地震ジャーナル2011年6月号に東日本大地震の解明と今後が分かりやすい
東日本大地震や津波、今後の余震活動などについての専門家の分かりやすい解説
財団法人 地震予知総合研究振興会という研究機関がある。そこの専門誌の地震ジャーナル6月号が一般にWeb開示されている(pdf文書)。
専門家だけでなく、一般の人にもわかるような文章で書いてある。図なども豊富で、それを読み取りながらの説明が多いから、分かりやすい。
既にテレビや新聞で一部は取れあげられたような内容もあるが、マスコミでは伝えきれないことが多い。このような情報をまともに接するのも良いものだと思った。
個人的には起きてしまったことの解析よりも、関心のあるのは今後の余震活動や誘発地震とか、あるいは東海沖や南海沖での大規模地震についてだ。
地震の空白域というのがとても気になる。
過去の号はWebで開示されていないようだから、今回の大地震(東北地方太平洋沖地震)の影響を考えて、全文を開示したのだろうか。まさか、予知できなかったことへの反省なのだろうか?
理由はともかく、良いことだと思う。
今後も、国民向けに、有益な情報を積極的に発信してほしい。
« 私立大学の四割が定員割れ(定員充足率)、大学名はでないのか | トップページ | 庭で採れたブルーベリーでジャムを作った »
「地震・災害」カテゴリの記事
- 今朝の地震の震度分布と鉄道沿線(2024.01.28)
- 寄稿 荒川の護岸工事完了と使い道はアレ(2023.10.24)
- 巨大地震と複合災害、長周期パルスと江戸時代の教訓(2023.09.01)
- 高さ10m級の堤防が平方・上尾市を守る(2023.01.02)
« 私立大学の四割が定員割れ(定員充足率)、大学名はでないのか | トップページ | 庭で採れたブルーベリーでジャムを作った »
コメント