大人の絵本「ちいさなちいさな王様」と小保方春子さん
STAP細胞発見の小保方春子さん関連で「ちいさなちいさな王様」を読んだ
小保方さんが中学生時代の読書感想文で賞をとったというので、この本がとても話題になり、アマゾンでは品切れになっていたようだ。
近所の図書館でも予約待ちになっていたが、ようやく順番が回ってきた。動機としてはいささかミーハー的かな・・・
子供向けというよりも大人向けの内容だと思うから、中学二年生で強く惹かれて読んだ小保方さんはよほど思索的な人なんだろうと思う。
物語は年を重ねるにつれて体は小さくなり、子供になって最後は消えていくという王様と夢も希望も失せたようなしがないセールスマンとの話である。
人間が成長して大人になるにつれて夢を失っていく様、永遠の命と死の問題などが、素朴な会話の中で繰り広げられている。挿絵も素晴らしい。
小保方さんの読書感想文はマスコミ記事ではすでに閲覧できないが、ヤフーのサイトに残っていた。
この本に対する思いの強さが冒頭に書かれていた。 まさしく栴檀は双葉より芳し。
でも、来し方をボーっとふり返るしかないような自分が読んでも寂寥感しか持てないかも・・・
●追記 3/16
ところがそんな純粋なものではないような雲行きになってしまった。
誠に人生は小説より奇なり。
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