年金事務所に行ってきた。閊えていたものが取れてスッキリした
年金の書類ほど、わかりにくいものはない。
しかも国民年金、厚生年金、厚生年金基金と複数の会社に加入していたり、記憶のかなたの若い頃だったりすると、なかなか書類がそろわない。そもそも記憶がそろわない・・・
先日、銀行の年金相談を受けた。社労士のおばさんが、大丈夫、これこれ、書類揃えて行きなさい。
と言ってくれたは良いけれど、そろえるのが大変。
戸籍謄本などは身内に頼まなくても、ネットで書類ダウンロードして郵送で取り寄せられた。簡単なのに驚いた。
本命の年金手帳が見つからない。オレンジのやつ。
見た記憶はあるのに、なぜか見つからない。
何かに紛れて捨てられたのかもしれない。
年金手帳探しに、随分と無駄な時間を費やした。実際は再発行という手続きもあるのだが・・・
結局、基礎年金番号通知書があったから、事なきを得た。両方でなくても良いのだ。
社会保険事務所へ初めて行った。混んでいるかと思ったが、そうでもなかった。受け付けも、その後の窓口の応対も親切だったし、効率的だった。
ムカーシは違ったのだろう、叩かれた成果かな・・・
数十年前の年金基金加入者証、会社を辞めた時の雇用保険受給資格者証など、よくも、捨てないで保管していたものだ。
若くても、大切なものなのだろうな、と素人ながらにも思って保管していたのだろう。今日それが日の目を見た。
年金の統合のために調査してもらった。
若い担当者はこちらのいうことを参考にデータベースで照合していた。
ビンゴ、って彼が叫んだ。
確かに、昔懐かしい社名が画面に出ていた。
新しい青色の手帳をもらった。通知書を貼るだけだから、いらないと思うのだけれど・・・
ついでに、ネットのアクセスキーももらった。後でゆっくり見てみよう。
ようやく、モヤモヤして、ずーと閊えていたものが取れたような感じ、精神的にすっきりした。
今夜は祝杯。
その後、懐かしくも複雑な感慨とともに思った。人生の軌跡に空白などないのだが、公的な認証という点で途切れていた所が、見事につながった気がした。
青年期から壮年期への贈り物なのかもしれない。
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