新入社員なのにビジネスゲーム研修で社長として借入や賞与までやるとはね
新人研修で損益計算書までやるビジネスゲーム研修の意味
事務系のみを集めての新入社員研修をした。長期間の新人研修の最終フェーズに実施。
30人(女性8人)のため6人で5社編成。
朝8:30スタート、終了は17:45。
今年は、当日の本番研修をより充実させるために、事前学習をレベル1だけでなくレベル2までやってもらった。当然ながら、効果的でした。
ビジネスゲームのコースはPRIMO-1。実はHarf-BGにしようか少し迷ったけど、事前学習を十分採用したので新人には少しレベルの高いPRIMO-1にした。
5サイクルの経営を実施。通期では一社黒字、4社赤字となりましたが、業績なんて問題じゃない。
新入社員だからまだ賞与そのものをもらった経験もないのに、6月度には賞与月数をどうしようかとか、あれこれ迷いましたね。
かなり厳しい経営競争になったために、自己資金が足りずに対銀行との借入交渉までやりました。担保の意味がリアルに分かったことでしょう。
マーケティング戦略では強みとなる市場を持つことの大切さが、損益とリンクして現れたのが特徴的でした。この辺りは、本ではなく体験学習から得られるメリットです。
・掛けのビジネスとして、売掛買掛の意味、手形の意味。
・入金出金のキャッシュフロー。
・棚卸資産の受け払いと繰越の意味。
・利益にもいろいろあること。
・減価償却の意味。
・損益計算書の作成は5回。これも20行近いP/Lだから、真似事の形式的なものではない。
貸借対照表(B/S)は原則省略として自由課題にしたけど、みんな作っていたように思う。
とまあ、新人向けにここまでやれるビジネスゲーム研修はあまりありませんが、準備と運営さえしっかりやれば、若い人には消化能力がありますね。
発表場面も二回設けた。中間決算で口頭発表を専務に、最後の株主総会はドキュメント作って社長役が実施。
朝一番のスピーチとそれに対するコメンテイターなど、去年よりもトレーニング的で良かったと思う。
かなり鍛えられたと思う。
そうそう、今年の追加顔はこれ。何度も登場したね・・・新入社員研修、ビジネス体験、ビジネスゲーム研修、経営シミュレーション(マネジメントゲーム)研修