製造業新入社員フォローアップ研修でビジネスゲーム5サイクルは事前学習の成果
製造業向けビジネスゲームを新人フォローアップで実施した
一日研修なので入門コースのRoboMakerを4サイクルを基本として組んだが、進捗が良いので5サイクルまでできた。
まずもって、この会社は事前学習を十分に受け入れてくれている。ありがたいし効果的である。
1、会計の基本がわかる本とレポート問題を1か月前から課している。
2、研修所に来てからは、経営シミュレーションテキストによる事前課題を実施している。宿泊型なのである程度の時間が採れるのが好都合だ。
この二つを実施しているので、当日の研修は密度濃くできる。まさしく反転授業そのものです。
時間は9時スタートで終わりが18時、昼休みは45分という8時間研修。
グループ数は今回は5社編成にした。6社だとやや微妙。対象者とRoboMakerの経営モデルからしたら5~6人が最適。新人の場合は6人編成が基本。
新入社員のフォローアップとはいうものの、一年間の実務経験があるから春先におこなう新人研修とはまるで違う。成長度がわかるのだ。この点も理解度や受講態度にプラスの効果がある。
中間決算はレポートを出して配布しただけで発表は省略、最後の株主総会は並列のプロジェクターで発表してもらった。
ドキュメント作成に30分、発表時間は5グループで40分くらいかかった。教訓抽出の中身はよかった。「自分たちの仕事が決算のどこに現れるかが分かった」というようなことを挙げていたグループがあった。
しかし発表が練れていない。技術系が多いと言うこともあるが、もっと人前で話す訓練をしたほうが良い。
5サイクル実施してプレゼンテーションまで時間をかけてやったのだから、進行スケジュールとしては濃厚な一日だった。
久しぶりに晴れの天気だっので、富士山の写真を撮りたかったが、終わった時には真っ暗だった。
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