書店(本屋さん)の数が10年間で3割減った
アメリカの書店消滅の危機という朝日新聞の記事
アメリカの本屋さんの縮小はネットでの書籍販売と電子書籍の急速な台頭が原因だという。
日本国内でも、出版市場の縮小は本屋さんの廃業となって表れている。
新聞によれば、2000年に21,654店の書店数が、2010年には15,314店となった。
この10年で30%、6000店も減ったことになる。
金額ベースでは、2010年度の販売金額は推定1兆8700億円。
別の統計もあった。似たようなものだ。日本著書販促センターのホームページより。
2001年 20,939店
2002年 19,946店
2003年 19,179店
2004年 18,156店
2005年 17,839店
2006年 17,582店
2007年 16,750店
2008年 15,829店
2009年 15,482店
こちらのサイトには過去のベストセラーのデータも乗っているので面白い。
「活字離れ」と簡単に言うが、ようするにデフレの影響、不景気だからだ。
文字を読まないのではない、本にかけるカネの優先度が落ちているだけだ。
日本全国の図書館では来訪者数が増えていると思う。本を読みに来ているひとばかりではないけれど・・・
技術革新や流通革新が進むと、今まであるのが当たり前の商売がすたれる。
街の中から写真屋さんが減って久しい。
洋品店や家電店など個人経営という少ない固定費にも関わらず、その商売が成り立たなくなっている。
今は賑わう郊外の大型店だって、超高齢化が進むと、車離れになり、ゴーストタウン化しないだろうか。
その時はまた駅前の商店街になにかしかの賑わいが戻ればよいが。
さてどうだろうか。
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