森永教授の漫談系経済話しとNTTのIRセミナーを受けた
タレント教授は話がうまいけど、客寄せみたいだね
テレビでおなじみの森永卓郎氏の話は面白い。話し慣れているから、原稿なし、当然レジメなし。あるのは表紙だけ・・・
セミナーの前座みたいになっているけど、実は森永教授の話し目当ての人だって多いだろうと思う。期待にそぐわぬ話術で一時間があっという間に過ぎた。
昔、堺屋太一氏の講演を聞いたことあるけど、その時はもっと驚いた。登壇したら、前置きも何もなくいきなり話し始めた。当然、原稿なしでそれも一時間以上話していた。内容は覚えていないが、その在り様が印象的だった。
で、メインエベントのNTTのIRだが、NTTもだいぶ変わったな、というのが印象だ。電話から非電話ビジネスへの転換が進んでいる。
国内ばかりと思っていたら、海外展開を進めていて1兆円くらいは外で稼いでいるし、さらにそれを加速させるようだ。
IR担当の若い人がプレゼンしたが、使っているPowerPointは2007だった。
クラウドビジネスをこれから大きく育てるようだけど、その売り上げは傘下のどの会社に帰属するのかという質問をした。元々クラウドビジネスが見えにくいビジネスなのに、その収益構造はどうなのだろうか、という意味で質問したけど・・・答えにくい質問になったようだ。
NTTの会社区分が機能的なのか縦割り型なのかよくわからないけど、クラウドは横断的ビジネスになるから、マネジメントはとてもやりにくいものになるような気がする。
NTTは総合力を強みとするが、一会社ではなく機能別会社に分かれているから、総合力が発揮しにくいのではないだろうか。
一社の方がクラウド事業部としてやりやすいように思うけど、そうはできないジレンマがありそうだ。と外から素人は思った。つまりは力を発揮できないのではないかな。という心配を持った・・・
外部競争よりも内部競争にならないかな、ということ。杞憂ならいいけどね。
それにしても、いいホテル使うなーと感心。
帰りに東京駅八重洲北口のイルミネーションを撮ってみた。場所がらか9時を回って、人気も少ない。
帰りの電車では、夕刊紙を見ている人は見当たらなかったが、タブレットを見ている人は何人もいた。
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