HOMELANDのラストは実に巧妙にできていて面白い
DlifeのHOMELANDの最終回を見た。日本のドラマ制作との差を感じてしまう
ホームランドは最初は面白かった。字幕版で見ている。
中盤は主人公同士の交際から素性がばれてしまう展開で、少しつまらない感じになった。
でもラストはどうなるのだろうという関心だけで見続けた。
彼女の精神的病はストーリーに緊張感と幅を持たせるための小細工と思っていたが、ラストで見事に生きていた。
本当の最終回だと思っていたので、続きがあるようにも見えたし、これで終わっても十分だなーとも思った。
タイトルのhomelandには我が家という意味がありそうに思えて仕方なかった。 あの場面で、娘からの電話「家に帰ってきて」という切ない声が響いた(娘役も素晴らしい演技力だ)。 あ、ここにタイトルの意味があったのか、と一人合点していたけれど、本当は母国なんだね。
ブロディ軍曹が大統領候補者の側近へ辿り着いたという設定は、オーメンのダミアン少年が大統領の養子になるラストと似ているなー、と思い出した。
テロ計画の真実が明るみにでたわけではないが、不気味な恐怖が継続するという点で、現代のアメリカそのものだから・・・このまま終わっても、十分な出来だと思う。
でもネットで見たらシーズン2もシーズン3もあるようだ。
さすがアメリカ、商売上手。
シーズン2などいったいどう展開するのだろう、予想もつかない。秋の夜長の楽しみが増えたかも・・・
« 半沢直樹どころじゃない。事実は小説より愚かなり | トップページ | 増税に賛成する人の多い国は珍しい »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- ディーガ4CW201の評価(2022.01.27)
- ドラマ桜の塔、主人公が犯人だった(2021.04.17)
- Dlife・アメリカンドラマを真似る日本のテレビ界(2018.10.16)
- 映画・野火が伝える屍とフィリピン遺骨収集事件(2018.08.23)
コメント