テクダイヤの海外社員の多い経営シミュレーション(ビジネスゲーム)研修・・・1/2
テクダイヤ社の研修はグローバル人材と女性の参加者が多いのが特徴
去年は商業モデルでの経営シミュレーション(ビジネスゲーム)でした。今回は製造業モデルでの経営シミュレーション(ビジネスゲーム)研修をしました。昨年に続き二回目の参加者も大勢いました。
テクダイヤ様の研修はグローバル人材が多いことが特徴です。非常に稀な例です。今回も29人中10人がグローバル人材。三人に一人は外国人。女性が8人と多いのも特徴。前回受講者は16人、初参加は13人。テクダイヤでは男女問わず、国籍問わず教育チャンスを与えているようです。
人数が多いので6社編成で行った。場所は、池袋あうるすぽっと。
事前学習もDOMEXの専用ホームページから入って、皆さん真面目にやってきたようでした。平均点が82点だから高い方です。
全社決算書はダウンロードしてもらったと思うけど・・・軽く、今回の経営シミュレーション(ビジネスゲーム)研修の追加の講評をしてみよう。
学習すべきテーマは何かを再確認。
・生産-販売―財務の連鎖とバランス
・損益と収支の違い(利益とキャッシュフロー)
・損益のプロセス
・費用から製造原価への基本的理解
・材料、仕掛品、製品という棚卸資産の形態変化
・設備の稼働率と固定費の問題
・低価格競争への対策としてのコストダウン戦略とR&D戦略等々
概ね、前回参加者が多いので基本的な計数は理解できているようだった。
㈱Cath-X
座ったグループレイアウト位置は社番2のはずなのに、なぜかホワイトボードには1番の位置に社名と名前をさっさと記入。社長役に抜擢されたCathyさんの並々なら意欲の表れか?
業績的は二位。集中戦略が奏功して販売好調ですが、損益が悪いです。理由はわかりますよね。最後は期末決算セールです(こんなこと、台湾でしてはいけませんよ)。
良く言えばマーケティングの会社、悪く言えば営業だけの会社。キャシー社長は前回の後「心に刻む三つ」の感想を寄せていたが、果たして今回は何を刻んだろうか…
㈱佐鹿興業
完売続出なのに赤字続きという経営をだれも止めようとしない、不思議な会社でした。常務はPCでアルバイト仕事を抱えながらの参加ですから、役員報酬カットにも平然としていました。
集中戦略は良いのですが価格政策が問題でした。R&D中止も残念でした。初参加のSandyさんをショトンさんがフォローしていたのが印象的でした。
この場を借りてSandyさんの質問へ再回答します。平均法では、単純平均ではなく加重平均の計算をします。期首の平均値 A と当期入庫の平均値 Bを出して、(A+B)/2 では正しい平均値になりません。
ビジネスゲーム、経営シミュレーション、マネジメントゲーム、研修事例、製造業モデル
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