カテゴリー「上尾_パークゴルフ」の4件の記事

2019年6月10日 (月)

戸崎パークゴルフ場-4 赤字額は四~五千万円か

1出自  2持続可能性(本稿)  3パー 4赤字額 4資料(守る会)

政治動機で作られた公共施設に、人は集まらない。

前記事等で、戸崎公園パークゴルフ場は収支計画を作ることなく島村市政で決定したこと、市内の競技人口すら分からないこと、今回の収入予測は支出から逆算したこと、料金設定や競合への配慮が無いことを書いた。作ってしまった施設は廃棄するまで維持費がかかる。

ところで、前記事に慎重を促すコメントを頂いた。(4年足らずの)当方以上に上尾行政と長く・深く関わり実態を知るコメ主さんからだ。最近のお灸連載が些末に見えたかもしれないが、ネタ元が小さいのは市民が得る情報はいつも断片的で下流に流れ着くゴミみたいなものだから。上質な情報が隠されても、普通の方では見過しがちなゴミのような事実からピースを拾い集めて姿を描こうとしている、と言うほかない。

ここが上尾行政へのヘイト・ブログだとしたら、見に来る人も減り、庁舎からアクセス禁止になるが、むしろ逆。このような上っ面の広報や美しい言葉で綴られた公文書で満足したら未来は危ないよ、という市民への警告であったり、もっと高い要求水準の市民もいますよ、という意味である。
しかし、ハガキ一枚に満足な回答も書けない組織に、改善案など迷惑な話であり「貴重なご意見」とあしらうだけ。その返事に喜ぶバカでもないし、税金払って知恵まで出す必要も無いだろう。そして「危惧されているテーマ」は議員も及び腰となっている事に気が付いてほしい。
あと数本?で打ち終わるから、コメ主さんには次のホールで待っていてほしい(^^♪

くどくなるが、市民会議の論文で応募者に無条件に処方箋(提案)を求めながら、密室審査では「実現可能性な提案か」と切り捨てた。それなら下の一日100人計画を「行政経営部」はどう評価するか聞きたいものだ(答弁時、粟野部長は寝ていたか)。身内なのに「それは○○部の担当です」と逃げるようなら前記事の本好き氏コメントを否定できまい。

パークゴルフ場 都市整備部 楽観 中間 悲観
一日客数 100 60 40 20
単価(円) 500      
プレー可能日数 300 240 240 240
年間人数 30,000 14,400 9,600 4,800
収入(万円) 1,500 720 480 240
支出 4,400 ←減価償却費 1100を除く
 
 
収支尻 ▲2,900 ▲3,680 ▲3,920 ▲4,160
償却費込み損益 ▲4,000 ▲4,780 ▲5,020 ▲5,260
20年間累計 ▲80,000 ▲95,600 ▲100,400 ▲105,200

表は市案と三点シナリオだが楽観値60人の根拠はない(笑)。悲観値の根拠は一時間に二人プレーである。市の300日とはプレー可能性とは関係ない勤務日数みたいなもの(笑)。 ここでは可能日数を365日×66%とした。これは同業施設に聞くしかないが、調べたかどうかは疑わしい。減価償却は支出ではないから除いた。

収支差額は3000~4000万円の赤字となる。償却費は年1100万円だが取得価額は不明。でも赤字だから設備投資額は一円も回収されず、市民感覚では年間赤字は4000~5000万円となる。累積20年間はご覧の通りで、もう一つゴルフ場できそうだ。

今後、人数を増やそうと追い投資を重ねると赤字は膨らみ、36ホールを作れと口頭で要求した戸崎農地整備組合の面々が毎日出かけても埋められない。

そもそも、埋め立て完了だから。

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大事なことは忘れないように三回、書きますよ。

政治動機で作られた公共施設に、人は集まらない。

政治動機で作られた公共施設に、赤字はたまる。

政治動機で作られた公共施設に、他の事業が潰される。

パークゴルフ問題はおわり。

 

2019年6月 8日 (土)

戸崎パークゴルフ場-3 プレーヤーはアンダーパー。

1出自  2持続可能性(本稿)  3パー(本稿) 4赤字額 資料(守る会)

グーグル地図で境界線を見ると

 二つの記事でホールアウトのつもりだったが、呆れた発見と書き忘れたことを打つ。

Google検索では番地を入れずに「上尾市 戸崎」のようにやると境界線付きの地図が見られる。例えば「さいたま市」で地図を表示させて(こちら)から、戸崎に近い辺りを拡大していけば、さいたま市に囲まれたエリアであることが分かる。一番近い利用者はさいたま市民かもしれないし、タダで喜ばれたかもしれない。

Photo_26

 公共施設がその立地によって隣接市町の人に利用されるのはお互いさまだ。ところが有料施設パークゴルフ場では上尾市民は1Rが500円、他市民は1000円である。市内の標準的なルールで決めたことだ。でも、これではパークゴルフをやりたい、さいたま市民は南6km先の(民間)OFパークゴルフ場(前記事)へ流れるだろう。あちらは2Rで500円、つまり1R250円だ。普通は1Rでは物足りないから2Rを戸崎でやると二千円になる。こんな所にも、官の税金事業がいかに当事者意識に欠けているかが表れる。

 所で、水田を残土で埋めた頃、農地にも住宅地にも適さなくなるから、いつか買い取ってもらう期待感もあったのは自然だと思う。(固定資産税が安くても)買い手のつかない土地を相続するのは困る(草取りが大変だが、ここは助成金が多めに出ていたと聞く。羨ましい)。

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 結局、借地のままでも良いはずなのに「全面36ホール案」を特定市民に言わせたのは、市に早く買い取らせ、島村市長も計画を正当化する理由にしやすかったためと思う(上平新図書館計画も同じ構図)。愚かな同窓生2人が仕切れるレベルの上尾だから、できたと思う。

 土地の最適利用法が何かは分からないが、Googleの衛星写真を眺めれば(地権者以外の)人々のホンネは公園よりも生活道路の拡充ではないかと想像するそれなら、散策コース付きのそこそこの公園とそこそこの道路を作るという提案の方が私利私欲の薄い公共性だろう(全面買取にはならない)。

 畠山新市長になる前も後も、36H工事推進の熱心な請願・署名運動は無かった(多分ね)。一方、上平新図書館の方は、推進派が署名を提出したが、記名を監視できる地元の回覧板方式だった。広域の署名もないし、提出時には建設再開を論理的に語ることが出来ず5分の雑談だった。続く6月の見直し決定の前の5月「私から話をつける。賠償金として5億~6億円が必要だ」と小林議員が持ち掛けたように(=事実上の撤退宣言)、彼らが欲したのは「知」でないことは明らかだ。(参考記事はこちら)

●書き忘れた汚点 池田レポートより 平成28年9月9日議会質疑

池田 自治会で全153戸対象に記述式アンケートを実施、144戸回収。自治会の集計では36H建設賛成が20人、見直しが47人、道路整備が17人、子ども広場が14人、公園管理が13人となった。

◎都市整備部長(内田正良) 市が改めて内容を集計したところ、計画に賛成が28件、パークゴルフ場のホール数の見直しが23件、計画に反対が4件、無記入が27件、その他が62件となります。

このように平気でウソをつく例は図書館問題でもたくさんあり記事に書いた。知らない市民は驚くが、公益よりも上司を優先する役人は平気で嘘をつく。もちろん組織を挙げてだ。

この体質は職員倫理条例ごときでは治らない。

 

2019年6月 4日 (火)

戸崎パークゴルフ場-2 呆れた公共施設の持続可能性

1出自  2持続可能性(本稿) 3パー 4赤字額 資料(守る会)

事業収支が無くても決定した。

 生まれる前からうさん臭い、親二人は別件逮捕、里親が一人に決めても、産婆はやる気なし。オギャーと言ったら近所に居ないハズの可愛い子がいた、この子の末を心配するのはダレ。

Of ロクに調べもせずに作ったか?

すったもんだしている間に、6km南に18HのO・Fパークゴルフ場が2017/10月にオープンした(さいたま市西区二ツ宮2033-1) 。事業元は健保組合の集まりだが一般も可。大宮駅からバス20分の荒川沿いの広い大宮健保グラウンドの一角にあり、戸崎PGとは直線6kmと近い競合施設である。

OFサイトを見ると最初の価格設定を間違えたのか、一年で二回の値下げという混乱もあるが今は2R36Hで500円である。用具は一式200円、子供料金設定はない。市民・市外の区別はなく、季節向けの料金メニューを豊富にするなど、あの手この手の必死さも伝わるが稼働状況は分からない。土日そこそこ、平日閑散かな。

上尾市は地権者も議員も職員も5年前には鴻巣PGへ視察をしている。当時、OF計画を知らなかったとしても、その後は業者筋で情報は入ったはずが、知らない人が多いのが上尾らしい。

OFのユーザーが、市外者18Hで1000円の戸崎に試しに来ることは期待薄、戸崎で始めた客がOFに行く動機はある。コースの良し悪しは分からないが、少ない顧客の奪い合いという面でアゲインストの船出となった。もちろん上尾市は、事業性を狙ったわけではなく、市民に喜ばれるもの、地元の要望に応えただけと繰り返すだろう。担当者も数年で人事異動し運営は指定管理である。

パークゴルフ場の県内一覧

先日読んだ飯綱町議会改革の本にあった「車で30分以内には同じ公共施設は作らない」「施設は他市のを使うように」を思い出してしまったが、笑えない。真夏は危ない(笑)、吹きさらしで風も強い、冬は寒くてダメ。雨の日もダメ。OFサイトには雪や洪水の休業写真が生々しい

三大バカ答弁になるのか?

公共施設の収支赤字は少ない方が良い。支出は見積もれるが、収入(売上)は楽観、中立、悲観シナリオくらいは作るべき。思い起こせば上平への図書館移転では、野球場に来た客もみな図書館に来るとして年間90万人と答弁をし世間から笑われた。関係者がそう思っていないから、上尾行政の三大バカ答弁の一つなのだが・・・

平成28年9月9日 都市整備部長(内田正良)
・・・また、交通量につきましては、年間利用者を4万3,000人、年間の開園日を293、1台の車に3人が乗車し来園するといった想定のもと試算しますと、1日に約50台の車が来園する計算となります。

上は全面36H案なのに、なぜかパークゴルフ利用者ではなく交通量予測という答弁はヘンだ。293日とは休園日と年末年始で60日、その他10日はありそうだから、雨にも負けず風にも負けずの単なるカレンダー日数だ。さて上の値から一日150人となるが18Hの現計画では何人なのか?

 平成30年09月03日 海老原直矢議員の質疑 ◎都市整備部長(保坂了)

① 管理運営コストなど約5,500万円に対し、利用者が18ホールのそれぞれに2名ずつがプレーし、1人がプレーに要する時間を2時間と想定し、利用料金を算出いたしました。そして、受益者負担割合を50%として算出すると620円ほどとなりましたが、近隣の施設との均衡を考慮し500円とした。支出に対し約30%の収入を目標としております(これは鴻巣PGの例を使用したと他で答弁)。

② 36ホールで開業することを想定していた際の利用料金の積算根拠、収支計画等は算定してません。

③ コスト5,500万円の内訳は運営費3,200万円、コース維持費1,200万円、施設の減価償却費1,100万円。

④ 年間約3万人の来場者を目標で、月間2,500人となる。(たぶん25日×100人のこと)

⑤ 既存の有料公園施設と同様に、中学生以下は一般の半額250円、市外料金は一般の倍額1,000円とした。60歳以上の方への利用料金の割引はない。(これは9月13日の答弁より)

 ここもHさんとは、よほど運が悪いようだ。さて、この答弁はとんでもない事を含むのに議会は気づかないのか?

先ず②では「昔の投資決定時には何も考えませんでした」と正直すぎるが、呆れた。①の前段部は説明不足があるために数字が繋がらないが、収入予測を需要(客数と単価)ではなく支出の三割としたことに驚く。④の客数100人はキリが良すぎるが繁閑をみて70~130人とみる。でもその根拠は鴻巣だろう。なにせ上尾のパークゴルフ愛好団体や競技人口すら不明というあり様で、見積もる材料は何もないのだから。
 知性も理性も無い市長と議長、要望書も書けない圧力市民、こびへつらう役人、だから「XXありき」となる

 初年度はお試しやご祝儀需要が発生するが、果たしてここはどうか。大きな投資がうまく行かない時、時間稼ぎや体面を装うために、成果をだそうとムキになって追加投資をする例がある。ムリにムリを重ねても赤字の累積になる。銀行の追い貸しみたいなもので泥沼にはまるとさぁ大変。まずは、愛好団体造りの補助金、老人割引パスとか(笑)。

一回は行ってみるか (^-^?)

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最近、行政経営部をお手本にした記事を書いている。彼らは「上尾市の持続可能性」を心配するように振る舞うが、本計画へブレーキを掛けたのか。収入見積もりもできない計画に知らん顔しながら、上尾の持続可能性(未来)を語っても市民の信頼は得られない。

全スポーツ施設の特徴や仕様、位置を俯瞰できる資料を作り、他市との比較優位性としてスポーツ都市上尾の魅力度を強烈にPRすべきだが、無責任かつチームプレーの出来ない上尾行政にはムリである。

 

2019年6月 3日 (月)

上尾市の戸崎公園パークゴルフ場-1出自

1出自(本稿)  2ライバル(持続可能性) 3パー 4赤字額 資料(守る会)

戸崎パークゴルフ場の出自とは

逮捕市長の上平新図書館計画と並んで上尾の三大愚策と呼ぶべきが戸崎公園事業、すなわち全面38ホールの戸崎パークゴルフ場問題である。図書館は年間20万人超の公共施設であるために市民の耳目を集めたが、「パークゴルフ? ナニそれ」、「戸崎ってどこ?」って感じで関心は薄かった。議会では、政策フォーラムの他に池田議員がライフワーク的に担当し、新政クラブや公明党は島村田中案件には予定調和の姿勢であった。

  • オープン前の第一打は池ポチャ

6/1に戸崎公園は面積6ha(18000坪)のうち当面4.2ha(70%)で静かにオープンした。知らない市民が多いのは当然で、先日の広報あげお6月号で案内したように、真剣にPRしてはいない。以下に書くように、計画段階(つまり懐妊中)から二転三転し、産みの苦しみを経ても誕生の案内は三日前だった。

まずはパークゴルフ場の紹介 市サイトはこちら、 グーグル地図

18ホールのパークゴルフ場は一人でも利用可。ボールは6cmと大きく、ホール(カップ)も20cmとでかいから普通のゴルフ客はこないだろう。一般にプレイ時間は18Hで一時間半と言われるが、このコースは不明。
料金は一般500円(中学生以下250円)、市外者はその二倍。相場的なものらしいが、道具をタダで貸すので弱気な価格設定に見える。子供の年齢制限のある施設も
あるが、上尾は無い(安心安全と言うわりにワイルドだ)。指定管理者は上尾ウェルネススポーツパークJV。そのサイトは6/1と書いてあるがリンクは未完成。

 遅くても5月号で広報すべきだが、尋ねた市民に「工事中で来てほしくないから教えない」と平然と応えたのが「みどり公園課」だという。HPトップ画面からのリンク・タイトル(下図)は、「戸崎公園」と素っ気ない。

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実際、急ごしらえの文書を貼り付けただけのページだった。手慣れていない仕事ぶりに見えるのは庁内の他関連部門が手伝わない仕組みだからと思う(市を挙げての、一つの有機的なプロジェクトになっていない)。

 しかし、もっと根深い問題がある。それは「図書館本館を守る会」に池田議員がレポートがあるから引用する。下図は元案。

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経過の要約 (パークゴルフ場はPGと略す)

1983年、戸崎地区の水田を現庁舎建設時の公共残土等で埋め立て決定。89~93年で終了。当時、職員として関わったのが島村氏で、公園化を望む地元の声を聞いていた。この時は借地使用であった。

2013/3 第6案 上図(9ホール、広場、テニス8面、多目的広場等)で合意し委員会解散。

2014/2 突然、第6案を廃棄。ほぼ全面36HのPGへ変更。文書も会議も無い打ち合わせのみで決めた。その後、地主二人が用地買収に反対(今も)。

2017/12 畠山新市長、北側18Hは市民の意見を聞いて判断すると態度確定

2019/6 南側18Hでオープン。

ここまでの事業費11.5億円(用地5.9億、工事費5.5億)。土地買取単価10,200円/㎡

 

●なぜ9Hが36Hに化けたのかは、闇の中、イヤ藪の中。 

都市整備部長(猿田善勝)の発言骨子: 戸崎東部地区農地整備組合の方にはPGを知らない人が多いから、鴻巣市吹上PGを視察した。その後2013/8/21に農地整備組合の5名が市に来て(大きな大会が開けるような変更を)口頭で36ホールを強く要望した。それを受け、職員による鴻巣視察や検討を踏まえて36ホールへ変更した。

池田議員・・・口頭による要望で上尾市は通用するのか? なんという会議で決定したのか?

部長・・・市内部で検討した中で決定した、会議を開いたわけではない。

池田議員・・・民主的に決まった案を、農地整備組合の強い口頭の要望だけで変えた。要望書もない。こんなことが可能になるには、当時の内田前部長さえ到底無理とまで言っている。部長にも逆らえない大きな政治の力が働いていると考えてもおかしくない

 三月議会で畠山市長が小林議員からの「お土産」圧力を暴露したときに、上平新図書館計画は表の計画、裏がパークゴルフ場と思った。つまり島村の上平計画を通してやるから、広い土地を買い取るパークゴルフ場を取引にしたのかな、と。しかし池田レポートには農地整備組合と親しい逮捕者の名前は出てこず、9が36ホールになっても土地買取には関係ない。

想像するのもバカらしいが、38ホール案とは単なる浮かれた思い付き、というのがホールインワン?!

つづく。 直線6kmの所の競合を知らないとは?

 

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