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2006年7月14日 (金)

某社の経営シミュレーション

先日、ある企業の教育ツールの事例発表会(ようするに販促の宣伝)に行った。
複数の発表者がいたが、メインの発表者は「○○という言葉を知らない人、手をあげて」と言った。
普通、知っている人手を上げて、と言うべきなのに。
そして、手を上げてない人に意味を問うた。答えられるわけ無い。ではなぜ手を上げないんだと言うではないか。
彼いわく、「緊張感の無いところで刺激を与えても意味が無い」。「今日は無料セミナーだからね」と皮肉ったが、無料だからこれだけ(50人くらい?)集まったのにねー。
正論だが、企業の研修は常にそんな状況とは限らない。
プレッシャーをかけても良いのは選抜者くらい。一般社員にはそんなことしたらバリアー作られて、そもそもの研修の目的が達成できないリスクのが多い。
 自説に自信があっても尊大ではダメだ。柔軟性が必要。

さて本来の目的はリーダー教育には経営シミュレーションが最適というお話だ。ところがこれも前置きと後講釈が長くて、ではどんなシミュレーションなのかはブラックボックスだ。画面図すらない。前述の彼いわく「説明したってわからない。知りたければ受けて見ろ」と言うではないか。
 経営シミュレーション(ビジネスゲーム)などは世にたくさんある。素晴らしいと自画自賛しても、具体的に他との違いや特徴が説明できないで、初めて受けた人の感想文をあれこれ述べても、玄人の教育担当者には参考にならない。
 どうやらシミュレーション単体で売るのではなく、前後のカリキュラムと抱き合わせで売りたいようだった。ずい分と高いものになるナーと思うが、金銭情報は何も開示されなかった。
 そういう数時間だった。外に出たら雨上がりだった。

ちなみに、その商品は少し前まで単体での説明ホームページがあった。今は消されてアクセスできないようだが・・・

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