堅守だが、順当な敗北。日本対パラグアイ戦
試合内容を見ていると、ルーズボールはほとんどパラグアイの選手が奪っていた。(サッカーワールドカップ 決勝トーナメント戦)
中盤でも日本は劣勢で、パラグアイのほうがボールの支配率が高かった。
個の選手の力量も少し上回っていたように思う。
サッカーには判定勝負はないけれど、0-0の引き分けの内容をみると、どんなに贔屓目に見ても、日本よりもパラグアイのほうが優勢だったと思う。
それだけに、よく守ったと思う。ディフェンスががんばった。ゴールキーパーの川島永嗣選手は好プレーの連続だ。田中マルクス闘莉王、中沢佑二選手たちもよかった。四試合で失点2はすごい。うち一本はPKからだから、たいしたものだ。
どちらの側にも、シュートミスはある。それでもランキングでも実力でも上位チームとよく戦ったと思う。
またもや決定力不足という声があるが、ボールが支配できていないのだから、仕方ないと思う。
とにかく日本のサッカーのレベルが、今大会の変化とともに上昇したと思いたい。
最後のPK戦は、仕方ない。誰かがミスをするまで続けるのがPK戦だ。
本田選手はまたしても冷静だった。最後となったPKでも、落ち着いて力をうまく抜いたようなキックをした。あの場面で、柔らかいキックができるのは、本田の優れた資質なんだろう。
しいて、本大会で一番印象に残ったのは、川島選手と本田選手だった。
順当通りの敗北だが、恥ずかしくない試合だった。
勝てば官軍、負ければ賊軍。 監督選手の皆様、ご苦労様。
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