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2014年1月22日 (水)

明日ママがいない、は大人言葉を子役に言わせるあざとさ丸見え

字幕だと子供役のセリフが不自然な言葉だというのが丸見え

 フィクションだとしても過剰な演出表現ということで、福祉関係者からクレームがついた番組らしいので本日「相棒」の次にみた。その意味では第二回放送の視聴率は高かったのだろうと思う。

Photo

子供の声は聞きにくいので、字幕にして見た。 
聞いているだけだと直ぐ耳から消えてしまうけど、字幕で見ると、いくら今の子供がませているとしても、こんな大人のような言葉は使わない。10歳に満たない子役の顔と字幕の台詞がかけ離れている。

へたな小説を無理やり読まされているかのような、不快感になる。もっと子供らしい言葉で話しをさせればまだましなのに、と思う。

 「明日ママがいない」が扱っている問題は深刻なものだ。しかし見ていて不快感を感じるのは、製作者にヒューマニズムの視点が足りないからだと思う。あるいは子供を理解できていないのではないだろうか。

 過激な台詞や演技をしないと深刻な問題を正面から扱えないとしたら、テレビドラマ制作とは実に安直な世界だ。問題発言で注目を浴びさせ、最後はお決まりのヒューマニズムで終わり、そんな感じかな。

番組のHPにある、宣伝文句に全てがあるように思う。

------ 「21世紀で一番泣けるドラマ」

この月並みな言葉が示すように、これは消耗品なのだ。他人の不幸は蜜の味。

 ドラマで施設長が言っていた。
「そんなもん気にしていたら縁組なんて成立しない」

 まるで、

「そんなもん気にしていたら、番組なんて放送できない」

捨て台詞に聞こえた。

 

●はやく4Kテレビとインターネットの融合が待ち遠しい。そうなれば、リアルタイムで番組が批評にさらされるだろう。そっち(投稿)を見ていた方がずっと面白い。

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