消費税率8%、10%、15%へと進む、昇りエスカレーターのとば口にたたずむ感想
昨夜は近所で見かけた便乗値上げについて書いたけど、その続きみたいなもの
消費税アップを容認した最大の理由は、増税分は社会保障に全額当てるというもの。政府もこの点を躍起になって弁明的な宣伝をしている。
この表向きもっともで、誰も反対できない理由こそが、10%、15%への昇りエスカレーターを始動させたことを自覚すべきなのだろうと思う。
しかし、社会保障に回しても、回した分だけ財政的な負担を回避できるから、その分を公共事業等他予算に充てられやすくなる。
その時の理由は、「消費増税による景気腰折れを防ぐため」という悪循環を正当化するものになるだろう。暗澹とした気分になる・・・
個人は収入の範囲で暮らしを立てようとし、国は支出の範囲で収入を増やそうとする。
ここに本質的な違いがあるように思えてならない。これが昇りエスカレーターのとば口に立つ個人的な感想。
せめてエスカレータよりも階段を使うべきだ。その方が、体(財政)にイイ・・・
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