カテゴリー「図書館」の129件の記事

2019年10月19日 (土)

本館を守る会ニュース14号のご案内

コメントがなかなか表示されないからといって恣意的なのではありません。システム障害の一つ。

 

上尾市図書館本館を守る会の最新14号ニュースを発行しました。

記事タイトル

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・台風19号の本館被害、雨漏りだけでなく、天井板落下
・上平の三億円広場、当面はゲートボールなどに

・ブロック塀事件の続き

・百条委員会の始まり

・市議選は45人乱立?

こちらの守る会サイトへどうぞ

 

2019年8月18日 (日)

上尾市図書館の分館別貸出数の減少率

前年比は微増でも四年前とは比較にならない

 上尾市政に関与したのは図書館問題がきっかけ。23万人都市といいつつ、行政も市民もデータに基づかない情緒的な議論ばかりしていたのに呆れたから。その後、現本館は「二度にわたる試練」を「二度にわたる偶然」により生き延び、築年数だけを重ねて今にある。

 行政は将来を固定化したくないから、当面という言い方をするが、本館を巡る動きはしばし休戦だろう(今はそれどころじゃない)。ただ、相変わらず築年数と面積でしか見ないようだ。

最新の図書館要覧(中身は2018年度)が発表されていた。心なしか、以前よりデータやグラフ等が洗練されていた。

久しぶりに新データを追記してメンテナンスをした。そもそも図書館要覧も最新データを上書きして再利用で作っているだけだ(笑)。

全体の貸出統計をみると、前年の過去最低を更新すること無く微増に転じた。まるで上平移転をしなくて安堵したかのように(余りにも嘘っぽいな.笑)

単位は千

16
28

17
29

18
30

前年比

蔵書数

594

590

594

0.82%

貸出冊数

1,263

1,217

1,221

0.26%

貸出利用者数

406

394

399

1.36%

今回は各分館のデータを四年前と比べた(HPに四年前のpdf要覧があるため)。

貸出の利用者数、貸出点数ともに目も当てられない姿だった。

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  1. 利用者数(青)はわずか四年間に全体で7%減少、四つの分館は二ケタ減少である。
  2. 貸出点数(赤)は全体で9%減少。本館と駅前館の落ち込みが9~11%減とキツイのが響いている。
  3. 富士見小学校内にある「子供の読書活動支援センター」は数百人レベルと利用規模は小さいので全体への影響はないが、半減レベルの落ち込み(グラフは省略形)。減少理由は不明。

本館の貸出が6万冊も減ったのは驚き。その理由は、世代別・性別のセグメント統計を(ソースデータで)見れば分かると思うが、そこまで深掘りするのはもう面倒だ。読書離れと少子化、共働き世帯の増加ということにしておこう。

平方分館と橘分館の利用者数の減少は止まらないのだろうか。一日平均、三十人弱だが、ことしから午前開館へサービス強化をしているから、どのくらいプラスに転じるか見物だ。 

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2019年6月20日 (木)

図書館計画が文教政策では無かったを示すテクニカルな例

最適化債で見たのは、空っぽの世界

逮捕市長の上平・新図書館計画は表向きボツになりましたが、今につながる大切な事を書いておきます。
(但し上平の用地には新施設計画を相変わらず問題多い方法で行政経営部が進めています)。

島村さんは当初、5千㎡巨大単館構想でしたが、半年後に複合施設計画へと替わりました。(変更は行政経営部が主導したと推測します)。その結果、現本館の建物は他の施設と小分館、上町住民室(地元対策用)等からなる複合施設にするつもりでした。

議会では教育総務部(H部長)が、公共施設の統廃合をするときに国の最適化債を利用するため、分館として残すのは150㎡ほどになると説明しました。議員はもちろん市民も、「難しくてど良く分からないが、国からカネもらえるから狭くなるのは仕方ないね」というムードでした。

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最適化債とは人口減少に備えて老朽施設の統廃合を進めるために、費用の一部を交付税で補うものです。適用条件は概ね「統廃合前の床面積合計>統廃合後の床面積」というものです。

2017年3月に書いた(長文です)ように、施設ごとの面積値が公表されてから私的に計算したら、行政の解釈がおかしいことを発見しました。上町分館は理論的に2300㎡位まで可能です。

つまり「全体面積が1㎡でも減ればよくて、個別施設(図書館機能)の面積が減る必要はない」のですが、彼らは後者で理解していました。

その後、井上議員へメールをし、彼も半信半疑となり県庁を訪問して確認したようです。6月議会で従来の市説明はウソではと怒りました。それは井上レポートにあります。民間ならトップに誤った進言をすれば、左遷人事ですがH部長やS参事らは謝罪すらせず安泰(畠山市長には交代させられた)。もちろん多数派議員には難しくて理解できない内容です。

さて、伝えたいことは上の手柄話ではありません、ここからです。

「市の誤り」に気づいたものの、こんな基本的なことを上尾行政が間違えるはずはない、自分が情報不足による勘違いをしているとまずいので確認をしました。なにしろ市民と行政では情報格差があり過ぎですからね。背景を告げずに、制度を理解していそうな人に統廃合パズルの問題として尋ねたのです。

応えられる部門は一つしかありません。

その職員は教育総務部が勘違いしている、とは知りません。こんな狭い庁内が有機的につながっていないことを強く実感した瞬間です。縦割りを理由に、知見を共有しない体質が市民サービスの劣化をもたらす事例です。(蛇足ながら、このブログで指摘するミスは当該部門に伝えて直すのは、皆さんに見られているからです)

もちろん田中島村による愚か者の集合・八百長議会では、何でも通ってしまうわけですが、議会で恥をかかせることはできました。しかし、多くの関係者には忘れ去られています。

結論

彼らは床面積しか見ておらず、床の上でどのような人々が、どのような目的や気持ちで過ごしているかを一顧だにしないということです。だから懲りることなく、今回も予算案に「わざと三年もかける」陽動作戦を使って市民を騙し、反対運動の分裂を図ったのです。政策担当者が良かれと思ってやっていても、市民と向き合う葛藤の無い人ではマスター○○○○になるという見本です。またやりますよ。

この続きは、公共マネジメントのフロントランナーとして一躍注目されながらも、この三月に解散させられた秦野市公共マネジメント課の考察の中に、上尾市の恥ずかしい真実があることを紹介します。

 

2019年5月 6日 (月)

行政の杓子定規な対応・・・ここは遊ぶ場、自習は禁止よ

下の記事のコメント欄に綴られた長文は、小さなできごとによる指摘ですが、世の中の根本的な問題を孕んでいると思い、人目に触れるように記事化しました。

 同じ図書館を扱いながら、この差はどこにある

投稿: まめ | 2019年5月 6日 (月) 13時56分 

上尾市には、こどもの城と言う児童館があって、そこには、図書室があり、椅子とテーブルもその部屋にあり、そこでゆっくりと本が読める訳ですが…
子供が学校を通して「読書パスポート」と名前のついた手帳をすでに貰っていて、それには、日々、読んだ本のタイトルを書いて良いとされています。この長い10連休の間にも、読んだ本のタイトルを読書パスポートに書いておくことが、学校の宿題のうちの1つにありました。
こどもの城の図書室で、1度に6冊の本を読み、そのタイトルを読書パスポートに記入をしていたら…職員の方から「ここは、勉強をするところではありません。」と注意をされたそうです。それに対して「学校の宿題で、読んだ本のタイトルを書かなきゃなので、書いているだけです。」と返したそうで、すると職員の方から「では、終わったら、すぐにしまって下さい。」と言われたそうです。この子供と一緒に付き添う大人がいての話。
このやりとり、一体何が良くないの?と思っていましたが…

後日、こどもの城に電話で、図書室の入り口に子供目線で読める注意書きは、何って文言が書いてあるのか?を聞いてみたら、その方は文言までは覚えていないそうですが、こども城は「遊び場」なので、自習などは禁止にしていますとのことでした。 
読書パスポートに記入していただけで、注意されたことまではこちらは全く伝えていませんが、その方の説明では、鉛筆などが落ちていると小さな子の遊び場として、危ないからという理由もあるそうです。
結局は、子供が安心して本が読める場所として、最適なのでしょうかね?

沢山、本を読んで本のタイトルを書いていて注意を受けたら、子供心にどう思う?職員の話の持っていき方はどうだった?
上尾市は、ハコモノを作ることばかり、一生懸命になっていないで、職員などソフト面も磨いていただきたいなと思う話でした。
上尾市教育委員会は、読書パスポートを渡して、読書を推進していますと言っていても、上尾市の子供に接する職員の現状は、こんな感じです。

end


 

 そんな型にはまった指摘をしたら、現本館だってつまみ出される人が続出。上尾の市役所だって教育現場だって議会だって、サボる人間を雇う所ではありません、と返しましょうかね。

世の中が事なかれ主義に陥ると、どんどん窮屈になりますが、弱そうな者には注意をし、強そうな者には見て見ぬふりをするのも世間です。お子さんがそれを体験したわけですが、まだ早すぎたかも…。

仮にですが、委託先のパート職員だとするとその杓子定規な応対は、低コスト化の悪い面とも言えます。

 

 

 

 

2019年5月 5日 (日)

同じ図書館を扱いながら、この差はどこにある

上平新図書館(複合施設)は今年度中には完成予定だった

 ある方から、二つの記事を頂いたので紹介します。図書館問題に理解を寄せるだけでなく、自然保護活動や障碍者支援にも勤しみ、畠山市長とも少なからず親交のある80歳過ぎの方です。上尾には議員や職員よりも優れた高齢者がたくさんいます。 

(1) 泉大津市は駅前ビルへ、市長が27分間、シナリオを見ることも無くカメラ目線で動画配信

 記事より:  いま図書館は、本を読み、借りる場所から、地域の情報センター・・・、まさに地域のコミュニティの核になってきている。大阪府泉大津市では、現図書館を駅前ビル4階に移転し、・・・実施設計プロポーザルの公募を開始した・・・。そして市長自らプレゼンテーション動画を配信・・・。

 記事はクリックで拡大。

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(2)大田市は駅前に美術館と図書館が絡み合うユニークな施設を建設。予想の三倍の来館人数

東武伊勢崎線の太田駅前に三階建ての施設を二年前に建設した。当初はフロアで分離するつもりが、ワークショップに参加した市民から「分けない方が面白い」という意見が上がり、実現へ。功を奏して想定した3倍、年間30万人が利用している・・・。

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 さて一つ目の記事、記者執筆では無いためか、できすぎ感があったためネットで見に行ったら、市長の動画はともかく、新築の方が長期的に割安(改装6億円、年間5千万円)、開架書籍数が少ないとか論陣を張る反対議員もいて、それはそれで健全です。

 太田市は富士重工とブラジル人が多いことで有名ですが、太田市美術館・図書館という建物もWebサイトもお洒落です。その建築家の平田晃久氏のメッセージを引用します。

太田駅北口にこの美術館図書館がつくられることになったのには切実な理由があります。
太田市は人口20 万を超える豊かな市であり、太田駅はその中心に位置する、一日の乗降者数が1 万人を越える駅です。しかしながら現在駅前は閑散としています。多くの人々が車中心の生活をし、郊外のショッピングモールで買い物をするようになった結果、街の血液である歩行者が少なくなり、駅前の魅力ある街並みが喪われつつあるのです。
この建物は、人々の流れをもう一度駅前に呼び戻し、駅前の街並みを歩いて楽しい魅力あるものに育てていくためのきっかけとして構想されました。私たちはその構想に応えるようにして、建物の基本的な考え方をつくりました。


 逮捕市長と取り巻き部長、新政クラブや公明党達が「の拠点」と宣伝した上平新図書館建設でしたが、「の拠点」が完成しなくて幸いでした。なお、太田市は人口22万人で一般会計予算は797億円。上尾市651億円とは規模が違うだけではなく、太田市HPも実用性重視の設計であることから行政マネジメントレベルは高そうだと思います。そして驚いたのは・・・

市のフレーズです。

人と自然にやさしい、品格のあるまち 太田

 

 

 

2019年3月19日 (火)

撒かれたエサが分断を作り、北上尾館の人気化は本館衰退へ-5

偽装計画シリーズ 1反対 2ハガキ  3陽動  4過信 5餌付け 6動議

予算案が通ったら(県警しか)止められなかった、が教訓。

ネットには常に刺激的な表現があふれています。だから「餌付け」も軽く読みましょう。さて「3陽動」で十分と思ったのに、そうでもないから投稿を早めました。

1.現本館は二年半休館とし、その後は()上町分館として複合施設へ。

分館面積や中身は不明ですが、地元対策として地域民室は用意するでしょう。あの程度の工事に二年半もかける狙いは、以下のように北上尾館のファンを増やして固定化するための時間です。後戻りできないように・・・

2.北上尾館を人気化させて閉鎖できなくなるのがシナリオ

議会でも閉鎖するとは答えていません。「一時的」との答弁はそれで正しいのです。館仕様は「3陽動」の中ほどに書きました。現本館2F970㎡ですが階段やトイレも含めてのこと。つまり借上げ2000㎡のうちの図書館1000㎡は広く感じるかも。大石分館の460㎡で5万冊よりも少ないのは、本よりも居場所重視と思います。または三年後に面積広げるとか。

 

2億円の内装費はPAPA側工事によるために割高感があるのは、工事管理費に15%入れたら3000万円というように民間の自由です。

Wi-Fiは磁石のように今までと違う人を吸い寄せます。夏場は人気です。スマホ画面だけを眺める利用者が長居をしても、「そこ座らせて」とは言えません。

電子書籍は全体の貸出増にはならないと思いますが、新しもの好きで政策達成感に浸りたい人は行政や議員にもいます。例えば、教育委員会は電子黒板の学校導入を『戸田市と本市のみ』と自慢するのは、効果への責任が無い気楽さです。音楽配信もやっていますが、その報告と検証は不明です。

学習室は人気がでます。今が貧弱すぎだから。隣席との仕切りを入れた机は本館の事務机とは大違い。中高生にはWi-Fi付きで人気化しますが、居心地の良さは睡魔も強いですよ。専用の持込PC席は社会人の学習に好まれ、時間別利用にするかもね。

とまあ、商業施設の中に小ぎれいで先端的な北上尾館は、現本館よりも多様な客層に支持されます(読書層には向かないかも)。

北上尾館を図書館だけではなく、コミュニティゾーンやドリンクゾーン等々を一体的なものとして市民は認識しますから、図書館として駄作でも…
人気あるのに二年半で閉鎖しないで(泣)。立派な施設をナゼ解体するのだ(怒)、と言われます。三年後、残留を望む市民の声に応えてあと五年延長と言って、地元議員共々点数稼ぎができます。

公共マネジメント(こんな表現に市民はからきし弱い)を前面に、老朽施設の統廃合は待ったなしとして成功例を挙げたり、「旧本館」と突き放す表現をし、電子書籍を例にして「一カ所に蔵書がたくさんある必要がないのが今の時代」とかなんとか言っちゃって現本館複合化を練ります。

「利用しない役人に言われる筋合いはない」ですよね。

3.反対運動は弱体化へ

島村案の中止は、別件W逮捕と工事直前という幸運の産物です。初期予算で動き出すと止められないことは前回の教訓のはず。

空になった本館から北上尾館へ人は流れます。公益無視の島村案には反対の大義があり、利己的動機も混じっていたけど大義がそれを隠しました。今回は前とは違い利用者エゴの綱引きも予想されます。単館と複合施設型の好みの相違は反対運動を弱体化します。変わらないのは、上尾行政の誠実性の無さです。

議会の反応。政策フォーラムは市長に寄り添い、新政クラブや公明党は条件次第でしょう。共産党は選択を迫られます。高齢化も進み、以前ほどの反対運動は起きないでしょう。

12月市議選でまた図書館を争点にしますか。仮に計画を撤退したら、また損害が発生して二回連続です。できますか、と言いたいけど小牧市はではまだやってます(呆)。

4.透明性が無いから3/20水に止めよう。

市提案の予算案から上記計画を除いた新政クラブの修正案で可決させます。市案が良くても、半年ズレたところで誰も困りません。このような「姿無き図書館像」を担当部門が描くはずがありません。
 勘違いしないで下さい。北上尾館がダメと言っているのではありませんよ。二つの計画が怪しいと言っているのです。

止めてオープンにしましょう。

to be continued

 

2019年3月18日 (月)

ウソまで付いてやる過信はどこから来る-4

偽装計画シリーズ 1反対  2ハガキ  3陽動  4過信  5餌付け  6動議

個人では市民の声を聞くが、組織での行動基準が無い。

本館を長期間もぬけの殻にして、PAPAに一時移転と言いながら巨費を投ずる計画は陽動作戦だと前記事3で論証した。「信じられない」という気持ちは「騙された」と思いたくない被害者心理に近い。

どうしてこんな不誠実な計画を描けるのか、と犯人探しをする前に、「本館守る会」は反対表明をしている。「図書館を考える会」は考えているのだろう。島村案中止で安心しきった市民はともかく、議員の中には与党バイアス(権力への恋慕)を感じる。だからこそ新政クラブと公明の多数派は反対した。

すでに理由を3番で書いたが、もう一つの絶望的な理由(5餌付け)は後回しにする。私的には、彼らの過信が一体どこから来るのか恐ろしい位、理解不能である。繰り返すが彼らへの評価は、それなりの入職試験をバスして一人一人は真面目で優秀だ。対面しても良い人が多い。

しかし地位が上がるにつれて無能(保身)になり、個人としては善良でも、組織人としてふるまうときはバカを通り越して卑劣になることを、島村計画でさんざん見てきた。 

1.「市民の声を聞く気」は全くない。

「市民の声を聞くべきという発想はないよ」

「個々の職員にその思いがあっても、職場の意思として共有されることはあまりないね」

と、退職者は語る。

市長交代が関係ないことは分った。圧力団体になれば彼らは聞くが(庁内評判を気にするため)、それは例外だろう。パブリックコメントが形式に過ぎないことを投じた市民も受けた職員も分かっている。アンケートをやると言ったら、わざと外した幼稚な設問をする。なお真偽不詳だが、今議会で郵送方式アンケートにするような答弁に聞こえた気がする(利用者でない人にも送付する)

本館改修はハード面という理由で市民参加を拒否するのは、二年半もかかる真相がバレるから。PAPA利用計画にも市民参加は無い。彼らが機能レイアウトをはめ込んだが、他市ではあのような施設計画は市民参加をして決めるのがフツーだと思う(喜ばれるから)。だから「二年半で閉鎖なの」、「なんで一時利用にこんなにカネかけるの」と問われたら困るのだ。 

2.単年度主義が不透明にする。

民間企業に勤めた人なら分かるはず。投資計画とは多様な視点と時間軸で説明して(ムダな修飾語はない)、意思決定を仰ぐものだろう。つまり、市議会や委員会みたいにチマチマと聞き出すことは無く、提案者が必死に全情報を上手に説明するわけだ。決定者に出し惜しみするバカはいない。

彼らは情報を小出しにして将来を語らない。説明と言えば口頭だから正確に聴き取れない、配られたら学生の提案書まがい、ひどいものだ。よって「群盲象を評する」となり、全体が見えてきた頃には後の祭り。単年度主義が隠れ蓑になるだけで、悪知恵に優れるなどと感心してはいけない。 

3.素朴な質問をすれば、すぐ分かるのに。

「本館は長期休館ですが、一時移転した後、全て戻すと保証しますか」或いは「実験成果をお土産として、修繕前より機能強化されて戻りますよね」と問えばよいのだが、全議員とも聞かなかった。

すれ違い答弁をすれば、それでウソだと分かる。もし「元に戻る」が真実ならば、長期工事は機会損失(利用者の多数から利用機会を奪うという意味)であり、PAPA移転工事は多額でムダである、と攻めればよい。

4.不誠実さは消えない。

本当は「本館は複合施設にして、北上尾館を新時代に相応しい図書館にしたいとホンネを提案し、時間をかけて審議すればよいのに、「一時移転だから戻るはず」と人の良さに付け込んで政策を実現しても「不誠実」さは消えない。

たぶん、市民の声を聞かない一番の理由は「市民の意見を聞いていたらいつまでも決まらない」からだと思う。エゴ丸出しから公益へ思いをはせる人まで市民は様々だ。思い付きや感情だけで発言する、人の意見を聞く力のない人もいる、問題への理解度もピンからキリ、知性も様々、そして広域と公益で議論すべきはずの市議会は「恥の拠点」である。

to be continued 

5番の餌付けは翌日にタイマー設定済み。

2019年3月14日 (木)

現本館改修計画は陽動である。狙いは分割し減床へ-3

偽装計画シリーズ 1反対  2ハガキ  3陽動  4過信  5餌付け  6動議

ウソまでついて亡霊のようによみがえる計画を暴こう。

 

まずは死んだはずの計画についてのおさらいが不可欠です。

 

1.島村の上平複合施設計画の政策的本質とは

 

島村案では、最初は図書館のみの単館(5000㎡の巨艦)計画で議会承認をとりつけ、わずか半年後に議会に諮らず複合施設計画に変更しました。公共施設マネジメントの課題(こちら)に沿うものだと理解します。それは逮捕者二人の名誉欲やハコモノ欲に便乗したものの、アノ二人の頭で組めるプランでは無く、役人主導で進められました。

 

その時の事業資金に、8億円の最適化債(数十年)という国支援を得られるから好いだろうは言い訳であり、本質は公共床を減らす面積パズルゲームに過ぎません(この文脈の中で公務員が本気で財政を心配してくれている、と思う人は危ない)

 

しかし、対象となる床が利用者20万人超という市内№1公共施設・現本館である点を、「市民視線」をもたない彼らは、昔も今も軽く見ています(または眼中にない※)

)その原因は、3年の短期異動人事のぬるま湯組織では、サービス最前線に就いても市民目線など育つわけは無いのです。枕詞である「市民に寄り添う」の前に「我が身が大事」が付くのです。 

 

2.本館改修計画と北上尾館(PAPA内)の公表事実

 

■本館 今年度は改修設計料 26,826千円。2020年から工事、2021年度末(2022/3月)までにオープン。工事はエレベーター更新、トイレのバリアフリー化、外壁補修、非構造部材(ガラスブロック)の対策。「安心・安全確保のための修繕」であり、あと38年使えるようにしたい。計画への市民参加はない。工事費は来年以降へ。

 

 誰が読んでもヘンでしょう。
 引っ越して本年/9月~2022/3月まで2年半ですよ。この程度の工事にこんなに時間かけるバカはいません。民間なら、売上減を抑えるために必死で半年で仕上げて改装オープンですよ。半年仕事を二年かけてやると言っているわけです。

 

 時間稼ぎなのです。

 

()北上尾館整備事業 76,306千円(うち委託料24,550、備品購入費50,108など)。内容はPAPA賃貸全体の半分1000㎡を使う(現本館は2400)、本年10月オープンさせたい。自動貸出機、出入り口のICゲート(駅前館の防犯タグ化だろう)Wi-Fi、電子書籍、タブレット端末、書籍消毒器(桶川駅前館にある)などを試験的に導入し、利用者の評価を図書館サービス計画に反映したい。書架容量は45000(蔵書数ではない)。他にも自習(高校生)向け学習空間の提供など。
 なおPAPAへの賃料は坪300万円(共益込)、敷金1000万円。一年更新契約(らしい)。

 

消費者センター、商工会館、現本館の三施設の仮営業場所としてPAPAには2億円の内装費(PAPAが工事して市に請求)をかけます。三施設の必要期間は一年半程度ですむはずなのに。2018/12/6の説明資料はコミュニティゾーン(交流場所、ワーキングスペース、イベント利用)、ドリンクゾーンとサービス精神旺盛ですよ。パブリックゾーンは三施設が同時か時差をもって仮入居するだけではなく、他の相談窓口も設けます。ユーティリティゾーンには授乳室付きレストルームもあります。

 

それ以外に図書館北上尾館として備品5千万円をつぎ込みます。わずか二年で撤退する仮住まいに、面積は半分でも実験と称して本館より高いサービスを投入するのはヘンでしょう。他市の施設建替えでも、或いはあなたの家の建替えでも、仮住まいとは質素なものが普通です。

 

もうお分かりでしょう。ここまで充実して数年で撤収しますか。高級施設にして、恒久施設化を企んでいるのですよ。

 

・現本館機能が北上尾館に移ったら、二度と帰ってきません。

 

・空になった現本館を複合施設化し図書館は分館にします(島村の時は子供室面積しか残さない計画)

 

 以上が小役人が描くキラリの夢だ、とタダの市民が洞察するわけです。本館利用者にとっては悪夢です。 

 

そんなバカなと思う人は、3/11井上茂議員の最後の質問を聞けばよいです。

 

井上…改修後の北上尾館、図書館機能は閉鎖するのでしょうか。

 

小林克哉部長…現在の計画では現本館の改修における一時移転先としての支出として考えている。

 

答弁は形式を語るだけで将来を語らずにすれ違いです。

 

計画の前触れは6月の見直し声明にもあります。「図書館の本館の位置は、当面現在のままとしたい」(畠山稔)です。なんとも奥歯にモノの挟まった表現です。

 

しかし新政クラブに反対されて中止なら、ざまを見ろです。100歩譲って私の洞察が間違っていても、現本館は改修の前にやることが有ります。商工会館や消費者センタは時期をずらすとか、狭くても良いはずなので、必要面積だけ借りれば済みます。○○○○ゾーンなんて不要です。つまり仮住まいとして質素にしても、市民は我慢してくれます。

 

ちなみに現本館に入れたい一つが島村案と同じ教育センターとすれば(同建屋2Fの青少年センターは上平新館へ行く)1600㎡床が消え更地売却が可能で万々歳なのです(上尾警察斜向かい)

 

今回のシナリオの原点は1に書いた減床面積政策だと思います。それを新市長にやらせようとしているだけ。前任者の案は名誉欲が先走った上平なので、公益性や合理性の立場から批判ができましたが、今回の立地は集客性・利便性や駐車場の心配が無いなど前よりも正当性を主張しやすい点が強みです。
 そんなことが出来るはずは無い、と思いたいでしょうが、できますよ。どうやって皆さんを納得させるか、情緒的ないしは古典的な市民運動に無力感を漂わせるかは別途書きましょう。

 

畠山氏にとって公共施設の再配置や統廃合はいかにも「市長らしい政策の充実感」が得られるために、再選にプラスと受け入れているかもしれませんね。彼は全員協議会の矢面に立った時、「本館は市の中心が良いというが、その中心とは何処だ」と議員から聞かれ「駅の近くとか」と答えていました。北上尾は第二の中心エリア、駅も近いから間違いではありません(ムリ感はあるけどね)。

 

しかし、PAPA

 

丸広やショーサンプラザではありません。イオンモール上尾が2020年開業は衰退期にある市内商業圏に過去最大の変化をもたらすはずです。その推定年商からみたら(こちら)、しばらく市内商業床の動静を静観するのが定石です。前に書いたように、空床も市税も凋落の一途ですから(こちら)、行政は最後の借り手として引く手あまたなのですよ、困ったことに(笑)。

 

そして行政能力も凋落の一途です。そんなに減らしたきゃ、行政経営部施設課の面積を一人当たり1㎡にし、そこも移転候補先にすべきです。だって、

 

『隗より始めよ』でしょう。

 

 

 

to be continued

 

善良なる市民がふと思う「どうしてこんな事が出来るのか」といえば・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年3月13日 (水)

否決されるまで、回答できない市長へのハガキ-2

偽装計画シリーズ 1反対  2ハガキ  3陽動  4過信  5餌付け  6動議

 

 2月20日に一市民が市長へのハガキを提出している。(こちら)

未だに回答が無い。

と言う事実を見れば明らかである。

 回答は、(当局予算案が否決されることを意味する)本館改修が削られた修正案が可決された後に出されることになるだろう。

 

 参考 畠山市長の見直し案の広報文

 

2019年2月26日 (火)

畠山市長の上尾市政に求められる5つの学習効果

一度失敗しても二度繰り返さない人は許される。

三月議会が始まり図書館問題で気になるのは、上尾市は過去の失敗を繰り返すかも、という不安だ。少し秘話も交えて…

一つ目の学習・・・相場観と合理性のある数字を

北上尾PAPA2000(600)に入居する件では賃料の適否が問われる。あの上平の土地を相場より高く、前取得者の仕入れの4倍高に甘査定した不動産鑑定士の件を思い出す。市内の方であり、一般に不動産鑑定士の仕事は自治体に依存しているとも聞く(民間取引は相場が全て、鑑定コストは嫌う)。

今度のPAPAのオーナーは地元だから透明性と公平性が問われる。割安と言うなら、プロがうなずくデータを出せ。12/6説明会では坪5000円、共益費1000円と言っていた。予算の3.2億円の内、内装工事に2億円は豪華すぎないか。退去した時は消えるカネだろう。それとも、昨年末からの損害賠償で交渉が滞る4つの中小業者との関係ですか。 

二つ目の学習・・・ボンクラが起こす大損害事件

賃貸期間と更新や解約についても精査すべきだ。古い議員HP(1992)には、丸広百貨店の建物は上尾市(大三セク/上尾市都市開発)が建てたが、キーテナントのボンベルタ上尾(イオン系)が数年で撤退し、後釜の丸広に60億円で売却し21億円の市民負担を出した顛末が書いてある。

普通は簡単に撤退できないが、なんと中途解約の違約金が書いていない契約だったという。民間ならトップは辞任ものだが、損失は税金で補ったらしい。世間知らずもほどがあるという上尾の黒歴史だ。たぶん縁故入社だろう。 

三つ目の学習・・・利益相反に警戒せよ

見直し決定後に「島村計画を実現しろという市民運動」が起きなかったことが証明するように、別に本が読みたかったわけではない。しかし妥協として、上平地区用図書分館を造りかつ他の老朽施設の統廃合に使うという所までは確定している。

ところで島村計画では設計完了後に市民の意見を聞く「市民会議」を設けた。真面目な座長から「これって順序が逆でしょう」と言われるありさまだ。そして、会議の進行役は図書館流通センターの子会社元役員、委託先開拓のコンサルタントなのだ。利害相反が疑われる起用は市政の脇の甘さである。TRCは北図書館と桶川マイン図書館を抑え、時間がかかっても地理的に上尾も取りたいはず。このビジネスは人材確保がネックなので、近間で仕事場を複数確保することはドミナント効果がある。

つまり今度の統廃合の対象となる老朽施設の関係者や手柄を目論む議員が、検討委員会に入ることは利益相反になる。警戒すべきだ。

四つ目の学習・・・能力主義の人選

施設統廃合の検討委員会は議員4人、有識者4人、市民2人と予定する。本当はテクニカルな仕事だから、文教や福祉関係者だけではムリ。行政は肩書を重視して識者を選ぶが、「肩書き負け」の人も多い。まして議員が四人では、もはや政治案件である。当初2人だったので新政と公明が占めてしまうから、共産党、政策フォーラムにもという執行部の配慮なら感心するが、議員が四割もいる市民参加他市の笑いもの。

だから、四人枠をもらった市議会は潔く辞退すべきだ。有識者6、市民4にしますと言えば立派だがムリか。だからこそ全員に4000字の意見書を書かせてネット公開すべきである。同じテーマで書かせると能力がハッキリ分かる。バカな人がネットから引用すると、それはそれで直ぐバレる。

五つ目の学習・・・設計前に利用者と交流せよ

 現本館の改修計画が急に進んだ。H31年設計、H32-33改修工事、H33年度末までにオープン。市民はいそいでの対策を求めていなかったが、当局の方が老朽化した建物に危機感があった。その迅速さは評価するが、利用者の意見を把握しないで進めるのは拙速すぎる。

ここに書いた内容よりも優れた専門家プランがあるなら設計前に見せるべきだ。増改築でもないのに一年半もかけ、「きれいになりました」では、待たされた利用者や資金の出し手は納得しない。

●よく、行政は前例踏襲というが、間違いを繰り返すことも含まれるとは知らなかった。そして畠山市長は自分の人気が気になるならば、市民の意見を聞き市民と共に作る市政を目指すべきだと思う。

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