« 2012年5月 | トップページ | 2012年7月 »

2012年6月の10件の記事

2012年6月29日 (金)

エクセル(Excel)のグラフ機能で損益分岐点図表を作る方法

エクセル(Excel)を使うと簡単に損益分岐点の図表を描くことができる

ビジネスゲーム(経営シミュレーション、マネジメントゲーム)研修の出力アウトプットには以前から利用していたのだが、意外と知らない人がいるようなので改めて、まとめてみた。

そもそも、損益分岐点とか限界利益、固定費とか変動費の解説は、下記ページまたは下記の書籍「会計の基本がわかる本」をどうぞ。

損益分岐点とは BEP (Break Even Point)

ここでは簡単にエクセルで損益分岐点(BEP)図を作る方法の操作手順をまとめた。
Excel2002.2003やExcel2007.2010では多少操作方法が違うが、基本的な考え方は同じ。

1. シートに4つのセルを作る
 売上高線は、0 と 売上高 である
 総費用線は、固定費 と 固定費+変動費 である

Beb1_3

2.範囲を選択して、面グラフを描く

Bep2_3

3.要素の売上高線側を指定して、折れ線グラフに変更する

4.X軸が1,2となっているから、これをシートの売上高線のデータ範囲(F173..G173) に指定する

5.書式を整えて終わり

Bep3_3

 

2012年6月23日 (土)

八日目の蝉の映画版を見たけど、テレビのが良かったな

八日目の蝉の映画版をテレビで見たけど、NHKテレビの壇れいの方が良かったな

当たり前の話だが、先に見たバージョンのほうがよい印象を持ってしまうかもしれない。もっとも壇れい好きな人にはテレビ版だろうな。

テレビ版は十分な時間があるから、ストーリーが丁寧に描けていた印象だ。

映画の方は前半がつまらなかったけど、過去と現在を行き来する展開手法に食傷気味なのもある。

テレビ版は希和子の視点だが、映画版は薫の視点だと思う・・・その点ではきちんと分かれていていいと思う。

映画の薫役の子供がとても演技力があって驚いた。棒読み型のセリフでも仕方ないのに、感情が込められていて凄いなーと感心した。

最後の決めぜりふ、「その子はまだご飯を食べていない・・・」も差別化されていた。テレビ版は朝ご飯、映画版は夕ご飯だろう。

そもそも、八日目の蝉の映画とテレビのどちらが良かったかな、なんていうのは愚問かもしれないな。

ある人は、原本がいいよ、と言うだろう。

そしてある人は、事実は小説よりも奇なり、と言うだろう。

またある人は、俺だってまだご飯食べてねー、と言うだろう。

---------------------------------------

 八日目の蝉 「その子はまだ朝ごはんたべてないの」と希和子は絶叫した

 

2012年6月20日 (水)

標高がわかるWeb地図、国土地理院

右クリックで、自分の家の標高が分かる国土地理院のWeb地図

Photo

これは便利だ。地図を表示して、特定の場所を拡大しながら、最後に右クリックすると、その位置の標高が表示されるというものだ。あくまでも参考値らしい。

標高がわかるWeb地図

津波や洪水の備えに役立つというわけだ。

ちなみに我が家は海抜16.9mだった。
付近の小学校に17mという標識があったので、その通りだったことを確認できた。

でもこうしてなんでもインターネットで丸見えというのも、どうなんだろう。

日本国の国防の見地からしたら、と余計な心配をしてしまった・・・

2012年6月18日 (月)

OHPで発表するビジネスゲームの株主総会

今どき珍しいOHPで発表するビジネスゲーム(経営シミュレーション)研修


Image5_2

講師用は必ず液晶プロジェクターとPowerPointの組み合わせですが、ビジネスゲーム(経営シミュレーション)研修の参加者の発表は準備の都合によっていろいろです。

時節柄、本物の株主総会の開催シーズンですが・・・

結局、今回は各グループに一台のパソコン手配ができなくて、OHPで発表する羽目になりました。

この会社の人達は初体験ではないけれど、今時、OHPと言っても知らない若人がいます。

Image4


Over Head Projectorの略だ。昔はこれが当たり前のようにどんな会場にも置いてあったものです。

今は廃棄してしまって、ほとんどない。

たぶんランプ交換などは大変高価になりますね。

Image6



 

そもそもがトランスペアレンシーも結構高いと思う。おいてある文房具店も少ないみたい。

Image3

OHPの良さはグループ討議しながら、記入できるので、便利なのだが、手書きなので、作り慣れていないと難しく感じるだろう。

PowerPointよりも発表スキルが表に出やすい。

けっこう、皆さん楽しく作っていたようです。

Image2

社長または専務役が発表しました。

一番良いのは、書画カメラ付きのプロジェクターです。これならOHPの替りにもなります。

-----------------------------------

ビジネスゲーム(経営シミュレーション、マネジメントゲーム)研修、株主総会、発表、プレゼンテーション

2012年6月14日 (木)

いまさら部長研修などやってもと言う、ありそうで無い販促フレーズ

HRサミット2012セミナー、G社のエクゼクティブ教育の販促プレゼンを聴いた

秋葉原UDXという好立地なのに、参加者は少なかった。天気が悪いせいか、そもそも人気が無いのか、よく分からない…

部長教育のコース紹介を聴いた。この会社はMBA信仰が強いから部長教育などというセンスのない表現ではなく、横文字だらけのエクゼクティブ教育という表現をするのだが・・・

内容は抽象的だった、肝心のコースプログラムはハッキリ説明しないのでよく分からないのだ。イメージしたよりも、志や生きざまに焦点当てていたのは意外だった。

それはともかく・・・冒頭のスライドが気になった。

顧客企業のトップ(社長)に話しても、

  いまさら、部長教育なんてやっても
  効果あるの?

というような内容の問いかけだ。

実はこのフレーズは珍しくない。自分でもムカーシ(30年くらい前)から使っていた。あるいは今でもかも 
昔ならともかく今の時代、実際にそんなことを言う経営トップはいないと思うのだが、なんとなく「ありそうな話」「そうそう・・そうだよね」と相槌打ちたくなるフレーズなのだ。
実は、話を面白くするためのテクニックや常套句にすぎない。

発表者は『有楽町飲み屋症候群』というのも言っていた。内心、アルアルと思って引き込ませる比喩なのだろう。そもそも飲み屋で上司の悪口を言う若い人は少なくなっているのにね。

さて冒頭の「いまさら部長研修などしても」という問いへの答えただが、個人的にはこう思う。

 凝り固まったミドル層に対して、本当に役立つものなのでしょうか

次の京大の先生の話、「他では聞けない、京都大学生の最新事情」
タイトルに釣られてきたのだが、発表者の教授先生を見たとたん、ふざけた期待をすべきでないな、と反省した・・・

でも明治期の帝国大学創設時のエピソードは面白かった。
難関大学に合格する生徒でも、先生の悩みは尽きないらしい。

進学率が50%になった当節、入学試験の高度化複雑化に対応するために、中学高校が手取り足取り教育しているためか、入学してから
・自ら学習することに戸惑う学生
・困った時に自分で工夫することができない学生、が増えたと嘆いていた。

「中学高校」と言っていたが、受験予備校や塾もそうだと思う。








2012年6月10日 (日)

サンデーモーニングに見たテレビコメンテイターの軽さと重さ

小選挙区制はダメ、と批判はしても口ごもる大学教授コメンテイター

サンデーモーニングはこの時間帯ではよく見る番組だ。スポーツコーナーがコンパクトな一週間の特集みたいで面白いね。

番組では二大政党制がうまく機能していないというテーマで話していたが、その中で某法政大学教授がヘンなことを言っていた。

録画しているわけではないので、正確ではないかもしれないが・・・

確か小選挙区制はダメだ見たいなことを言って、そのあと、TBSの岸井氏から中選挙区だと派閥ができて・・・と言われたり、司会者からじゃあどうすればいいのと尋ねられて、口ごもってしまった。
よく聞き取れなかったけど・・・勉強します・・・なんて言っただろうか?政治は専門ではなかったのかもしれないな・・・学生みたいで謙虚でいいですね・・・

岸井氏は政治記者の中では好きな記者だけど、珍しいシーンだった。

サンデーモーニングはコメンテイター同士で議論することはしないで、順繰りに言いっ放しだ。時としてはお通夜みたいな雰囲気の時もある。
キャスターではない司会者は原稿丸出しで読むスタイルなのに、こんな突っ込みみたいなことを言うのはスポーツ編以外では稀だろうと思った。

後で、まずかった、と自省したしたかもしれないね・・・

でも田中教授のコメントで、今の議員立候補者の目的が「政治家」になることで、何を実現すかと言う政策や志が最優先ではない、という趣旨のことを言っていたのには同感だ。
その時の風を頼りに当選してくる新人議員のことなのなのか、あるいは最近の維新の会に集まる人のことなのか、それは分からないけど・・・議員をまるでタレント扱いするマスコミがいるからかもしれない。昔は芸能人が議員に立候補することがあったが、いまは議員が芸能人化している?

だからこそ、すぐに解散選挙などしてはいけないのだ。
政党名が変わっただけで前と似たような議員やもっと質の低い国会議員が出てくるだけかもしれない。
それにしても、ニコニコ動画みたいにコメントを画面に乗せられるようにしたら、どんなふうになるのだろうかと、想像してみた。

次世代テレビと言われるスマートテレビで、キー局のテレビ番組に勝手にウエブサイトの仕掛けをかぶせて視聴できると面白いだろうと思う。

凄すぎるメッシのハットトリックでアルゼンチンがブラジルに勝つ

サッカーのアルゼンチンとブラジル親善試合でのメッシの華麗なシュート

Photo

2012年6月9日
フレンドリーマッチ、アルゼンチン代表×ブラジル代表戦のユーチューブ速報映像はここから。
試合結果は、4 - 3でアルゼンチンが逆転勝利

メッシ一人に負けたようなブラジル。
メッシの正確で落ち着いたシュートシーンは何度見ても素晴らしい。特に三発目のシュートが凄い。

大画面テレビで海外の動画を見たいものだけど、残念ながら手元のテレビではユーチューブは見られない。この点が購入検討の失敗だったなー・・・

2012年6月 5日 (火)

NEC超軽量UltrabookのLaVie Zは差別化されている

ティザー広告風のウルトラブックLavieZの登場待ち

インテルからの第三世代Core iシリーズのモバイル版正式発表を契機に、雨後の竹の子のように各社からウルトラブックが登場している。

LaVie Z

似たり寄ったりの仕様になるのは当然だが、大方は薄くて重たいだ。だからまだ正式発表されないNECのウルトラブックLavie Zが興味を引く。いかにも日本的な製品なのだ。

999gを切るというものの、900g台だとやや物足りない。899以下だと衝撃的だ。

そのスペックは以下のITメディアの記事によると
NECの超軽量Ultrabook「LaVie Z」、CPUはCore i7、ディスプレイは「1600×900」の高解像度パネル搭載

7-3517U(1.9GHz/最大3.0GHz)、または Core i5-3317U(1.7GHz/最大2.6GHz)
ディスプレイは13.3型ワイドで1600×900ドット らしい。

あまり軽いとバッテリ容量が小さくなるから駆動時間が短くなる。この点はトレードオフになるから痛し痒しだけど、数多あるウルトラブックの中では特筆ものだ。
ipadより少し重たい程度、となれば十分タブレットを駆逐できそうだ。

超軽量化による死角もあるだろう。SSDかHDDの記憶容量の少なさかもしれない。個人的には128GBもあれば十分。インターフェースコネクタの形状も一部に制約があるかもしれない。
でも薄くて軽くて処理パワーもあればかなりイイと思う。買う理由はこれだ。

肝心のLavie Zが出てもいないのにその先を云々するのも滑稽だが、Windows8とハスウェルの組み合わせこそ完成型ではないだろうか。買わない理由はこれだ。

問題私大に廃止命令も…文科省、質確保に厳格化

金儲けや名誉欲にかられた名ばかり大学は廃校・退場へ

読売新聞オンライン 2012.6/5 より  以下、引用

 文部科学省は、私立大学の質確保に向け、指導内容や経営に問題がある大学に対して、廃止命令などを含めた厳しい措置で臨む方針を固めた。

 日本の大学の国際競争力の低下が叫ばれる中、質の悪い大学には“退場宣告”を行う一方、優れた大学に重点投資を行い、大学改革を促す。

 文科省は今年度以降、経営状況に改善が必要な場合、積極的に実地調査を実施。改善を図るよう経営指導を行う。「改善の見込みがなく、教育の継続に 悪影響を及ぼす」と判断した場合は、私立学校法に基づき、学校法人に解散命令などを出す。また、教育の内容に問題がある大学には、学校教育法に基づく改善 勧告や組織廃止命令などに踏み切る。

-----------------------------------------------------------------------
当然だ、遅い位だと思う。

 
まるで学校ビジネス(すごろく)の「上がり」のように大学を作る資産家理事長がいるみたいだが、もちろん全額自己資金、学生側も自己資金なら問題ないと思う。
でも、税制面で優遇されていたり、私学助成金の類のような公的資金や奨学金の世話にもなっているだろう。それでいて大学とは名ばかりの実態では、最高学府としての「大学」の迷惑だ。

なによりも親も子も気の毒な四年間になることを防ぐのだ。
問題は、大学教育界から退場を勧告するのに何年もかかるようだと、意味がない。

まずは柔道審判宜しく、「教育的指導」を宣告すればよい。一発で志願者数は激減するから自然に退場になるだろう・・・・

当該大学は生き残りをかけて専門学校化でも工夫するしかないかも。

2012年6月 3日 (日)

高校PTA総会前の駿台による大学入試情勢の講演会

大学入試の現状と保護者としての心構えと題した、駿台のプロによる講演会

めったに聞く機会がないので出席した。空席も目立ち、思ったほど親は来ていない。これなら自動車で来れば良かった。自転車で行ったので汗かいた。

内容は盛りだくさんだが、半分は生徒が聞いた方が良いのでは、と思う内容だった。

いくつか気になったり、今まで知らなかったことなどを・・・・

1 私立大学580校中たった3.8%の主要私立22大学に志願者総数の47%が集中している。

私立大学志願者の半分は5%の私立に集中しているということだろう。

2 関東圏の私立大学の階層
早稲田・慶応
上智・理科大・・・この名を聞くたびに昔はたいしたことなかったのにと思う。大学が立地で選ばれるのか、という偏見を抱いてしまう
GMARCH
成成明学国武
日東駒専独神

これ以外の記述は無かった。

3 私立大学の二極化から三極化へ
 GMARCHですら昔よりも偏差値の幅が最上位65から最下位49まで広がっているとのこと。

4.推薦やAOの話が少しあったが、よく聞き取れなかった・・・
 下層大学ほど推薦やAO入試で入りやすくしていると思うが、それがあだになっていると個人的には思う。大学生とは言えない人間を集めることは学力低下の容認だ。それで定員を満たしても、結局は大学経営の一時的な延命策にすぎないと思う。

5 志願者の顕著な文低理高現象
 昔から言われていることだと思うが、不況感が強い時ほど文系は減り、手に職が付きやすいと思われる理系の応募が増えるのだろう。

6 大学四年間の学費比較・・・特に月額に直した説明は分かりやすかった
 国公立系は240万円・・・月額5万円
 私立大学平均文系は440万円・・・月9万円
 私立大学理系は650万円・・・月13.5万円

 文系私立までなら自分でバイトしてかなりの部分を払えそうにも思うけど・・・。理系だったらそこまで稼ぐような時間はないだろうな

その他にも配布資料は豊富だけど、話が練れていないせいか説明が聴き取りにくかったのが残念…

そもそもが、この高校の進路実績とはずれていた。遠慮なくというか、恥ずることなく当校の生徒の実力相応の大学受験レベルとしての話にしたほうが本来のアドバイスになるはずなのに、というのが一番の感想だった。

帰り際に初めてグラウンドの方を見学した。ミニ大学のように様々な競技施設があり、天気も良いせいかのどかな学園風景だった。部活動は極めて盛んなのだけれど、もう少し勉学にも力を入れてくれれば言うことなしなのになー、とつくづく思った。

公立高校の限界かもしれない。

« 2012年5月 | トップページ | 2012年7月 »

無料ブログはココログ

上尾市政をみつめるサイト

  • 上尾オンブズマン
    市民的視座から上尾の教育行政&市政を考えよう。 (情報公開請求により市政に斬り込むサイト)
  • はるかさん_かまちょ図書館
    上尾市民として市政とりわけ図書館問題を熱く語っています。ぜひ飛んでください。 かまってちょうだいの意ね。