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2013年9月30日 (月)

HOMELANDのラストは実に巧妙にできていて面白い

DlifeのHOMELANDの最終回を見た。日本のドラマ制作との差を感じてしまう

ホームランドは最初は面白かった。字幕版で見ている。

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中盤は主人公同士の交際から素性がばれてしまう展開で、少しつまらない感じになった。
でもラストはどうなるのだろうという関心だけで見続けた。
 
最終回は素晴らしい展開だった。ストーリーもさすがだけれど、女CIAエージェントのクレア・デインズの迫真の演技が凄い。病的なくらい獲物を追い続けながら、身も心もボロボロとなって終わる。
 
彼女の精神的病はストーリーに緊張感と幅を持たせるための小細工と思っていたが、ラストで見事に生きていた。
 
本当の最終回だと思っていたので、続きがあるようにも見えたし、これで終わっても十分だなーとも思った。
 
 タイトルのhomelandには我が家という意味がありそうに思えて仕方なかった。 あの場面で、娘からの電話「家に帰ってきて」という切ない声が響いた(娘役も素晴らしい演技力だ)。 あ、ここにタイトルの意味があったのか、と一人合点していたけれど、本当は母国なんだね。
 
 
 ブロディ軍曹が大統領候補者の側近へ辿り着いたという設定は、オーメンのダミアン少年が大統領の養子になるラストと似ているなー、と思い出した。
 
 テロ計画の真実が明るみにでたわけではないが、不気味な恐怖が継続するという点で、現代のアメリカそのものだから・・・このまま終わっても、十分な出来だと思う。
 
でもネットで見たらシーズン2もシーズン3もあるようだ。
 さすがアメリカ、商売上手。
 
 シーズン2などいったいどう展開するのだろう、予想もつかない。秋の夜長の楽しみが増えたかも・・・
 

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