三億円事件の田村正和、クールで円熟の演技がかっこよかった。
松本清張の「小説三億円事件」を扱ったテレビドラマ、見ごたえあった。
清張氏の小説に三億円事件を扱ったのがあるとは知らなかった。本日はそれだけでも大発見。原作読んでみたくなった。
三億円事件を扱ったドラマは他にもあるけれど、今日のテレビ朝日のドラマ(脚本 竹山洋)は一番の秀作だと思う。
田村正和の声は聴きにくいけれど、字幕にしているから丸で問題なかった。饒舌なセリフがなくつまりはセリフに無駄がなく短く、表情や振る舞いで良い演技をしていた。クールなアメリカの保険調査員と言う役がうまくマッチしていた。
アメリカの上質なサスペンスを見ているような仕上がりだったと思った。
最後の記者会見のシーンが見所。
セリフを言う田村正和がニヒルでかっこイイね。
『三億円事件で受けた損害五十億ドルを次の者達に請求する、戸田・・・・、そして、日本国警察、以上である』
『日本人の正義を示していただきたい』
それにしても、この事件、三億円のカネは見つかっていないな・・・・
確定したのは、警察がだらしなかったという事だけ。
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