自衛隊、東京消防庁、東電の必死の放水作戦の成功を祈る
防衛省(自衛隊)と東京消防庁、東電の必死の放水冷却作戦
午後4時の枝野長官の記者会見で、少し光が見えてきたかもしれない。
今か今かと待ち望んだ、放水作戦。いわば自衛隊、消防庁、東電の三軍共同作戦だ。
19日の福島原発3号機への放水はある程度の成果があったようだ。明るいニュースだが、予断を許さない。
4号機への放水も検討しているようだ。
それにしても、右の写真は奇異な光景だ。福島原発は津波で破壊され暴走し始めた。それを海の水で抑えようとしている。
水が災いをもたらし、水が鎮める。命の源である海、死ももたらす海。
福島原発には1号機、2号機、3号機、4号機とたくさんある。
一の原子炉の冷却や制御に失敗したら、大量の放射能漏れが起きてしまう。すると誰も近づけない状態になる。そして他の原子炉の冷却ができなくなる。他の原子炉まで最悪になる。と連想してしまう。
テレビの報道は常に抑制的である。とりわけNHKは。新聞は少し突っ込んだ記事を書くようになった。週刊誌は遠慮なく書いている。見てはいないけど、スポーツ新聞はひどいらしい。
気になるのは、アメリカ側の見方で、「日本人はゆっくり合意に向かう」という指摘だ。危機の時には適さない特性だ。
良くも悪くも情報開示は速やかにすべきだ。民度の高い国では。
« 大勢が集まる卒業式や入学式では避難案内をすべきだ | トップページ | 東京電力は日々の消費電力や需要想定を発表すべき(計画停電) »
「地震・災害」カテゴリの記事
- 巨大地震と複合災害、長周期パルスと江戸時代の教訓(2023.09.01)
- 高さ10m級の堤防が平方・上尾市を守る(2023.01.02)
- 荒川洪水に備える第二・第三調整池と上尾(2022.10.26)
- 常磐線、放射能測定の旅(2022.09.12)
- 首都直下地震の埼玉県震度を地形分類図で予想(2022.05.25)
« 大勢が集まる卒業式や入学式では避難案内をすべきだ | トップページ | 東京電力は日々の消費電力や需要想定を発表すべき(計画停電) »
コメント