図書館

2019年3月19日 (火)

撒かれたエサが分断を作り、北上尾館の人気化は本館衰退へ-5

偽装計画シリーズ 1反対 2ハガキ  3陽動  4過信 5餌付け 6動議

予算案が通ったら(県警しか)止められなかった、が教訓。

ネットには常に刺激的な表現があふれています。だから「餌付け」も軽く読みましょう。さて「3陽動」で十分と思ったのに、そうでもないから投稿を早めました。

1.現本館は二年半休館とし、その後は()上町分館として複合施設へ。

分館面積や中身は不明ですが、地元対策として地域民室は用意するでしょう。あの程度の工事に二年半もかける狙いは、以下のように北上尾館のファンを増やして固定化するための時間です。後戻りできないように・・・

2.北上尾館を人気化させて閉鎖できなくなるのがシナリオ

議会でも閉鎖するとは答えていません。「一時的」との答弁はそれで正しいのです。館仕様は「3陽動」の中ほどに書きました。現本館2F970㎡ですが階段やトイレも含めてのこと。つまり借上げ2000㎡のうちの図書館1000㎡は広く感じるかも。大石分館の460㎡で5万冊よりも少ないのは、本よりも居場所重視と思います。または三年後に面積広げるとか。

 

2億円の内装費はPAPA側工事によるために割高感があるのは、工事管理費に15%入れたら3000万円というように民間の自由です。

Wi-Fiは磁石のように今までと違う人を吸い寄せます。夏場は人気です。スマホ画面だけを眺める利用者が長居をしても、「そこ座らせて」とは言えません。

電子書籍は全体の貸出増にはならないと思いますが、新しもの好きで政策達成感に浸りたい人は行政や議員にもいます。例えば、教育委員会は電子黒板の学校導入を『戸田市と本市のみ』と自慢するのは、効果への責任が無い気楽さです。音楽配信もやっていますが、その報告と検証は不明です。

学習室は人気がでます。今が貧弱すぎだから。隣席との仕切りを入れた机は本館の事務机とは大違い。中高生にはWi-Fi付きで人気化しますが、居心地の良さは睡魔も強いですよ。専用の持込PC席は社会人の学習に好まれ、時間別利用にするかもね。

とまあ、商業施設の中に小ぎれいで先端的な北上尾館は、現本館よりも多様な客層に支持されます(読書層には向かないかも)。

北上尾館を図書館だけではなく、コミュニティゾーンやドリンクゾーン等々を一体的なものとして市民は認識しますから、図書館として駄作でも…
人気あるのに二年半で閉鎖しないで(泣)。立派な施設をナゼ解体するのだ(怒)、と言われます。三年後、残留を望む市民の声に応えてあと五年延長と言って、地元議員共々点数稼ぎができます。

公共マネジメント(こんな表現に市民はからきし弱い)を前面に、老朽施設の統廃合は待ったなしとして成功例を挙げたり、「旧本館」と突き放す表現をし、電子書籍を例にして「一カ所に蔵書がたくさんある必要がないのが今の時代」とかなんとか言っちゃって現本館複合化を練ります。

「利用しない役人に言われる筋合いはない」ですよね。

3.反対運動は弱体化へ

島村案の中止は、別件W逮捕と工事直前という幸運の産物です。初期予算で動き出すと止められないことは前回の教訓のはず。

空になった本館から北上尾館へ人は流れます。公益無視の島村案には反対の大義があり、利己的動機も混じっていたけど大義がそれを隠しました。今回は前とは違い利用者エゴの綱引きも予想されます。単館と複合施設型の好みの相違は反対運動を弱体化します。変わらないのは、上尾行政の誠実性の無さです。

議会の反応。政策フォーラムは市長に寄り添い、新政クラブや公明党は条件次第でしょう。共産党は選択を迫られます。高齢化も進み、以前ほどの反対運動は起きないでしょう。

12月市議選でまた図書館を争点にしますか。仮に計画を撤退したら、また損害が発生して二回連続です。できますか、と言いたいけど小牧市はではまだやってます(呆)。

4.透明性が無いから3/20水に止めよう。

市提案の予算案から上記計画を除いた新政クラブの修正案で可決させます。市案が良くても、半年ズレたところで誰も困りません。このような「姿無き図書館像」を担当部門が描くはずがありません。
 勘違いしないで下さい。北上尾館がダメと言っているのではありませんよ。二つの計画が怪しいと言っているのです。

止めてオープンにしましょう。

to be continued

 

2019年3月18日 (月)

ウソまで付いてやる過信はどこから来る-4

偽装計画シリーズ 1反対  2ハガキ  3陽動  4過信  5餌付け  6動議

個人では市民の声を聞くが、組織での行動基準が無い。

本館を長期間もぬけの殻にして、PAPAに一時移転と言いながら巨費を投ずる計画は陽動作戦だと前記事3で論証した。「信じられない」という気持ちは「騙された」と思いたくない被害者心理に近い。

どうしてこんな不誠実な計画を描けるのか、と犯人探しをする前に、「本館守る会」は反対表明をしている。「図書館を考える会」は考えているのだろう。島村案中止で安心しきった市民はともかく、議員の中には与党バイアス(権力への恋慕)を感じる。だからこそ新政クラブと公明の多数派は反対した。

すでに理由を3番で書いたが、もう一つの絶望的な理由(5餌付け)は後回しにする。私的には、彼らの過信が一体どこから来るのか恐ろしい位、理解不能である。繰り返すが彼らへの評価は、それなりの入職試験をバスして一人一人は真面目で優秀だ。対面しても良い人が多い。

しかし地位が上がるにつれて無能(保身)になり、個人としては善良でも、組織人としてふるまうときはバカを通り越して卑劣になることを、島村計画でさんざん見てきた。 

1.「市民の声を聞く気」は全くない。

「市民の声を聞くべきという発想はないよ」

「個々の職員にその思いがあっても、職場の意思として共有されることはあまりないね」

と、退職者は語る。

市長交代が関係ないことは分った。圧力団体になれば彼らは聞くが(庁内評判を気にするため)、それは例外だろう。パブリックコメントが形式に過ぎないことを投じた市民も受けた職員も分かっている。アンケートをやると言ったら、わざと外した幼稚な設問をする。なお真偽不詳だが、今議会で郵送方式アンケートにするような答弁に聞こえた気がする(利用者でない人にも送付する)

本館改修はハード面という理由で市民参加を拒否するのは、二年半もかかる真相がバレるから。PAPA利用計画にも市民参加は無い。彼らが機能レイアウトをはめ込んだが、他市ではあのような施設計画は市民参加をして決めるのがフツーだと思う(喜ばれるから)。だから「二年半で閉鎖なの」、「なんで一時利用にこんなにカネかけるの」と問われたら困るのだ。 

2.単年度主義が不透明にする。

民間企業に勤めた人なら分かるはず。投資計画とは多様な視点と時間軸で説明して(ムダな修飾語はない)、意思決定を仰ぐものだろう。つまり、市議会や委員会みたいにチマチマと聞き出すことは無く、提案者が必死に全情報を上手に説明するわけだ。決定者に出し惜しみするバカはいない。

彼らは情報を小出しにして将来を語らない。説明と言えば口頭だから正確に聴き取れない、配られたら学生の提案書まがい、ひどいものだ。よって「群盲象を評する」となり、全体が見えてきた頃には後の祭り。単年度主義が隠れ蓑になるだけで、悪知恵に優れるなどと感心してはいけない。 

3.素朴な質問をすれば、すぐ分かるのに。

「本館は長期休館ですが、一時移転した後、全て戻すと保証しますか」或いは「実験成果をお土産として、修繕前より機能強化されて戻りますよね」と問えばよいのだが、全議員とも聞かなかった。

すれ違い答弁をすれば、それでウソだと分かる。もし「元に戻る」が真実ならば、長期工事は機会損失(利用者の多数から利用機会を奪うという意味)であり、PAPA移転工事は多額でムダである、と攻めればよい。

4.不誠実さは消えない。

本当は「本館は複合施設にして、北上尾館を新時代に相応しい図書館にしたいとホンネを提案し、時間をかけて審議すればよいのに、「一時移転だから戻るはず」と人の良さに付け込んで政策を実現しても「不誠実」さは消えない。

たぶん、市民の声を聞かない一番の理由は「市民の意見を聞いていたらいつまでも決まらない」からだと思う。エゴ丸出しから公益へ思いをはせる人まで市民は様々だ。思い付きや感情だけで発言する、人の意見を聞く力のない人もいる、問題への理解度もピンからキリ、知性も様々、そして広域と公益で議論すべきはずの市議会は「恥の拠点」である。

to be continued 

5番の餌付けは翌日にタイマー設定済み。

2019年3月14日 (木)

現本館改修計画は陽動である。狙いは分割し減床へ-3

偽装計画シリーズ 1反対  2ハガキ 3陽動 4過信 5餌付け 6 未定

ウソまでついて亡霊のようによみがえる計画を暴こう。

まずは死んだはずの計画についてのおさらいが不可欠です。

1.島村の上平複合施設計画の政策的本質とは

島村案では、最初は図書館のみの単館(5000㎡の巨艦)計画で議会承認をとりつけ、わずか半年後に議会に諮らず複合施設計画に変更しました。公共施設マネジメントの課題(こちら)に沿うものだと理解します。それは逮捕者二人の名誉欲やハコモノ欲に便乗したものの、アノ二人の頭で組めるプランでは無く、役人主導で進められました。

その時の事業資金に、8億円の最適化債(数十年)という国支援を得られるから好いだろうは言い訳であり、本質は公共床を減らす面積パズルゲームに過ぎません(この文脈の中で公務員が本気で財政を心配してくれている、と思う人は危ない)

しかし、対象となる床が利用者20万人超という市内№1公共施設・現本館である点を、「市民視線」をもたない彼らは、昔も今も軽く見ています(または眼中にない※)

)その原因は、3年の短期異動人事のぬるま湯組織では、サービス最前線に就いても市民目線など育つわけは無いのです。枕詞である「市民に寄り添う」の前に「我が身が大事」が付くのです。 

2.本館改修計画と北上尾館(PAPA内)の公表事実

■本館 今年度は改修設計料 26,826千円。2020年から工事、2021年度末(2022/3月)までにオープン。工事はエレベーター更新、トイレのバリアフリー化、外壁補修、非構造部材(ガラスブロック)の対策。「安心・安全確保のための修繕」であり、あと38年使えるようにしたい。計画への市民参加はない。工事費は来年以降へ。

 誰が読んでもヘンでしょう。
 引っ越して本年/9月~2022/3月まで2年半ですよ。この程度の工事にこんなに時間かけるバカはいません。民間なら、売上減を抑えるために必死で半年で仕上げて改装オープンですよ。半年仕事を二年かけてやると言っているわけです。

 時間稼ぎなのです。

()北上尾館整備事業 76,306千円(うち委託料24,550、備品購入費50,108など)。内容はPAPA賃貸全体の半分1000㎡を使う(現本館は2400)、本年10月オープンさせたい。自動貸出機、出入り口のICゲート(駅前館の防犯タグ化だろう)Wi-Fi、電子書籍、タブレット端末、書籍消毒器(桶川駅前館にある)などを試験的に導入し、利用者の評価を図書館サービス計画に反映したい。書架容量は45000(蔵書数ではない)。他にも自習(高校生)向け学習空間の提供など。
 なおPAPAへの賃料は坪300万円(共益込)、敷金1000万円。一年更新契約(らしい)。

消費者センター、商工会館、現本館の三施設の仮営業場所としてPAPAには2億円の内装費(PAPAが工事して市に請求)をかけます。三施設の必要期間は一年半程度ですむはずなのに。2018/12/6の説明資料はコミュニティゾーン(交流場所、ワーキングスペース、イベント利用)、ドリンクゾーンとサービス精神旺盛ですよ。パブリックゾーンは三施設が同時か時差をもって仮入居するだけではなく、他の相談窓口も設けます。ユーティリティゾーンには授乳室付きレストルームもあります。

それ以外に図書館北上尾館として備品5千万円をつぎ込みます。わずか二年で撤退する仮住まいに、面積は半分でも実験と称して本館より高いサービスを投入するのはヘンでしょう。他市の施設建替えでも、或いはあなたの家の建替えでも、仮住まいとは質素なものが普通です。

もうお分かりでしょう。ここまで充実して数年で撤収しますか。高級施設にして、恒久施設化を企んでいるのですよ。

・現本館機能が北上尾館に移ったら、二度と帰ってきません。

・空になった現本館を複合施設化し図書館は分館にします(島村の時は子供室面積しか残さない計画)

 以上が小役人が描くキラリの夢だ、とタダの市民が洞察するわけです。本館利用者にとっては悪夢です。 

そんなバカなと思う人は、3/11井上茂議員の最後の質問を聞けばよいです。

井上…改修後の北上尾館、図書館機能は閉鎖するのでしょうか。

小林克哉部長…現在の計画では現本館の改修における一時移転先としての支出として考えている。

答弁は形式を語るだけで将来を語らずにすれ違いです。

計画の前触れは6月の見直し声明にもあります。「図書館の本館の位置は、当面現在のままとしたい」(畠山稔)です。なんとも奥歯にモノの挟まった表現です。

しかし新政クラブに反対されて中止なら、ざまを見ろです。100歩譲って私の洞察が間違っていても、現本館は改修の前にやることが有ります。商工会館や消費者センタは時期をずらすとか、狭くても良いはずなので、必要面積だけ借りれば済みます。○○○○ゾーンなんて不要です。つまり仮住まいとして質素にしても、市民は我慢してくれます。

ちなみに現本館に入れたい一つが島村案と同じ教育センターとすれば(同建屋2Fの青少年センターは上平新館へ行く)1600㎡床が消え更地売却が可能で万々歳なのです(上尾警察斜向かい)

今回のシナリオの原点は1に書いた減床面積政策だと思います。それを新市長にやらせようとしているだけ。前任者の案は名誉欲が先走った上平なので、公益性や合理性の立場から批判ができましたが、今回の立地は集客性・利便性や駐車場の心配が無いなど前よりも正当性を主張しやすい点が強みです。
 そんなことが出来るはずは無い、と思いたいでしょうが、できますよ。どうやって皆さんを納得させるか、情緒的ないしは古典的な市民運動に無力感を漂わせるかは別途書きましょう。

畠山氏にとって公共施設の再配置や統廃合はいかにも「市長らしい政策の充実感」が得られるために、再選にプラスと受け入れているかもしれませんね。彼は全員協議会の矢面に立った時、「本館は市の中心が良いというが、その中心とは何処だ」と議員から聞かれ「駅の近くとか」と答えていました。北上尾は第二の中心エリア、駅も近いから間違いではありません(ムリ感はあるけどね)。

しかし、PAPA

丸広やショーサンプラザではありません。イオンモール上尾が2020年開業は衰退期にある市内商業圏に過去最大の変化をもたらすはずです。その推定年商からみたら(こちら)、しばらく市内商業床の動静を静観するのが定石です。前に書いたように、空床も市税も凋落の一途ですから(こちら)、行政は最後の借り手として引く手あまたなのですよ、困ったことに(笑)。

そして行政能力も凋落の一途です。そんなに減らしたきゃ、行政経営部施設課の面積を一人当たり1㎡にし、そこも移転候補先にすべきです。だって、

『隗より始めよ』でしょう。

 

to be continued

善良なる市民がふと思う「どうしてこんな事が出来るのか」といえば・・・

2019年3月13日 (水)

否決されるまで、回答できない市長へのハガキ-2

偽装計画シリーズ  1反対  2ハガキ 3陽動 4過信 5餌付け 6 未定

 

2月20日に一市民が市長へのハガキを提出している。(こちら)

未だに回答が無い。

と言う事実を見れば明らかである。

 回答は、(当局予算案が否決されることを意味する)本館改修が削られた修正案が可決された後に出されることになるだろう。

 参考 畠山市長の見直し案の広報文

 Coming soon 3陽動  3/14  09:25 公開

2019年2月26日 (火)

畠山市長の上尾市政に求められる5つの学習効果

一度失敗しても二度繰り返さない人は許される。

三月議会が始まり図書館問題で気になるのは、上尾市は過去の失敗を繰り返すかも、という不安だ。少し秘話も交えて…

一つ目の学習・・・相場観と合理性のある数字を

北上尾PAPA2000(600)に入居する件では賃料の適否が問われる。あの上平の土地を相場より高く、前取得者の仕入れの4倍高に甘査定した不動産鑑定士の件を思い出す。市内の方であり、一般に不動産鑑定士の仕事は自治体に依存しているとも聞く(民間取引は相場が全て、鑑定コストは嫌う)。

今度のPAPAのオーナーは地元だから透明性と公平性が問われる。割安と言うなら、プロがうなずくデータを出せ。12/6説明会では坪5000円、共益費1000円と言っていた。予算の3.2億円の内、内装工事に2億円は豪華すぎないか。退去した時は消えるカネだろう。それとも、昨年末からの損害賠償で交渉が滞る4つの中小業者との関係ですか。 

二つ目の学習・・・ボンクラが起こす大損害事件

賃貸期間と更新や解約についても精査すべきだ。古い議員HP(1992)には、丸広百貨店の建物は上尾市(大三セク/上尾市都市開発)が建てたが、キーテナントのボンベルタ上尾(イオン系)が数年で撤退し、後釜の丸広に60億円で売却し21億円の市民負担を出した顛末が書いてある。

普通は簡単に撤退できないが、なんと中途解約の違約金が書いていない契約だったという。民間ならトップは辞任ものだが、損失は税金で補ったらしい。世間知らずもほどがあるという上尾の黒歴史だ。たぶん縁故入社だろう。 

三つ目の学習・・・利益相反に警戒せよ

見直し決定後に「島村計画を実現しろという市民運動」が起きなかったことが証明するように、別に本が読みたかったわけではない。しかし妥協として、上平地区用図書分館を造りかつ他の老朽施設の統廃合に使うという所までは確定している。

ところで島村計画では設計完了後に市民の意見を聞く「市民会議」を設けた。真面目な座長から「これって順序が逆でしょう」と言われるありさまだ。そして、会議の進行役は図書館流通センターの子会社元役員、委託先開拓のコンサルタントなのだ。利害相反が疑われる起用は市政の脇の甘さである。TRCは北図書館と桶川マイン図書館を抑え、時間がかかっても地理的に上尾も取りたいはず。このビジネスは人材確保がネックなので、近間で仕事場を複数確保することはドミナント効果がある。

つまり今度の統廃合の対象となる老朽施設の関係者や手柄を目論む議員が、検討委員会に入ることは利益相反になる。警戒すべきだ。

四つ目の学習・・・能力主義の人選

施設統廃合の検討委員会は議員4人、有識者4人、市民2人と予定する。本当はテクニカルな仕事だから、文教や福祉関係者だけではムリ。行政は肩書を重視して識者を選ぶが、「肩書き負け」の人も多い。まして議員が四人では、もはや政治案件である。当初2人だったので新政と公明が占めてしまうから、共産党、政策フォーラムにもという執行部の配慮なら感心するが、議員が四割もいる市民参加他市の笑いもの。

だから、四人枠をもらった市議会は潔く辞退すべきだ。有識者6、市民4にしますと言えば立派だがムリか。だからこそ全員に4000字の意見書を書かせてネット公開すべきである。同じテーマで書かせると能力がハッキリ分かる。バカな人がネットから引用すると、それはそれで直ぐバレる。

五つ目の学習・・・設計前に利用者と交流せよ

 現本館の改修計画が急に進んだ。H31年設計、H32-33改修工事、H33年度末までにオープン。市民はいそいでの対策を求めていなかったが、当局の方が老朽化した建物に危機感があった。その迅速さは評価するが、利用者の意見を把握しないで進めるのは拙速すぎる。

ここに書いた内容よりも優れた専門家プランがあるなら設計前に見せるべきだ。増改築でもないのに一年半もかけ、「きれいになりました」では、待たされた利用者や資金の出し手は納得しない。

●よく、行政は前例踏襲というが、間違いを繰り返すことも含まれるとは知らなかった。そして畠山市長は自分の人気が気になるならば、市民の意見を聞き市民と共に作る市政を目指すべきだと思う。

関連 新年度予算案にみる上尾市政の変化

2019年2月21日 (木)

緊急投稿)上尾市民の声、「市長へのハガキ」

図書館問題は市民を育てたと思う。「過ちを繰り返すな」という警告

Photo 以下、市長へのハガキより(クリックで拡大)。

「2019年度予算の上尾市図書館本館の改修工事について」

 回答には質問を付けて下さい。 市長の言葉で具体的に速やかに回答をお願いいたします。

標記の件を巷の情報として聞きましたので、お尋ねします。

1. 標記の工事により、本館移転はしないと理解してよろしいいでしょうか。

2. 標記工事は①エレベーター、屋根・外壁・照明・水回り等利用者の使い勝手に直接関係ない設備に限定する。②利用者に直接関係する変更に及ぶ…レイアウト(読書用机、集会室、子供部屋、書架等)。①と②どちらですか。

3. 工事の範囲が2-②であれば、設計前に利用者に対して、イ.アンケート実施、ロ.特別委員会の設置開催、ハ.公聴会などを行うべきと考えますが、具体的計画を教えてください。

4. 利用者の声を事前に調査しないのであれば、市民・利用者の不満は一層高まると思います。今までになぜ、利用者の声を積極的に聴かなかったのですか。2019.2.20

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投稿主は紳士的かつロジカルに書いています。短気な身には真似ができませんから、せめて、ですます調で書きます。 

半信半疑だった本館改修計画が予算化されたのはポジティブサプライズですが、よく見ると完全に当局主導でやるようです。特に、上平新施設が市民参加へ配慮しているのとは対照的です。

新築ではない改修案件」は市民に意見を聞く必要が無いという慣例かな? 23億円で数年かけた文化センターや今度のコミセン改修は設計前にヒアリングはしなかったのでしょうか。

 上記2施設で問題がなかったとしても、図書館本館にはそれは当てはまりません。築39年になる本館は、建設時の1981(S56)とは求められるニーズがまるで異なっています。本から場の提供へが社会的ニーズです。つまり内外装やトイレ、エレベーター、照明、家具調度品だけでなくレイアウト変更が必要ですが、それを市当局(つまり利用者ではない人)が提案できますか。逮捕市長時代の上平新図書館計画では市民無視だらけ、やったアンケートも小学生並みでしょう。そんな仕事ぶりに専門性を感じるほど市民はバカじゃありません。

 例えば、防犯タグシステム導入をするならトイレの位置はどうするの。導入済みの駅前図書館は館内にトイレがありますが、普通はあり得ないです(盗難手口を書くまでも無い)

 他市と比べれば、本館の子供室はとてもよく練られた施設、当時にこれを設計した人は凄いです。ですから内装を変えればインスタ映えする施設になります。しかし子供の利用はまるで少なく、平日昼間は空き部屋です。時間も17時まで。その空間をもったいないと思いませんか。時分割で青少年用の学習室化する工夫を当局は考えますか。学習遅れの子には税金投入しますが、学習意欲のある子には少しの投入でもリターンは大きいと知るべきです。

 旧式の書棚は6段ですが、今はバリアフリー命で5段です。きっと開架本はぐんと減りますが貸出需要そのものが弱いから、問題ありません。そしてもっと座るスペースや持ち込みPCを確保すべきです。

 地下書庫はどうしますか。空きスペースに学習机は?、利用者が自分で取りに行く仕組みは?とゼロベースで考えられますか。

 椅子は高さの低いものが好まれていることを観察していないでしょう。

 集会室はどうしますか。兼用利用ではパーテーション区切りの学習専用机は導入できません。諦めるべきか、それとも思い切って学習室を新設しますか。

 新聞コーナーは金具止めをやめてスッキリさせるとか、二カ所に別れているのは無駄にも見えます。

 「床面積は増やせません」という制約条件を明示して、意見や議論をすべきです。それが島村慢心市政からの反省でしょう。市民の声を聞くという一番面倒な仕事が嫌になるようなら、入職時を思い出すべきです。

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2018年12月20日 (木)

練馬図書館司書のストライキは回避され雇用継続へ

民間委託以前の問題…「官製ワーキングプア」

何重にも珍しいニュースだった。(かまちょ図書館は19夜に投稿し、上尾市の司書の少なさを定量的に解説。後ほどこちらへ)

ストライキが死語になるくらい労使の力関係が偏っているだけでなく、労働側に階層が出来たためにストは身勝手という意見まででる時代にあって、インパクトがある。しかも、舞台は図書館。さらに、非正規労働者の組合だったが、やっぱり民間ではなかった。

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非常勤司書57人の労働組合が、練馬区では13館中2つの図書館を指定管理者制度により民間委託する方針となり、それに反対しストライキすることを決めた。練馬図書館で1219日と26日の朝2時間の予定だったが、他館で雇用継続することで交渉がまとまりストは中止へ。詳しくNHKWebにあるが1週間で削除される。

1.スト構え 2.NewsUP  3.スト回避 

2の中で守谷市図書館の指定管理撤回が出たせいか過去記事にアクセスが多かった。2のメモ。

・練馬図書館では館長を含めて35人のうち、32人が非常勤だと。

・本離れというが、図書館数は増え続け、平成8年には全国2396、平成27年には全国で3331。およそ1.4倍。

・平成8年、非常勤司書は1423人が、27年には非常勤と指定管理の司書合わせて13383

・民間委託を導入する公立図書館は全国536。全体の16%、6館に1館の割合。

●福岡女子短期大学の永利和則特任教授の話が

「いまの図書館の運営は、非正規雇用の職員で支えられています。給料も安く、雇用も不安定です。運営が指定管理者に変わると、いまの仕事を続けたくても続けられないおそれもあるとして、問題にしていると思います」

また、指定管理者制度では契約上、自治体が直接、図書館の館長や職員に運営に関する指示を、出すことはできなくなります。・・・・・・

・図書館は交流拠点…地域の交流の場として期待される、子どもの居場所だと打ち出す図書館もある。

たぶん、この雇用も前記事で扱った会計年度任用職員になるのだろうと思う。



2018年12月 8日 (土)

上平跡地利用とは別に現本館の改修計画という朗報

畠山市長は、現本館の改修を記者に語る!

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12/6の上尾市議会では議会の調査特別委員会(傍聴可)、さらには市側から全議員への説明会(新政クラブの横やりで傍聴不可)があった。前者は前記事に書いた通りだが、後者は見直しに伴う経緯説明なのだが、予想外の報告がなされた。
 その配布資料は「図書館本館を守る会」で見られる。

内容は、損害賠償交渉の経過、上平跡地利用である畠山複合施設案のスケジュールと老朽化施設の更新問題など。その後に畠山稔市長が記者会見をしたのだろうか、翌朝の産経新聞はこう伝えた。(記事はこちら)
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2019/5月に上平複合施設検討委員会(仮称)を設置
 2019/9月に同施設の中身を決定
 2020/2月にパブリックコメントを実施し、その後に基本構想を取りまとめ
 2023年度に着工を目指す

(11月にストーリーが練られたようだが、注目はその後の記事だ)

市側は老朽化する現在の図書館本館を改修するため、改修中にJR北上尾駅近くの商業施設の空きテナントを活用する案も説明した。畠山市長は「(民間施設の活用について)駅から近く大変魅力的だ。市議会からの指摘を踏まえ、前向きに進めていきたい」などと述べた。

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着工年が遠い理由は不明だが(2021/12に次市長選)、上平新施設(分館含む)がいよいよ計画に入る(見直し案との交換取引だから)。しかし、現本館をほったらかしでやるのかと思いきや、市長は改修構想を語ったわけで、(最多利用人数施設である)現本館の充実を期待するまともな多数派市民に朗報である。 

なお、記事にある商業施設とはPAPAのこと。「スポーツ用品店のヒマラヤ」が撤退して広めの区画が長く空床のままだ(広区画を埋められるテナントは限られる)。そこで今後、発生する老朽公共施設の改修中に、営業すべき部門を一時入居させるわけだ。今は一時的と言うが、場合によっては(合理性があれば)長期的になる可能性もある、と読む。

一般論だが、空床化したビルに公的機関が入るのは『最後の借り手』登場なのだ。テナント集めに苦労していることが伺える。しかし上尾市とPAPA大家(S家)とのWin-Win関係なら良いけど、透明性は強く問われる。また、この方式には数年後迫ったイオンモール上尾の開業がさらなる影響を与えるだろう。 

蛇足ながら、繰り返しだが上平図書分室などはさっさと撤退し、PAPAに移した方が今日的な政策である。地域思考よりも利用者主義に徹すべきだ。そして空いた公民館スペースは地域で自由に使えばよい。その方が魅力では?。本なんかいつでもどこでも借りられる…。

2018年11月11日 (日)

小川町立図書館を訪ねて…深沼マリさんの寄稿

図書館巡礼
11/4、今こそ「おとうさんとぼく」展を見に、小川町立図書館に行ってきました。

3 東武東上線小川町駅より徒歩8分、蔵書数250,000冊、移動図書館/対面朗読/宅配などのきめ細やかなサービスも充実、以前から、素晴らしい図書館とは聞いていたものの、蔵のような外観、地下から2階までの吹き抜け、各所に設けられたガーデンテラス、今まで見てきた数か所の図書館とは、大いに趣の異なる個性的な設えに、目が点になりながら見学してきました

2 地階は、ギャラリーと公開書庫で、ギャラリーは、40枚分の展示スペースがありながら、町民は無料で利用でき、サンクンガーデンまであります。

石垣の文蔵(公開書庫)には、広い読書スペースがあり、調べ物などに最適です。

 一階は、天井吹き抜けの一般開架コーナー、小川町の歴史/文化が学べるコーナー、蔵づくりの子ども開架室/やまなみお話室、等々。

 二階は、大中小の会議室、130席の視聴覚ホール、和室、やまなみの文蔵、調べ学習席、テラス、等々。

 今まで見てきた、海老名市立図書館/大和市立シリウス/白岡市立図書館などとの大きな違いは、四角く無いことや未来志向では無いことでしょうか。

 狭い立地を蔵の形に収め、図書館と公民館とギャラリーを一つにしたような、子どもからお年寄りまで興味関心の赴くままに時を過ごせるくつろぎの空間、吹き抜けやテラスの多用で解放感と採光を取り入れ、居ながらにして地域の文化や歴史に触れ学べる創意工夫、世界遺産になった和紙の郷だけに紙や木や石を使った味のあるインテリア、彩の国さいたま景観賞に輝くモダンとレトロが居心地よくコラボした安らぎの一体感、愛着と誇りを持ちうるに相応しい文化の拠点であると実感しました。

 見直しとなった上尾新図書館の行方を気にしつつ、折々に各地の図書館巡りを楽しもうと思います。

(了)

Photo_3寄稿ありがとうございました。館内写真は深沼様FBより引用。

 右は2016年度の値。図書館の利用者特性において子供は多読層です。小規模な自治体ほど少子高齢化の負の影響を受けるはずですが、住民一人当たりの貸出数が多いのはなぜでしょう。分母が小さいからだけではなく、文教的な理由もあるらしいことが上の寄稿から伝わります。

> 折々に各地の図書館巡りを楽しもうと思います。

参考 まちとしょテラソ & テラソ行きました by かまちょ図書館


2018年10月30日 (火)

白岡市新図書館の見学記 2/2

 

4. 郷土資料コーナー

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エントランスを抜けると左手にギャラリー、郷土資料展示室が並ぶ。その先には地域資料コーナーとなりゾーニングが明確だ。上のようにドアの無いオープン展示だから否応なしに目につき、ここは文化施設なのだという印象を与えるのが良い。これが建物の奥まった所に配置していたらあまりに見に行かない。上平計画案の郷土資料室は二階奥だったように、面積都合の素人レイアウトだったことが分かる。なお、展示コンテンツは更新されないと見慣れて通り過ぎるだろう。

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5. 蔵書など

まだ空き棚が目立つ。新施設の事業費に約一億円(2万冊)含むが、収容22万冊に対して12万冊。あと10万冊に何年かかかるのかは分からない。閉架は三階の集密書庫である。最近の図書館はバリアフリーで五段棚のために背が低く、見通しが良いから広さを感じるが、以前はこんなだった・・・(写真ソース元)。

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6. 利用度の評価は三年かかる

来館25万人は予測であり目標値ではない。平日600~休日1200と見積もるが、初年度はオープン効果で増えて当たり前。いわばご祝儀の見物客だ。本来は図書館が中核なのだから、貸出しの人数と冊数も目標にすべきだろう。

華々しくオープン→来館者の増加→新規利用登録の増加→本の貸出増→リピート客となればよい。その前年比増加率をどの程度で良しとするかが問題だがどの自治体も数値目標から逃げる。なお狭小な前図書館との比較は意味がない、これからの一年とその後の一年の比較が意味を持つ。

7.参考指標

蔵書回転率は2を超せば優だから、年間24万冊の貸出が目標に相応しい(2017年度が18.6万冊)。それは人口一人当たり4.6冊となり、県内ランキングでは33位に相当する。2017年度(3.5冊・51位)からはきついかも…。隣の宮代町は10冊で県下二位、宮代町民の来館が増えそうだ。
 私的には、借りない人まで含む指標よりも、『一年間に一冊以上借りた人』と言う実利用者人数の対人口比率を重視する。15%を超せばよいと思う。

8. その他

・1階の総合カウンターはシルバー人材が担当という。民間委託より安いかは不明だが良いと思う。

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・パソコンは8台(1時間制)だが11時ごろは一人だけ。上尾の本館は4台しかないために稼働率は高い。下校後に子供が使う(遊ぶ)、大人も良く使う。共にWifiは無いが、蛇足ながらイスが少ない施設でwifi導入すると迷惑になる。

・学習室(40席、80)も閑散だった。現本館の集会室はフツーに20人位がいて、夏季は満室が常態化するため、面積当たりの稼働率は上尾一だろう。

・飲食提供を事業者に打診したが採算面で断られたという話は実は深刻なのだ。飲食可能なスペースは視線や臭いが気にならない所が良いのに、エントランス近くなのはバツ。外見て食べる窓際が良い。

・天井板が部分的に抜けたデザインはマル。

・床はフローリングだからピカピカ。音のしにくい材質みたいでマル。

まとめ。複合館化する矛盾 (別に白岡市のことではない)

新規なんかとんでもない、今ある公共施設の維持修繕ができるか否かが自治体財政に問われる時代だ。だから施設の統廃合のための複合施設化が国から補助金付きで推奨されている。一見、合理的に見えるが、モラルの低い自治体には補助金付きの新公共事業になる。そもそも複合化と言っても本当の相乗効果が期待できる組み合わせは滅多に無い、普通は単なる寄せ集めだろう。

さて、図書館という利用頻度の高い施設は生活動線の密な所にある方が良いに決まっている。しかし音楽や講演会のホールとか常設的な博物館的施設、特定層向け施設は通う頻度が少ないし広く作りたいから遠くになる。
 つまり財政(カネ)のために、利用頻度が異なるものを一つ屋根に収めることからくる矛盾ないしは二律背反が生まれることを、現物を見て分かった。

振り返ると、ちゃんこ鍋なのに、食べもしない連中が「文化の発信」とかの味付けをして京料理だと言い張ったのが上尾の計画だったような気がする。いやいや「闇鍋だよ」と言う方が正しいかもしれないが・・・。白岡の建設動機は純粋だけど、何かと島村案と似ているから、つくづく上平計画はボツになってよかったと思う。

百聞は一見にしかずだったわけだが、その後の「百見は一行にしかず」は畠山市政にかかっている。果たして…

関連 図書館を評価するモノサシと埼玉県 7市の図書館比較

 

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かまちょ図書館

  • はるかさん
    上尾市民として市政とりわけ図書館問題を熱く語っています。ぜひ飛んでください。 かまってちょうだいの意ね。
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