レッツノートに2台の外部モニターを接続してデスクトップパソコン並みに使う方法
関連 標準機能で三画面モニターの接続 (2017/1)
レッツノートS10に大きな液晶モニタ1台をつなげたら普通のデュアルモニタ利用だが、本体画面は12インチと狭いからデュアルモニタにしては心もとない。
そこで、レッツノートS10に外部モニタ2台をつないで、デスクトップパソコン風に使うことにした。なんと、この使い方を今まで思いつかなかった…
元のMR3300 は Windows Vista、Core2 duo E4500 2.2Ghz、2GB 、160GB、ATI Radion 2400 PRO 256MB、最大約390 W
レッツノートS10は Windows 7Pro(64bit)、Corei5-2520M(2.60-3.30GHz)、4GB、640GB、インテル® HD グラフィックス 3000、最大約65 W
↓Vistaから7へ引っ越し中

↓引っ越し後。レッツノートの画面とキーボードもいらない、本体のみを使う。
レッツノートS10のアナログRGBのDsubには17インチEIZO L565-A(11年も使っている)を、HDMIには三菱19インチRDT197Vをつないだ。
但しRTD197VはHDMI非対応なので、HDMI-DVI-D接続ケーブルでつないだ。実は当モニターがHDCP非対応のために不安があったが、HDMI=DVI+音声+HDCP とのことらしく、それなら非対応でも映るだろうと思って買った。アマゾンで580円と安かった。これが今回の最低限の設備投資だった。
キーボードは馴染んだデスクトップPC用を使うには、PS/2からUSBへ変換アダプターが必要。この際、ケーブル不要のワイヤレスキーボードにした。無難なLogicool K270にした。1400円前後と安い。キータッチの感触はまだ慣れないが、膝の上でも使えるようになった・・・
本来ならunifyingレシーバーでマウスと1本化すべきだが、手持ちのマウスMX1100が古いためにunifying非対応。10ボタンマウスは気に入っているから使い続けるつもり。
結局USBは2か所占有、最後の一つはプリンタ等になりそうだ。ネット接続は無線LANの方がすっきりするが高速の有線LANをユウセン。
↓無様な格好になる。実際は電源アダプターもつなぐ。
●レッツノート側での注意点
画面切り替えはWindows キー+Pが楽。接続はプロジェクターのみにする。拡張を使うと本体内蔵画面との併用になる。
レッツノートの電源は蓋(カバー)が開いた状態でないと、機能しない。起動後は蓋を閉じても問題ない。でも放熱のために蓋は少し開けておいた方がよいらしい。日常の低負荷作業では閉じても問題ないと思うけど…
蓋を閉じてもスリープにならないよう、電源オプションで「何もしない」に設定しておく。
ACアダプターつなぎぱなしでよいようだが・・・バッテリー劣化ははどうしたものか?。少し心もとない。でも大地震のような急な停電時には安心できる。
マルチモニターとは言うが今のインテルCPUでは2画面出力しかできないが、来年登場するハスウェルでは3画面も可能になるらしい。・・・現在のIvyでも制約があるらしく、実際はよくわからない。 でも調べたら今でもグラフィックスカードとUSBアダプターで簡単に実現できそうだ。
そもそもこんな使い方は邪道かもしれない。ノートPCが非力な時代ではあり得ない。デスクトップPCのパワーとノートPCのモバイル性が棲み分けられていたから。
でもノートPCのパワーが上がってきたからこそ、こんな利用もありだろう。出張時以外は、引出しにしまっておいた高性能パソコンの再利用ができた。4、5年の差があると数字以上に体感差を得られる・・・
そもそもWindows 8が落胆のOSだからこそなのだ。この形で様子を見よう、少なくともWindows9までは・・・。
一台の方がデータの共有性も楽だし、二台持ちに比べて総合的なコストパフォーマンスは高いだろう・・・・新たにデスクトップPCを買うよりも、ピボット対応ディスプレイとかSSDへの換装など強化策はまだありそうな気がする。
関連 三画面モニター接続(Windows 10とインテル)
レッツノート デュアルディスプレイ マルチモニター ノートパソコンのデスクトップ化
最近のコメント