気温が1度上がると電力消費は100万Kw減る。夏場の電力需要ピーク時間帯は午後1時から2時
計画停電: 春先で気温が1度上がると電力消費が100万Kw減るらしい
あくまでも最近の東電管内での話だ。
気温の上げ下げで計画停電が大きく左右されている。春先は1度上がれば、暖房需要の電力が100万Kw減るために、計画停電をしなくてすむようだ。5度で500万Kwと比例するわけはないけど、ヤレヤレだ。
東電の電力消費のグラフを見ていると、最近の電力消費のピークは夕食の時間帯のようみたいで18時から19時にある。午後6時前後というわけだ。
このグラフ、過去のデータも時系列でみられるようにしたらいいと思う。
さて夏場は気温が一度上がると、電力消費はどれだけ増えるのだろうか?。去年までなら話題にもならなかったことなのに・・・
夏の電力消費のピーク時間帯は午後1時から2時とのこと。先日の東電の記者会見で言っていた。総量規制をお願いしたいらしい。こっちが一番大変なこと。
夏までには4650万Kwの供給を確保したいようだが、それでも夏場には確実に電力不足になる。夏場の需要は5500万~6000万キロワットの予測。
1000万KWも足りない!これでは節電なんてものでは埋められないような値だ。
●節電アイデアはピーク時間帯のピーク消費電力の削減へ絞られるといい
ピーク時間帯でのピーク消費電力を抑えることが重要だ。そうでない時間帯ではあまり節電しても意味がない。とくに深夜の節電は意味がない。ネオンを消しても意味がない。あまり夜道が暗いと治安上も問題になるし。
だから始業時間をシフトしたり、休日をシフトする案が言われているのだろう。
●ノートPCのバッテリ活用 IBMのPCでピークシフト機能が注目されているらしい。その機能がなくても、ピーク時間帯の昼の12時ごろから3時くらいまでの幅では、オフィスでのノートPCはバッテリーで動かすようにして、ACアダプターを抜くようにアナウンスすればいい。
夏の昼からの時間帯は、テレビ視聴もがた減りかも。アフタヌーンショーは死活問題?。スポンサーがつかない?
ピークシフト、ピークカット、ボトムアップがある。具体的ではないけど、これが基本的な対策なんだ。
4/1 読売新聞 東電に電力送れ…中電が変換能力アップへ
・・・中部電力は31日、東電と中電で異なる電気の周波数を変換する周波数変換設備(静岡県東清水変電所内、静岡市清水区)の変換能力を、5月の大型連休明けまでに従来の10万キロ・ワットから13万キロ・ワットまで引き上げることを明らかにした。
・・・この増強分はすべて東京電力に融通され、約1万世帯分の電力を賄えるという。
つまり3万Kwで1万世帯分ということ?
少し前には住金の火力発電で 47.5万kwを供給する。それは茨城県の家庭用電力に相当との記事が出ていた。
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