上尾市の私役所物語

2018年6月14日 (木)

畠山市長は新図書館計画を実質中止と決断し新政クラブの了解を得る

維持費不明の件で島村市政を暗に批判、図書館本館は市中心部が自然と明言、上平の土地には分館などの新複合施設を示唆しハコモノ推進派へ配慮か

基本 上尾市の図書館問題はひとまず終息へ

以下は市長回答全文。google音声入力に手を入れたが誤植アリ、夜のビデオ再開と三か月後の市議会議事録公開を待つとよい。

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2018/6/14 畠山市長の答弁より

議会に身を置いてきた経歴を持つ私といたしましても議会の議決は大変重いものであると感じております新図書館建設に関わるこれまでの議決はは大変重く受け止めております

つぎに検討内容とどのような判断をしたかについてのご質問のうち

まず検討内容についてですが私は主は主に行こうこれまでの経緯や現状を把握するため庁内でのヒアリングを実施してました不明な点の解消に努めてまいりました

また市内の図書館本館や分館 公民館図書室を巡回するとともに他市の図書館を視察するなどしてまいりました

このほか現整備事業の推進を要望する団体の方々や見直しを求める団体の方々からのご意見を伺ってみました

さらに市全体の財政状況を踏まえた上で新図書館を含む今後の様々な施設の整備や維持管理の経費見込みなどにも気をはいして参りました

以上の検討をふまえまして私はこの事業につきましては 工事再開でもなく中止でもなく現在の計画を見直しさせていただきたいと考えております

図書館本館は上平ではなく当面現在の本館のままとしつぎに上平の土地は地権者の方々にご理解をいただき過去において市がしゅとくしたものでありますからこれはしっかり活用させていただくべきと考えております

このような判断に至りました理由ですがまず第一点としては市財政に与える影響でございます

具体的にはランニングコストが現本館年間2.3億円であるのに対して新館複合施設では1.6億円増の年間約3.9億円と現在見込んでおります。

複合施設の耐用年数を55年といたしますとその間の維持管理費の費用は単純計算で約210億円となりますまた現段階での総事業費の見込みは38億円ですが事業を再開するにあたっては資材価格上昇などにより約1億円の経費上昇が見込まれ 39億円という総事業費が見込まれています

建物費と維持管理費をあわせました建物のライフサイクルコストはおよそ250億円となりますなおこの金額には途中の修繕費は入っておりません

私は選挙公約の中で市財政の立て直しが掲げさせていただきましたがこの250億円、とくにに毎年度の維持管理費3.9億円は市債など特定財源の活用が期待できる施設整備とは異なり一般財源により賄うこととなりますことから大きな負担になると考え見直しが必要ではないかと判断したところでございます

これまで新複合施設のランニングコストを議会にお示しできなかったことにつきましては説明責任が十分に果たされてこなかったと 受け止めています

理由の二点目ですが上平の土地については地権者の方々にご理解をいただいたうえで市が取得させて頂いたものであります これを活用せずそのまま放置しておくという選択肢はありません

他市の特性をあごめんなさい地域の特性を踏まえ市民の方々に喜んで頂けるような施設を検討していただきたいと考えて検討していきたいと思います

理由の三点目ですが他市の図書館を視察しましたが図書館本館は街の中心部にあるのが自然であると考えたからでございます

以上私自身が今回の判断に至った理由を述べさせていただきました冒頭に申し上げました通り新図書館建設はそれまで議会のご決済いただき勧められてきたものであるこのことは重いものであると私は認識をしております

私の判断につきまして何卒ご理解を賜り心からお願いを申し上げる次第でございます以上とさせて

 

●小林議員の再質問への回答

工事業者への対応についてです工事の期間が6月を経過しておりますので契約約款に基づき受注者側からの損害賠償の請求が可能となっておりますいたしましてもこのことにつきましては市側は受注者側の双方の協議の上で合意を図っていくことになりますので誠意を持って対応してありたいと思います

それをそのまま放置しておくということはできないのでしっかり活用したいと考えております この土地には上尾市の公共施設マネージメント南た上で図書館分館機能を含む市民の方に活用していただける複合施設として整理をする方向で今後検討していきたいと考えております具体的には今後議会でのご意見を聞きながら検討していきたいと考えております

上尾市の図書館行政のめ非常明確なビジョンにつきまして図書館本館は当面現在の位置ということでお答えさせていただきましたが今後図書館は

他に図書館全体のサービスの中で幅広く検討していきたいと考えております以上です

●小林議員再々質問

進も地獄もどるも地獄・苦渋の決断・・一定の理解を致したいと思います。

このあと、ものすごくたくさんの要望を上げていた

関連 上尾市中央図書館移転に反対する108の理由

2018年5月25日 (金)

上尾市の第三者調査委員会は日弁連方式に替えたら

ぼーっと生きてんじゃねえよ、と市民は怒るわけ

再発防止策はこれから 問われる本気度-産経」にあるように漸くスタートした。その第一回が文化センターで開かれた(7会合)。市議会でもやっているがそれとは別に市役所独自の企画だ。下記5人。他に市長室から四人。傍聴市民10人ほど(相変らず少ない)。

議員は平田氏と糟谷氏のみ、政策フォーラムは誰も来ていないのは怠慢。新政クラブと公明は来ないのがフツー、手当てが出ないから来ないのだろうと隣人は嘲笑した…。そんなことないよね・・・チコちゃん ( ゚Д゚)Photo_2

吉澤俊一 弁護士 1号委員 (委員長)
 小宮山栄 公認会計士税理士 1号委員
 平修久  大学教授 1号委員
 三井田晴宏 上尾商工会議所専務理事 1号委員
 遠山正博 スポーツ関係団体役員、青少年関係団体役員、事務区長などを歴任 2号委員Photo_3

・資料1は贈収賄事件の概要  1と2はこちら
 ・資料2は運営方針案、市と弁護士が共同で作ったらしい。

今後の予定は毎回一時間半、審議4回後に報告書検討、来年2/14に報告書決定という。つまり審議は正味6時間となる。

前から主張していた「公判記録の取り寄せ」をするらしい(資料2)ので楽しみに思ったが、ぬか喜びだった。個人情報云々で今後は非公開と宣言。裁判では耳を疑うような取り調べ記録を検事が早口で読み上げていたが、あれは市民必読のパンドラの箱だよ。(追記: 公判での証人調べ読み上げは庁内分は匿名扱いだった)

人選の適否についての説明は無かったと思う。上記メンバーと島村・田中両名との過去からの関係性が皆無であることを具体的に主権者に説明する義務があるが、市はそれを怠っていないか。

有識者だからとか、行政に知見が有るから良いというレベルの案件ではない。これは密室政治の害悪を自己手術で退治する委員会ではないのか。メンバーと連中との一点の曇りもない関係性を担保しないと公平性があるとは言えないから、こんなんでイイんかい。
 市民枠は一人なのか? もっと増やして作夏に市民会議で2名公募したように感想文を審査して選ぶのが良い(その内容も公開) 

委員会の冒頭部分は(任命式や自己紹介かも)非公開だった。その時、畠山市長が来て挨拶をしてそそくさと帰っていった。いろんな会合に頻繁に挨拶に出かけるという噂がある。良い面もあるが度が過ぎれば、それは、庁内に腰をすえて政策立案に注力すべきだろうという嘆きかもしれない。

 先日タイムリーな記事があった(ちら)

「委員会設置前日の今月14日、スルガ銀の米山明広社長が訪ねてきて『お願いしたい』と頼まれた。『やるなら日弁連方式で公正にやらないと意味がないが、それでいいか』と聞くと、『もちろん』と言われた。本気できれいにして再生したい、そのために徹底的にやってほしいという覚悟が感じられたので、引き受けることにした」

 ――「日弁連方式」とは。

「スルガ銀は社内調査の一環で危機管理委をつくったが、顧問弁護士もメンバーで、報告書は公表されない。日弁連方式は、調査の範囲や手法、報告書の中身まで、委員会の権限で進める。独立性が高く、依頼者がコントロールできない仕組みで、世の中の信用を得やすく、改善策や企業の再出発にもつなげやすい」

ずっとリアルだ・・・

関連 郷原信郎弁護士…第三者委員会が果たすべき役割と世の中の「誤解」

 

2018年5月22日 (火)

伝えようとする工夫に欠ける上尾市Web広報

もっと見出に工夫し、クリックされることは成果であると意識しよう

一般にネット記事は週刊誌以上にタイトルを誇張して書きます。クリックしてもらいたいのは収益に影響するからです。公的組織がそれをマネするのは行きすぎではありません。なぜなら、もっと工夫しないとせっかくの情報が伝わりませんから。

例えば上尾市HPのトップページの「重要なお知らせ」がそれ。正しく伝えようとするあまり、市民には読む気力を抱かせません。一件目は…

Hp

●芝川都市下水路鎌倉橋河川監視カメラへの不正アクセスを確認しました

「不正アクセスを確認しました」なんて、まるで傍観者風、「じゃあ、アンタは何やってんだ」と突っ込みたくなりますね(^-^?)。

例えば「ハッカーが河川監視カメラに侵入してダウン、復旧はまだ cryingのように重要語を入れると良いです。行政には長い固有名詞が多いため、そのままだと見出しには向きません。つまり形式を重んじると本質を薄めてしまうことがあるから見出しは大胆かつ簡略がベターです。なお本件の専門記事は文末に。次は二件目の、 

●上尾市西貝塚環境センターの入札に関する第三者調査委員会の開催について

長い固有名詞で分かりにくいですが、W逮捕事件を起こした入札問題の第三者委員会を公開ですから見に来てください、という案内です。「公開」が最重要ですから…

公開・傍聴できます…5/24に入札不正事件の調査委員会を開きます notes

実はこの本文ページは5W1H的な一行程度に過ぎないのに、この様にわざわざ「見出し」を使うのは大げさです。テンプレートを使わずにシンプルにすべきです。

 524日(木曜日)午後2時から

・上尾公民館 講座室501(文化センターのこと)

・傍聴定員 50

実は本稿で伝えたいことは二番の件です(上に書いたのは寄り道です)。この調査委員会が公開だという事が広く認知されていません。傍聴人は少ない方が良い、という某会派みたいな下心は無いと思いますが、「人の噂も75日」をはるかに過ぎており上尾市民の関心度とこの委員会の人たちの熱意とスキルは見ものです。

参考 監視カメラへの不正アクセスを機に考える、注意喚起のあるべき姿

2018年5月16日 (水)

畠山稔市長のジレンマ-1…後継者か、新しい上尾か

●決められない人の背中を見るジレンマ

上平への複合施設建設を見直し検討しますと言って畠山氏は当選したが、建設中断から半年の5/7が過ぎ、業者の損害賠償請求権が発生する時期に入った。総額21億円のうち千代本建設が13億円、他3社は数億円だから千代本が行使するか否かとなる。今まで損害請求の経験が有るのだろうか、今回は長く太い顧客相手である。なお、これを材料に建設を迫る人は現れるかもしれない。

4月初旬に直接、聞いたところでは5月から6月にかけて結論を出すとのことだった。5/7を気にする様子は無かった。畠山氏は一月から多くのテーマの庁内レクチャーを受けてきたが、体制固めとして2/1に市長室人事を一掃したり、県庁から副市長を招いたり、4/1は部長級の異動もした。前任者が逮捕市長の腰巾着と言うつもりはないが、過去に囚われないため、市長が変ったという意味では担当者を替えた方がお互い”のためなのだろう

その間、他市図書館や市内分館のミニ見学や賛成反対の3団体とも面談した。門前払いが得意技の前任者よりは評価できるが高々30分程度だから双方向のコミュニケーションではない。「市民の声に耳を傾け」の実行だとしても、訪ねてきた市民と会ったにすぎず、(直接間接問わず)自ら出向いて尋ねたわけではないから受け身の域を出ない

庁内手続きとして政策会議で決めますと聞くと、一般市民は「喧々諤々の議論をして」答え(解決)を求めそうに思うが、「結論ありき」で開くのが行政の常ではと勘ぐる。上平に決定したアノ政策会議を想うと良い印象はない(議事録を読めば島村氏の発言がリードしており、部下が口を挟む余地は乏しい)。どうせなら政策会議を公開にしてほしい。中島室長はネット中継はお手の物だろう。
 決まったときは定型句の「総合的判断」となるが、明細理由をどれだけ詳しく発表できるかで上尾市政の質が分かる。帽子だけ変わっただけ、なんて言われないレベルを期待したい。 

●畠山市長の態度が見えてこない理由

 誰に何を聞いても「検討中」と言うだけで検討プロセスや論点すら非公開である。邪魔されないためのかん口令なのか、「本当に迷っている」のか「そもそも分からないのか」不明だ。

市長に近い議員は「トップシークレットみたい」、賛成派議員ですら「さっぱり分からない」と語る。偶然、前任者に尋ねても「本当に情報が入らない」である。

とても違和感がある。普通なら賛成派はこう言った、反対派はこう言っていると尾ひれを付けた噂が入るものだが、幹部達は自分の考えを避け、情報提供役に徹しているのだろうか。検討プロセスの途中でも結論は見えることがあるものだが、"見ないふり"を決め込んでいるのか。

Photo 畠山氏については市議や県議時代を知る人からは、人当たりは良いけど決められない人と言う評を聞く。確かに「人当たり」は良さだと思う。一方で賛成と反対の板挟みに苦しんでいる、と同情の声もある。しかし、もっと厳しい言い方をする人もいる。
 選挙戦や議会でもメリハリある物言いをしないから、周囲に左右されやすいか風見鶏政治家と見えることもある。

それでも畠山氏が進んで上平施設計画を立てる動機は無いはずなので、前任者の遺産をどうするかという選択にすぎない。建設再開なら失職市長の後継者になる。中止なら「新しい上尾」の第一歩になる。

それを避けて第三案の道もあるが時間稼ぎが必要になる。さらには三年後の再選戦略として決断するというのもある。実はこれが一番大きいと予想する。

何にしても久しぶりに新聞記事になり「市長と議長のW逮捕を経た上尾市の新市長が…」とまた書かれちゃう。

それを読んだ他市民が、

なんだ変わらねーなアゲオは・・・shock

続く

2018年5月14日 (月)

上尾市議会の議員評価-2017年度の質問回数

上尾市議会の見える化
 
『お前達よりも、学歴も頭もいい人たちがやっているんだから、とやかく言う必要はない』というような趣旨のことをボスが皆に話していた、と某議員から聞いたことがある。
まさかと思うような話だが、まんざら否定はできないな・・・(^-^?)
 
2017(H29)年度の定例会における一般質問の時間数と回数。ソースは上尾市議会の録画中継ファイルより
 
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評価
質問内容の評価ではなく議員として一般質問をしたか否かをまとめたもの。議長だから質問をしてはいけないというルールはない(と聞いている)。また延期された12月議会は実質本年1月に行われた変則的なものだが、その気になれば質問機会が無かったわけではない。
 
市民生活や市政に対して問題意識があれば、高々1時間の質問を三カ月に一度することは楽勝だろう。市民ですら「市長へのはがき」を書く時代なのだから。
そもそも議員が話す時間は30分ほどに過ぎない。
 
大相撲の6場所よりは少ない年四回の登壇機会なのだから、4=優、3=良、2=可、1=不可 と評価した。
では0回はどう評価すべきだろうか coldsweats02
 
私的には「没収」かな…dash
 
市民が判断すべきだが、関心の無い市民が殆どだから、後ろめたさを感じることもなく上尾市議会は続く・・・
 
6月議会は6/5日より、実質10日間ほど。6/12の文教経済委員会は注目かな。
 
そして次の上尾市議選は来年12月。
 

2018年4月16日 (月)

反問権を与えたフリより劣る痴呆議会

埼玉県では半数の地方議会で、行政側が議員に逆質問する反問権が与えられているという朝日の記事には驚いた。上尾市には無いからね。

ところが、読み進むとそれは形式的なものだと知ったときは二度驚いた、のではなくやっぱりなだった。 2018/4/1 朝日新聞 反問権OKは半数どまり

2013/1/19 読売新聞 「反問権」首長、議員にズレ 

 議会は執行部と議員の「議論をする場」じゃないよ、と読売は書くが傍聴をした事が無い人には分かりにくいだろう。議員は執行部に質問や再質問をするが、執行部からは議員に問い返すことはできない。だから一方通行となり本当の議論はできないと言うわけだ。

反問権の導入は行政側と議員を対等に扱うことで、議会の緊張感を高めて馴れ合いを防ぐことになる。ところが記事にあるように、反問権を多用すると議会が委縮するとか、攻撃道具になるとか、時間稼ぎに使われると懸念すると言う人が現れる。つまり「まだやってもいない、起きてもいないこと」を否定材料にして逃げ回る。

読売記事の最後に「議員は個人。執行部との情報量の差は歴然だからまともに議論したら勝てるはずがない」とある。

執行部「では先生、○○はどう思われますか?」

つまり『みっともない姿をさらしたくない』が本音だろう。だから(制限付きの)反問権を与えて議会改革をしたフリをしているだけなのかもしれない。情報量は行政の方が多いが、年数カ月実働という議員の方が暇は多い。それでできないのは、怠慢か無能かのいずれかだろう。

そんなわけだから、事前に質疑と回答のすり合わせをする朗読劇の方が「楽」と思っている双方には議会制形式主義こそが居心地よい。だがそれは子供議会にも劣り、やがて痴呆議会となる。

本当に議会では「朗読します」と平気で言うからね。「読み上げる」と言った方がましだよ。

2018年3月30日 (金)

魚は頭から腐る-3・・・5000㎡は絵空事

上尾市教育委員会は桶川市のそれより劣るかも

前記事-2 のつづき

1 図書館の床面積5000㎡と駐車100台の二つの物理条件を郊外と駅近に同一で求めるのは開発行為としてムリ。面積根拠は次の二つと思う。

 現本館が2300㎡だから単純にその二倍。

 構想案に40005000㎡とある(日本図書館協会の人口別の基準面積式と思われる)

駐車場は市中心部は狭く、郊外立地では広いのが集客施設の常識だから(立地のトレードオフだ)100台を等しく適用するのはムリ筋。何度も書くが「現本館(57)が朝から満車」と言う教育委員会のウソが前提になっている。

二つの条件で他の候補地を排除して上平に決定しながら、半年後には国の補助(カネ)が得られるとして図書館を1Fのみの面積半分にした。
 本気なら迷わず全額自費で五千を実現すべきなのに、カネを理由に手のひらを返したのは「暮らしに役立ち市民と共に歩む」の理念がウソだからだ。こんな見え透いた教育政策でも、用心棒で守られた形式議会は素通りできる。
 なお5000㎡の数字は「図書館サービス計画」への明記を避けており、都合よく使った節がある(5000と記した一番古い公文書は不明。h26/1の上平決定会議にはある)。結局、上平の複合施設全体は5200㎡になった。

市政に関心を持ち始めた2015年に上の面積基準式をいくつか試算した(さいたま市や川口市は人口大のため適用外)。改めて見ると、現状/基準の比率は上尾市60%、桶川市35%だった。その桶川市は2年前にマイン内を拡張しても58%に過ぎないが、公民連携プロジェクトとして内外の評価は高い。面積じゃないよ、と言うお隣さんの例である。

前市長は別件とはいえ3/23日に『私利を優先しルールを捻じ曲げた』と裁かれた。決定プロセスと言い面積・半館化のルール変更もまさしく同じじゃないか。だから、地元へお礼の公共施設を建てるという歪んだ功名心と見られるわけだ。

2 絵空事の教育行政

図書館なのに面積と駐車台数を制約にしたり、「市民と寄り添う」と言いながら決定前に利用者意見を聞かない人は知性と誠意が足りないから教育委員を名乗る資格は無い。恥を知れ。

二つの条件はカネを出せばバカでも買える。しかも他人のカネだから気楽なもんだ。これからの図書館には『社会的居場所機能』が強く求められ、蔵書機能としての図書館という姿だけではニーズを満たせないこと位は承知だろう。だが、上尾は新図書館を欲しがる前に、すべきことはたくさんあると想う。カネよりも知恵を出せ、と言いたい。

3 補足

丸広とショーサンプラザ(投影面積は約60008000)、さらに上町の凍結マンション跡地の三菱に対しても、公民連携という提案はしていない。他に現本館の建替え、増床付き改装などもある。西口のロータリー上に蓋をするようなビル案もある。
参考 日経BP  公民連携図書館 複合施設の核としての図書館

繰り返すが、上平のあの場所から半径500mにコンビニは一軒も無い(過去の記事)が、現本館の半径300mにはマンションが13棟以上もある。多くの市民に利用しやすい公益性からしても中央館に相応しい立地は明らかだ。

気温が高くなったので腐るシリーズは終りますが、4月がヤマになるため、桜が散っても続く…
 
関連
上尾市中央図書館移転に反対する108の理由

2018年3月28日 (水)

魚は頭から腐る-2・・・いくらなんでも

それをやられるとさすがにいくらなんでもそれはいくらなんでもそれはいくらなんでもご容赦ください、と太田的市民は嘆く。
 
前記事(魚は頭から腐る)のつづき
3/13井上議員質問を素材に質問と回答の要約である(その前記事はこちら)。●印はブログ主のコメント。なお文末には新任祝いを兼ねて、今まで知られていない新図書館の数値目標を公開した。

井上議員の質問(過去の再質問)

市の回答

 (右は)以前の私の質問への答弁です。その後、90万人の明細を現本館45、青少年セ2、上平図書室1.4、野球場とテニス27、アッピーランド10、その他公園利用者と言いました。井上氏『まさか、これは本当の議会答弁なのかなって…』

●何度も書いたが、現本館利用者が皆上平へ行くなら現本館残す必要ない。野球場の人がなぜ全員来るのか(それは試合後か前か)?子供が1km離れた二施設を毎日使う理由は何か(おやつが出るのか)

90万人は何年間維持維持できるのか。未達責任は誰がどう取るのか?

H26/9/11 尾形昭夫/教育総務部長
上尾が目指す規模の図書館と類似している川口中央が137万人、さいたま中央133万人で上尾(46)の三倍ある。両館とも商業ビル内にあるため単独館との差を考慮して二倍と予想した。(つまり上平新館90万人)

●答弁時は単館5000㎡案だが半年後に図書館を1/2の複合館化した。上の両館は駅前にあり郊外ではない。答弁の倍率2の値に合理的根拠はない。
複合化した今でも目標90万人のままはヘン。素直に下方修正すればましだが、間違いを認めたくないのだろう

 h25/8月に(上平が)候補地に上がったと言うが、会議録はあるか?
 
推奨した発案者は誰?

部内で検討したので会議録は無い。

決めたのは教育総務部です

 H25/8/26 上平が全条件を満たし交通アクセスや道路条件、環境的に優れているため上平を含む5カ所を市長に中間報告した。その報告者は誰、起案文書はあるか?今まで駅周辺も探して見つからなくて、上平の土地になってここで決めますよと言う流れなのに、その起案文書も無い、口頭というは疑問だ。

教育総務部がした。起案文書は無い

●氏名を答えない。重要な報告が口頭だけとは怪しいと井上氏が語る。「文書は無い」は森友加計を連想させる。

●そもそも5000100という物理条件を駅周辺と郊外で共通に当てはめるのはごり押し。
その点は次記事へ。

 h27/6月議会で西口大駐車場の適否を質問したら、一部に民有地があるからダメと回答した。しかし上平は全部民有地でしかも上物もある。この辺りは第二体育館の候補地だったのではないか。

図書館としては、この一帯が候補地として相応しいと考えたから。
第二体育館は上平周辺で検討していた経緯はあるが候補地にとまでは至らない。

●第二体育館を検討したことを認めた

 建設場所についてなぜ市民の意見を聞かなかったのか

 

 

 
駅周辺から郊外まで市所有地で適地となる土地は無かった。また候補地は民有地を含んでいるため、市民に提案できるものではない。

●民地だからと言って利用者に人気度を聞いて悪い理由はない。上平は民地だからと市民は口を挟めないと言ったに過ぎない。最大の欠点は資金と利用は市民であるのに、支払いも利用もしない彼らが密室で決めたこと。この事実は消せない。

 H25/11/29 県庁の土地収用担当への相談記録を元に質問した。これの復命書があるかと尋ねたら、無いと回答した点を改めて追及。
 
●重要問題である。県庁側は記録しているが、相談した市は文書化していない。この怠慢さが職務違反にならないのが「23万人に相応しい上尾市役所」。
 
詳しくは前記事へ

 元の単館案5000㎡が複合化されて図書館は2000㎡になった。これは重大事項の変更なのに、会議を開いたか?会議録はあるか?

2000㎡に多機能な部分も整備して、当初条件の5000㎡と同規模なので土地の選定は変わらない。

●噛み合わない答弁である。決定事項の変更会議を開かず密室行政である

 畠山市長に、どう市民の意見を聞こうとしているか?
合併や市庁舎建てる問題などのように、市民の意向調査を要望する

 

◎畠山市長 事業の経緯、議会の議決や市民の声、市民団体からの要望や提案など精査・検討している。

●意向調査については答えない。この結果を採用すれば誰も文句を言えないから政治的に安全なのにね…

 
 これだけではない。井上氏が指摘するよりも多くを我々は今まで指摘してきている。
 
●H31年度開館予定、その翌32年度の市全体目標値。
 
単位は千冊  年度不明  H32年度目標   増分   率 
蔵書数(視聴覚や雑誌除く) 569 606 37 6.5%
貸出冊数 1,327 1,330 3 0.2%
回転率 2.33 2.19 -0.14  
来館数 万人 45 90 45 二倍

Photo_2 来館90万人は名答弁として有名だが、図書館部に目標データがあることは広く認知されていない。奥深くに載せ、広報しないためだ(民間文書なら先頭に書く)。図はクリック拡大。

2次上尾図書館サービス計画(h28/3)・・・H32年度の目標数値(全館)がある。実は現在値の年度が不明で図書館要覧にも同値が無いのたが、蔵書数と貸出冊数を見てみよう。(そもそも貸出利用人数を書かない点でこの計画はボツである)

38億円投資して蔵書数はたった37千冊増、6.5%増

貸出数はたった3千冊、0.2%増

なぜこんなに低い目標なのか。なお過去最高はH24年の145万冊である。
上尾市民はたいして読まないよ、郊外に建てたから行かないよね、或いは何年後かに「効果は大して無いな」と議会で問われたときの備えなのか。
90万人は一体何をしに来るのか説明できるのか?

作成は教育委員会としか書いてないが、図書館関係者が関わったのだからその労に報いるため名前を記す。目標には(市民への)責任が伴うためという意味もあるが、こんなに低い目標を達成しても称賛するのは本読まない人だけ。良識市民はサブタイトルの嘆きが怒りに替わる。

保坂了部長、関孝夫次長、黒木美代子館長、鈴木利夫氏ほか多数。新年度からは小林部長と関孝夫図書館長になる。

まだ続く

2018年3月27日 (火)

魚は頭から腐る

八百長式・二元代表制が行政の劣化と用心棒議員を生む

 前記事の続きですが、前置きは辛辣なのでR60指定とします。井上質問の図書館計画の瑕疵例は次記事にします。偶然かまちょ図書館とシンクロするテーマです。

前置き

行政トップの市長は職員人事を握り、監視役トップの議長は議員人事を握る。与党議員はたまに一般質問をしても、回答が先にあるQ&A集みたいな予定調和だったりするのはましな方。
 委員会報告の担当議員は事務方が書いた(?)原稿を必死に読む。そこの漢字はフリガナ付きというと田舎伝説もある。さらに何も語れない議員が加わり千秋楽に「立ったり座ったり」で存在感を示す。その姿は、行政に文句をつける野党から二人(行政)を守る無口な用心棒である。

このあり様は、議案が定常的なものなら気にならないが、政治的案件の時は問題になる。
 議案を出す前に結論がある。市答弁が曖昧であっても「そりゃーへんだよ」と市民代表として追及すべきだが、用心棒は黙っている(そもそも聞いていないか理解すらできていない風)

一方、事前通告の質問に対して、行政幹部は噛み合わない回答原稿を平然と読み上げて時間消化を待つ。それが分かっている議員は時には無力感を漂わせる。長演説の自己陶酔で発散する議員も以前いた。

 たまにトラブルがあっても「それは予定された質問か」と田中議長は口を挟み、行政を守る。ことほど左様に、自分たちの仕事や答弁は否定されない、という緊張感無き議会が行政能力の劣化をもたらす。
 用心棒たちには、いずれ付け届けをするのだろうか。普通に実施される政策でも「○○先生のおかげです」とヨイショしたり、そっと優先順位を上げてやるなどの手法があるのだろうか、分からない。

行政サービスが通信や電力のように自由に選択できれば、行政組織はもっと鍛えられるはずだが、競争の無い所では人も組織も劣化する。

結局、ツートップ逮捕の本質とは『上尾の二元代表制は八百長』ということ。だから瑕疵だらけの島村案件の上平図書館計画や田中案件のパークゴルフ場計画が見直されるのは、必然である。

「市民の意見を聞く」という一番面倒な手続きを省く行政手法を上尾方式と呼ぶが、投票率の低さが裏付けるように、当の市民までもが飼い慣らされているところが根深い問題である。
 『魚は頭から腐る』とは、腐敗は上層部から始まるという諺だが、もはや胴体まで進んでいるのかもしれない。次記事からほんの一例をどうぞ。

2018年3月19日 (月)

埼玉県庁の松澤純一氏が上尾市副市長に就任・・・よろしくね!

歓迎 松澤純一様。

上尾市副市長ご就任の挨拶はキレがあった!

追記 こんなに上尾市役所と県庁からアクセス多いとは予想外でした。100件超しました、気になるんですね。
で、あなたは異動それとも移動?。読んだら仕事してよ(^-^?)

一般的には知事部局は、上田知事の懐刀の面々ですから県庁内では地位は高いと思います」という事情通のメール説明でしたが、果たして・・・

埼玉県庁の2017年人事異動を見ると、松澤純一氏の現在は埼玉県庁の企画財政部企画総務課調整幹ですが、前年「企財・計画調整課主幹」から一年で内部昇格みたい(推察)。49歳と聞きましたからベテランです。

 今の下尾市を上尾市に戻すには内部登用以外なら誰でもイイ(やけくそ…)なので歓迎します。当方ブログに前から書いた通りです。でも一番歓迎しているのは畠山市長のはず。"真面目にやったら"、県議とは比べ物にならないほどハードで難しい仕事ですからね。本日の上尾市議会で、

就任人事案が採択されてからのご登壇・ご挨拶です。4/1付。

Photo

「・・・恩市の発展のために、また、しっかりとした行政運営のために、畠山市長の補佐役として全力を尽くしてまいる所存・・・」

ほぼ1分、型通りだから平板に見えますが、この上尾市議会では初めて目にする挨拶(ビデオのurlおかしいため案内できない・・・松澤氏への洗礼だな)

初めて登壇したのに、緊張する様子もなく、原稿もなく、議場を見回す余裕をもち、口澱むこともなく、そつのないセリフをハッキリ挨拶していたのは流石です(慣れてます)能力的に高そうな人と見受けます。期待したいですね。

あっ、これはご祝儀も含みますよ・・・(^-^?)

市職員も大歓迎でしょう。問題は松澤さんがどの程度議会対策をできるかです。上尾の癌は市議会議員の多くが(市民や職員よりも)レベルが低く、地元や特定集団の利益しか考えない点です(誰が選んだんだよ…annoy)。ぜひ、上尾市議会は行政側に反問権を与えてください。恥ずかしい質問ができなくなりますから・・・ムリだよな。

 昨年末に市長戦の後、副市長がさっさと退職して空席のままでした。その遠藤氏はその前は教育総務部長でした。来週は職員の人事移動の内示ですね coldsweats01

毎日新聞2017/12/5 より要約

市長の逮捕を受け、職務代理者を務めている遠藤次朗副市長(えんどう つぐお62)が・・・退職・・・申し出書は11月27日付で、市長選が投開票される今月17日付で退職するとしている。理由は「一身上の都合」としているという。遠藤氏は2014年4月から副市長を務め、11月1日から市長職務代理者に就任していた。副市長の任期は来年3月末までだった。

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