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経済・政治・国際

2012年5月13日 (日)

夜行高速バス事故と福山市ホテル火災の共通点は7人死亡なのか、安かろう悪かろうなのか

ひどい事だが、なんともお気の毒である。

関越自動車道での高速ツアーバスの事故では7人が亡くなった。そして今日の福山市のホテル火災も7人が亡くなった。

朝、ホテル火災の報を聞いたときは、かつてホテルでいやな経験を思い出してしまった。決して他人ごとではなく、ホテル利用する時に改めて気をつけよう、と思った。

二つの事故・事件に共通することはいろいろあると思う。
法令違反があったようだ。

マネジメントのレベルが低すぎるというもあるだろう。

でも強いて言えば、共に低価格というか格安をウリにした点もあるだろう。

安かろう悪かろう、という烙印を押されがちだが、それでも低価格志向はこの長いデフレでは必然だ。

これからも低価格な品やサービスを選択することは、避けられないと思う。

しかしリスクもある・・・

それも「死」というのでは、受け入れられないリスクだ

2012年5月 9日 (水)

豊田社長のボトムラインで1兆円の利益とは、当期純利益それとも営業利益

トヨタ自動車の豊田社長の決算発表で、今期はボトムラインで1兆円の利益

ボトムラインというから、てっきり当期純利益のことと思ったら、記事を読んでいくとどうやらそうではなかった。

P/L(損益計算書)のボトムラインとは一番下の行にある当期純利益のことを言う。

反対に一番上のトップラインとは売上高をさす。

外国人やトヨタ社長ならともかく、普通の人が言ったら、ずいぶんとツーぶった言いまわしになるなー・・・という印象を受けた見出し記事だった。

でも記事の内容では、次の様になっていた。

・・・・ 2013年3月期の連結営業利益が前期比2.8倍の1兆円になりそうだと発表した。

…… ボトムラインとして売上高営業利益率5%、1兆円の利益を確保したい、

なんだ営業利益のことを言っている。なのに豊田社長の発言はボトムラインとある。

連結決算の利益目標では営業利益が一番よく使われるから、上記の記事がナルホド、となる。

でも、一体どっちなんだろう。
ともかく、今期は業績が回復するようだ。

でも連結の営業利益1兆円と言うのは少ないと思う。売上高が22兆円なのだから、率にして5%弱だ。本当は7から8%くらいは欲しいし、規模を追わない優良企業なら10%台の二桁はあるだろう。

たぶん、豊田社長の言ったボトムラインとは最低限と言う意味かもしれないなー・・・と思った。

記事には、為替感応度と言う言葉もでていた。為替感応度とは、1円の円高に伴う営業利益の目減り額のこと。今期は350億円くらい

2012年5月 5日 (土)

武雄市が図書館をツタヤに運営させる民営化。その武雄市のHPはFacebookだよ

佐賀県武雄市はレンタルビデオ店「TSUTAYA」の「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」(CCC)に市図書館の運営を委託する

http://www.city.takeo.lg.jp/kanko/images/title.jpg

 読売onlineより引用  市図書館、ツタヤが運営…年中無休でカフェも

現在の年間運営費は1億4500万円、職員やアルバイト計24人の人件費と清掃などの委託料が7割を占めるという。

つまり10150万円。素人ながら、清掃費などは年間150万もあれば十分できそうに思う。残りは1億円が人件費。

人数的にはパートが多いが、市の正規職員は何人いていくらもらっているのだろうか・・・
個人情報だから出せないと言うかもしれないが、実はそこが問題。

身近な某図書館で職員室が見えるところに行ったときのこと・・・
パート女性がせわしく図書を仕分けしていたが、窓辺の管理職とおぼしき市役所職員が暇そうに新聞を見ていた光景の対比が忘れられない。

公立図書館を民営化するとは何事だ、とすぐに公的存在の意義を主張する人もいるが、財政危機の根源は過剰な固定資産投資、過剰な人件費、過剰な行政サービスにある。

借金してまで過剰支出をし続ける余裕はどの市町村にもないはずだ。行政の借金とは将来世代への先送りという無能で無責任な資金調達のことである。

民間企業なら固定費の削減策として、アウトソーシングを採るのは自然なことだ。そして公共施設や運営の民営化(アウトソーシング)も徐々に浸透している。

民営委託のデメリットもあるだろうけれど、今のままでもデメリットはあるのだから、変えてみることが大切なのだ。何もしようとしないことが一番いけない。事なかれ主義が一番いけない。

「昼寝の場所」に置き換わってしまっている図書館もある。座る場所探すのひと苦労だもんね。

武雄市の趣旨はどこにあるのか知らないが、伝えられたニュースはよい挑戦だと思う。
さらに驚くことは、この武雄市の市役所ホームページはfacebookの中にある・・・coldsweats01

IT化先進市なんだろうか!

この手で行けば、市の給食センターなんてコンビニの惣菜工場に委託したらどうだろうね

まだまだ他にもいろいろありそうだ・・・

追伸

何を借りたかという情報は個人情報なのかとか、それを民間企業が持つことの危惧を心配する声があるようだ。

どんな情報システムか知らないが、ここの図書館では、今借りている本の情報しか残らないシステムだ。過去どんな本を借りたかなんて記録していない・・・ということを以前に知って驚いた。つまり誰かが本が破損しても分からなくなるシステムだ。

2012年4月 3日 (火)

100円ショップダイソーの年商は3400億円。100円も積もれば山となる

露天商からのサクセスストーリー。カーネーションの次は矢野博丈社長の一代記に決まりでは

日経ビジネスに、-----売上高も、2012年3月期で3423億円と過去最高 ---- とあった。

非上場だから詳しい決算は知らないが、日商にして 93,000万円。

100円の商品数ではいくらだろう・・・・ ??

ハイ、9300000個。coldsweats01

トラック何台分?

平均客単価はいくらですか?

ムカーシムカーシ、
スーパーの露店のころ見た記憶がある。それがダイソーであったのか、他の同業者であったのかは分からないけど。

リーマンショックの前の5年ほどは、日本企業は好況だった。このままいくとデフレは終息するのかと思ったことがあった。その連想として、100円ショップなんて潰れるのではないか、と思ったことがある。…懐かしいなー

そもそも、100円ショップの初期では、有効な買い物と無駄な買い物の典型みたいな気がしたことがあった。

当節で過去最高の売上高だから、デフレ基調は変わらないと言うことなのだろうか?

とんでもない、失礼だった。

0金利が続く。

それにしてもこんな悪天候の時はブログを書いているに限るなー。

2012年3月27日 (火)

東電はなぜ給与水準を世間並みに下げられないのだろか

東電の値上げに反対する企業人は東電の甘いリストラに納得できないからだと思う

もちろん、それ以外の経済的理由の方も大きいだろう。

東京電力は4月から実施予定の企業向電気料金の17%値上げについて、契約者の87%が値上げに同意していないと発表した。 ・・・・毎日新聞より

資金繰りが厳しくなるだろう。

リストラは遊休資産や過剰資産を売却するだけでなく、フローつまりは人件費のカットも伴うものだ。
既に東電もしているのだが、それでもまだまだ高いらしい

なぜ大胆な賃金カットができないのだろうか。

したくないから!

果たしてそうだろうか?

世間並み以下にしなくてはいけないと思っている社員もいるかもしれない。

でも、誰も口にできないのだろう。

怖くて。

そういう風土なのだろう。

羊の集団かも。

痛みを分かち合うという態度が無ければ、誰も分かち合わない。

2012年2月29日 (水)

エルピーダ倒産(会社更生法)だがキャッシュフローで分かることとは

エルピーダメモリの倒産は、年間キャッシュフロー計算書より四半期キャッシュフローの激変

倒産と言うのは通俗的な表現だが、その当たりは帝国データバンクの解説がよい。

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エルピーダのIR情報サイトをみていたら、さぞかしここ数年危ないキャッシュフローなのかと思いきや、年度のキャッシュフローは良好だ。フリーキャッシュフローは黒字である。

設備投資額も大きいが、財務の教科書通りのように減価償却費の範囲内で済ませている。

見かけ上、2010年度の損益計算書(P/L)上は薄利ながらも最終利益を出している(ただしキャッシュフローとはあまり関係ない)。

 

 

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だからキャッシュフローが大事だと言っても、倒産の兆候が見えないとその重要性も薄れるなーと思った。
最近、「格付け」そのものの是非が問われることが多いが、格付けにはキャッシュフローがとても重要視される。

なのに、どうして急に資金繰りに窮したのか不思議だった・・・

でも四半期ベースのキャッシュフロー推移をみれば一目瞭然。
まるで昨2010年度とは打って変わったような四半期キャッシュフローだった。
営業キャッシュフローの1-3四半期累計額は昨年度比ではたった14%に落ちた。3四半期累計のフリーキャッシュフローは2010年は848億円の黒字、同2011年が-361億円の赤字転落だ。もっとも昨年第四四半期からキャッシュフローは悪化している。それでいてカネが借りられなくなったら終わりだ。それに加えて4月には返済が迫っているようだ(第三四半期決算短信: 継続企業の前提に関する重要事象等の概要)。

あらためて売り上げの四半期推移をみれば、2011年度の惨状が分かった。
三四半期累計での前年比売上高は52%しかない。つまり、

売上半減。

大企業ほど、固定費の大きい会社ほどやりきれないだろうと思う。

でもいつか見た景色だ。
最初はITバブル崩壊時の電子部品業界、それからリーマンショック後の不動産業界。

それにしても変化の激しい時代になったものだ。
一番の理由は円高なのだろうか・・・

2012年2月19日 (日)

労働塊の誤謬とは言うけれど、年寄りが居座ると若者が職に就けないのが短期的には現実と思う

年配者がいつまでも現役でいても、若者雇用が奪われるわけではないらしい・・・労働塊の誤謬

若年層の失業率の高さ、就職難のニュース、はてはワーキングプアとかという世相を見ていると、「年寄りは早く引退したほうがいい」と思うこともある。高給取りの年配者一人をやめさせれば若者数人が入れるではないか・・・という気もしていた。

でも、今日日経ビジネスの記事を読んでいたら、労働塊の誤謬(ろうどうかいのごびゅう)という経済学の言葉を知った。
『 「世の中の仕事量は一定量であり、しかも労働者は簡単に他者へ替えられる」 と言うのは間違っている』、という意味のようだ。

ネットで検索すればいろいろと出てくる。
でもそれほど有名な言葉でもないらしく、かな漢字変換では出ない。ろうどうカタマリ coldsweats01

ところが、現実の個々の雇用問題は、マクロ経済ではなくミクロのケースであり、何十年単位の時間軸でもなく、今日明日の問題である。

記事のタイトルはとても刺激的だった。そして中身は新鮮だった。
年配者は若者に「職」を譲るな

気に入っているのは、サブタイトルの方だ。

働かない市民への支出は繁栄をもたらさない
 

関心のある方は日経ビジネスの Economistの日本語版記事へ

それにしても「労働塊の誤謬」とは、どうしてこんな堅苦しい日本語訳をしたのだろうか?
lump of labour fallacy

仕事量への誤解 じゃだめなの?

それとも 椅子取りゲームの誤解は?

 

老人たちと若者たちが、椅子取りゲームを始めた。

  

動きの速い若者が次々に椅子に座ってしまう。

  

老人たちは疲れ果てて、腹這いになる。

  

それを椅子とばかりに若者たちが座った・・・

 

2012年2月18日 (土)

とうとう薄型テレビ1インチ900円割れへ下落。40インチが3万円台です

とうとう1インチ900円割れと言う液晶テレビがヤマダの広告に出た

金曜日、日経で薄型テレビが一インチ1000円割れとのニュースが出ていたので、ようやく来たかと言う感じだった。でもそれは都内での激戦区での価格だろうと思っていた・・・
ポイントを現金換算した場合とかの推定価格みたいなもの。

しかし、今朝のヤマダ電機のチラシ広告には、
シャープAQUOS LC40E9 が決算特価お持ち帰り価格38,800円。
一インチ当たり970円と言うわけだ。
その隣には、

Tsb

東芝レグザ32BC3 が同様に、27800円。こちらは一インチ869円だ。
32と40インチが売れ筋らしいので、そのぶん下落も激しいのだろう。

日経によれば、インチ当たりの単価は5年前の四分の一らしい。

前にも書いたが、液晶テレビ登場期は一インチ1万円はしていた。それからしたら10分の1になる。

薄型テレビの価格は1インチ1000円切る。40インチで4万円とか価格下落が止まらない

869円というと、スーパーの端数価格みたいな響きだ。
そのうち、家の部屋では38.5インチ欲しいからとか言って、インチ単位でのテレビの量り売りできるようになるのかなー coldsweats01

2012年2月 8日 (水)

トヨタの決算にみる東日本大震災とタイ洪水被害の損失額

トヨタの決算見通しが出た。東日本大震災とタイ洪水被害は営業利益で2700億円の損失

2012年3月期の連結決算見通しは
売上高 18兆3,000億円
営業利益  2,700億円
純利益  2,000億円

---------------------------------------
           販売台数  営業利益
東日本大震災   -15万台  -1,600億円
タイ洪水      -24万台    -1,100億円
---------------------------------------
合計        -40万台   -2,700億円

二つの災害が無ければ営業利益は5400億は出せたと言うことらしい。

2012年2月 2日 (木)

さようならsonyハワードストリンガー社長、言い訳の退任挨拶への送辞は「経営者の実力はすべて数字が示す」

Sony社長交代だが、赤字残して去りゆく社長へ贈る言葉は「経営者の実力はすべて数字が示す」

日本の電気メーカーは押しなべて苦境にある。でもこれほどまでに赤字続きでも7年間もやれる大企業と言うのも珍しい。

新しい社長も、去りゆく社長を擁護してしまう。

大企業であろうと中小企業であろうと、「経営者の実力はすべて数字が示す

稲葉興作氏の言葉である。石川島播磨重工業 社長会長を18年間 その後年から8年間 日本商工会議所 会頭を務めた人だ。

ビジネスの世界は結果がすべて。経済活動を重視する人ほど自己責任を口にしやすいにも拘らず、結果を出せない経営者が次の経営者を指名するようでは、心もとない。

ハワードストリンガー氏をsonyの社長に指名したのは誰だろう?

時々、コマーシャルを見て、Sonyを凋落の道に導いた経営者がいつまでも経営評論家のように表に出ていられるのは、どういうことなのだろうと、不思議に思う。当たり障りのない人間関係が重視されるのだろうか。あるいは見てくれ?

責任はあいまいにすること。負の過去を問うのは失礼だ、ということ。これが行政も経済にはびこっている日本社会の病巣だと思う。

sony社長交代らしい、という記事が以前出ていたころ、サプライズ人事として連想したのはプレイステーションの生みの親の久夛良木健氏だった。

彼を知るわけではないが、優等生ではソニーを立て直せない。名前からして非凡だ。

より以前の記事一覧