大学は出たけれど…進路きまらずは20%もいる時代
就職率が90%くらい、とは言うものの、現実はもっと悪くて80%程度なのか
大卒の2割、進路決まらず 朝日新聞・河合塾調査
高校生の大学進学率が50%を超す時代だ。
経済的事情で進学をあきらめた人もいることだろうが、今は大学卒という肩書の価値も薄れた時代だ。
ハッキリは覚えてないが就職内定率90%とかいう値を目にしたような気がするが、実態はもっと悪いようだ。
朝日新聞と河合塾の調査によると、就職は62.2%、大学院等への進学は16.1%、そして進路決まらずは20%もいるとのこと。
就職しないのか、就職できないかは分からないが、一時的にアルバイト就業している卒業生も含めて20%、およそ8万人もいるらしい。
しかし、就職と一口に言っても、派遣業などに就職した学生も含まれるのだろうから、実態はさらに深刻なのではないか。
それらの学生は奨学金を背負っていないのだろうか、親は教育ローンを抱えていないのだろうか?
大学進学そのものが問われる時代だが、今の政治状況では答えが出せない。
社会人になってから、働きながら、あるいはいったん休職して学べるような仕組みが普及するといいと思う。
東大が秋の入学を検討しだしたとある。それは東大にとっての最適解を求めての検討だと思うのに、東大が何か始めたり始めようとすると他大学が追随するというのも、相変わらずだ・・・日本の教育制度のあり方が柔軟で多様になる必要があると思う。
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