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2010年3月24日 (水)

7つの贈り物がそれほど感動しないのはなぜ

7つの贈り物の原題 7 pounds 。Seven presentsではない

7pounds

最近はレンタルDVDの貸し出し料金がすごく安くなっている。近所のお店では旧作なら99円。

そこで借りてきたのがこの「7つの贈り物」。
タイトルが変だと思って、ネットで調べると、すぐに分かった。
贈り物の重さが7ポンドだというQ&Aもあるけれど、内臓の重さではあるまい。家も重たい。

最近の映画の手法でいささかうんざりするものがある。
ラストシーンと思えるような重要な場面を、一番前に置いておいて、これから何が始まるのか興味津々にさせる。あるいはフラッシュのように挿入する。まるでサスペンスドラマを見ているようだ。

それが使われていた。
だから重たいテーマなのに、作られすぎているという感じがする。
贖罪というテーマがあるようだが、そこに至る過程は略されている。
むしろ主人公の奇妙な行動がなんなのか、で引きこもうとしている感じが強い。ミステリー調なのかもしれない。

小説ではこんな展開はできないとおもう。話が混乱してしまう。最近の映画ならではの方法だから、だからこそテーマとストーリーが不自然にみえてしまう。

アメリカ映画は今行われている現実の戦争すらエンターテイメントにしてしまう。
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もう一つ借りたのは、北北西に進路を取れ。
ヒッチコックの代表作だ。
偶然、レンタル屋のトイレを借りて出たところで見つけた。つまりとても奥に置いてあった。

昔、テレビでみただけなので、あらためてゆっくり観た。

素晴らしい作品だ。
先日朝日新聞にヒッチコックの代表作のランキングがあったが、自分としては「めまい」をあげたい。初めて観た時にとても強烈だった。

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