑われるわ(笑)。

でも、こんな企画できるのは庁内の風通しが良い証拠だと思う。日野市役所のリクルートブックとすればよくできている。

本を勧めた人 曰く「上尾市役所でも作ったらどうか」。

二番煎じはダメ。

 

作るなら、本稿のタイトルかな。

 

 

2019年6月 7日 (金)

上尾の未来を語るには、人も組織も問題あり-情報公開

緊急寄稿 6/5日の報告…あげおの恣意的行政 by 上尾オンブズマン、監修・私役所

あげお未来創造市民会議」の市民委員の選び方は恣意的行政の教材になる。或いは、変化を恐れる「事なかれ主義」の典型である。有志との協力で多くの情報公開請求をしており、以下は6/5日の結果報告である。なお貴ブログコメントに投稿したこともあり大勢の市民が参加した。

会議開催広報の恣意性

第1回会議が5/25に行われたことを知る市民は少ない。彼らは庁内片隅の衝立に紙1枚貼って事足りたという姿勢であり、その悪習を改めようと声を出す職員(出る杭)は一人も現れない。

やり取りの最中、職務権限のない若手職員を市民からの防波堤にする姿はあんまりだから、同席市民が要請し、現れた野崎行政経営課長は「2回目(6/15予定)はHP掲載したい」と三時頃に述べた。

たった数行のHP告知を即日実施すらこの職場には難儀らしい(翌朝、5:00am確認)。6/6夕方にはこちらに案内。非を認めた証拠だが、これが他部門に連鎖しないのが今の上尾市役所だ。

採点の恣意性

応募動機3点×3項目+小論文3点×5項目、計24点満点の採点は、喩えると二科目入試となるが科目別の配点は教えなかった(詳細はこちら)。4人の採点者の内、財政課長は国からの出向(数年で去る)、机上の数値で上尾を理解したばかりの人に市民は「採点」されたいだろうか。
こんな調子だから、何をもって各項目を0~3点とするのかの説明はできず、「すべての項目を網羅した小論文でなくともよい」などと後付の釈明をした。これを恣意性と呼ぶ。

小論文の恣意性》

剽窃問題をどう考えたかについて情報公開請求した。野崎課長達は、彼らの事前の打ち合わせで、「応募者が他の論文や文献を参考(すなわち、剽窃)にして小論文が書かれたとしても、特段問題は無いと判断した」と述べた。つまり、ネットのどこかに出ていた文章をそのまま使っても「参考にしただけなのだからOK」だと。絶対に許されない話である

「上尾市役所ムラ」に集まる「利害関係者委員」

次回以降の「処分」となりそうだが、今回の「市民委員」選出についての疑問もでた。

人数の内訳は違う 前回の第5次と総数30名で同じだが、課長によれば次のようだ。

1項委員=「市内の公共的団体」からの推薦枠で22名(前回9名に+13名となる)

2項委員=「豊富な活動経験を有する者」を3名(前回10名から-7名)

3項委員=「公募市民枠」5名(前回11名から-6名)

つまり「市内公共団体」の推薦枠を最優先し前回より13名も増やし、総数が変わらなければ、一般市民枠が少なくなる。まず、公募枠を前回並みの11名前後確保してから他の委員の数を決めれば良いのだ。同席市民からは、「市内の公共的団体」は補助金を受けているから「上尾市役所ムラ」に集まる「利害関係者」であり、市に異論(批判的見解)を唱えにくい、と言われた。なお、大幅人数減となった「豊富な活動経験を有する者」の定義も示さない。

問題点が多すぎる「市民会議」に未来はあるか?

多くの問題点

ファイル盗用疑惑」について職員は「他の自治体のファイルを使わせてもらっても、汎用性があるので問題は無い」と開き直った。笛吹市の承認を得たのか、との問いに「特に連絡はしていない」と答えた。本件は「市長へのはがき」で職員課にも事実確認を依頼しているので、しかるべき判断が示されるが、「剽窃問題」を「特に問題視しない」という姿勢と相通じるのである。

「市民会議」に期待できるのか

以上のような恣意的な事実と経営課の姿勢をみる限り、未来への「責任感」よりも、予定どおり済ませたいという姿勢が伝わる。その意味で、この市民会議に期待するのはお人好しである。

近く、関連問題(市の人口分析を民間に丸投げし、プレゼンまでさせた問題、選んだ5名の内3名は行政と親和性の高い人物である問題、2項委員の不明瞭な選出問題等の情報公開への結果が示される。引き続き問題を深掘りしてお伝えしたい。


東京医科歯科大学みたいね、畠山市長様。

あなたの「公平な行政」※を無視する行政経営部の人事異動を勧めます。そして再選確率はもっと増えます。

※は市長就任あいさつより

上の指摘以外にも、上平複合施設計画では5月に三千人アンケートをし、回答者からワークショップ参加者を選ぶという不公平をこの行政経営部は犯しています。前記事のパークゴルフ計画への見て見ぬ振りも罪です。3月のPAPA移転と図書館改修もこの部門のプランでしょう。気を付けてください。

解決策は、末端サービス部門へ異動して市民とのコミュニケーション能力を鍛えることです。

  • ファイル盗用の件は笛吹市側が盗まれたとは思っていなくても、納税市民は看過しない。身内に甘い組織と言われる市役所が管理職も含めてどう処罰を下すか見ものだ。場合により新聞社へも必要だ。
    なお、申し込み書を盗用したから、選考基準も盗用だと言う人もいるが、それは違う。他市ならばもっと品質が高い。
    蛇足だが、キャッシュでバレた池野教育長ご挨拶の日付偽装は、ここのコメントに書いた。平気で嘘をつく例。
  • 前5次の課題は400字以内だった。今回は800字以内だから5年間で小学生から中学生へと進歩した。
  • 問題なのは利害関係委員を公共的団体というが、彼らは「自団体の優先」からは逃れられない(利益相反の宿命)。未来を論じるなら、過去に固執する人よりも過去に囚われない人が、そして部分的視野よりも全体的視野が求められる。
    個別組織の代表者から出るアウトプットに新規性が乏しいのは、上尾市議会が地域代表者の集まりみたいで広域発想が無く、地域別施設をアチコチに作ることを抑えられないことに通ずる。幹部らはそれを見てきたから、長期的視野も全局的視野も無いのは必然だ。

さて次回は論文審査をした「粟野部長、長嶋次長、小田川課長」らに出席を求めると良いです。粟野さんにすると、部下に原稿作成の負担がかかるから他二名のどちらかが良いです。都合が悪いと言われたら、理由を聞き、都合の良い日にすればよいだけ。上尾の未来をマネジメントできる公務員か否かを第一次検証できる日が待ち遠しいです。人数が多かったら大部屋を要求してください。土曜日もありです。

 

 

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  • 上尾オンブズマン
    市民的視座から上尾の教育行政&市政を考えよう。 (情報公開請求により市政に斬り込むサイト)
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    上尾市民として市政とりわけ図書館問題を熱く語っています。ぜひ飛んでください。 かまってちょうだいの意ね。
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