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2011年3月の33件の記事

2011年3月30日 (水)

大規模停電の回避はアンペア下げてミクロの家庭単位で停電させよう

家庭の契約アンペア容量を下げると、電力使いすぎるときはすぐ停電する

うちは40A。ずーと、そのままだ。アンタッチャブル。
これを30Aに下げるとどうなる
エアコンを何部屋も同時に使う、電子レンジやヘアードライヤーを使うと、ブレーカーが落ちて停電するだろう。あくまでも同時だ。
でも何かの機器を止めて、ブレーカーを戻せば大丈夫。

これなら電力消費量を過剰に使いすぎることはありえない。
それに協力するように、政府広報は呼びかけるべきじゃないか。
チマチマした節電も必要だが、アンペア下げるのも緊急避難的にはアリではないのか?

東電は福島原発と計画停電の負い目があるから、言い出しにくいし、お願いしにくいだろうから政府が言えばいい。
協力しない家庭もあるけど、あるいはアンペア下げられない家庭もあるだろう、でも効果はあるだろうから、専門家が見積もってほしいと思う。

東京電力のアンペアについて  ここに、詳しい解説がある

上記サイトからアンペアの積算ができるが、わが家のアンペアチェックトップ

あくまでも同時使用の最大値。試したら70アンペアになってしまった。アンペア不足です のメッセージがでた。まるで契約アンペアを上げて高い基本料金に誘うようだ。今日の事態用ではない・・・

今まで、ブレーカーが落ちたなんてことは、そんなこともあったかもしれない、という程度。
最近節電に励んでいる家庭こそ、アンペア下げたほうがいい。なぜなら、基本料金まで下がるから。
皮肉なことに、公徳心が高くて節電に協力して、結果として低いアンペアでもなんとか生活できている家庭は、実は損をしていることになる。これは矛盾だよね!

アンペアブレーカーの色
契約アンペア(A)
基本料金(円)
10 273.00
15 409.50
20 546.00
30 819.00
40 1,092.00
50 1,365.00
60 1,638.00


40Aの基本料金は1092円、30Aに下げたら819円だから 273円。年間で3276円。

ネットで調べたら、当然だがアンペア下げる案は既出だ。やらないのは大量のブレーカー交換作業が必要になるのが大変らしいとのこと。どの程度大変かは分からないけど・・

福島原発事故の対策はモグラたたきみたいだが、メンツ捨ててほしい

放水冷却が汚染水を溢れさせ、タンカーに入れるとか、テントで覆うとか対処療法のモグラたたき

最初の冷却のための自衛隊や消防隊の放水作戦は奏功したが、そのとき今日の結果は専門家ならば予想できていたんじゃないの?

水だって、漏れているのじゃないかという指摘は前からあった。
でも放水による冷却が最優先だらか仕方ないのだろうけど・・・
でも汚染水に浸かりながら作業することは想定していなかったようだ。三人被爆した(軽度だとのことでよかったです)。

自衛隊、東京消防庁、東電の必死の放水作戦の成功を祈る

福島原発事故の復旧作業の実質的イニシアティブは何処にあるのだろうか?
名目は政府だと思うが、東電の役割や負担を減らしたらどうだろうか
東電には事故を起こした当事者としての負い目があるから、何をしても遠慮や限度があるだろうと思う。また普通の民間企業ではなく、お役所に限りなく近いだろう。
現場は必死の作業ではあるが、想定外と説明した人には、この事態は収拾できるとは思えない。

原発関係者のメンツなんてどうでもいい。第三者の判断で進めるのが一番いい。

ようやく世界の原発先進国の技術や技能をあてにするようになったみたいだが、かなり遅いと思う。彼らにとっては核戦争事態よりはましなのではないだろうか。

政府や東電・原子力保安なんとかの問題ではないように思う。日本人に根づいている問題だ。「ゆっくりとしか合意に進めない」という日本の限界。

健全性が維持されている、とは政治家や官僚みたいな言い方

福島原発事故で日本には無人偵察機やラジコン測定装置もないのか

2011年3月28日 (月)

議員3割減らすと思ったら、議員給料3割削減で災害対策費へだった。元は税金だよ

議員の人数が3割減らすのかと勘違いしてしまった。残念と皆が思う。

朝日新聞 議員歳費3割削減、民自公が合意 総額約21億円

浮いた額を震災の復興に当てるというが、半年に限定とのこと。半年で復興が終わるわけないのに?
3割給料減らしてそれを寄付したなんていう論理になるのだろうか。元は税金だよ。

議員人数30%削減のほうが、もつと効果的だと思うのに残念だ。

震災前には、内閣総辞職とか衆議院解散して総選挙、なんていう話も常に出ていた。
今はそんな雰囲気はないけど、復興の道筋が少し見えてきたら、解散総選挙などという話もでるだろう。

でも、ちょっと待ってよ。

一票の不公平も解消していない。
議員定数の削減もしていない。
議員歳費(給料)も減らしていない。

議員を律することを議員に任せなくてはならない、というのが癪にさわる。

それで、また選挙しても、同じような人間がまた出で来るだけ。
500人も議員いらないよ。そっちを直してから選挙しないと意味がない。
民主主義といっても選挙とは不思議なもの。
バイタリティいっぱいにふるまえばよいだけなんだから。
厚顔無恥を平気で出来る人間は、選挙という試練には向いている。一種の熱病を起こすような人だ。

でも、その後の熟議には不向きな人材ばかりになりそうだ。
本当に500人の中で何人がまともにオリジナルある仕事をしているのだろうか。
秘書と一緒に手続きの世界に没頭しているだけではないのか・・・

奉仕する精神で立候補して当選したんじゃないのか、いまこそ大活躍できるチャンスですよ。

皆さんしっかりしてね。

健全性が維持されている、とは政治家や官僚みたいな言い方

圧力容器の健全性は保たれている。なんて言い方しませんよね

朝日新聞 3/28 
東電、核燃料の圧力容器損傷に言及「健全性は維持」

枝野官房長官も以前「健全性が維持されている」というような表現を使っていた。東電からの報告やレクチャーを受けて発表するからだろうか?

普通こんな言い方はしませんよね。
なんとなく安心させるけど、オブラートに包んだようなあいまい表現。原子力科学の世界でまかり通るとは、驚き。一般大衆には通用しません。

健全性って何?ようするになんなんだ?

不良債権処理の銀行経営みたいだ。

「健全性が維持されている」という、政治家や官僚が言質をとられぬような慎重な言い方はやめて、もっとハッキリ言うようにしてほしい。この局面を科学的に合理的に理解するのは難しい。だから一般人にとって楽観的に考えるのは無理だ。悲観的に考えるのが普通だろう。

抽象的な言い方はかえって不信感を増幅する。分からないことは、分からない、とはっきり言うことも大切。残念だけど。近づけないんだから(遠隔操縦観測技術はないのか)

穴は開いているけど、小さいから、今のうちは大丈夫です。となるのだろうか

原子力保安委員という組織も東電と持ちつ持たれつの立場であったら、監督はできないと思う。第三者機関が入ったほうがいいように見えてならない。

菅さん、ここはアメリカに本格的な支援を頼んだらどうだろう。当事者はメンツがあるだろうが、国民はそんなの気にしない。最前線の作業は日本人がやらざるを得ないけれど。

東電はなんとか自分たちの手で回復させたいだろうが、それは事故を起こした当事者としての責任感であって、その能力があるのか否かは別の問題ではないだろうか。この危機を完璧(完璧でないと困る)に乗り切れる力量が日本に欠けているならば他国の支援を仰ぐのは当然だろう。「フクシマ」となってはならない。

計画節電や輪番強化節電と総量規制のほうが計画停電よりましでは

電力消費のピーク時間帯を想定しながら、節電を強化するのは無理だろうか

たとえ三時間でも停電になるのは、個人も企業組織も困ってしまう。
時間給で生活している人は、お店が計画停電で早じまいすれば、給料がガクンと減る。

現在は東電もピーク時の予想消費電力を予想して公表している。供給電力量も公表している。下のグラフだって、当初はなかったが、今はピーク時の位置を表示するように改善された。細事だが以前の東電ではできない小回りの良さ。ついでに、電力消費と気温との相関も入ったグラフを別に作ってくれると面白いと思った。

電力の使用状況グラフ(当社サービスエリア内)

休日は電力消費が少ないのはよく分かるようになった。気温との相関もだいぶ身に染みて分かるようになった。

ピーク時ではない深夜や早朝に節電しても仕方ないが、ピーク時予想時間帯には、東電管内で強力な節電が必要だと思われる。例えば一律20~30%とか。
計画停電の範囲に入らない地域も今節電に励んでいるが、全体でやれば、まずは不公平感はない。

でも、守らない人や組織がいると不安定になる。消費者のモラルに任せるような策は危険なのだろうか。確かに大規模停電が一回でも起きたら、大混乱になる。死者だってでる。

東電の計画停電は5グループ制から25グループへ細分化した。今は東電を非難しても始まらない。
産業別に休日のローテーション策も考えられている。休日の分散化になり他の効果もあるかもしれない。
サマータイム制もある。
計画停電に慣れるのがよいのか。
総量規制がよいのか。
停電ではなく全地域が共通の計画強度節電というのもある
輪番制で強化節電というのもあるだろう
いろいろな方法が真剣に考えられているとおもう。

そんな中で、電力料金値上げで使用量を抑制という、浮世離れした案を平気で言う政治家がいたのには驚く。

電力ピークが最高に達して需給不足となる最悪の夏までにはまだ時間がある。
いろいろ試しながら、首都圏全体の問題として、家庭も企業組織もみんなで試行錯誤しながら、解決策を見つけなければならない。

新聞社もさまざまな停電対策のプランを世論調査してほしい。

2011年3月27日 (日)

住金さん、やるじゃない。鹿島火力発電の全量を東電に供給とは

住友電力の誕生みたいだ。電力不足の危機に、住友金属が鹿島火力発電所を復旧再稼働開始。企業の社会的責任の鏡みたいな行動。

読売新聞 3.27

住金、鹿島の火力発電再開…全量を東電に供給へ

H_logo_2

・・・ 一部引用

発電した電力の全量(出力47万5000キロ・ワット)を東京電力に供給する。発電規模は茨城県内の家庭用電力需要をまかなえる規模に相当する。

全量を提供、とあるけど、自分の高炉で使う電力はどうなっているのだろうか、高炉の操業で余った分なのだろうかは、よく分からないけど・・・しかもこの地域は被災しているだろうに。

住金のプレスリリースはこちら。                

鹿島製鉄所第1高炉の送風再開と住友金属鹿島火力発電所(IPP)再稼働のお知らせ NEW

住友金属が得意のシームレスパイプを個人ではとても購入できないけれど、とても頼もしいニュースだ。
あらゆる垣根を越えて、支援しあおうという動きが始まっているが、大企業が率先すると規模が大きいだけに、頼もしい。住金自ら被災した立場ながら、企業の社会的責任の模範例だと感心した。

もちろん住友金属だけではない。ユニクロやしまむらもすでに実施している。ホテル業界や旅館業界もニュースに出ていた。会社名がニュースに取り上げられないけれど、おそらく万単位の会社が直接的な支援をしているはずだと思う。社会的責任とかCSRという話ではない、もっと素朴な人道的な気持ちからだと思う。

支援として提供するものは食料や衣服、医薬品だけでなく、インターネットに代表されるITを使ったソフト面の提供も多い。

Googleは消息情報のシステムを提供している。Google Person Finder

トヨタとホンダは、「プローブ情報」という車両の通行実績情報を提供している。

誰か、このような支援策の一覧を作ってくれるといいだろう。きっとそのうちできるだろう。いかに多くの人々、NPO、地域、学校、会社組織が参加して救援と復興に尽力したのかが分かる。きっとリストの多さに驚くことだろう。

2011年3月26日 (土)

節電カルテルとなる輪番操業で電力不足を乗り切る自動車業界の知恵

お上よりも賢くふるまう日本企業。自動車業界が節電カルテル導入か

なるほどなーというニュースだった。

朝日新聞 自動車各社、「輪番操業」案 停電回避へ業界全体で節電

トヨタ自動車やホンダなどが加盟する日本自動車工業会が打ち出した節電プランだ。国内操業度を7~8割に落としながらの輪番操業で乗り切るという。

5グループの計画停電実施は急なことだから仕方なかった。
その後、電力の総量規制・・・過去の石油ショック時代の再来
25グループに細分化した計画停電案は、すぐにでも始まりそう。

東電管内の問題とは思うけど、大規模停電はとても怖い。信号消えてすでに死者がでている。企業も家庭も個人も節電に励まなくてはならない。

まずは産業界のリーダー的存在である自動車産業がプランを出したようだ。
どんな案でも一長一短、完全に公平感など保てるわけはない。

かつて日本の産業界の盟主といえば電力会社だった。経済団体のトップの座は彼らの指定席のようですらあった。東京電力しかりである。

今の日本のリーダー的産業は自動車産業だが、かつてのリーダーが起こした災いの克服に、素早く対応する姿勢は新鮮にみえた。
まるで、我々は競争市場で勝ち上がった産業であるという意地のように見えてしまった。

政治の庇護と独占から大きくなった産業ではないのだというプライドを見せてほしい局面だと思う。期待したい。
残念ながら日本の「政治」は弱い。他の政党がやっても同じだろう。もちろん官民一体でないと乗り切れないが、民の積極的活用だ。民度が試される。

Firefox 4.0は縦方向が広くなり、Google クローム風になったみたい

Firefox4.0をダウンロードしたら、タブが画面一番上にきて、クローム風デザインになっていた

Fox

最近のブラウザーは、画面デザインをスッキリさせる傾向にある。その流れはgoogleクロームが先導したようにおもう。
マイクロソフトのIEもシンプル画面になった。
今度のFirefox4.0も3.6から大幅にバージョンアップしたようだ。

Fire

開いたら、こんな感じ。
縦方向の表示領域が増えたのは良いことだ。
前の3.6がどんなだったは今では確認しようがないが、ずいぶんと縦が増えたと思う。スクロールの手間が減る。

驚いたのはタブが一番上にきて、まるでクロームみたいになった。

Photo_2

現在のブラウザーはこのような傾向にあるみたいだ。


通常のブラウザーはFirefoxが主で、時々、Google Cromeを使う。IEもだいぶ改善強化されたようだが稀になった。

追記

3/27

●アドインのgoogleツールバーがまだfirefox4.0に正しく対応していないようだ。検索ボックスのリストが正しく機能しないしpagerank表示も乱れている。もうしばらくまとう。

●カスタマイズできるので、結局見ているサイトのタイトル表示をさせたいために、旧メニューバーを表示した。それからタブも最上部表示をやめて、従来通りの位置に表示してしまった。その方がマウス移動も少なくて済むからというような わけわからないような屁理屈・・・古い習慣から抜けられない。 

せっかくの新デザイン導入時は4行だったが、いまは上から6行を占有している状態だから縦方向が広くなったとは言えないようだ。結局カスタマイズ次第なのだから、それはそれで優れたブラウザーだとおもう。

よくもタダでこのような優れたソフトを開発しているな、とバージョンアップのたびに感心する次第だ。感謝。深謝。

Mozilla Japanはこちら

英語サイトでは寄付も受けつけているようだ。

2011年3月24日 (木)

大地震後の帰宅難民の体験談がブログにたくさんあって貴重です

東北関東大震災の後の東京からの帰宅難民の貴重な体験談がブログにいっぱいある

今でも、会えば、あの時どうした、という話が真剣に成り立つ。
2011.3.11日の東北関東大地震。
その夜、首都圏では帰宅難民が大変な問題だった。

20km歩いた、あるいは私は30km歩いた、といろいろだ。帰宅難民を想定した訓練もあったが参加者はまれだ。
今回は多くの人が余儀なくされたようだ。

ネット検索で 「帰宅難民 ○○県」とすれば、あるいは「帰宅難民 ○○市」でもよいが
都心部から自分の住所地に近いところまで、苦労してたどり着いた人々の思いや体験談が見られる。
特にブログに絞って検索するとたくさん見つかる。
出発時刻や地図、経路、場所や途中経過が写真付きのブログがある。
書いた人々は、誰かの役に立つだろうという思いがある。
現実の体験談だから貴重だと思う。防災専門家やジャーナリストの解説よりも役立ちそうだ。

いろいろありますが、お勧めのイチオシは下記サイトです。
東京都から埼玉県まで43.7km(マラソンより長い)の過酷な帰宅難民体験記です。ご自宅到着は明け方6時ごろ、8時間かかったとのことです。要所ごとの時刻や状況を写真付きで淡々とレポートされています。また体験から得られた貴重な教訓も抽出されています。数ある帰宅難民体験日記の中では秀作です。

埼玉都民の人には参考になりますよ(なってほしくないのが本心ですが・・・)。自分なら、帰宅難民、自宅前で死亡・・・となりそうです。

190327940_thumb_2

● 帰宅難民 (MINIでいくMINIなオトコの放浪記)

● 帰宅経路を調べておく(同上)
 

ジャーナリストの方の職業的使命感からの体験記もありますね
● 記者が歩いて帰った20km(日経ビジネス) この記事の大量のコメントも貴重です

● 地震前の古い記事もあったりして、仮説のコメントと今回の実際に起きたことを対比してみるのも、参考になります。ただし想定しているのは東京直下型地震みたいです。

● 帰宅難民用グッズというサイトもありますが、難民になってからでは買えませんね。

自分もカロリーメイトをかばんに入れているけど、ついつい平時に食べちゃうんだよね。本番の時に空箱みて、自己嫌悪に陥ると思う 

最近思ったんだけど、スーツなんか会社に置いておいて、私服で出勤、私服で退社するようにしたらどうだろうか。地震を避けられない都市通勤者の心得みたいになるといい。会社の防災委員会に提案したらどうでしょうか。あるいはジャージ類を置いておく。
運動靴(スニーカー)を職場に置いておくのは当たり前ですね。

個人的には、焦って帰らずに、安全な場所で待機するのが一番いいと思います。

帰ったところで、安全とは限りませんしね。徒歩で帰ること自体がリスク高いかもしれません。橋なんか壊れて渡れない、って言われています。

その時、どこにいるか」で決まりますね。

 東京都防災ページ  帰宅困難者の行動心得10か条  東京都のサイトより

1  あわてず騒がず、状況確認
2  携帯ラジオをポケットに
3  作っておこう帰宅地図
4  ロッカー開けたらスニーカー(防災グッズ)
5  机の中にチョコやキャラメル(簡易食料)
6  事前に家族で話し合い(連絡手段、集合場所)
7  安否確認、災害用伝言ダイヤル等や遠くの親戚
8  歩いて帰る訓練を
9  季節に応じた冷暖準備(携帯カイロやタオルなど)
10  声を掛け合い、助け合おう

●マスク必要です。Img_3008 火事起きたり、粉じん舞うかもしれません。年中必須品ですね

●食料より水の方が大事ですが、普段持ち歩くのキツイね。まず身体の危機を脱したら、最初に「ミズ、ミズ・・・」と水を探し、水を確保してから次の行動を考えましょう。

●かばんの中に地図入れてます。もっと小さくて薄い方がいいです。避難場所案内があればなおいいですね。でも老眼なので眼鏡壊したら、何書いてあるか読めません・・・

●粗品ばかりです。黄色いのはポケットレインコート。広げたことがありませんが、すぐ破れそうです

●大と小のバンドエイドも必須。普段でも役立つかもしれません

●ツイッターも必須です。家族全員でアカウント作りましょう。インターネットが使えるならばスカイプも役立のではないかな・・・みんな殺到したらネットの負荷かかりすぎるかな?

結局、東京は過密すぎる。そういわれて久しいけど、何もしなかった。首都移転は数十年前から言われていた。移転候補先には福島もあったような・・・。ITがこれだけ普及しているのに、サテライトオフィスも在宅勤務もちっともはやらない。

東北復活に向けての全国的な支援は当然としても、首都圏にとって3.11はほんの予行演習にすぎないのかもしれませんね。

2011年3月23日 (水)

ホウレン草を食べ続けるよりCTスキャンのが放射能多い。ほうれん草は結石だろう

出荷制限されたほうれん草を食べ続けてもCTスキャン1回よりも放射能は少ない

風評被害というけど、元の風評は誰が作っているのだろうか。
政府?、朝昼晩繰り返し報道するマスコミ?、消費者?

米専門家「チェルノブイリに比べ、はるかに小さい問題」

Img_3001

放射能が基準より多く出たからと言って、茨木産のほうれん草を食べても何の問題もない。

一年間食べ続けても医療検査で受けるCTスキャン1回にも満たないらしい。

NHKテレビの放送は、いつも八方美人的だ

店頭インタビューのパターン
おばさんA 「やっぱり怖いですよねー」
おばさんB 「あーら大丈夫よ。気にしないわー」
おばさんC  「詳しいデータを出してもらって、判断しないとね」

民放はバラエティー的。

おばさんD 「あら、あたしねーほうれん草食べ過ぎで結石できたの。痛いわよー」

ほうれん草をたくさん食べると胆石や結石が作られやすい、という話がある。医学的な真偽は知らないけれど、ググればたくさん出る。どうせなら、そっちを心配したらどうなんだろう。

おばさんE 「あら、煙草のほうがキケンよ」

おばさんF 「子供の野菜嫌いを直す方が先よ」

ようするに適度に食べることだね。

この手の店頭や街頭インタビューは伝える側の意思が隠れている。それに沿う答えをした人のが採用されやすいだろう。

今日、ヨーカドーに行ったらたくさん売っていた。みずみずしい青さできれいだったので、一つ買った。
でも埼玉産だった。

福島産でも茨木産でも買ったぞー

中国産ならパス。

小売りの店頭商品がだんだん積まれつつあるようだ。でも節電は続く。

2011年3月22日 (火)

東京電力がピーク時と需要の電力量使用状況を開示した

Yahooトップページでも見られる、電力の使用量と供給量

Photo_2

 

 






いつから始まったのだろうか。
ヤフーのトップページに東京電力の電力使用状況のグラフと比率が表示されている

あまり宣伝されてないようだが・・・さっき気が付いた。
30分遅れでの表示らしいけど、まずはよいことだね
リアルタイムで表示というのは難しいだろうけど、もう少し時間短縮してほしいね?
これは関係者の今後の努力なのかな。

それからピークの供給能力に対する使用率が何パーセントまで上がると危険なんだろう。停電のリスクが高まるのだろうか。

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本日のピーク時供給力 : 3,700 万kW (3月22日 11時00分 更新)ということだったんだ。

追記

●計画停電が分かりやすいサイト 輪番停電/関東


3/19 東京電力は日々の消費電力や需要想定を発表すべき(計画停電)

3/17 節電を要請する愚かな政治家より賢い国民が大規模停電を回避

 

徒然なるままの計画停電

夕暮れ時の計画停電はわびしいものだ

雨曇りだから、庭のソーラーライトは息も途絶えそうな蛍の光。
パソコンも使えなくなるので、あわててメールを書いた。

炬燵に入った。娘が猫みたいに入っているから少し温かい。
いつしか停電になったようだ。
だんだんとうす暗くなる空を寝転んで眺めていた。
何もすることもなく。

情けない状態だ。
いや自分ではない、この国だと慰める
電気がつくのを無為に待っている。
計画停電の終了時刻を待っている。
ただそれだけの時間。

暗くなった空を見ながら、これからどうなるのだろう。
夏場だけでなく冬を通り越して一年以上は続くという。
東電の原発がなくなり、火力で補うのは簡単ではないようだ。

夏場はサマータイムになるんだろうか。
夜空の星がきれい見えるだろうな。
子供のころ田舎で見たように
暑苦しい夏で、熱中症が増えるんだろな。

雷があっても怖くないな。初めから停電してるから
稲妻がどれだけ明るいか、よく分かるんだろうな
停電明けに落雷で停電したら、最悪だな。
翌日の計画停電を免除してほしいな

そもそも電気の備蓄ができないのが、電気工学の怠惰なんだ。
超電導材も充電用にはまだ先だなー。住友電工はやくしてよ

冬までこの停電や節電が続くときついな。
西日本への旅行が増えるんだろうな。

石油ファンヒーターしかないから、昔の反射式石油ストーブ買わないといけないなー

メーカーは新潟に多かったように思う。猛烈な増産計画立てるんだろうな。
あの石油ストーブだと、冬場の火事が増えるんだろうな
消火器も増産するんだろうな。石油ストーブと消火器はセットで売るんだろうな

電気が足りない。それも一年以上続く。

果たして、いつか慣れるんだろうか。

受験勉強の家庭は大変だろうな。
うちは終わって良かった・・・

暗い部屋に電話のランプが点いた。テレビの補助電源ランプもついた

あー、少し早く終わったな。

水を飲もうと蛇口をひねった。

出が悪い。水圧が低い。

みんな、一斉に夕げの支度か・・・

2011年3月21日 (月)

計画停電よりも節電サマータイム導入はコスト少なし

計画停電、電力使用の総量規制などいろいろあるがサマータイム導入の声もでている

ネットではサマータイム制度の導入意見が出てきている。
東日本だけの節電事情だが、西日本にも協力してもらっうわけだ。サマータイム制度の導入で夏場の電力不足を乗り切れるだろうか?

今年は本気で検討して、費用対効果ありならば、即実施でもいいのではないかな。

「ゆっくりとしか合意に向かえない日本人」からの脱皮が試される。

でも気になるのは福島原発の冷却機能だ。
なんとか成功しないと節電どころじゃない。

福島原発の復旧作業は東電工業、東芝、日立、鹿島、関電工、東電、関係会社の社員。彼らは地上の星

英雄ではないという原発作業者。復旧には東電、東電工業、東芝、日立、鹿島、関電工などの会社員・・・まさしく地上の星

 

Photo_5

毎日jp 毎日新聞ニュースより 2011.3/21

福島第1原発:英雄でも何でもない…交代で懸命の復旧作業

以下、一部引用・・・

取材に応じた下請け会社の30代男性社員は「東電から元請けに話がきて、そこから1次、2次と下請けに要請があった。私も準備が整い次第向かう」という。 海外メディアなどの注目については「残っている人がずっと放射線を浴びながら作業していると思われるかもしれないが、実際は法にのっとった管理で人を入れ 替えながら作業を進めているので、英雄でも何でもないと思います」と冷静だ。

・・・略・・・

現在、現場で作業に携わっているのは東電と子会社の東電工業、原子炉メーカーの東芝日立のほか、鹿島関電工やそれらの関係会社など。電源復旧では送電 で4社、変電で5社、配電で3社という。地震発生直後に約800人いた作業員は15日の4号機の爆発による退避で一時約50人まで減ったとされるが、それ 以降は300~500人で推移。18日に米軍に借りた高圧放水車で3号機に放水したのも、東電工業の社員2人だった。

全ての参加企業の会社名が聞きたいですね。日本では彼らの働きが成功しても名前は出ないでしょうね。

社員のご家族には辛いでしょうが、地上の星となってほしいですね

追記3/25

 You Tube 地上の星 / 中島みゆき [公式]へ

大地震の後、福島原発での自衛隊や消防隊、各企業のエンジニア達の活動を「地上の星」とたたえこの歌に希望を託すコメントが増えている。

3/25 読売新聞

福島原発の復旧作業中に3人のエンジニアが被爆しましたが、歩行可能とのこと。まさに命がけの任務です。ご無事を祈ります。

3/26 読売新聞 命がけの作業員守れ…幹細胞の事前採取訴え

3/28 毎日新聞 福島第1原発:作業員、厳しい環境 食事2回、夜は雑魚寝

3/29  日経新聞  1日2食、寝床は原発敷地廊下 作業員の様子公開

マスコミは過酷な環境と劣悪な寝食状態を伝えながら、その理由を伝えないし、どうして改善できないのかも指摘しないようだ。ひどすぎると思うし、不思議だ。物資位なら短時間に届けることができるのではないのか。

今までの原発事故の原因にはけっこう作業ミスが多いのではないか?。これでは肝心な作業でミスが起きても仕方ないかもしれない。

 

2011年3月20日 (日)

SkyDriveにSDExplorerを使うとフォルダごとのコピーができる

SDExplorerというフリーソフトを使うと、Windows LiveのSkyDriveが便利になる

Photo

 パソコンデータの地震対策にはSkyDriveでクラウドに退避するのが最適

スカイドライブはファイル単位のコピーしかできないので、少し不便だったが
ネットで調べたら、それを補うソフトがあった。さっそく試してみた。
世の中には便利なものを無料で提供してくれる人や会社があるものだ。

SDExplorerは、SkyDriveを仮想ドライブとして認識できるようにするソフトである

詳しくは K本的に無料ソフトフリーソフトの解説をどうぞ

あるいは窓の杜

計画停電よりも電力の総量規制のがよさそうですね

今日は春の陽気だ。あの地震さえ起きなければ、のどかな彼岸の連休となったことだろう。

梅はもう散り始めている、じき桜の開花を告げる時期なのだ。

Img_2993


今日は計画停電のない日、ぶらぶらと買い物行った。
イトーヨーカドーは照明を減らして節電をしていた。洋服売り場だけでなく、地下の食品売り場でもショーケースの照明を消していた。買い物に不都合はない。

なんとパチンコ屋も節電で休業していた。計画停電のない日にである。

暖かい休日で節電意識が高まっているせいで、電力需要が低くなり計画停電しないと思うのだが、思い切って総量規制に切り替えたほうがスッキリするのではないか。
経済同友会の桜井正光代表幹事はそう訴えていた。3月20日の朝日新聞の社説では計画節電といっていた。


若いころ石油ショックの影響で日本全国が節電していた時期があった。独身時代だからあまり生活実感はなかったが、ネオンが消えた繁華街の風景は印象に残っている。

石油ショックも大変な事変だったが、今回は人命にかかわる天災と人災なのだ。野放図に電気を使おうという組織や人は少ないのが日本人である。そろそろ東電管内で総量規制をしたらどうだろうか。
どうせ最大の電力需要期となる夏にはエアコン冷房を控えなくてはならない。熱中症になる人が増えることは間違いない。長い戦いになりそうだ。

テレビ局も放送時間を制限してもよいだろう。昔はそうしたような気がするが・・・
震災関連は類似報道ばかり。こんな大混乱の時に役割分担もできない多チャンネルのテレビ局は存在価値が薄い。東北の震災報道、関東の震災報道、救援報道、原発報道、ボランティア報道など専門化したほうが良いことがいろいろあったと思う。
社会のテレビ局に対する評価も昔とは違う。スポンサーがさっさと下りれば、放送は減るだろう。
googleのようなインターネットテレビが普及すると、URLの津波が既存チャンネルの既得権益を襲うだろう。

日経eco japanの記事

東京電力が計画停電を開始、50の節電で乗り切れ

追記

●サマータイムの導入は節電に効果はないのだろうか

東電がいうには、「気温が1度下がると需要が100万キロワット増える」

夏場ではどうなんだろう。「気温が1度上がると需要が●00万キロワット増える」のだろうか、こちらも教えてもらいたい。あるいは発表していてもニュースで書かれないだけか?

●総量規制の定義を明確にして、新聞社はアンケート集計したら?

東電副社長、電力の総量規制「需給のバランス取るのが難しい」


パソコンデータの地震対策にはSkyDriveでクラウドに退避するのが最適

マイクロソフトのスカイドライブ(skydrive)はデータを保存するクラウドとしては簡単で便利

Wlskydrive_h_rgb

昨年PC本体のトラブルで懲りたのに、今年初めには操作ミスでデータを消してしまうなど
ご難続きだった。
そこへ今回の大地震だ。
パソコンは壊れてもデータが残ることが大切

ハードディスクやdvdメディアやcd-rom、usbメモリーなどへの退避もいいけど
所詮ハードウェア内へのコピーは、火事が起きたらどうしようもない。

一番安心なのはクラウドだろう。どこにあるのか知らないけれど、マイクロソフトの巨大なサーバーに保存しておこう。オンラインストレージと言われている。

gmailなどで自分あてのメールに添付ファイルで保存する方法もあるが、マイクロソフトのskydriveはとても便利だ。容量も25GBとでかい。

フォルダごとに保存できるともっと良いのだが。。。タダなんだから、欲はださないが

2011年3月19日 (土)

東京電力は日々の消費電力や需要想定を発表すべき(計画停電)

計画停電は利用者の理解と協力が不可欠、毎日の電力消費量やピーク需要想定などを開示したほうが良い

東京電力からの請求書、ちがうか 電気ご使用量のお知らせ、が毎月来る。
一か月間の消費電力量が書かれている。
うちは少ない方なのか多いのか分からないが、23年3月分は424kwhだった。時節柄子供が受験勉強で結構エアコン使ったかもしれない。我が家としては多いほうだと思う。

そして、前年同月のデータも乗っている。去年は397Kwhだった。

こんな感じで、東電自体も、毎日の電力量を発表すべきだ、情報開示したほうが良いと思う。

そうでないと、単なるニュースは、「東電20日の計画停電は実施見送りへ」というタイトルで中身はそれほど必要ないからのような記事で済まされている。
みんな協力しているのだから、知りたい人もいるので発表したほうがいいと思う。当たり前だが計画停電は東電の努力ではなく、需要家の努力で実施されているのだ。

そして今の東電はお客様の協力なしには存在できないのだ。

自衛隊、東京消防庁、東電の必死の放水作戦の成功を祈る

防衛省(自衛隊)と東京消防庁、東電の必死の放水冷却作戦

Photo

午後4時の枝野長官の記者会見で、少し光が見えてきたかもしれない。
今か今かと待ち望んだ、放水作戦。いわば自衛隊、消防庁、東電の三軍共同作戦だ。
19日の福島原発3号機への放水はある程度の成果があったようだ。明るいニュースだが、予断を許さない。

4号機への放水も検討しているようだ。

それにしても、右の写真は奇異な光景だ。福島原発は津波で破壊され暴走し始めた。それを海の水で抑えようとしている。

水が災いをもたらし、水が鎮める。命の源である海、死ももたらす海。

福島原発には1号機、2号機、3号機、4号機とたくさんある。

一の原子炉の冷却や制御に失敗したら、大量の放射能漏れが起きてしまう。すると誰も近づけない状態になる。そして他の原子炉の冷却ができなくなる。他の原子炉まで最悪になる。と連想してしまう。

テレビの報道は常に抑制的である。とりわけNHKは。新聞は少し突っ込んだ記事を書くようになった。週刊誌は遠慮なく書いている。見てはいないけど、スポーツ新聞はひどいらしい。

気になるのは、アメリカ側の見方で、「日本人はゆっくり合意に向かう」という指摘だ。危機の時には適さない特性だ。

良くも悪くも情報開示は速やかにすべきだ。民度の高い国では。

2011年3月18日 (金)

大勢が集まる卒業式や入学式では避難案内をすべきだ

高校の入学説明会は大勢の親子がぎゅうぎゅう詰めに集まったのに、開始前に万が一の避難方法について説明なし。能天気で無責任な県立高校の有様

おそらく私立高校なら、そんなことはないだろうと思う。「お客様」という視点が日頃から身についているだろうから・・・

やっぱり公立高校の先生には、無理な発想かな、とも思っていた。
でも、先日の中学卒業式では、式の前に地震が起きた際の避難方法を説明していた。よほど責任感ある対応だ。当たり前のことである。
この対応の差はその学校長や職員のモラルの差なのだろうか。

式の後、その点を指摘したら、高校の責任者みたいな人は返答に窮した。思いもよらなかったようだ。

入学式には、必ず反映するとのことだ。
椅子の並び方だって、工夫が必要。隙間なく並べたら、逃げる時に転んで怪我をしたりパニックになるだろう。
退避用の通路幅を検討して並べる必要がある。
非常口に職員を配置する必要もある。
気をつけねばならないことは、ほかにもいっぱいある。

先生たちはそこまで気が付いてくれればいいけどな。
今は非常時なのだ。集める方も集まる方も互いに忘れてはいけない。

学校施設に不案内な新一年生を迎える、小学校、中学校、高校のすべては、四月の最初の集会は避難訓練から始めるべきだろう。

3/19 追記

●停電になったらマイクで話しても聞こえない。乾電池式のハンドスピーカーが必要。

●緊急地震速報(警報)がでた時の対応も必要。空振りでもなんでもいいから即応しよう。

●中央大学が4月に行う予定の2011年の入学式の式典を中止にした。その数日前、卒業式の式典も中止にしたのだから、今年はなんと異常な年になっことだろうか。

他大学でも似たような動きがある。大学は広域から人が集まるからやむを得ないだろう。二年前娘の時に出席したが、子供の晴れ姿を見られないのはさぞかし残念だろう。

ついでに中央大学のサイトで見つけた、専門家の指摘があった。

「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」が首都圏に残したこと

平野 廣和/中央大学総合政策学部教授

福島原発事故で日本には無人偵察機やラジコン測定装置もないのか

アメリカの衛星写真がすぐに出たのには驚いた。無人偵察機とラジコンはないのか

ハイテクで世界をリードしていても、その程度のものが日本には自衛隊には本当にないのだろうか

人が近づけない場所を遠隔操作で、ビデオや写真撮影したりできないものなのだろうか

アシモや村田製作君の技術は優れていても、
この事態に、遠隔操作のラジコンヘリコプターで、水位をみたり、被害状況を観測できないものなのだろうか

テレビやネットで電力消費量が直ぐ分かるようにしよう

テレビ局やネットで電力の消費量(需要量)をリアルタイムで表示したらどうか

現在の需要量 3,292万kW

計画停電であろうが電力の総量規制であろうが、予測不能な大規模停電を避けるために、企業も家庭もみんなが節電に努力している成果を目で分かるように工夫しよう。
全員参加で乗り切る知恵だ。

政治家より賢い国民が大規模停電を回避

仮に、供給量を超えそうになれば、見ている人は早めにPC等の電源を切るし、多少の混乱は避けられるだろうと思う。
不意に電源が落ちるのが一番怖い。

原発事故も停電対策も情報公開は善なのだ。民度の高い国では。

2011年3月17日 (木)

節電を要請する愚かな政治家より賢い国民が大規模停電を回避

煌々と明るい会見場で、節電を抽象的に要請する政治家と東電の甘さ

グループ3のウチは17時半ごろから計画停電となったが、意外に早く復帰した。

Photo

本日は、枝野官房長官も海江田経済相も、節電を東京電力管内の国民に要請していた。
電灯を消して見ていたテレビでは、具体的な数字は何も上げていなかった(数字を出していたようだが、TVニュースでは聞かなかった)。

なんで、各家庭では普段の30%くらいをとか、灯は一部屋にしてとか、暖房は切るか控えめにとか、1度下げるとどんな効果あるとか、具体的な行動要請をしないのだろう。

単に大規模停電になりそうだから、節電をお願いしますでは、あいまいであり、緊張感がない。

大口電力家への半強制と勤勉で真面目な国民が意をくんで電気を消したのだろう。杞憂に終わったのは、20時ごろのNHKの放送で分かった。
そのニュースでは、東電の副社長の会見で明らかにしたようだ。そこでは数値の発表もあったようだ。
その後、日経サイトでの情報では
最大供給能力は3350万キロワット、午後6~7時のピーク時に最大4000万キロワットの需要を見込んでいたが、実際は3050万キロワット

4000万が3000万になったのだ。25%も減らせたのだ。計画停電二回と大口電力家の協力、管内の国民の節電の成果だろう。

うす暗い会見場では、日本はそこまで危機なのか、と国民が単純に思ってしまうと、危惧しているのだろうか。もしそうだとしたら国民を衆愚視している。一時的に強い節電を求めるなら、その当人が節電してます、という姿勢こそが大切なのだ。
計画停電の除外地域である千代田区の住人にはそんな感覚はない、ということなのか、そもそも思慮がなさすぎるのか。

不思議なことに、東電は電力消費量を把握しているのだから、需要と供給の値を時々刻々オンラインで開示しないのだろうか。
単純に、テレビの端っこにそれこそパソコンや携帯電話のバッテリーメーターみたいに、あるいは燃料計みたいにアナログ表示すれば、あるいはデジタルメーターでもいい。見ている人は、こりゃ大変だ。電気ひとつ消そう。なんてこともしてくれる。
みんなが一斉にやったら、電力消費量のグラフがみるみる下がりだす、そして拍手喝采。
たぶん、そのくらいは日本人には朝飯前だと思う。

2011年3月16日 (水)

日本では略奪は起きないが、買いだめに走ると似た光景になる

欧米からの「日本人は整然としている、略奪は起きない」という評価を自慢げに使うのはどうだろうか

Img_2980

略奪が当たり前に起きる国と比較するのもどうかと思うけど、似たような光景はあるものだ。

カネを払えば略奪ではなし、焼き討ちでもない。でも商品のない売り場は倒産スーパーか店舗撤退の閉店風景だ。
日本式合法的略奪の跡、風景!

近所のビックエーは段ボールを売っているみたいだった。
ちょうどおにぎりが入荷したので三個買った。

売れ残っている品は何か、という視点で見てしまう・・・
店頭に行くと、残っているのは酒だ。

Img_2981

新潟地震(1964)、当時は救援はもっと遅れていたが、断水が長引いたので、ビールを買って飲んでいた、との体験談を聞いたことがある。





 




Img_2982

さすがにヨーカドーは品物が比較的豊富だった。でもあと数時間で計画停電で閉店だ。

 

Img_2983









車用の電源ケーブルを探しに、ノジマ電気に行ったら、単3電池が入荷したばかりで、タイミングよく買えた。単一乾電池はないそうだ。被災地向けに回すとのこと。納得した。

大震災の翌日には報道された、イギリス(?)からの評価報道を、うれしいみたいに報道しているが、悪いやつはいるから、簡単に安心しない方がいいと思う。
さっそく学校倉庫から防災用の備蓄品が盗まれたニュースもでた。

健康な人は一日二食運動、これが一番いいんじゃないかなー。

計画停電よりも、総量規制という案のがよいという意見と日本人の国民性

経済同友会の桜井幹事が計画停電よりも、総量規制のがいいと提案してた

総量規制の提案 日経

そもそも、どのような広域での節電プランがあったのだろうか、本気でシミュレーションしたことがあったのだろうか

それはともかく、今は超節電をしなくてはいけない。
どっちがいいだろうか

各家庭、各企業で一律20%を絶対減らせ、ということかな

それがうまくいかなかったら、どうする
守れない人や企業、守りたくてもうまくいかない場合もある。

特定グループを30分後に急に停電にするを事前に宣言しておく、というバックアップ案を取るのかな?

守れたら、日本人とはなんという民族だろうと、日本人でも不思議に思ってしまう。国家が村並みになってしまう。

一日二食にしよう!

追記

デフレに拍車掛けるからこれはだめだね。自粛不況は復興の妨げになる。

ダイエットの言い訳にするか

地震の誘発とか連鎖反応の有無は現在の科学技術では無理みたい

東北大地震のあと、中越地震、そして静岡地震は誘発なのかという素人不安がわく

この間、仕事で出かけていたところに近い。

震度6強、マグニチュード6.4とのこと。
静岡県東部地震の後の発表会見では、記者から誘発なのかとの質問が出ていた
地震のメカニズムや場所が違うという説明をしながらも
結局は、分からないとのことのようだ。

分からない理由は言っていないが、我々の観測技術では分からないという意味なんだろうか。
岐阜でも起きていた。朝日新聞asahi.comの地震情報サイトで知った。岐阜のは小さいから関係なさそうだが・・

分からないのだから、誘発ではないとも言えないわけだ、怖い事態だ

地震列島とは言うものの、同時多発的なのは今回が初めてみたいな気がする
過去にもあったのなら、それを指摘してもらえると逆に安心もする。

福島原発もまだ予断を許さない。
被爆覚悟の命がけの消火、冷却作業をしている・・・ハリウッド映画のヒーロー並みだが、これは現実だ。
名もなき作業者・技術者よガンバレ。

しかし失敗したらどうなる、というシナリオも明確にしないといけないだろうと思う。
予想の範囲外のことが起きているのだから。





2011年3月15日 (火)

計画停電の最中の卒業式は蛍の光ではなく懐中電灯の光

朝の計画停電のため中学卒業式は暗かったが途中で停電は復帰した

Simg_2946

さすがに、計画停電のため初めは暗かった。
写真だとややオーバーだが、こんな中学卒業式になるとは皆、夢にも思わなかったろう。

東北大震災の犠牲者への黙とうをから始まる卒業式。
それすらむかえることができなかった同世代の子供たちが何百何千人もいたのだろうか。


Simg_2948

途中から計画停電の時間が終わって、壇上の明かりや天井灯もついた。

子供たちは一生忘れられない日となった。それにしても、日本は、親の代よりも豊かになれない世代をこうして送り出していくのか・・・

政治のレベルから変えていかないと自滅国家になりそうだ。

来賓を見ていてそう思った。

2011年3月14日 (月)

炉心溶融が起きたらどうなるのか、避難はどうすればよいのか

炉心溶融が起きたらどうなるのか、どうすればよいのか、は報道されない

福島原発の事故のニュースが続くが、何か事象だけを解説するようなニュースが多い
その先がない。

一号機、二号機、三号機、それぞれがごちゃごちゃに扱われるから、混乱する。

想定外の事故(?)という言葉が前提になっている
防止機能が失われている
冷却のための対策をしているが、効果があったのか否か
専門的すぎるニュースのまま

今朝の学者は放射能の値の細かな数字ばかりを話していた。とてもじゃないけど、どんな偉い大家でも伝える能力が低ければ、この局面では意味がない。肩書きに依存して呼ぶテレビ局はだめだな。

安全確保に向けて最大限の努力をしている
というのは、定型句にすぎない。

この作業が失敗したら、どうなるのか、
ということまで、話すべきだろう。

津波が起きる可能性があります。と、津波が来ました。
来ましたでは遅すぎるだろう

炉心溶融が起きたらどうなるのか、は技術的な解説がほしいのではない
それがどんな被害をもたらすかだ
その被害から逃れる方法は何かだ

本当に落ち着いているのだろうか、
根拠なき楽天家なのか、
門外漢にはわからないけど、そんなひどくはないだろう?
お上の指示があるまで、おとなしく待つ習性なのか

パニックが起きるから、はっきり言わない方がいい、という理屈なのか

不思議な報道が続いている。伝えない方が、不安をあおるのにね

福島原発事故、炉心溶融の危機のテーマに絞って、一つのテレビ局が集中的にリアルタイムで報道すればいいと思うのに。細切れ報道ばかりだ

3/15 追記

●放射能漏れ、どう予防どう対応 被曝対策Q&A 読売

● 放射線から身を守るには…外出せず、肌を露出しない (1/3ページ) 朝日新聞社

この中には、チェルノブイリ原発事故でも、強制避難は原発から30キロ圏内だった。 という記事がある。そんな程度でいいの?と驚く。

● 地震:福島原発で発生か 「炉心溶融」「セシウム137」とは 毎日新聞社

2011年3月13日 (日)

戦後最大の危機か計画停電、わが家は3番だった

戦後最大の危機だ、日本経済は片肺飛行へ

万単位の人の命が一瞬に失われ、まだ底が見えない惨事が続く。

東日本は大けがで思うように動けない。
ここにきて、50Hzと60Hzの問題が露呈した。
混乱が続くけど、時間とともに乗り越えないといけないね。

それにしても、もともとシミュレーションしてあったんだろうか。ずいぶんと細かな区切り単位で線引きがされている。移動型の住宅なら問題ないけど、そんな人いるわけないか?

東北ガンバレ、皆が力を合わせてこの困難を克服しよう日本!。

テレビ局は同じ報道しかできないなら、たくさんはいらない

地震報道でどのテレビ局も同じような報道では多チャンネルの意味はない。

被災地の詳報は当然大切だが、身近なエリアのニュースも大切なのだ
関東圏はたぶんどこも、食品の買いだめが起きている。地震対策のための品物を買い求める人で、スーパーやホームセンターは殺気立っている。
ガソリンスタンドにも給油の列だ。そのために近隣道路が大渋滞している。

S003

補充の商品は今後なかなか入りにくいだろう。

夕方、イトーヨーカドーのパン売り場。何もない。売り切れ。乾麺も同じ。
乾電池や懐中電灯なども同じく売り切れ

人々がこのような行動に出ていることもニュースなのだが、実は案外ボーとしている人だっているようだ。急に買いに行ったってもうない。
ニュースにすればもっと集中するかもしれないけど。

少し専門特化して、
・首都圏主体のニュースを流すとか
・生存者関係主体のニュースを流すとか
・ボランティアや支援関連主体の報道をするとか
多局と横並びのような報道ばかりだ。
工夫がないと、役にも立たないレポーターが現地に行って、悲惨な映像や声をこれでもかこれでもか伝えるだけになる。

例えば、日本テレビとTBSが提携して報道するとか、なにか工夫しないと、せっかくの重装備のメディアの存在価値がない。ますますテレビ離れするだろう。

地震の停電対策にはソーラーライトが効果的

停電対策にはローソクや懐中電灯よりも庭にあるソーラーライトが省エネで安全

一昨日の地震による停電では、太いローソクをともした。
懐中電灯では電池が消耗するから、ちょっと危ないけど、受け皿を古いフライパンにしてローソクをともしていた。

S005ころが昨日ラジオで視聴者からのいい案があったので、本日ホームセンターへ行って買った。
懐中電灯はどこの店でも売れ切れだ。そのためか、店員が自転車のライトを懐中電灯代わりに売っていた。人だかりができていた。

でも、もっと良い案がある。
庭の夜の照明用、ガーディニング用として昔からある、ソーラーライトを停電対策として使うのだ。その売り場は閑散としていた。近くにいた若い店員に聞くと、なんと先日の停電で重宝したという生々しい経験を語ったから意気投合してしまった。

昔よりもずいぶん安い、半額くらいの感じ。600円と700円程度のものを買った。
ソーラーライトにもいろいろあるが、高価格品と比べても、明るさは変わらずおもにデザインの違いだ。LEDを使っている。

S004

ソーラーライトは昼間は外で日に当てて充電し、夜に停電なら部屋に持って来ればよいのだ。ただそれだけ。
懐中電灯よりは暗いが、電池を気にすることなく使える。強い照明が必要な時だけ懐中電灯を使えばよいと思う。

3/15 追記

本日は曇り日、しかも水やりしなかったので夜は咲かなかった。

ソーラーライトを陽当たりのよい場所に置くのが、草花への水やりみたいなもの。


えらいことになった。東北大地震と津波、信越の地震

この困難に対して、皆が力を合わせて克服しようニッポン!

被災地の方には、声のかけようがない。
テレビから流れる情報は悲惨だが、遠くの人には安全地帯から見ている。しかしそれを目の当たりにした人々には恐怖と絶望、言葉もない。
家族を失い、全財産を失う、当事者にしかわからない気持ちだ。

科学技術の発展した現代社会で、ここまで津波に無力であったとは、いままで我々日本人はは何をしていたのだろう。

歴史の中では数千人の津波被害があるが、高度に発達した現代社会でそれを上回るとは、なんでだと思わざるを得ない。
いろいろな技術な制度、政策が甘すぎたということだろう。

我が家周りは、昨日の本震の後は停電していた。都市ガスと水道はつかえた。
信号が消えていて、あちこちで警察官が誘導していた。
夜はローソクと懐中電灯で灯をともした。
店はほとんど閉店だが、近くのローソンや駅前のセブンイレブンは頑張って営業していた
。すぐに並んだので品物は豊富だったが、再度夕方行ったら食品類はなかった。

中仙道を歩いている人が目に付いた。遠くから延々と歩いてきたようだ。
町の中でも通電しているところと停電しているところがあることが、本日わかった。

2011年3月 4日 (金)

新人フォローアップ研修での製造業向けビジネスゲーム

事前学習の二段構えで、新人フォローアップ研修でのビジネスゲームは充実した二日並み研修になった。

天気は晴れでしたが、雲がかかっていて富士山は見えませんでした。それでも海はきれいでした。ガラス越しの日差しは春の到来近しでした。

Book_2

一年間の会社体験を経てからの経営シミュレーション(ビジネスゲーム)研修は、内容がリアルに感じるようです。

二段階の事前学習を取り入れてもらいました。一日研修では内容的に難しいテーマですが、本番前の事前学習を十分にやると、効果が上がるという実証です。2日並みの研修といえます。

第一段階は、会計の書籍「会計の基本がわかる本とレポート問題

Pcmaker_soshiki

さらに、ビジネスゲームのコースであるRoboMakerのテキストとワークシートをグループで事前学習をしてもらいました。これがずいぶんと効果あったようです。いわゆる作戦会議。この二段階の事前学習をしたから、たった一日のビジネスゲーム研修が密度の濃い内容になりました。

研修に対する姿勢(モチベーション)と積極性は、昨年よりも高かったです。
原価計算の仕組み、材料から仕掛品、完成品への変化、減価償却の意味、掛け取引と現金取引の違い、損益計算書の仕組みなどは具体的に理解できたようですね。

経営的にも、合理化投資や差別化投資をしたり、価格競争を仕掛けたり、マーケティングの集中戦略をとったりと、たった一日でもいろいろな手を打って、バリエーションの豊富な株主総会になりました。

発表ドキュメントのまとめ方も、レベルが高い方です。他の研修の成果が表れています。

皆様ご苦労様でした。まずは三年後の自分を確立してください。

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