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2011年5月の9件の記事

2011年5月28日 (土)

半日の4時間でできるビジネスゲーム研修が完成した

最短で半日4時間の経営シミュレーション(ビジネスゲーム)研修のコースとなった

Harfbgmodel

新しいビジネスゲームコースが完成した。かつては考えられなかったことだが、一日はおろか、半日でもできるコースということで作った。名前はHarf-BG

母体の1日コースのPRIMO-1から、エッセンスのみを抽出し、チューニングを施しながら、スリムに仕上げた。と言っても、それほど単純な経営モデルではない。

シングルプロダクト・マルチマーケット構成で、セールス、広告宣伝、店舗展開、価格、仕入、調査、採用、賞与、その他・・・・・等々そこそこの意思決定オプションがある。

他団体の短時間ビジネスゲーム研修だと、店舗展開やマルチ市場構成など考えられないだろう。このような経営モデル仕様にすることで、P/LもB/Sも本物らしくなるから短時間と言えどもゲーム風でありながらも噛みごたえのあるモデルになる。意思決定項目が価格と広告と仕入だけとか、B/Sの左側が3つだけというモデルではあまりにもご粗末なのだ。ドル表示のままというのもある。

 テキストもオリエンテーションから始まり、環境編、学習編まで他コース並みの構成に仕上がった。

 基本的に50分程度、35分の前処理と15分の後処理で1サイクルを回すことを前提にしている。でないと三回は回せない。多数回すほど、学習効果が表れるから。でも5分刻みでの進行スケジュール管理は大変になる。

 このビジネスゲームコースは4時間が最適ということではない、1日(想定時間は7時間)まで伸ばしても、十分やりごたえがある。1日コースにした場合は5~6サイクルは回せるだろうから、かなり習熟効果が期待できる。

 あくまでも4時間程度しか研修時間が取れない場合の顧客向けである。必ず、4時間後には参加者は「もっとやりたい」という感想を持つだろう。

2011年5月20日 (金)

アマゾンのアフェリエイトで一日24点の売上は過去最高だった

アマゾンアフェリエイトで昨日は注文数が24点もあった

会計の基本がわかる本は2冊だが、それ以外にも音楽関係8点、スポーツ品4点、書籍類が多数注文されていた。
珍しいことだ。特定の人がたくさん買い物したのだろうと思う。

2011年5月19日 (木)

新入社員ビジネスゲーム研修の追加講評

新入社員のほうが理解度が早いから、難しそうに見えるビジネスゲーム研修でも結構できるという事例ですね

皆さん、過日はお世話になりました。そして研修ご苦労様でした。
それまでの新人研修プログラム、マナーや社内業務、コミュニケーションスキル等の内容とは大きく違って、大変だったでしょうね。

今回やったRoboMakerというビジネスゲームコースは、一日研修ですが、内容はかなりレベル高いですよ。ただし他団体と比べてという意味で、DOMEX コース内では入門です

計数面では、フローの数字を理解することが中心でした。B/Sよりも原価とP/Lでしたね。
メーカーの基本である、原材料、仕掛品、完成品というサイクルを原価ベースで把握しながら進めましたね。

これは慣れるまでは大変ですが、数回繰り返すことで、つながりと意味がよく分かるようになったみたいです。初めの問答の時は、ちんぷんかんぷんだったような皆さんが、最後は、当たり前のようにそれらの専門用語を会話の中に使っていたのが印象的です。
まさしく学習効果です!。

経営機能としては、生産・販売・財務のサイクルもあります。特に掛け取引のビジネスは初体験だったと思います。売掛、買掛とか手形なんてなじみない言葉ですが、この機会に学んでよかったと思います。

それから技術マネジメントの一面も体験しましたね。日本黄金㈱のR&D投資の巧みさが、利益の源泉となりました。製品差別化戦略ですから、高い粗利率を見てください。他社よりも最大10ポイントも高い粗利率34%を達成です。

それに対しての量産政策で低価格攻勢という会社もありました。このビジネスゲームコースは一日のみで長くやれないので、やや収穫期が短いのですが、㈱MRTはこの戦略。

狭い市場での奪い合いという経営シナリオですから、全社がハッピーとはいきません。赤字会社もでますよ。
でも最後に話したように、業績という結果は本ビジネスゲーム研修の動機づけにすぎません。そこに一喜一憂するのは子供じみています。ゲームだったら、もっと他に面白いものがありますよね。

新人向けのビジネスゲーム(経営シミュレーション)研修の目的は、あくまでもビジネスサイクルの体験であり、会社の仕組み、経営用語、会計数字への基本的な理解です。
その点、お忘れないようにね。では、派遣された職場でのご活躍を祈ります。
ごきげんよう



2011年5月15日 (日)

メルトダウン(炉心溶融)の恐れではなく、メルトダウンになっていたという顛末

動かぬ証拠が出ない限り、認めない、という習性はお役所人間の典型だろう。

憶測だけでは軽々しく言えない、という平時の習性から抜けられない例が明らかになった。

福島第一原発事故の直後、盛んにメルトダウン(炉心溶融)の危機が言われる日があったが、そこまではひどくないとか、そのリスクは低いとか、そんな証拠はないみたいなことを述べる専門家が結構いたのではないか。

東電や保安院とかいう役所発表もあやふやなものだったが、二か月過ぎて、ようやく認めたようだ。
「彼らは目で見て確認できる時が来るまで言わないだろう」と思っていたのだが・・・

メルトダウンの有無を議論しているあの時、実は事態はすでに終わっていた。というのが事の顛末のようだ。滑稽で愚かしい局面にいたものだと、国自体が自己嫌悪に陥る。

フランスやアメリカは事故直後の冷却停止から数時間以内にメルトダウン発生の危機を想定していたようだ。

恐ろしいのは、この差。
単に日本政府や東電がお役所的、官僚的体質というだけではないように思える。
近代日本人そのものの疾患ではないだろうか。

では、更なる最悪の展開、再臨界が起きなければいいけど、その確証はどうなのだろうか。
しかし、またもや彼らに説明や対策をゆだねてよいのだろうか。日本国民はお人よしすぎないだろうか。その気質が今回の顛末そのものではないだろうか。
果たして、事が起きると、責任がわが身に及ばないことを気にするような人々(に思えて仕方ない)に任せてよいのだろうか。

現在の日本にはこの事態を収束する能力はないことがはっきりした。
菅総理は浜岡原発の停止を求める大統領的な英断をしたが、次は福島原発終息へ向けて、担当者の入れ替えをする必要があると思う。人材の対象は世界中だ。

2011年5月12日 (木)

意外と少ない、埼玉県立高校の土曜授業の実施校

埼玉県の県立高校で土曜授業をするのは学力と歴史のある高校みたいだ

進学校と思われても、実際には土曜日はお休みというところもある。
この春入ったわが子、てっきり隔週土曜は授業あると思っていたら、大企業並みの週休二日制だった。

隔週での土曜授業、といっても役人や教員の定義では土曜公開授業とかいうらしいが・・・

県庁のホームページで実態を開示すべきだろうと思うのに、電話で聞いたら口頭で答えるというへんな話だった。埼玉県の県立高校は144校、実施は13校、1割とは少ない。平成18年ごろから始まったらしい・・・・(下記、間違っていたら失礼。自分で調べてください) 

大宮高校
川越
川越女子
越谷北
浦和高校
浦和第一女子
春日部
春日部女子
熊谷高校
熊谷女子
所沢
浦和西
不動岡

近年、学校の週休二日制で学力低下が言われることがある。東京都では小学校での土曜授業の再開の動きもあったような・・・気がするけど。

子供の学力向上か先生の休みか、というトレードオフの問題になるが、現状は教員の休みを優先しているようにしか思えない。事実、上記のように実施している学校があるのだから。
土曜授業は手当てが出ているだろうと思う。

いずれにしても税で運営されているのだから、行政は真面目に上記高校をヒアリングしてその効果、定量・定性両面での報告をすべきだろう。
まさか学校長の裁量で勝手にやっていることですから・・・・という、ことなかれ主義ではあるまい。
また、高校は土曜日授業(どんな名称でもいい)をやっているのか否かを各ホームページで分かりやすく表示してほしいものだ。親の大勢は、土曜授業をする高校に好意的になるだろう。

リストを見れば上位の進学校だ。偏差値が高いから必ずやるわけでもなさそうだ。親の要望度なのだろうか。先生たちの熱意なのだろうか。分からない。
歴史ある学校というのも共通項かもしれない。
埼玉県の偏差値の一例はここ

もちろん私学の進学校は当たり前のように土曜日も授業をしている。
学力は勉強の質×量 で鍛えられると思うが、質の評価は難しい。せめて量で稼ぐしかないだろう。
たかが三年間ではないか。学校の序列を崩すチャンスではないか。

さあ校長先生チャレンジできますかな?それとも休んでゴルフにでも行きますかな?

2011.6/23 追加 埼玉県議会における、土曜授業に対する質問と答弁 H22.2定例会

この答弁を見る限り具体的な進展はないね・・・

2011.11/6 追記 土曜授業、20府県公認 公立高、本社調査 朝日新聞2005/1/12

追記 2014/7

高校が発表する大学合格者数と実際の進学者数の乖離

2011年5月 5日 (木)

3次元立体トランジスタ採用のIvy BridgeでSandy Bridgeは陳腐化される

Ivy Bridgeは単なる微細化モデルではなく、3Dトランジスタ採用とのこと

ようやくSandy Bridgeの第二世代Core iシリーズが普及始めたとおもったら、早くも陳腐化戦略の次が出てきた。

Intel06

Intel チックタック戦略の図式を見ていたら、
つぎのIvy Bridgeは22ナノプロセスルールを採用するだけで、たんなるSandy Bridgeの微細化版と思っていたが、どうもそうではなかったようだ。

詳しいニュースはこちら。5/5 PC Watch
Intel、3次元トライゲートトランジスタ製造技術を確立     ~22nm世代のIvy Bridgeで採用

5/5 IT Media ニュース  米Intel、“Ivy Bridge”で「3D-Tri Gate」を採用

一部引用・・・・
 この結果、3D-Tri Gateトランジスタの導入によって、同じ消費電力で性能は37%向上するほか、同じ性能なら消費電力は50%減少できると米Intelは説明する。その 一方で、3D-Tri Gateトランジスタによるコストの上昇は2~3%に抑えられるという。  ・・・・

 PCやタブレット端末などの高性能化・小型化がまだまだ進むということかな。期待したいものです。

2011年5月 4日 (水)

マスコミは同業他社に関する事件を過剰に取り上げる悪習から抜けられない

各新聞社のサイトには、某経済紙の記者の暴行事件を取り上げている

駅員に対する暴力があったようだ。軽度なもののようだ。勤務中だからなのか(つまり昼間ということ)、そのことをこぞって取り上げている。

なんと氏名まで報じている。良くないことではあるが、この程度の事件は日常的にあることだ。どうして氏名までのせて取り上げているのだろうか。報復なのだろうか、と勘繰ってしまう。
それならば毎日の事件の軽重に関わらず逮捕者氏名と勤務先名を報じるのだろうか?

警官や司法関係者が他人の足をければ、ニュースになるとおもうけど。新聞社の記者だからモラルが高いはず、なんて無条件に思っている人はいないだろう。

役人がやってもニュースにするのだろうか?
大企業の社員だったら、どうする?
スポンサー企業だったら遠慮するか?
もちろん、名もなき企業の社員なら、当然ニュースにならない!

こんなことをしているから、同業者のミスや不祥事を程度に関わらず、報道する悪習がお互いに止められないのだろう。
程度問題だと思う。あげつらないで、もっとためになる記事を書いたらどうなの。

2011年5月 2日 (月)

ブログのアクセスも10万件の大台に乗った

祝。ブログのアクセスカウンターが10万件を達成した。

10

気が付かなかったが、数日前に10万件を超えたようだ。たぶん4月30日当たりかもしれない。

3.11の前と後で景色が変わったのはこのブログも同じだった。地震や原発問題、計画停電のことを書いていたら、アクセス数が急増した。
四月末になって。原発問題も一見最悪事態を回避したような様子も見せてきた。地震の方も余震がだいぶおさまってきた。計画停電もなくなった。
そんなことでアクセス数は以前のように戻りつつある。
2月1日にアクセス数が70000件だったので、2ヶ月で3万件だった。それ以前とは比べようなもなく増えた。一日千件くらいの日もあった。

それだけ、人々が原発の炉心溶融とか復旧作業、地震の南下等を心配していた証拠だとおもう。

でも地震は収まったわけではない。地殻変動の世界は人間の時間軸では計り知れない世界だ。原発も心配は尽きない。水で冷やして、汚染水を作って、それを貯蔵するという悪循環から抜け出せていない。
 もちろん避難した人々の生活設計などままならない。

 菅総理の人気が落ち目だが、党内の反主流派おろか野党まであまり非難ばかりしていないで、ここは皆が協力していかないとどうにもならない。リーダーシップを嘆いたところで、総理大臣の首が変わったところで、似たような人材しかいないのだ。しょうがないじゃないか。天に唾するようなものだ。
今の日本人はリーダーの力ではなく共同力で対応するしかないと思う。

2011年5月 1日 (日)

アクセス数90万件目のキリ番発生ともらったメッセージ

営業利益とはの解説ページのアクセス数がとうとう90万件達成した。

営業利益とは | 経常利益とは 当期純利益 最終利益 特別損益 意味 違い

ページ自体はもう少し前に作ってあったのだが、2005.4月からアクセス数のカウント開始。
ほぼ6年目で90万アクセスになった。
キリ番設定をしておいたので、その訪問者から次のようなメッセージをもらえた。珍しいことだった。

900000 2011/05/01 13:53:39 90万カウントおめでとうございます。分かりやすい説明で重宝しております。今後もよろしくお願いします。

累計で言えば、今は営業利益のページが一番アクセス数の多いページだ。でも3年くらい前までは粗利のページが一番だった。
最近は勢いがあるのは、減価償却のページ。コンスタントに多いから。ただ始めたのが最近だから、営業利益に追いつくのは難しいかも。

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