教育委員会さん入学式では大地震に備えて避難方法を案内してね
教育委員会は小中学校の入学式では式の開催前に、避難方法を案内しましたか
気になっていたので、市の教育委員会の指導課に電話したら、市の全学校にそんな緊急通知や対策をとった雰囲気はなかった。
お礼を言われてしまったが、各学校任せじゃ困るね。なんのための教育委員会だろう。そんなところから行政や役人仕事への不信感がぬぐえない・・・
入学式は、新入生も親もその学校施設に不案内だから、避難路に不慣れだ。したがっていつもよりもきちんとした対応が必要。
1.式の始まる前に、地震があったら、だれの指示で、どの避難路からどんな順番で避難するかを案内しよう。避難口には誘導職員を配置しよう。
2.急な停電に備えて乾電池式のスピーカーを常備しよう。停電時はマイクで避難呼びかけても通じない。
3.パイプ椅子のレイアウトは避難に適しているだろうか。通路幅を確保できているだろうか。面倒なことだが、そんなことまで気にしなくてはならない。
4.式典の最中は携帯電話を切るように指導するだろう。としたら、緊急地震速報はどう対応するつもりか。学校側で複数の人が受信できるようにし、受信したら式を中断して直ちにアナウンスする必要があるだろう。「冷静に身構えよう」と。
たとえ杞憂に終わっても、緊急地震速報とはそういうものだ。
最近は三回に一回しか当たらないらしいし、デカい揺れが来る確率は低い。オオカミが来た。を無視するのも自由だが、中にはそれを聞くことで日頃の油断を戒めたり、備えを新たにしたりと反省とする人もいるのだ。
グーグル 緊急地震速報とは
5.入学式後の新入生には、悠長に9月1日の防災の日まで待たずに、1週間以内に正式な避難訓練をしよう。あるいはこの時期だから、全学年でやるのが正しいのかもしれない。
6.その他いろいろあるだろ。心配したらきりがない。
東日本大震災では津波が最大の元凶だが、報道では各学校ごとの避難方法で差があったようだ。結果として被害にも差が出る。詳しくはこれから情報収集され、教訓となることを期待したい。(しかし亡くなった子は戻ってこない。我子の身と思って考えてみよう)
首都圏ではいつ発生してもおかしくないと言われる関東直下型地震や東海大地震の恐怖に備えるのだろうけど、えらい時代になったもんだ。
いや、地下では太古から脈々と動いているだけで、地上の人間が気が付かないだけなのだろう。
大勢が集まる卒業式や入学式では避難案内をすべきだ
計画停電の最中の卒業式は蛍の光ではなく懐中電灯の光
(この卒業式では学校側は式前に避難誘導について説明していたので感心した)
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