大勢が集まる卒業式や入学式では避難案内をすべきだ
高校の入学説明会は大勢の親子がぎゅうぎゅう詰めに集まったのに、開始前に万が一の避難方法について説明なし。能天気で無責任な県立高校の有様
おそらく私立高校なら、そんなことはないだろうと思う。「お客様」という視点が日頃から身についているだろうから・・・
やっぱり公立高校の先生には、無理な発想かな、とも思っていた。
でも、先日の中学卒業式では、式の前に地震が起きた際の避難方法を説明していた。よほど責任感ある対応だ。当たり前のことである。
この対応の差はその学校長や職員のモラルの差なのだろうか。
式の後、その点を指摘したら、高校の責任者みたいな人は返答に窮した。思いもよらなかったようだ。
入学式には、必ず反映するとのことだ。
椅子の並び方だって、工夫が必要。隙間なく並べたら、逃げる時に転んで怪我をしたりパニックになるだろう。
退避用の通路幅を検討して並べる必要がある。
非常口に職員を配置する必要もある。
気をつけねばならないことは、ほかにもいっぱいある。
先生たちはそこまで気が付いてくれればいいけどな。
今は非常時なのだ。集める方も集まる方も互いに忘れてはいけない。
学校施設に不案内な新一年生を迎える、小学校、中学校、高校のすべては、四月の最初の集会は避難訓練から始めるべきだろう。
3/19 追記
●停電になったらマイクで話しても聞こえない。乾電池式のハンドスピーカーが必要。
●緊急地震速報(警報)がでた時の対応も必要。空振りでもなんでもいいから即応しよう。
●中央大学が4月に行う予定の2011年の入学式の式典を中止にした。その数日前、卒業式の式典も中止にしたのだから、今年はなんと異常な年になっことだろうか。
他大学でも似たような動きがある。大学は広域から人が集まるからやむを得ないだろう。二年前娘の時に出席したが、子供の晴れ姿を見られないのはさぞかし残念だろう。
ついでに中央大学のサイトで見つけた、専門家の指摘があった。
「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」が首都圏に残したこと
平野 廣和/中央大学総合政策学部教授
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