ビジネスゲームのネット研修を受けた受講者の感想や動機
ビジネスゲームのネット研修は企業向け集団受講より、個人が自費で受ける方にニーズ有り
ビジネスゲーム(経営シミュレーション)のネット対応型研修とうたって、始めたのは既に10年以上前の2000年ごろだったと思う。
当時、e-ラーニングが猛烈なトレンドになり始めていたからだ。
ほとんどの教育研修はe-ラーニングに置き換わるかもしれない、という時期だった。
新興企業も現れた。当時は日本能率協会マネジメントセンターの「人材教育」出版部門が音頭をとり、セミナーが頻繁に大規模に行われていた。。国内の錚々たるベンダーが月替わりに登場していた。
私もその常連の一人だった。
それ以前から、CAIというコンピュータを使った学習形態があったのだが、e-ラーニングはそれを飲み込むような勢いだった
e-ラーニングはインターネットのキラーコンテンツになる、と声高に言う人もいた。
結果は数年で見えた。
特定の領域テーマではコストパフォーマンスの良さで行われているが、著名な外資系コンサルタント会社を飛び出して海外投資家から集めた数十億の資金で始めた新興企業もつぶれてしまったように、竜頭蛇尾だった。
流行ははかない、という実感だけが残った。
当時作ったのが、今のネット研修である。とにかく、集合研修なんて時代錯誤になるかもしれない、と、どんなものができるか分からないまま開発して、結構面白いものができたと自画自賛した。
企業向けの集団受講にと思って作っていたが、実際のニーズは少なかった。
そもそも根本的なニーズとのかい離があった・・・・
そのかい離を埋めたら、教育にならない、というのが私の設計思想だった。
しかし、こだわっても仕方ないので、個人受講ができるように門戸を開いた。
そしたら、想定以上に多様な人からの申し込みがあった。受講する人はほとんどが自費だと思う(たぶん)。もちろん、会社受講の人もいる。
同じ勉強でもどんな時に一番熱心にやるかと言えば、親でも会社でもない、自腹で勉強する時だと思う。自分でも思い当たる。
最近、若い人(年齢問わないので分からないけど)からの受講があった。
目的は「起業」。
ネットで検索したらその人のプロフィールが少しわかった。
今度は自分を磨くつもりだ。
« 2011年は多難な日本。東日本は大地震と原発、西日本は台風、金融経済界は超円高と迫るユーロ危機発の竜巻 | トップページ | テクダイヤのビジネスゲーム研修は池袋サンシャインシティで実施 »
「■ビジネスゲーム研修」カテゴリの記事
- 生産事業部と研究開発部門の合同、経営シミュレーション研修(2017.02.03)
- 教育テーマをよく理解できている受講感想例-ビジネスゲーム研修(2016.11.19)
- 工場停止損失の計上が発生したビジネスゲーム事例(2016.10.19)
- 難易度の高い経営シミュレーション研修と想定外の若さ(2016.09.01)
- 若手社員とビジネスゲーム研修事例(2016.08.11)
« 2011年は多難な日本。東日本は大地震と原発、西日本は台風、金融経済界は超円高と迫るユーロ危機発の竜巻 | トップページ | テクダイヤのビジネスゲーム研修は池袋サンシャインシティで実施 »
コメント