自治体の公会計における財務四表の相互関係とビジネスゲーム研修
公会計制度における財務四表の相互関係は企業会計と同じ
先日の豊岡市での経営シミュレーション(ビジネスゲーム)研修の時にも学習テーマになった内容。
公会計を導入した行政の財務四表は、民間のそれとほとんど変わらない。B/Sなどは一般的な流動性配列の方が見やすいと思う。下に固定資産を書いたからといって重要視していないわけではないのだ・・・。 P/Lに対応する行政コスト計算書だけがやや独特だが、基本は似たようなものだ。
資金収支計算書は、収入-支出=当年度資金増減額+期首資金残高=期末資金残高 ・・・まさしく資金繰り表そのもの。経常的収支、公共資産、投資財務の三部に分ければキャッシュフロー計算書になる。
純資産変動計算書は、行政コスト計算書のボトムラインを受けて、当期中の増減要因を入れて期末残高を表示している。株主資本等変動計算書と同じある。
財務四表の相関関係を書いたのが下図。豊岡市財政課のHPからの引用。
●官公庁向けの経営シミュレーション(ビジネスゲーム、マネジメントゲーム)研修コース
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