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2011年11月の7件の記事

2011年11月30日 (水)

神戸のビジネスゲームは52名の最大人数の店長研修(兵庫県)

神戸のホテル舞子ビラで店長研修にビジネスゲーム(経営シミュレーション、マネジメントゲーム)をやった

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今までにも40名以上で研修をしたことはある。しかし稀だ。
昔々、超大手通信会社でのこと。実際は30名強のはずが、行ってみたら40名だったなんて変な研修をしたことがある。事務局曰く、たくさん集まりましたので、宜しくお願いします。なんていわれて・・・ 

今年は中小企業大学校で多人数のビジネスゲームを実施した。たしか40数名だった。

しかし今回は、過去最高。
52名の参加、事務局も飛び入り参加で53名となった。
そして9社編成。多すぎてカメラに収まらない。後にも先にもこれが最大人数だと思いたい・・・

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コミュニケーション型やカード型のビジネスゲーム研修なら、この程度の人数はできるだろう。

或いは講演会なら何人でも構わない。

でも、計数や戦略を主体とした本格的なビジネスゲーム研修ではこんな多人数、多グループ編成はできないのが普通。
・・・と専門家としては思っている。しかも一人でやれる人はいない。

マネジメント系の研修は20名前後が一番良い。
でもニーズ有るところに商品開発ということで、引き受けた。

こんなに多いと普通はたいへん疲れる。

事実疲れたことは確かだが・・・研修環境としてはホテルを使ったので、少しは楽だ。通う心配がない。

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そして参加者が熱心だったから救われた。
ベースとなる計数能力は決して高くはない。店長と言えども日々のオペレーションに翻弄されてしまい、店舗経営と言う視点を養成する機会がなかったからだろう。

 

思うに、この業態的には研修テーマは精神論や接客接遇関係が多いのかもしれない。だからこその今回の経営シミュレーション研修だった。

もっとやりたいと言う声を聴きながら終えることができた。それは、依頼されたトップの真意が伝わったことの証のように思えた。

でも、言い忘れたことがあった。
決算書を見て思ったが、粗利率の1%改善を目標にしたらどうだろう。具体的には各店舗別に粗利率の1%ポイントを改善する運動を起こす。1%くらいなら自分たちの努力で何とかなりそうだと思うだろう。売価(客単価)かコストダウンか、廃材削減なのかは当人たちに任せればいい。

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年間2億円は利益創出される。ただし改善活動費として数千万円くらいは投資しても良いと思う。そうやって社員の計数能力は上がっていくと思う。強い会社と言うものは数字に強いものである。

経営的には2つの強みを持つがゆえに、まだまだ伸びしろがあるな、という感想を持った。

 

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会場は舞子ビラというリゾート系ホテル。

着いたときは夜で、人気の無い暗い道を歩いて入った。

斜めに上るエレベータを体験した。

 

 

朝起きて、窓をあけたら瀬戸内海と連絡橋の見事な景色。

ちょっとびっくり。

 

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会場はとても広い。

強いて言えば、この手のホテルは雰囲気優先で照明が暗い・・・お勉強向きではない。

そういえば、昔、小豆島でもやったことがあるが、そこもリゾートホテルだったなーと、帰りの新幹線で思い出した。

追記:

兵庫:県での経営シミュレーション(ビジネスゲーム、マネジメントゲーム)研修の事例(豊岡市役所)

兵庫県神戸市 店長研修 ビジネスゲーム 経営シミュレーション研修 マネジメントゲーム ホテル舞子ビラ神戸

2011年11月26日 (土)

値上がり前に買った外付けハードディスク(i/o HDPC-U)へのバックアップ

タイの洪水の影響でハードディスクが値上がりする前に買ってよかった

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秋口にヤマダ電機池袋店に寄った時、周辺機器売り場のエスカレーター付近におおきなワゴンがあった。
無造作にハードディスクが積まれていた。POPチラシには640BG、4990円とある。
ずいぶん安くなったな驚きながら、一つ買っておいた。たぶん、生産終了品の在庫セールだと思う。

タイの洪水の影響でハードディスクが値上がりしている。価格が上がることなどありえない分野なのに、珍しいことだ。

i/o HDPC-AU640BLA、カクうすというネーミングの商品だ。テレビの録画用にも使えるタイプだ。最近は当たり前の仕様らしい。

それをようやく最近使ってみた。

データのバックアップは二台のPC間でやっている。ファイル単位ならクラウドサービスも使う。でも丸ごと容量を気にしないでやることができる外付けハードディスクは使い勝手がよい。

転送スピードは普通だが、とにかく薄くて、軽いのがよい。

2011年11月17日 (木)

2011年大宮ソニックシティでの経営塾、ビジネスゲーム研修

大手流通グループの社内経営塾におけるビジネスゲーム研修

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大宮ソニックシティでの開催。今年で、七回目だ。

今年の受講者は30人とやけに多い。

新潟から二人参加があるのが増えた理由らしいけど・・・

部屋がそれほど広くないので、6チームを組むこともできないので、5社編成で行った。

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関東近県からは遠いから10時スタートの18時終わり、と言ってもそのあとは、グループ研究で21時ごろまでの予定だ。遠地の方は一泊するようだ。

 

景気の良かった昔は研修施設に泊まり込みでやる研修というのが多かった。むしろ当たり前のように多かった。

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その時はだいたい21時まで経営シミュレーション研修をしたものだ。

当時は若かったから別に何ともなかったが、今やるとなるとキツイだろうな・・・と昔が少し懐かしかった。

二泊三日の研修なんて、今はなかなかお目にかかれない。

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この企業様でのビジネスゲーム研修は毎年おなじみのPRIMO-2だ、今年は少し出力デザインを変えたものでやった。
アバターをたくさん入れて、少し親しみやすくした。

人数が多いと言うこともあり、今回は少しゆっくり目の進行プログラムとして、6サイクル実施。

財務会計、管理会計、マーケティング戦略へとレベルアップのプログラムができた。特に管理会計は全員が7月度の決算データをもとに学習してもらった。これは良かったようだ。

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この会社では剰余金と言う言葉がよく使われる。

剰余金とはわけわからずに使われる難しい言葉なのだが、で剰余金とは何か、という少し面白い話題になった。会計上は「~を超えた分」という意味合いがあるんだけどな。

そういえば、参加者の中にOHPを知らない人がいた。液晶プロジェクターとPowerPointに置き換わって一体どのくらいたつだろう。確かPowerPoint2000くらいから使い始めたように思う。

OHPはもうどこも生産していないのではないかな。骨董品になりそうだ。だからトランスペアレンシーはかなり高い値段で売っていると思う。

●2010年の大宮ソニックシティでの研修風景

●2009年の大宮ソニックシティでの研修風景

2011年11月15日 (火)

日本のスーパーコンピュータが1位になったことと、2位ではだめなのかの蓮舫発言の意味

日の丸スパコンが1位を堅持した。事業仕分けでは二位ではだめなんですか、と言われたけど。

 理化学研究所と富士通のスーパーコンピューター京が、スパコン性能ランキング「TOP500」で一位となった。京の計算能力は1秒で1京510兆回、2位中国の天河1号Aの4倍という。かなりの圧勝だ。

 事業仕分けで蓮舫議員の「二位じゃダメなんですか」というような発言が、結構話題になったものだ。研究者からしたら反発したくなるかもしれないが、カネの出し手や素人的には素直な発言だと思う。一位のみに存在価値があるわけではない。

でも反発した人は、是が非でも一位にならざるを得ないだろう。

別に蓮舫発言への反駁から一位になったわけではないだろうけど・・・

胸がすくニュースだ。

おめでとう。

祝。

で、なんに使って役立つのだろう。

そっちの成果も忘れないで一位になってね。

でないと、二位でもいいことになるよ。

ていうか、いったい何億円かかったのだろう。

そっちの報道は何もないね?

2011年11月 9日 (水)

今夜の相棒 ライフラインは二時間ドラマにしたほうが良い秀作と思う

相棒 ライフラインは社会性がたっぷりで、今の日本の疲弊した現実が素材

なぜか、日本のテレビの探偵もの刑事ものやサスペンスの類は、犯罪トリックや事件の深層は浅く、人情ドラマにしていたずらに時間を稼いでいるような番組が多い。

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時として、相棒もそのような面があるが、犯罪の背景を奥深く描こうとしているから人気があるのだと思う。

個人的に、今夜のライフラインという番組は良かったと思う。
真面目な中小企業経営者ほど、自らの家庭よりも従業員とその家族への責任を背負っている。逃げたくても逃げられない。赤字でも資金繰りさえつながれば、いいのだ。と言い聞かせて展望のない経営を続けている。

互助会?。つまりは同業者間の資金の融通などはリアルだ。
親戚から借りるだけ借り切った事業主、自分の家庭よりも従業員たちの生活を優先せざるを得ない経営者、高利の闇金、債務者が転じて取り立て役になる、自殺と保険金、嘱託殺人

1時間ドラマでは少しせわしかったような描写だ。もったいないな。でも松本清張作品みたいだった。ストーリーは誰が書いているのだろう。番組サイトへ初めて行ったが、放映終わりの内容については、見られないみたいだ。ザンネン

最近、レンタルで映画の相棒/劇場版なんとか、を見たが、映画にするほどの内容ではないと思った。興業は成功したのかもしれないが。
ほとんどはビル内の撮影で済んでいるようで、物足りないし、なにより事件の背景の取り上げ方が浅いと思う。もっと大きな力が働いているようにしたら、スケールが出たと思う。



2011年11月 6日 (日)

一か月後にも理解度確認テストを課すビジネスゲーム研修の会社

ビジネスゲーム(経営シミュレーション)研修が終わって一か月後に理解度確認テストをした事例

ある企業でのこと。
既にビジネスゲーム(経営シミュレーション)研修は終えているのだが、一か月ほどしてから理解度確認テストという名のレポート問題を課した。
今、続々とその答案が届いてくる。まとめてやろうと思うが、積みあがる答案に少し憂鬱・・・

この会社では、そもそも研修前に事前学習をしている。
●事前学習は「会計の基本が分かる本」とそのレポート問題(A4二枚)である。

●そして本番の研修が二日間。

普通はこれで終わりだが、担当役員から注文が入っていた。終わってからもテストをやってフォローしたほうがいいのでは?

ということで、社員の皆さんは大変ですね。
出題は、次のようにして作ってみた。

●理解度確認テストにしてはかなり重たい内容にした。
1 上記本からの出題で応用的な内容
2. ビジネスゲーム研修での最終決算書を見ての分析
3. 会社のホームページから中間決算の分析

研修最後の日に、理解度確認テストをする例はあるけれど、それはかなり軽い基本的内容だ。終わって一か月後にこんな重たい問題でやった例はない。
そうとう鍛えられるとは思う・・・

ちなみに、全ての連絡やレポート問題の配布は当サイトの企業向け専用ページを使っている。

道路側溝の堆積物を除去清掃して排水を良くしないと大雨であふれるかも

側溝が泥や砂利で埋まって水はけが悪いと道路が冠水しやすくなる。側溝の詰まりは動脈硬化みたいだ

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10数年前に道路の側溝の清掃がされていた跡を見た記憶がある。それ以来だから、どんなものかと上尾市市役所の道路整備課に相談したら、調査してすぐに取り掛かってくれた。
日頃、行政の仕事ぶりには疑問持つことが多いが、思ったより素早い反応にびっくりした。

規程では10センチくらい堆積していると、除去掃除をするらしい。でもいちいち市役所があちこちの道路を点検するわけではなく、住民の申告で調べてからだそうだ。それは当然だろう。

 

というわけで、先日我が家の面する道路で清掃作業が始まった。特殊な大型車両で、高圧洗浄水を放水しながら、吸い込むらしい。その手の専門業者と言うのがいるものだ、と感心ながら作業を少し観察した。

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側溝のふたは意外と簡単に開けられるのに驚いた。工具がないと開かないと思っていたが、もっと早く自分でふたを開けて、中を見ればよかったかも・・・と思ったくらいだ。

なんと深さ30センチくらいの側溝で2/3までが詰まっていた。水が通るところが10センチしかない。これはヒドイ

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今の所、この地域では大雨はない。低地ではないのであまり心配はしていないが、最近は何十年に一度の大雨というべきか、一時間に100ミリとかいうのが局地的に頻発している。

いつ想定外の雨が降るか分かったものではない。

こんなに側溝が詰まっていたら、まともに排水できるわけがない。例えば、1時間60ミリの雨にも耐えられる排水能力ですと言ったとしても、この状態では1/3しか能力がないのと同じだから、20ミリの雨にしか耐えられないという能力になる。

 

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清掃後、なんときれいな側溝になったことか、感心しきりだった。

 

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こんな日の後、ふと子供のころの記憶がよみがえった。

田舎では年に一度、親たち近所の人が総出で下水溝の清掃をしていたものだ。
コンクリートのふたを次々に開け、スコップで汚泥を救い上げてどこかへ持って行っていた。

下水溝の両脇にはそのあとがしばらく残り、ドブ臭いにおいや灰色に乾いた跡がしばらくは続いていた。しかし、なぜか清々したという雰囲気も漂う光景だった。

地域の問題だから住民が主体的にやっていたのだ。それが当たり前だった。今は田舎ではどうなんだろう。

 

偉そうなことを言うが、なんでも行政に依存するという傾向が強いから、日本の高コスト体質を生んだのだろうと思う。そういえば、街灯の球切れ交換やゴミ集積場の運営などは町内会等が負うべきことになっている。

(2013.6/22 写真等変更・・・アクセス多いため )

 

 

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