エロエロ草紙が国立図書館でアクセス1位は当然。見れば洒落た芸術本だと思う
エロエロ草紙が「文化庁eBookプロジェクト」でアクセス一位。2位は羅生門
文化庁eBookプロジェクトの電子書籍の無料配信実験の結果が発表された。
一位は国会図書館のデジタル資料でもアクセス上位であった「エロエロ草紙」(酒井潔)とのこと。
タイトルが安っぽい感じがしたから、どうせ昔のエロ本なのだろう、と思いつつも、
さっそく飛んで見に行った・・・
とんでもない、中身は洒落ている。どこか品のある文章は面白く、ユーモアや風刺もある。旧字で読みにくいからゆっくりと読むことになる。それがまた新鮮。
「エロエロ草紙」酒井潔 著、竹酔書房、昭和5年出版、定価一円50銭。
後ろの頁に、「禁風1 157」というシールが貼られていた。
禁は禁止、風は風俗・風紀と言う意味なのだろうか・・・
当時は発禁処分を受けた本らしいけど、今見れば全体に抑制的な内容だと思う。正しくは抑性的かもしれない・・・・
デジタル技術のおかけで、日の目を見ることができたのは素晴らしいことだ。
第二編とあるから、第一編も見てみたい。
「文化庁eBooksプロジェクト」について
もう終わっているんだな。他にも見たいものがたくさんあったのに残念。ぜひリピートを・・・
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