図書館

2017年11月19日 (日)

上平のシマムラ図書館の建設中止とその先を想う

12月決戦メニューより 

1.図書館を考える会のニュース24号 こちら(pdf2枚)

 メールで届いたので公開建設中止と公開討論会の案内だ。ようやくこの会のビラに、あの住民投票を拒否した議員リストが毎回、載るようになった。この文末にもオリジナルを記した。

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2.ダメな理由が作りたい理由を上回る

建設中止はこれまでの投資額が無駄になるが、まだ更地なので回収不能な被害額は小さいと思う(東京都の豊洲は完成後なのでもめた)

建てれば、38億円だけでなく毎年の維持費が重くのしかかる。それだけではない、市民は知らないだろうが、保坂了・教育総務部長は毎年90万人が来ると議会答弁した。コストだけでないのだ。今の本館は44万人、その7割は上平へ行くのは減ると回答した。利用者の図書館通いという楽しみ、勉強に利用する子供達の機会を奪うことは、お前たちが謝ったところで埋めようがない。市長の顔色しか見ない姿に、恥を知れ

民間と違い目標設定も運転資金も精査しないまま設備投資を決めてしまう。ムダの上にムダを重ねても責任が問われない仕組みは組織の能力を劣化させる。要は議会が決めたと言えば済むからだ。

上平の完成を望む人がいても、純粋な文教計画ではない(市資料にはウソも多い)、泥縄かつ合理性に欠けることは隠しようがない。賛成派がいるなら、でてきて反対派と公開討論をすればよい。ところがネットにもリアル世界にも存在しない所が、「しまむら図書館」と言われる所以なのだ。賛成派よ、恥を知れ。 

おさらいだが、土地取得では島村市長の友人AがB社から購入(2400万円)、数か月後に市から打診を受け(このあたりの日程や内容があいまいかつ資料がないという答弁に虚偽は無いのか)、合意し三年後に売買取引だ。市と取引の濃い調査会社と不動産鑑定士が関わり9500万円となる。「こんなの不当だ」として住民監査請求(市長選任者だから中立ではない)から住民訴訟へと進み島村穰氏は係争中。裁判では議会のような曖昧答弁は通用しない。ただし逮捕で先行きが分からない。体調のすぐれない島村氏には過酷だ。二割三割増しなら裁判にはならなかったものの…(B社は住民側に全面協力)

さて新市長が白紙撤回したくても、議会が新政クラブと公明党の与党多数なので、簡単には通らない。そのため市民の意見を聞くというプロセスを経るのだと思う(中身は不明)。市民の多くは反対に回り、与党は次の市会議員選挙を恐れて無視できないというシナリオだろう。

市民の反対理由は簡単。

遠くて不便な所に図書館を移すことは、人口比率的に反対の方が圧倒的に上平歓迎派よりも多い。(実は大多数の)図書館を使わない人は38億のカネを無駄とみる。文教を口実にした不誠実と不正が漂う案件なので元々、嫌われていた。森友・加計学園の国家ぐるみの身びいき案件にじくじたる思いを持つ人には、その解消が体験できるチャンスだ。

3.その先の代替え案へ

A) 何もしない。投資抑制により、財政健全化に役立てる(市民からは見えにくい)。上平の土地の用途は全く白紙。駐車場は間に合っている。

B) 他の本当に実需のあるテーマに振り分ける。ただし、38億円-投資損失よりも少額にすべき。

 現本館のリニューアル・増築工事(7億の私案がある)
なお文化センターに続いて近々コミュニティセンターが大規模改修へ入る。ハコモノ・インフラの更新需要は目白押しであり年間113億円と重いことを市内部では認識していたが、上平案は市長特権的プランであり止めない。

 各地の分館(図書館)の充実に少しずつ予算配分する。

 丸広やショーサンプラザ入居による駅前図書館構想を検討(駅前図書館廃止、場合により西口出張所も廃止し収益化へ転用)。これはシティーセールス面が強い

 駅前放置自転車対策に使う(ブログ主の代替案)

 その他、福祉・教育テーマは目白押し…市民が百家争鳴することこそが欠けていたのだ。

原点 上尾市中央図書館移転に反対する108の理由

2016/12/21日の採決結果 元記事はここ
氏 名会派/採決時採決得票数住所
新道 龍一新政ク × 1,770 上平中央
田中 一崇新政ク × 1,425 西宮下
斎藤 哲雄新政ク × 1,454 二ツ宮
小川 明仁新政ク × 1,369 本町
星野 良行新政ク × 2,139 原市
大室 尚新政ク × 2,503 柏座
渡辺 綱一新政ク × 2,106 瓦葺
嶋田 一孝新政ク × 1,498 平方
小林 守利新政ク × 1,463 井戸木
新井金作(副議長)新政ク × 2,546 小敷谷
田中 守 (議長)新政ク 議長 1,845 愛宕
野本 順一無会派 × 1,428 本町
深山 孝無会派 × 2,309
戸野部 直乃公明党 × 2,469 富士見
前島 るり公明党 × 3,046 本町
長沢 純公明党 × 2,487 瓦葺
道下 文男公明党 × 2,406 中妻
橋北 富雄公明党 × 2,190 上町
浦和 三郎政策フ 2,371 向山
鈴木 茂政策フ 2,632 浅間台
町田 皇介政策フ 2,660 緑丘
井上 茂政策フ 1,949 東町
池野 耕司政策フ 1,772 浅間台
尾花 瑛仁新政ク × 2,784 仲町
池田 達生共産党 1,586 地頭方
秋山 もえ共産党 3,540 小敷谷
糟谷 珠紀共産党 2,153 西宮下
新藤 孝子共産党 2,305 原市
平田 通子共産党 1,973 瓦葺
秋山 かほる無会派 3,027 平方
  • 住民投票条例の制定を求める請求(署名13598人)は、賛成11人、反対18人で否決(上表)。
  • 「新図書館の早期実現を求める請願(署名11619人)は、賛成18人、反対6人、棄権(退席)5人で採択。

2017年10月10日 (火)

上尾市図書館本館の新しい分館化レイアウト案

Saあなたはこの公共施設を何と呼びますか?
 
本館を守る会のWebサイトに、三年後の現本館の望ましい姿の一例が発表されています。
 
前から概念図は出ていましたが、今回は現状のレイアウト図面に書き込まれたものですからリアルです。
 
●レイアウト図(pdf)は、ここから直リンク
 
 
教育センターは制約条件なので仕方ありません。
地下室利用には、ダンスや音楽、ストレッチジムだけでなく、壁昇りのボルダリングの提案があります。
 
地下室の高さは5mとありますから、スカッシュは無理ですかね?
 
 
前記事で役人たちの「複合施設」という呼び方に疑問を投げました。なので、この案は不登校対策室、図書館、市民会議室、ダンス、音楽、スポーツですから、一体何と呼べば良いのでしょうか??
 
 
早い者勝ちだから、
 
『幕ノ内施設』 とか 「 幕ノ内館 」
 
 
ただし
 
駐車場に土俵を。
 
 
関連
 

2017年9月26日 (火)

市民会議という名前のイライラ会議の傍聴記

議論を遠慮するな
 
傍聴人は5人と決められているが、先に来ていれば断れないだろう。断るようなら自分は納税者だぞ、と言えばいい。
或いは、聴かれて減るもんじゃネーだろうってね・・・
 
でもそこはイライラ会議である。覚悟していくこと coldsweats01
 
上平図書館の運営等に関する新図書館複合施設市民会議という場だ(第二回目案内は消えた)。イライラ会議はサラリーマンなら誰しも体験あるけど、当方の原因はそれとは少し違う。
 
なんとアドバイザー役の人が司会をしていて、そのファシリテーションがひどい。テーマの専門家らしくて他自治体でも実績があり、肩書的には経験豊富なのだが、ブログ主の視点では落第。
こんな進行が通用するのは公務員・非ビジネス系市民相手だからだとしか思えない。まともな企業では通用しない。
 
実は住民団体の会議に出た時も似たような感じを受けたことがある。
 
①誰かが発言をしたら、それをキーワード的に板書しない。
 議論(話し)が可視化されないから、メンバー間で共有されないし発展しない。三人も発言続けたら、最初の人は何言ったか忘れたり薄まってしまう。
 
②話慣れない人の話を要約しようとしないこと。
 短くまとめる習慣のない人の発言は、句読点がなかなか現れない長い文章や主語と熟語が離れすぎた文章みたいなもので、核心がぼけてしまい「一体何を言いたいの」っていつもイライラする。
 
 司会者は遠慮なく「つまりこういう事ですか?」って突っ込んで要約すべきだが、それをしないから(多分メンバーも司会者も)理解できないまま進んでいないだろうか。声の小さい人の発言も辛い。まさか、理解できないのはオレだけだったのかよ・・・
 
 ちなみにフレーズの長い発言は女性に目立つ。丁寧さがデメリットになると思う。
 
 要するに言いっぱなし。ご意見を頂いたという場。
 運営としてはダメなのだ。集まる意味がない。ある人の意見に触発されて、異論や同意、別の視点での展開が開ける、ということを求めない。背景の異なる複数の人々が対面している意味がない。
 
 
 圧巻は。
 
 TRCの関係企業である㈱図書館総合研究所の人がアドバイザーとして参加していることに異議を唱えたこと。
 「利益相反」である、と市民が指摘した。
 賛同した他メンバーは、アドバイザーが議事進行することの不合理性もついた。 
 それ以外の人にはどう理解されたのだろうか、皆の意見を聞きたい。結局は初めからTRCありきで業務委託が進められる、と疑われても仕方ない。
 
③聞きに行けば分かるけど、「図書館のこと知らない人(参加者)が結構いるね」と顔見知りの傍聴人が嘆いていた。
 
 それへの市見解は、たぶん「図書館利用以外の市民にも参加してほしい、多様な意見を集めたい」というものだろう、と推察する。
 
 一見もっともらしいけど、合理性がない。
 
 あることを議論する場合、予備知識が少なくても貢献できるのは、よほど理解度が高いとか「考える力」がある人に限られる。
 
 でなければそこに居る意味はない。
 あまり発言しない人もいた。その人に事前に配られた課題用紙の記入欄は白紙なのだろう。
 
④議事進行役は市民がやればよい
 
 市民の質問への答えを図書館当局者がやればよいのだ。 議会だって、議員の代表が進行役だろう。
 
 
 

2017年9月23日 (土)

上尾市新図書館の建設費、工事費、設備費、土地代など

公会計では単年度予算の積み重ねになるので、建物設備の取得総額や当該プロジェクトの総額が分かりにくいです。

 
たぶん将来的にも分かりにくくなるだろうから、メモ的に記録しておきます。
今後も追記されます。既出をご存知の方はご連絡ください。
 
議会 議案 工事請負契約の締結 契約の相手方 契約額(百万円 本社 年商(億円) 年商比率
2017-9月 48 新図書館複合施設建設のための建築工事 千代本興業株式会社 1,283 上尾市原市 39 33%
2017-9月 49 新図書館複合施設建設のための自動書架・家具工事 株式会社島村工業 268 上尾市緑丘 187 1%
2017-9月 50 新図書館複合施設建設のための電力設備工事 栄電業株式会社 232 上尾市藤波 3 77%
2017-9月 51 新図書館複合施設建設のための空調換気設備工事 アサヒ住建株式会社 361 上尾市大字平塚 8 45%
        2,144  
2016-9月 90 図書館複合施設用地を取得するもの 議案書のとおり 218  
 
年商は当該企業のHPまたは他Web情報からの参考値です。
 

2017年9月11日 (月)

現本館の後利用について、保坂了教育総務部長の答弁

橋北議員の質疑にみる勘違いと公益VS私益
 
9/12 一部追記。図書館を追い出し、地域住民用スペースの拡大を目論む?
巷でしまむら図書館と揶揄される上平新図書館が完成すると現本館の本はごそっと搬出される。その後リニューアル工事を経て狭分館として再スタートする運命だ。
 
現本館の行く末は、廃止、残す、133㎡、1Fの一部と説明が二転三転しており霞がかかったような状態だったが、先日の9月議会の橋北議員の質疑で少し明るみに出た。島村市長派与党系議員による予定調和の成果なのだろうと思う。
 
事前打ち合わせをした下手な朗読劇を見に行く暇はないものの、本日、録画を見ての筆記に苦労した(聞き違いの場合はご容赦を)。
 
「お二人さんよ。あんたらの原稿をpdf公開すれば高コスト議会なんかイラネ」。
生産性と言う言葉を理解できない人達と付き合うのは忍耐がいる・・・。ビデオはこちら(9/8 本テーマは頭12分まで。全体は約35分)
 
1 地元、上町を代表する議員としまして地元の要望をふまえて…
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 冒頭、耳を疑った。
 橋北富雄議員は上町選出議員ではない。選挙区は一つしかない議員であることを忘れている。「公明党を代表して」というなら話は通ったかもね・・・
 重ねて問うが、上町住民に対し「現本館後利用の件」を全戸訪問でヒアリングしたりアンケートをしたと言うのか!
 
 やるわけないよね。
 よって「上町代表としての要望」と言うのは誇大であり慢心である。
 地元の要望と言うなら定量的な裏付けで言うべきだ。
 
 たぶん、彼が聞いているのは「支持者」とか「図書館を利用しない人」なのだろう。「本館を守る会アンケート」には上町利用者は移転反対が圧倒的である。こんなことは図書館を利用していなくても分かるFactである。わざわざ遠くなることを喜ぶ人はいない。
(最後の午前開館しない分館事情のエピソードは、今頃知ったみたいで何とも心もとない。後ろの人は三年間議論したと胸を張っていたが…)
 
 残念ながら、傍聴席や議場の人達はこの発言をごく自然な言葉として聞き流したようだ。しかしこの後の地元利用化の話からして「現本館1F」が地元占有化されてよいのか?
 
 他地区代表(!)議員や他地区市民はクレームを付けないのか?
 公益性をこれほど狭くしか理解できない自治体ならば、上尾市は解体すべきだろう。
 
2 保坂了教育総務部長の答弁
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  1. 2Fは教育センター、1Fの一部に分館機能を。公共施設等総合管理計画との整合性により面積240㎡程度になる。地下室は市の文化財(民具?)や資料の保管庫に。
  2. 平成30年度中にリニューアル計画の検討をする。平成31年に設計し、平成32年に工事。
  3. 検討には今年度実施したアンケートと市民会議の意見をできるだけ反映する。
  4. リニューアル計画の基礎資料とするためのアンケートでは本の種類や量の充実、学習室を作れ、交流スペースなどの要望があった。
  5. 平成30年中にリニューアル計画案を作り、その後パブリックコメントをとる。
  6. お話の部屋は残す。
  7. 地域住民の方が利用できるスペースを可能な限り検討したい(橋北議員が「地域の方が活用できるスペースあってもよいと思う」への満額回答である)
    この要望と回答には、ともに理由や根拠がないと言う点が本質である。
------------------ 
 
●(やや専門的になるが)図書館部が240㎡の根拠に「総合管理計画・・・」をあげるが、その根拠は薄弱である。
その前に、当初は「公共事業最適化債の面積制限」を根拠に狭くなるとしていたが、それは自分たちの理解力不足による間違いであったことが6月議会で井上議員に指摘されて今回は言わなくなった(成長の跡が伺える)。
 
だから、残ったのがこの「管理計画根拠説」である。でも、その文書(下)を読めば「狭くしろ」とは書いてない。たったこれだけの文しかない、どうにでも取れるお役所得意の表現である。極端に言えば全館利用もOK。
 整合性などと言うもっともらしい言葉は、権力者が恣意的に解釈できるから市長が替われば手のひら返しになる。
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●今の子供室空間に児童書と一般書を入れることになる。親子連れで気兼ねする人が現れることを、彼の部長には想像できない。閲覧机や学習机数は一体何席置けるというのか(ゼロかも)。高齢者に人気の新聞コーナーはどうなる。これを知った彼らの怒りは…。
●市民はぜひアンケートを見て欲しい。と言っても集計結果ではない、設問様式の方だ。そこから上尾市行政の能力や品質が見えるだろう。この質問議員はその是非を判断でき無いようだ。
●1階870㎡から240を引いた残り630㎡が地域住民用スペース(非図書館)になる。つまり図書館を減らして単なる地域集会室を作ろうと言うわけだ。この立地が持つ公益性にかなうか?。 1F面積で分館28%、地域住民用(公民館か?)72%
 
つまり図書館を遠ざけ、図書館使わない住民達の意見を採用するらしい。これが(     の)戦利品か或いは交換条件だな?・・・かっこに最も当てはまる用語を書きなさい(3点)。
 
●さて議員や行政担当者は次の設問に対して、合理的な返答ができるか?
 
  • お話の部屋を残す理由は何だ。説明なしはダメ、説明を明確にすることで、排除された機能との不公平性が露わになるだろう。なぜ現集会室(=学習室)を残さないのか。前者と後者の平均利用人数と稼働時間数(稼働率)を用いて、残す残さないを説明せよ。
  • アンケートを反映すると240㎡で本の種類や量を今よりも増やすことは無理。アンケートを活かすなどと言うのはウソになるだろう。
  • 新政クラブ斎藤議員の言う「今までと変わらないサービス提供」をどう実現するのか(2016/12/8文教)。
  • 幾らでもあるけど最後にこの質問はどうだ。
    一体、図書館は誰が使うのか? 一体誰が建て、維持費は誰が負担しているのか? その「誰が」こそが図書館のあるべき姿を決めればよいだろう。
 
 
3. こんな狭い分館を許すのか
 
 最大の大石分館は面積480㎡だが大石地区の人口は56000人。上尾地区64000人の88%である。なお駅前分館は上尾地区用ではない。これこそ上記計画書の「規模の最適化」を額面通り受け止めねばならないだろう。
 
参考 年間稼働日は302日。
2014(H26  来館人数  一日平均 2013年比 2012年比 延床面積
本館 439,239 1,454 -4% -8% 2,337
駅前館 90,102 298 -4% -11% 242
大石 96,138 318 -2% -15% 479
合計 625,479 2,071 -4% -10%  
増減人数     -23,992 -67,048  

上平新館は年90万人目標と保坂部長は宣言し賛成議員は無邪気にそれを受け入れた。
一日平均3000人。
休日なら4~5千人来ないと達成できない数字だ。今と同じ9時~19時の10時間営業とすると休日400~500人/時一分間6~9人の入場
 
図書館の前に「市」ができる。
 
イヤ~、上平で一体どんなショーをやるのだろうか・・・
 
 
 
 

2017年9月 3日 (日)

上尾市図書館本館の分館化レイアウト案のいろいろ

本館を守る会のレイアウトのページに、4つの案があります。

  • A案・・・図書館と教育センター、他施設、地下室再利用
  • C案・・・図書館をそのまま残す、教育センターは地下室へ
  • D案・・・市の言い分を予想した図とあり、市民案ではない
  • E案・・・図書館と教育センターで分けて、地下室は図書館用
 
今のところ実質三つだけ。
本当に上尾市はD案みたいな狭い分館をごり押しするのでしょうか?
 
 
二ツ宮の上尾市文化センターの改修が終わり、10/1に内覧会を開くそうです。
 
広報のトップ記事に出ていましたが、改修費用くらいはきちんと明記する習慣が必要です。浮かれてばかりいられませんからね・・・

2017年8月18日 (金)

日経さいたま版、今どき図書館という連載記事

共通するのは、なあに・・・

Img_052128/23 ムサシノプレイス追記。
 
ライトな感じの連載記事が始まっている。
 
1 都立多摩図書館 国分寺市
 
 6000タイトルの雑誌が最新号から過去一年分読めるという。名付けて東京マガジンバンク。書庫を含めると17000タイトル。雑誌をたくさん集めたのは中央図書館との役割分担のためという。 最近、大宅壮一に関する本を読んでいたので、そのスケールの大きさに驚く。
 西国分寺駅歩7分。若いころ住んでいた近所だった。
 
2 大和市文化創造拠点シリウス 神奈川県大和市
 
 記事的にはこれがユニーク。
 昨年11月開業以来、年間目標の2倍以上の約230万人がきた。地上6階、地下1階建てで床面積2万3千平方メートルとでかい。
 2階には居心地良くした2時間100円の有料ラウンジがある。 ( ゚Д゚)
 なら、本も一冊50円で貸し出したらと思うね…
 
 「本が主役ではない、本をきっかけに人が集まる居場所だ」。いいこと言うなあ、と大木哲市長の談が書いてあったが、Wikiではなんだか・・・。
 それはともかく会話OKスペースやイベントが多いのが市民に受けている。
 大和駅歩3分。
 
 
3 鴻巣中央図書館 埼玉県鴻巣市 
 
 記事的には問題がある。
 貸し出し記録を通帳に記帳するサービスを始めたことで有名。ATMを模した機械に「通帳」を差し入れると貸出記録が印刷され、履歴がたまることで読書意欲を高める効果があるという。
 
 2010年に同館がJR鴻巣駅前移転を機に小学生対象に3館で導入。今年5月には全年齢層に拡大した。 過去10年で児童数は千人減ったが、読書数は伸びたという統計が出ていた。
 
 コスト情報が何も書いていない。行政サービスはつねにコスト見合いが当たり前なのに。
 ネットでは記帳機は一台500万円とか通帳も1冊数百円するらしい(競争が働かないようだ…)。
 2000円/冊の本なら2500部買える。しかも本館一台では不公平という声で、分館数まで導入となるとまさに「本」末転倒。 過去記事より
 
 指定管理者はTRC。通帳機械は誰の発案なのか、その辺りまで探るべきと思う。
個人的にはこの記帳サービスにもっと付加するアイデアがある。さらに言えば、こんな過剰投資をしなくてももっと知恵を出せばカバーできると思う。
 
 
4 みずほハスの花図書館 千葉市
 
 寝転がって本が読めるとか、おしゃべり可の図書館として注目された。でも寝っ転がって読める空間など大型図書館ではマット敷きの児童用空間があるから珍しくはない。むしろ上尾市の本館が35年前からそれを実施している点で優れている。
 「大人が寝転がって本を読める」ならば人が犬を噛んだみたいにニュース価値はある。
 
 会話可能は、当方も前から主張してきたことでその実例はうれしい。もちろん限定スペースにするなどの工夫は必要だ。
 
 今の時代、集客増の図書館を目指すなら、伝統的に排除してきた機能を取り込めば良いだけの事。飲食可、そしておしゃべり可である。そもそも借りた本を家でコーヒー飲みながら、ミカン剥きながら読んだり、テレビつけっばなしで読むことがあるのだから。
 
 図書館で他人の声が腹立たしいのは、騒音よりも「ルールを守らない人」への嫌悪だと思う。日常の読書や学習は必ずしも静かな環境とは限らない。上尾駅前のベローチェに行くと、とんでもない騒音の中で読書や勉強している人が居る。コーヒー一杯が安くてクーラー効いた空間であれば、他人の声など我慢できるのだろう。
 
 「ここはうるさい図書館」と看板に書いてあれば文句は出ないかもしれない。もちろん伝統的図書館を愛する人には噴飯ものだが、そのうち麻雀できる図書館なんてのも・・・
 
 
 
5 武蔵野プレイス  東京都武蔵野市 
 
 「今どき図書館」と言う連載はこれが最後だった。たった5本、しかも超有名な成功事例とうたわれるムサシノプレイスで締めくくのはさすが日経。
 
 文教面の掘り下げが弱いなという意味ね。
 日経ならせめてマスコミが群がった民活事例の武雄市ツタヤ図書館のその後の姿くらいを分析する義務があると思う・・・
 
 でも、ムサシノプレイスを酒も飲める図書館という感じで伝えたのはいいかも。
 最近の都市型の新設図書館では喫茶コーナーを設けて本を読める例は珍しくはないが、ここのカフェ・フェルマータ店は夕方から男性はビール、女性はワインを飲みながら館内の雑誌を持ち込んでくつろいでいるとある。
 持ち込むということは、貸出手続きをしていない本なのだろう。駅徒歩1分でオムライスやカレーなどの飲食しながらタダで雑誌読めたら、そりゃ人は集まるよね。
 
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 昔、この名前を知った時は葬儀屋と勘違いしたものだが、ムサシノプレイスは優れた事例なので、図書館などの文教施設を現代に再定義したい自治体にとっては良い手本になる。
 きっと2番目の大和市シリウスなどはそうなのだろうか。
 
 
 ただし、私利私欲や考える力を失った自治体には、市民に知られたくない事例だろう。
 
 
 
 
関連
 

2017年8月 7日 (月)

上平新図書館の設計図が新しく更新、これが最終版

上平は遠きにありて恨むもの・・・
 
図書館が遠きに去りて恨むもの
そしてネットでかりるもの
 
ムロン 反対 sweat01
 
追記と変更
基本的には前とあまり変わらないが最終版。建設会社の入札も進んでいるようで、秋には工事が始まりそう・・・
 
上尾市図書館のHPはこちら。 参考/ 古い説明書pdfはこちら
1Fの図面
Photo 
 
政策のほころびを繕う自動書庫の導入は確定だ。郊外で自動書庫を入れるのは珍しい例になる、という指摘を知りたい人はこちらへ。 こんな幹部は辞表を書け
 
●開架数の明記が見当たらない。
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現本館の収蔵能力は約30万冊ですが、新図書館はさらに約13万冊増加し、約43万冊の収蔵を可能にします。
現本館と比較して約1.5倍を超える開架面積と閲覧席を設けます。 
--------
前は開架18万冊、閉架25万冊(計43)だが、今回は開架が見あたらない。18万冊を本当に置けるのだろうかと言う疑問は依然残る。またウソか!窮屈な図書館はこちら
●児童書エリアの面積と開架数も不明。
 
 書棚配置が完了しており、見積りは可能のはず。
 
●2Fに各種部屋が集まる。誰でも使える学習室の面積は106㎡とさほど広くはない。54席、隣にグルーブ学習室12席がある。後者は中学生層の友達との一緒の学習用だろうか。
 現本館の2F集会室は94㎡、54席(間あけて座りたいがため実質36席)。夏場は80%-100%稼働である。 果たしてどれだけ上平へ行くかは、現本館にどれだけ席を残せるかによる。
 
 

2017年7月28日 (金)

上尾市の本館リニューアルアンケートの集計結果が出た

上尾市は聞け!、VOA
 追記 下記ファイル内容への考察追加等。
 
上尾市図書館の本館を上平に移転するため、今の本館を小さい分館にします。市が6月にそのアンケートを行い、結果が出ました。
 
●下記は管理人が少し解説を書き込んだファイル(約1.3Mb)です。 
 
 上尾市サイトはこちら。集計結果のみです。どう分析しどう考察したのか、という視点のレポートがありません。時給850円のアルバイトレベルの仕事ぶりです。税金コストに見合うと言えますか。
 
 自由コメント欄への記入率は一般は33%、児童は41%です。なお「本館を守る会」アンケートでは一般が女性49%、男性37%。児童は76%。
 この値から、回答者がどれだけ能動的であったか推察されます。市と市民組織の二つのアンケートを比較することをお勧めします(文末へ)。
 
 ヤブヘビだったかもしれませんが、コメント欄はシマムラ図書館計画(上平移転や現本館が狭くなること)へ否定的あるいは懐疑的な意見が多数あります。
 集計して政策を否定するような結果がでるような設問自体は、初めから避けています。ですから腑抜けなアンケート設計なのですが、このコメント欄は主体的上尾市民の声(VOA)です。
 
追記 滞在時間の設問は評価できます。30分以内が約四割、1時間以内が約八割です。
------------
以下は上記ファイルに書いた考察より。
 
コメント欄の300人の要望実現には「どんな分館か」というレベルを超します。現本館をもっと大きくしないと実現できません・・・。
しかし上尾市が最初に考えていた構想は、そもそも廃止。
その後は、上平新館のために廃止する133㎡の今の上平分室の面積でした。
その後は県提出資料に150㎡。現本館の十分の一です。
その後は、1階の一部という曖昧さ。
 
母親と思える人の「お話の部屋の存続」を願う声がありますが、それは甘い認識。
立ち話の部屋ですね。
 
面積を示せないのは、彼ら「図書館部門」にはその権限がないから。現本館も複合館化しますから、市の内部調整・力関係で決まると思います。市民よりも庁内の目を気にします…
 
だから、どんな分館を望むかを聞くこと自体に無理があります。このアンケートが単なる民意を聞いたふりをする形式行政の消化なのか、当初予定よりも広い分館を実現するための呼び水となるのかは分かりません。
 
図らずも後者となれば、やったことには価値があります。
が、最も不足してるのは上尾市民の住民意識です。
私の提案は最低800m2(1フロアー)です。
または縦に分割するメゾネット式利用。
 
 
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2017年7月23日 (日)

Excelのツリーマップとサンバーストグラフを使った例

Excel2016からの新機能グラフを試す
 

上尾市図書館本館を守る会のアンケート(こちら)を使って、Excel2016から追加された新しいグラフ(階層構造の視覚化)を使ってみました。

 
1. ツリーマップのグラフ図
 アンケート回答者の性別と年齢(プロフィール)を面積で示します。女性の方を見ると分かりますが、データの多い順に自動で並べ替えられて表示されます。視覚的に相対比較をしやすいのが特徴です。
 グラフ枠をマウスで縦横に拡大縮小すると自動的に並びまで変更されます。B/Sなどの会計情報の図表化にも利用できるはずです。
 なお、要素が多いと見にくくなります。 グラフはクリックで拡大。
 Photo_3
2. サンバーストグラフ
 上の1のデータを利用した例。本来のサンバーストとしては物足りないですが、円グラフに近いものができました。データの大きい順に自動的に並びます。
 Photo_4
 
3. ツリーマップで分析する
 本館の上平移転に反対する理由を、その人の交通手段別に見たものです。こちらの方がより分かりやすい分析図になっていると思います。
 2_2
 
 
※ 最後に、Excelは肥大化するたびに実行速度が遅くなっているのが問題です。パソコンのハードの性能向上程度ではどうにもならない問題です。
 本当に深刻です。今回追加されたグラフは組み込みオプション扱いで十分です・・・

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  • はるかさん
    上尾市民として市政とりわけ図書館問題を熱く語っています。ぜひ飛んでください。 かまってちょうだいの意ね。
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